2010年4月16日(金)〜4月30日(金)までのごはん。
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4月30日(金)
病院で1日潰したので気が滅入ってます。せっかくの休日が。 江口のいつも行く病院は待合室が寒い。待合というか、ただの廊下なんだけど。ここに、家庭用オイルファンヒーターを2台置いてある。こんな通気性のすこぶるよろしいところに家庭用2台で、どんな効果があるやら。ちなみにうちの夫は年の瀬にこの病院の待合で震えてからインフルエンザになった。しかし、これでもまだ良くなった方で。わしが通い始めた頃は1台だった。通い慣れた我々は慣れたもんで、厚着の上に膝掛けまで用意していた。まあ、病院とは常連ばかりではない、初診患者があまりの寒さに待合から遠い別のロビー(待合よりかなり温い)で待つようになり、おそらく呼び出しの看護婦も不便を感じたのだろう、待合廊下脇の病室のひとつを開放し、そこに据え付けだったエアコンをがんがんつけて、何とか耐えられる状態になった。ただ、せっかくのこの改善案も、『病室で待つ』ということに違和感があるのか、あまり利用している人はいなかった。江口は喜んで使ってたけどな。独り占め。 話が長くなったが。4月も終わりのこの時分、もう暖房は付けられていなかった。しかし廊下は相変わらず寒い。こちらも真冬ほどの装備はしていない。病室待合は相変わらず開放されているが、さあ勝手にエアコンを付けていいものやら。今思えば付けても良かったんだろうが、妙な意地が邪魔した。そんな時ってあるよね。
4月29日(木) みどりの日
というわけでママンとおでかけしてきました。お昼ゴハンはカレーでした。 本日の出没地点は丸亀市の中津万象園。京極高豊の作った庭園です。こないだ宇和島で天赦園に行ったので庭園づいて。庭園をうらうら散策するのは、それはそれでいいんだけど、やっぱり歴史建造物であるのだから、それなりの解説は欲しいよなあ。そう思うと、いろんな観光地にある博物館は、「こんな誰も立ち寄らないような施設、なんで要るんだ」というのは誤解であったな。情報は多少古くてもいいし、パンフレットも日焼けしていて構わないから、なんか情報をおくれよぅ。なんで万象園にペルシァ出土の陶器が並んでるのか、説明してくれよぅ。 我々が行った時、ちょうど結婚式があったのか、庭園をバックに写真を撮っている団体が。それが解散となり、美術館にも人がわらわらと入ってきた。そんな大人数の誰よりも、美術館に長居する我々。解説もない展示物に、どんだけくいついたら気が済むのか。
4月28日(水)
明日の休みは、ママンとおでかけする予定になってるんだけど。さあお昼ゴハンはどこで食べましょうか、と考える。 夜は決まってる、もう予約も入れてある。夜の予算が高めになるので、出来れば昼は抑えめにしたい。一応の予定は例のカレー屋であるが、本当はこういう時にこそ、うどん屋が一番便利なんだ。 うどんはファストフードです。マクドナルドや牛丼と同じ扱いです。ママンみたいな年齢の人を連れて行くのにマクドはつらいが、うどんなら平気。どんないい店に入っても1000円を超えることはまずない。早く食べられるので後に予定がある時の昼ごはんに、逆に聞こう、うどん以外に何があるさ。 けどなあ。 ゴールデンウイークに入るので、混むんだよな、うどん屋って。 うどん屋に行列の出来るのは、マクドに行列が出来るのと意味が同じです。なんでわざわざ、休日の気合いを入れたお出かけ先にうどん屋を選ぶのか。まあ、他に食べ物屋が無いというのもあるんだけどね。 あとね、ネットでグルメスポット検索するんだけど、和食ジャンルの8割がうどん屋。あれ、除外検索できないもんかね。たぶん広島県人だってお好み焼き屋を、島根県民は蕎麦屋を除外したがってると思うよ。
4月27日(火)
中華風の味付けって、何を入れたら中華風になるのかしらん。和風なら醤油を、イタリアンはトマト入れてりゃいい。とりあえず顆粒の鶏ガラスープで煮てみた。でも醤油も入れた。 話は変わるが、今日、職場で什器の搬入があって、大がかりな整理整頓をしなければならない状態になった。それまで隅っこにとりあえず積み上げていたものを、なんとかあちこちに片付ける。その流れで、いったいどこのだというネジがヤマモリ出てきた。塗料のカスみたいなの付いているし、決してキレイじゃない。しかし不燃物なので捨てるのも面倒だ。 けどまあ、ゴミ捨て場への通り道に施設課の控え室があるので、ダメモトで聞いてみる。要らんかと。 めっさ喜ばれた。 思い出したのがうちの夫。夫は銅線やら板きれやら小っちゃいゴムシートやらを捨てるのをたいそう嫌う。確かに庭仕事なんかで使うこともあろうが、そんな捻れまくった銅線を後生大事に置いておかなくてもいいじゃない、と言うと、「こんな、ちょっとしか使わないものなのに、いざ必要となったら1ロール分を金を出して買わなくちゃいけない」という反論が。 そうか、みんな小っちゃいものって要るんだ。
4月26日(月)
