2010年1月16日(土)〜1月31日(日)までのごはん。

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1月31日(

 気が向いたので、『超時空要塞マクロス』のテレビシリーズをレンタルで借りてきて観てます。
 第1話を見終わって、いろんな感情が押さえきれなくなったので、手元にあった『マクロスF』の第1話を観ました。
 なんていうか、時代は変わるなあ。
 当然のことながら、昔の方が稚拙だ。稚拙というか、過去の作品という叩き台がある以上、現在の作品の方が高等でなければおかしいはずだ。過去の作品がどんなに名作で傑作であろうと、現在のほうがどんなに駄作でダメ作品であってもずっと洗練されている。不思議なもんで。
 とりあえず、明日にレンタルディスクの返却日なので、続きを借りてくる予定。これからしばらく休日はマクロス。

1月30日(

 尾籠な話。
 さっきまで入院してましてん。日帰りだけど。身動きのとれない状態でトイレも行けないので、カテーテルも入れられてまして。
 で、診察の途中で、超音波で腹の中を診る必要があり。しかし腹中って、膀胱に尿が溜まってないと見づらかったりする。江口、タイミングが悪く溜まってなかった。じゃあどうするか。
 逆流された。
 嘘ん、そんなん可能なんや。念のために言っておくが、たぶん専用の薬液を。
 人間の体って、多少の無茶は平気なのか。それともこの程度、無茶でも何でもないのか。そんなことを診察台の上でずっと考えてました。

1月29日(金)

 睡魔の限界なので寝ます。
 何で今日はこんなに眠いかな、なんかやったっけ、と、一日の行動を思い返してみる。
 ママンが住民票とその他書類のコピーが必要なことがあって、それにつきあった。で、そのコピーを、「姉ちゃんのバイト先でやりたい」と言われ、車で片道40分先にあるコンビニに行ってきた。そしてそのコンビニに姉ちゃんはシフト外だったのでいなかった。
 ま、意味のある疲労と意味のない疲労とどっちがしんどいか、言わずもがなということで。

1月28日(木)

 うちのママンから夜中に電話。
 「あんたはさんざん、人のことをバカにしていたけど」。なんでしょう。「『生煮えの豆腐を食べたら腹を壊す』というのは、香川県民の共通認識だと、『秘密のケンミンショー』でやってた」とな。そんな、わざわざ電話かけてこなくても。
 豆腐を煮る話で思い出すのが、たしか吉四六さんだかのとんち話。皆でドジョウ鍋をするので材料を持って集まれと言うが、吉四六さん、豆腐しか持ってこなかったので、ドジョウ食べる資格無しと追い出されそうに。「せめてドジョウ出汁のついた豆腐を食べたいので、一緒に煮てくれ」と鍋に入れ、煮立ったところで豆腐を取りだして持って帰る。あとの鍋にはドジョウは一匹もいない。ドジョウはぜんぶ、煮えられる熱さから逃れようと冷たい豆腐の中に潜り込んでしまった。こうして吉四六さん、まんまとドジョウを食べられましたとさ。ここまで書いていて吉四六さんじゃなかったらゴメン。とにかくとんち話で。
 そうしてドジョウ豆腐で思い出すのが、養鰻場なんかでの餌玉に群がるウナギのゴンズイ玉。うちのママンはウナギがキライだが、味ももちろん、あのゴンズイ玉を見てから気持ち悪くて食べる気がしないという。
 繋がっているようで繋がっていない話だったな、今日は。

1月27日(水)

 相変わらず病院通いをしている江口であるが、今日は朝の7時に注射をうちに来いと言われた。罰ゲームか。
 朝7時ということは、6時半に家を出なければ。となると、遅くとも6時には起きなくちゃ。日の出前じゃん。外真っ暗じゃん。キー。
 と、恨み言を吐きながら家を出たのですが。
 7時って、もうめっさ車が走ってんのな。渋滞まで発生するほどに。注射うって家に戻ってきたら、実は我が家の前の道は小学生の集団登校ルートであることを、この家に3年近く住んでいて初めて知った。子供がわらわら歩いていて、玄関前が塞がれて車を入れられなくてどうしようかと思った。
 なんかいろいろ、ごめん。でも今から昼まで二度寝するから。

