2009年10月16日(金)〜10月31日(土)までのごはん。
今月のごはんを読む メニューページへ
10月31日(土)
くだらない話。ピンク色のエッセンシャルシャンプーボトルの中身をメリットに入れ替えたら、出てくるたびに緑色でギョッとする。いやもう、本当にそれだけの話。 で、なんでエッセンシャルのボトルにメリットが入っているかというと、そっちの方が安いからだ。 いやあね、シャンプーぐらい、いいのを使えと思うんだが。安い方、安い方に流れて来ちゃった。髪が短いもんだから、髪がきしんだり傷んだり毛先がまとまらないという感覚がわからなくて。昔はダヴを愛用してたんだけどねえ。しばらく前の新聞記事で、「女性のシャンプーは高級志向」なんて内容の記事があった。ツバキとかが発売されはじめた頃の話だ、ツバキって、めっさ高いよな。 そんな時代に逆行している女が江口ですよ。大丈夫、花王だって頑張ってる、安いシャンプーの代名詞だったメリットだって改良が繰り返された。00年代のメリットは、80年代のティモテレベルと同等であるほどの高品質に違いない。いやいやいや、ロングセラー商品とは、それだけ信頼されているということだろう。 いいから黙って使え。
10月30日(金)
お部屋の消臭剤を買ったのね。カモミールの香りの、これが存外いい匂いでお気に入り。という話を夫にしたら、「ああ、コレの匂いだったのか。今日いちにち、ずっと柔軟剤の匂いがしてて、どこからかと思ってた」と。いい話だいなし。 しかしそうか、柔軟剤の匂いってカモミールの匂いなんだ。「やさしいハーブの匂い」とかは、カモミールと思っていいんだな。乱暴な話だが。 あと、常々気になるのが、「ひだまりの香り」と「こもれびの香り」。こもれびはまだいい、木の匂いを持ち込めば可能だ。でもひだまりって。おひさまの匂いって。土埃か。埃くさいのか。でもそれがイイニオイなのか。それを言ったらコーヒーだって、一歩まちがえたらカビくさいんだけどね。 匂いといえばさ。うちの職場で使ってる、たぶん消毒薬か漂白剤か、ともあれ鮮魚作業室で閉店間際に使ってる塩素臭い薬品が、これがもうシモネタ的匂いがするの。どうにかならんかしらん。ならんわなあ。
10月29日(木)
今日は心の友・Mちゃんと飲みに行ってました。名目は、数ヶ月前に足を折ったMちゃんの『快気祝い』だったのですが、まだ治ってません。てゆうか骨折って、回復しないなあ。 行った店は、近所に最近出来た店。最近すぎて電話帳に載ってなくて予約をとるのに一苦労でした。 電話で予約をとれないので、前日に直接店に入って予約。その時に店を見た第一印象は、狭くて、「いらっしゃいませ」も言いやしねえ、今回はMちゃんとの約束があるから利用するけど、たぶん二度と来ないだろうなーという感じでしたが。 実際利用してみたところ、存外悪くなくってね、これが。 江口、おしぼりが紙じゃなくてクリーニング式のタオルおしぼりの店というだけで好印象なのですが、それに加えて箸が割り箸じゃなくて普通の箸、それも箸置き付きだったので好感度ウナギのぼり。 でもたぶん二度と利用しない。料理が出てくるのがめっさ遅くて。プラスマイナスゼロ。いい店って無いですなあ。
10月28日(水)
自分でも卑しいなあと思ってるんだけど。 食べ物絵柄が好き。 さっきもね、フリーゲームのサイトを渡り歩いていたの。 チョイスするゲームは、デザインが食べ物、特にお菓子系。落ちモノパズルの、パネル絵がクッキーだったりする、そんなやつ。 言っていいですか、『和菓子と日本茶の教科書』っていう、ただお菓子と茶の写真が延々載ってるだけの本があるんだけど、それを見てはにへらにへらしている。 こんな大人でもいいですか。
10月27日(火)
江口、去年の手術と転職で、実は体重がみるみる減りましてん。Lサイズの服でもヤベェっていう状態だったのが、今や標準体重。ずっと同じ職場で毎日顔を会わせているはずの同僚にですら、「あら、痩せた?」と言われる。 そんな江口が、半年ぶりぐらいに夫の両親と親戚とに会ったら、そりゃあ何て言われるか分かるでしょうよ。 が、義母だけはずっと、江口が病気ではないのかと心配していた。いやいやいや、標準体重ですから。むしろ今が健康な状態ですから。「スリムになって羨ましいわン」って言ってくれても構わないのよ? これが、ひと月で10キロ痩せたとかいうと病気ですが、1年かけて痩せたので、世界中の医者が健康と認めてくれますわよ。 しかし、痩せたからと言ってプロポーションがよくなったわけではなく。なんていうか、加齢と共に重力に逆らう筋力が衰えているというか。 若いって、若いってだけですごいんだな。