1月26日(火)

 ミスタードーナッツが好きだ。一度でいいから、カロリーや胸やけを考えずに腹一杯食べてみたいと思っている。
 実行してみた。
 今日は休日で、しかし午前中に用事があって出かけたはいいが、朝ごはんも食べてなかった。で、用事が終わって昼ごはんタイム。かなりお腹がすいていた。今なら、多少食べ過ぎても怒られやしないだろう、怒られる筋合いもそりゃ無いけど。そう思ってミスドへ。
 しかし江口も考えた。腹一杯食べるとなったら、そりゃ3つや4つで気が済むわけがない。となると、店内で食べるのはかなり恥ずかしい絵面になるだろう。しかし空腹もピークだ、買って帰る時間(往復1時間越)が耐えられるだろうか。
 ええ、やりましたさ。イートインで。たぶん食べると思われる5個と、ついでだから持ち帰りようにいくつかキープしておいて、あとで紙袋貰おうと、結果8個を注文したら、店員も慣れたもんだね、向こうから「紙袋おつけしましょうか?」って聞いてきた。でもくれた紙袋は、5個ぐらい入りそうな大サイズ。ごめん、小さいのでいいのよ。
 で、トレイ2枚に山盛りにされて運ばれたドーナッツを、ばくばく食べて気が済んだかと思いきや。最終的にその場で6個食べたんだけど、満足しきっていない自分が居る。実はもっと食べたかった。江口の限界はどこだ、いったい。

1月25日(月)

 いったいいつ頃から、テレビは手術シーンをモザイク無しで放映するようになったのか。やめてくれないかなあ、本当に。
 テレビをね、特に見たい番組もないので、テレビせとうち(テレビ東京系列)にチャンネルを合わせっぱなしにしてたのね。で、かかってる番組を見るともなく見る。CM入る。意識せず見る。
 眼球の手術シーンのアップが流れてきたよぅ。
 『カンブリア宮殿』の予告CMだ。今回は手術針の会社。予告CMだから、テレビせとうちにチャンネルを合わせている間、何度も流れる。CMだから、予告無く流れる。ああ変えたさ。カンブリア宮殿が終わるまで、テレビせとうちはかけまい、そう決心して。ようやく月曜日だ。一安心だ。
 あとさあ、新型インフルエンザワクチンのニュースでも。なんで注射針を刺しているその瞬間をアップで流すか。ワクチン接種風景なら、別に医師と患者の映像でいいじゃん。なんでよりによって針の先端を選ぶ。
 頼むから。乳首や股間にはあんなに執拗にモザイクかけるくせに、なんで乳首よりもグロいものは野放図にするか。頼むから消してくれ。

1月24日(

 いろチンがもうすぐ終わりそうだ。『いろづきチンクルの恋のバルーントリップ』ね。謎解きパズルゲームとしてはそこそこ面白い。しかしオンナ共に貢がないと話が進まないというコンセプトは腹が立つ。業突ババアになんで貢がなくちゃならんのか。ヒロインはお城のプリンセスなのだが、いちばん色気があるのは雑貨屋のおかみ(子持ち)だ。こいつは口説けないしなあ。
 ところでこのゲーム。2週間前に帰省した先で買ってきたものだ。定価は4千円ぐらいのはずだが、電気屋の特価品で700円(未使用中古)だった。新品でも千円だった。なんだろう、この投げ売り価格。江口の地元ゲームショップでは、中古で2千円ぐらいだったが。こんなに急激に値下がりするほどの相当なダメゲーなのかと思っていたが、直後に行った別の新古書店ではやっぱり2千円だった。あの電気屋の極端な安さは何だったんだろう。誰かが間違った情報を流しているのではあるまいか。もしくは700円でちょうどいいダメゲーなのか本当は。