10月26日(月)
今日から夫の実家に帰ります。正確には行って帰ってきました。今日は本当は27日火曜日。 2日分の日記更新しようと思ったけど、睡魔の限界なのでまた明日にします。実家からの今回の回収品は、『オバケのQ太郎 ワンワンパニック』だったことを御報告しておきます。
10月25日(日)
昨日、欲求に負けてポップコーンを買ったのだが、買ったのが己の職場(スーパーマーケット)の閉店間際。なので使用するレジは同じように間際買物の従業員だけで、テキトーなおしゃべりをしつつの気楽なレジになる。ポップコーンの袋ひとつだけを持った江口の後ろに並んだのが、次長と店長。江口の手元を見て大笑いしながら、「何を買ってんだ」と声をかけられた。 なので、昨日の日記に書いたような、江口のポップコーン探しの旅の顛末を話したら、店長が「そうか、それは困ったなあ」などと相槌を打ってきた。 今日になって。次長とふたりで仕事をしていたら、ぽつりと。 「ポップコーンも、常に置こうと思えば置けるけど、そんなに売れる物じゃない。店長は、アレコレ入荷させろと言うが、そのくせ在庫は減らせ減らせとうるさい」と愚痴られた。 江口のつまらん欲求のために管理職の方々のお手を煩わせてしまったようで、あーコリャ申し訳ない。
10月24日(土)
俺、ポップコーンを甘くみてたよ。 話せば長くなることながら。ビールの肴に、ポップコーンが欲しくなったの。スナック菓子としてのポップコーンじゃなくて、フライパン型のアルミホイルパッケージ入りのやつとか、レンジで加熱するタイプとか、要するに自宅でボンボンはじける音が聞けるタイプが。今思えば、なんでそんなのを要求していたのか分からんが。 ともあれ、そんなのが欲しくて探してたら。 無いじゃん。 どこのスーパーマーケットもコンビニも、置いてないの。主任に聞いたら、「クリスマス時期には出回るけど」という返事だった。えー、そーなん? なので諦めて、豆(トウモロコシだけど)だけ買ってきた。家のフライパン汚したりするのが面倒だから、レンジでチンするだけのヤツが欲しかったんだけど。 とにかく買ってきて、早速作ってみた。250g入り。パッケージ裏面の作り方を見ると、「1回の使用量は30g〜50g」とあったので、まあ、袋の5分の1ぐらいの量を鍋にあけて、加熱スタート。 鍋の蓋が持ち上がるぐらいの量になりました。嘘ーん。 というわけで、ポップコーンの膨張率を甘く見てました。そういえば昔、映画館でバイトしていてそこでポップコーンを作っていたが、そこでは300ccぐらいの計量カップに入れていた豆からできたポップコーンを、90リットルポリ袋に入れて収納していたことを思い出したよ。
10月23日(金)
江口はキリンの期間限定ビール、秋味が好きだ。ふだんはアサヒ派でも、秋だけはキリン。今年の秋も、発売をそりゃあ楽しみにしていました。 しかし江口はここしばらくの病院通いと投薬の連続のため、禁酒生活。べつに制限はされてなかったんだけど、薬の効果を最大限に生かしたかったのでね。 で、その治療期間が終わり、己ルールも解禁となり、さあビールを飲もうと思ったら。 もう世間は、冬季ビールへと移ってんだよね。キリンなら白麒麟。真っ白いパッケージが眩しいなあおい! 当然、こんな期間限定モノって、売場を一斉に変更しないと意味がないので、それまでの秋物をいっぺんに取り払って冬物に入れ替えたりする。そう、白麒麟が主役の今、秋味はとうに無くなっている。ああ、今年は味わえなかったか。 と思ってたら、近所のスーパーマーケットで売場の隅っこに1ケースだけ残ってるのを見つけたよ! 他メーカーの秋物といっしょくたにされて、在庫処分状態で残ってるのを見つけたよ! ありがとう売れ残り。ありがとう売れ残り。それではこれからイタダキマス。
10月22日(木)