1月23日(

 フリースってぬくい。ごめん、今まで甘く見てた。
 通勤着に、テキトーな上着が欲しくて。ロッカーがそんなに大きくないので、小さく畳んでしわくちゃになっても惜しくない程度の上着がほしくて。今までは、ママンのお下がりのジャケットと、スウェット地のジップアップを交互に着ていたが、いいかげんボロくなってきた。で、もう安物でいいからと、イオンのトップバリュフリースを買ってきた。しかも冬物処分で更に値引き。捨て値みたいな金額で買ってきた。
 ぬくいな。
 江口、フリースってそんなに好きじゃなかった。最初に買ったのが、フリース流行の初め頃。なんか分厚くてもこもこして、全体的に野暮ったいシルエットになって、ああ失敗したな、と思ってた。それからもずっと、安物部屋着っぽいイメージが拭えなくて敬遠してたんだけど。薄くなったもんだな、おい。ちょっと見直した。でももう今冬は買い足せそうにない。世間は春物へと。

1月22日(金)

 黒豆ぜんざい2日目。
 乱暴に豆を煮ていたら、皮がずるずる剥けてきて(念のために言っておくが、意図してマッシュするようにしてた)、黒豆って黒いのは皮だけだと初めて知った。
 さて、今日になって餅と一緒に食べてみたのですが。
 そうとう甘くしたはずなのに、小豆ぜんざいほど甘くならない。豆大福みたいな味と食感。汁気のもったり感がなく、あっさりしている。不味くはない。なので、まあ成功なんじゃないかなあ。
 でも問題は。大量にあることだ。
 黒豆ってさ、どんどん水を吸うよどうしたことだ。
 『煮汁の多い黒豆』として炊いていたんだけど。水をどんなにたっぷり入れていても、時間が経つと消えている。そして鍋一杯に豆が膨れている。怖ェ。
 さ、あとは頑張って食べます。

1月21日(木)

 黒豆ぜんざいに挑戦中。
 以前にも話題にしたが、黒豆を持て余している。なんか活用出来るレシピを探したが、ネット検索で出てくるあらゆるレシピが『おせちの黒豆アレンジ』だった。要するに、最初から甘く煮てある状態のものを指して『黒豆』と称してある。困ったなあ。
 黒豆ぜんざいのレシピも見つかった。当然、甘く煮てあるものからスタートだ。
 しょうがないから、炊いてるよ今。黒豆を炊いてるよ。ぜんざいにするつもりなので、皮の皺やら煮くずれやらは無視だ。強火でぐらぐら炊いてる。かつてこれほど無造作に黒豆を炊いたことがあろうか。
 出来上がりはたぶん明日。どうなるかオタノシミニー。

1月20日(水)

 待ちに待った、のなー(野中英次)原作の『だぶるじぇい』がついに単行本になったのでようやく購入。発売日からだいぶ経ってるのは、ネット書店購入だからなので気にするな。ともあれ、わくわくしながら読む。なんか普通におもしろくてガッカリした。
 昨日に借りてきた『ドラゴンボールエボリューション』を観る。ぜったいダメ映画だと期待してわくわくしながら観る。なんか普通におもしろくてガッカリした。
 なんていうかさー。正規に金額設定されて流通しているものって、結局なんだかんだでそれだけの価値は発生してるんだよなー。だぶるじぇいも、440円ぐらいなら払ってもいい。DBEも、劇場で1800円払ってもさほど惜しくはなかっただろう。心底腹立たしく、払った金額の返却を求めたくなるほどの駄作って、実はそうそう存在しない。
 という話を夫としていたら、「あんたは『ダメ』に対する耐性が付きすぎている」って言われた。いやまあ、確かにダメ好きですが。松本人志の『しんぼる』も、さあDVD買っちゃおうかなあと思ってるぐらいだしね。

1月19日(火)