「月に一冊は本を読もう」計画は順調に進んでおりまして。ただいまチョイス中の本は『宇宙のスカイラーク』。気が付けば立て続けにSFです。ミステリー好きの江口と、SF好きの夫と互いの手持ち本を交換して、いろんなジャンルに挑戦しようというのが当初の主旨であったはずなのに、これはこれで偏ってきています。でもって夫は、江口オススメの西村京太郎『十津川警部 アキバ戦争』にまったく興味を示してくれません。おもしろいよー。すんごいおもしろいのにー。 しかし本って、値上がりしてるねー。そのスカイラークが、文庫本なんだけど、180円。しばらく前に義母に借りてた、ケース入り文学全集は1冊300円だった。江口の記憶している限りでは、昔のコミックスって340円、消費税が入りだして360円になった。京極夏彦のぶあつい文庫が1200円だったのを見て、なんでハードカバー級の価格でありながら文庫なのかと憤ったものだ。関係ないか。 オチはありません。
10月21日(水)
せっかくなんで、オリオン座流星群の観測をしてみました。 昨日、夫と話題に出していて、たまたま夜中の1時過ぎに空を観たら偶然に流星が見えて、じゃあせっかくなんで、と、そのままベランダに出て見てた。20分ぐらいで4〜5個は見えました。ちょっとトクした気分。 さらにせっかくなんで、国立天文台のホームページなぞも覗いてみる。オリオン座流星群は、ハレー彗星が出した塵から発生しているそうな。それもこないだのやつ(1986年)のじゃなくて、3000年前のやつ。なんていうか、宇宙って気が長い。 あと、国立天文台は「観測記録を教えてネ☆」とキャンペーンを張っていたが、てっきりチビッコ向け「みんなで見てみよう」的キャンペーンかと思ったら、「曇りで見られなかった、というのも立派な観測結果です」「複数人で見た場合、人数分の観測結果をお送り下さい」と本気だったのでびっくりした。ごめん、こんなに呑気に観てました。
10月20日(火)
今日から秋の土用だそうで。この期間は、間日を除いて土いじりをすることは禁忌とされているそうな。 そして今日が休日の江口は、庭いじりをして過ごしました。んもう、なんてタイミング。 まずは、夫が植えていた里芋の収穫から。貰い物の芋が芽を出していて勿体ないから植えたやつ。過去の経験から学習して、がつがつ肥料をやってたら立派に育ちました。根菜を肥やすためには肥料がいる、これが結論。とりあえず煮て今夜のおかず。 で、空いた花壇に土を足して、この冬はキャベツと、空豆と、ニンジンと、にんにくと、そしてジャガイモ。 ジャガイモは土の深さがいるから家庭菜園では無理だとさんざん言われたが、反対を押し切って決行。また台所でめっさ芽が出てたしな。 聞いた話では、種イモは植える前に数日干して乾かさないと土中で腐る恐れがあるという。なので倣って干していたのだが。断面が真っ黒でシワシワになった。これ、腐ってないだろうな。とりあえず、干したやつと切りたてフレッシュと2パターン植えてみた。結果をオタノシミニー。 あと、一目惚れした多肉植物みつけたのでそれも玄関前に植えた。サボテンに、ベゴニアに、アロエに、今回の。どんだけ多肉増やせば気が済むのか。
10月19日(月)
『芋けんぴ』で画像検索すると、次から次へと芋けんぴの画像が現れてとっても幸せな気分になります。お元気ですか、今夜も江口梨奈です。 まあしかし江口もさあ、何を好きこのんで芋けんぴコンテンツなんて作ってんだろうな。いい大人がやることじゃないよね。だって芋けんぴだよ。まだスイートポテトとかのほうが格好が付くよ、横文字だしね。スイートポテトなら、パティシエが関わってると言っても信じてもらえる。オシャレ。アバンティな大人の女がつついてもよし。ステキ。ケーキ皿の上にレースペーパー飾った上に乗せられて供され、フォークで召し上がる。カッコイイ。これが芋けんぴなら。袋に直接手ェつっこんで食べる。いつまでも食べる。食べかけの袋は洗濯ばさみで閉じる。2日で一袋食べきって夫に呆れられる。それだけ食べたのにまた食べたくなってる。分類名は油菓子。都会とは程遠い。アラフォーバリキャリ上司には似付かわしくない。女子力低い。なんだよう。 まあ要するに、江口は芋けんぴが大好きということです。『食物繊維の国の江口』、更新しました。
10月18日(日)
こないだテレビを見ていたら、新作映画のCMが流れてきた。 「アラフォー上司と、草食系男子が、『上司命令』で結婚! 『あなたは私の婿になる(はあと★)』」 誰が考えた、この邦題と宣伝文。これを言わされてるナレーターもたまらんだろう。映画のコマーシャルって、誰が作ってるのか知らんが、この原稿を恥ずかしげもなく提出した、その根性を褒めてやりたいわ。この15秒CMを観て、サンドラ・ブロックのファンでも何でもない一般的な市民が「マア、なんておもしろそうな映画★ ぜひ観に行きましょう」と感じるに違いないと、その制作者は本当に信じているんだな、本当に。 と、数日前に見たCMのことを思い出したのは、『王様のブランチ』でこの映画の紹介をしていたから。で、見るとは無しに番組を見ていたら。 普通に面白そうな映画だった。というか、たぶん江口の好きなタイプの映画だ。ばかばかしいラブコメ、一癖ありそうなばあちゃん(ベティ・ホワイト)、たぶんアラスカの自然。いかん、観に行きたくなった。 しかし惜しむらくは、至る所に散らばる『バリキャリ』『婚活』『女子力』の文字。近寄れない。しばらく前に、『おっぱいバレー』が、そのタイトルゆえチケットを買えなくて観られないという話を聞いたが、そんな気分。だから誰だ、こんな宣伝文を作ったのは。
10月17日(土)
いやあ、この歳になって初めて知ったんだけどさ。スズメって、ひまわりの種、食べるのな。 いやいやいや、植物の種子は、そうやって動物に食べられて繁殖範囲を広げていくのは知っている。ひまわりの種は、油が搾り取れたり、リスの餌にされてるぐらいだから栄養がいっぱいあることは分かる。スズメは米という、稲の種子を食べているんだから、ひまわりの種子を食べることが何ら不思議ではないことも理解できる。でも、ここまで確実な証拠が並べられているのに、スズメがひまわりを食べるという事実がイコールで繋がらない。いっそ、昨日ひまわりの添木に留まって花をついばんでた鳥は、スズメによく似た別の鳥だと言ってくれた方が気が楽だ。もしくは、スズメは単に添木に留まっていただけで種を食べてたわけじゃない、とでも。 あと、なんで10月のこんな時期になってこんな話をするかというと、夏に植えたひまわりが今日まで放置されていたからだ。茎は見事に枯れ、処分がラクでした。
10月16日(金)
なんとなく思い出した話。 子供の頃に読んでた雑誌の『小学○年生』って、付録やら綴じ込みやらで、ゲームブックが付いてた。たいてい2本立てで、男の子向けの冒険モノ・ミステリーに対して、女の子向けはアイドルへの階段やらデザイナーを目指したりする職業モノが多い。そんな中で、小学生の女の子がまんが家を目指すストーリーのものがあった。 これが、今思い出してみると、なんというかなんというかで。 『学校の勉強なんて無駄(×)』or『学校の勉強を一生懸命して知識を貯める(○)』、『小説や映画はまんがに関係ない(×)』or『いろんな表現も参考にする(○)』、『背伸びして大人の恋愛を描く(×)』or『小学生らしいほのぼのコメディ路線(○)』といった選択肢はまだ分かる。 これが、『プロのアシスタントの口を受ける(○)』or『人の手伝いよりも自分の作品(×)』やら、『クラスメイトのひょうきんな男子をそのまんまキャラクターに(×)』or『男子を素に更にキャラクター設定を練り込んで(○)』やら、『お気に入りの小説をそのまんま漫画化(×)』or『自分でオリジナルの話を考える(○)』という選択肢は、こんなデビュー前漫画家に困らされているのだろうかと穿った見方をしてしまう。 でもってとっておきが、原稿を編集部に持ち込んだけど色よい返事をもらえなかった主人公の次の行動。『編集者の意見をふまえて原稿を直す(○)』or『有名な漫画サークルの大学生に見てもらう(×)』。後者の選択肢を選ぶと、主人公は効果線テクニックやキャラクターデザインを褒められていい気になり、最初に見せた編集者がダメだったと断じるが、「彼女が褒められたのは枝葉末節の部分、肝心のストーリーや構成については、しょせんサークル活動だけの素人では分からなかった」としてゲームオーバールートに入る。 何でしょう、この主張。
|