 急に観たくなったので借りてきた、『バベットの晩餐会』。しかし最近のレンタルビデオって安くなったなあ。1週間80円って。3作借りて300円でお釣りがくるのかよ。週刊誌より安いのかよ。ともあれ、観てる。江口はさんざん、バベット好き好き言ってきているが、正直、あんな古い映画、昔にいっぺんだけ観た印象だけで、あとは思い出が美化されているだけかと思ってたら、やっぱり面白いよ。いいなあ。セルDVDで所有したいなあ。
 全然関係ないし、誰もリアクションの取れない話。
 『ショーシャンクの空に』が、ときどき「この映画は絶対観ておけ」という話題になる度に、上位ランクインし、確かに面白い映画ではあったけど、そんな絶賛するほどかなあと思ってた。村八分の超能力者が主人公の話でね、最後は主人公が粒子になって消えてっちゃうの。今日になってやっと、全然違う映画と勘違いしていることを知った。ごめん、観たこと無かったショーシャンク。じゃあ江口はいったい何と勘違いしてたのか、と考え、どうやら『パウダー』とごっちゃになってたみたいだ。しかし、何で。パッケージが似てるのかしらん、と確認したがそうでもなかった。あと、パウダーも果たして本当にそんな内容の映画かどうかも自信がない。はい、「だからどうした」としか返事はできませんね。終わり。

1月18日(月)

 はいはい、またしてもデアゴスティーニの誘惑にひっかかってますよ。今回のハートにズギュゥーンは、『週刊 江戸』。たまらんなあ。
 まあ正直、歴史の話や城郭の蘊蓄を聞かされてもちんぷんかんぷんなのだが。興味があるのはそれよりも民俗史。小袖の流行とかね、そば屋台とかね。たまらんなあ。
 そんなわけで、とりあえず創刊号290円だけ買ってみた。読んだ。普通に面白い。しかしこれを100号買い揃えるかというとちょっと。デアゴのことだから、ぜったい100号越えるだろうし。そんなのならいっそ、ちゃんとした書籍で一冊買ってしまった方が早いんじゃないか。
 という話を夫にしたら、「その1冊が見つからないんだぞ」と言われた。そうですか。
 デアゴ百科が出るたびに思うが、確かに「ちょっと興味はあるけど、そこまで専門的に知りたいわけじゃない」なんて浅い興味しか無い人間には丁度いいな、週刊誌って。

1月17日(

 職場の休憩室で。
 江口を含め数人が休憩中。部屋の端にテレビが置いてあって、何人かはそれを見ていた。江口はテレビに背を向ける形で本を読んでたが、まあ音は適当に聞いてました。
 映っていたのは『サザエさん』。まあ久しぶり。土日祝も勤務の仕事をするようになって、まず見ることも無くなった番組のひとつだわ。などと思いながら聞いていたら。
 他の従業員が、カツオのお調子者ぶりを見ながら笑ってた。
 え、嘘ん? 『サザエさん』に、声を出して笑う部分なんてあるのん? てゆうか、『サザエさん』で感情の起伏が発生する事態が存在することにびっくりした。

1月16日(

 今だから白状しますが。いや、そんな大仰な話じゃないんだけど。
 うちの店にいる私服警備員のおっちゃんを、わしはずっと不審者だと思ってた。
 江口の勤め先は大型スーパーマーケットだが、ここの従業員と警備員は系列会社ではあるが所属は別。互いの従業員の出入りは関与していない。なので、新しい私服警備員が入社したとして、わしらに紹介されるわけではない。
 さて、このおっちゃん。何か毎日いるし、かといって買い物をしているでもない、いつも手ぶら、時々立ち止まってあらぬ方向を見ている。不審者だろう、どうみても。
 で、ある時、バックヤードを歩いている姿を見て、ようやく理解した。
 しかし理解はまだ一部。同じ様な私服警備員がもう複数人いて、誰が誰やら未だ分からず。従業員ですら存在を確認出来ない私服警備員。お仕事ごくろうさまです。

 


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