いつもいつもテレビの話題ばっかりで、まるでテレビっ子みたいであるが。 『爆笑レッドカーペット』って面白いな。 いやまあ、今まで見たことなかったんだけど、洗濯物を畳みながら音が寂しかったのでテレビを点け流していて。 「若手芸人カタログだ」って思った。 江口は古い人間なので、未だ現在の現役お笑いのトップはダウンタウンだと思っている。なのでその下の今田耕司や山崎邦正は若手芸人。キャイーンや雨上がり決死隊は単独で番組を持つには早すぎる。『はねるのトびら』では誰がどのコンビか分からない。そんな江口なのだから、最近の若手芸人なんて存在すら知らない。そこへレッドカーペット。 あの、30秒ぐらいで次々入れ替わって若手芸人がネタを見せる、なんて江口に助かる番組なのでしょう。おかげで覚えた、ニブンノゴとか。 あとね、あの番組の一番ありがたいところ。芸人の喋っている内容を字幕スーパーで下に流さない。純粋に音で芸が聞ける。ネタのオチを装飾した字で見せたりしない。ちょっと見直したレッドカーペット。来週も見るかも。
4月25日(日)
ぐはあ(血を吐く音)。 話せば長くなることながら、聞いて貰えまいか。 夫がね、悪いことをしたの。夫の言う「悪いこと」ってのは、たいていまあ無駄遣いをしたってことなんだけど。もしくはすんごい高カロリーのモノを食べたか。ともかく、悪いことを白状するから目をつむれと。目をつむってる間に、その戦利品を出してくるんでしょう。ああ、テレビまわりでガチャガチャ言ってるわ。これは悪いゲームかDVDを買ったな。そう予想しながら待っていて、目を開けていいよと言われて開けてみた。目の前にあったのは。 DVD『阪神タイガース優勝への軌跡』。しかも2003年版と2005年版の2枚。悪ッるいなあ! いやさ中古ショップでワゴンセールだったんだよ、たぶん前のユーザーがまとめて手放したんだろう、大量にあったんだよ、と言い訳をする夫。しかし目線が、まだ泳いでいる。いったい何を見てるんだ。視線の先を探る。 DVD『しんぼる』。 ぐーーーはーーーああーーーー(血を吐く音)。 これは悪い。すんごい悪い。何をやってんだ夫。しかもこれはワゴンセールじゃないっていうじゃないか。給料日で財布が豊かな夫を中古ショップに近づけたのは誰だ! ああもう、これで江口のゴールデンウィークの予定は決まってしまったではないか!! ゴールデンウイークは全日仕事だけどさ!! ぐはあ。
4月24日(土)
テキトーにテレビを点け流していて。始まったのが住宅番組。ぴかぴかの新築の家が映って、施主のお父ちゃんが「とにかくこだわりました」なんて言ってる。あー。総檜の風呂とかオシャレな坪庭とか四次元みたいな間取りを自慢されるのかなー、とげんなりしたら。画面は棟梁に代わって延々とこだわりの骨組み紹介が始まった。ちくしょう、おもしろいじゃないか。 いやしかし。住宅は見てて面白いなー。間取りがじゃないよ。中身が。例えば住宅番組のメジャーどころで『大改造 劇的ビフォーアフター』があるけれど、あれはもうデザイナーがこれでもかと最新テクニックを見せつけてくる。手作りの収納棚なんかどうでもいい、見るべきは骨格の補強であったり断熱材の選択であったりタッカーの動きだ。それと同時に、番組を見続けてみよう。たいていCMは工務店が入ってるはずだ。工務店のCMは施工例の映像が入ることが多い。60分間気を抜けないじゃないか。楽しいなあ。 けど同時に、なーんかオカルト臭いことも言ってるので違う意味で気を抜けない。まさかこの時代になってマイナスイオンを声高に謳われるとは思わなかった。天然木だから体にいいとかさ、施主が勝手に思いこんでるのか、工務店がそうやって売り込んでるのか。どっちだろう。 で、ふと思ったささやかな疑問ですが。『天然木』って、やっぱり対義語は『養殖木』なのかしらん。
4月23日(金)
気が向いたのでアメーパピグに手を出してみた。ま、江口がこんなのに手を出して続いた試しはないので、リヴリーアイランドにしたって不思議なピクミーにしたって3日後には退会してたからな。たぶんアメピグも明日にはいなくなる。じゃあなんで登録するのかと聞かれたら。世間で流行ってるものが気になったっていいじゃない。 で、こういういろんなモノの手を出す時に、地味に困るもの。 IDが思いつかない。 江口、単語じゃないとIDを思いつかない人種なので、例えば『rina』とか『suteki』とかを選んでしまう。でもたいがい、こんなのってとうに他の人に使われていて選択出来なくなってるんだよね。だから世間の人らは、『*rina*』とか『suteki-page!』とか、記号や複合語を駆使するのだろうが、どうも江口は不慣れで。 そこで最近思いついた技が。単語じゃなくて、キーボードの配置で設定する。 だから、はい。キーボード左端を縦に順に押すと、『1qaz2wsx』ですね。これでいいや。 ‥‥‥‥既に使用されてた。 じゃあ下から上に。『zaq1xsw2』。横に『1234qwer』。横に『zxcvbnm』。全部ダメだ。 ごめん、江口が思いつく程度のことはとうに他の人も思いついてますね。ぎゃふん。
4月22日(木)
はい、さっきまで夫の実家のある愛媛県の宇和島市に帰っておりました。 江口、何度も宇和島に行っているが、実はひとつ不満があった。 おみやげ買うところがない。 大きなショッピングセンターもなく、いつも近所のじゃこ天屋か、商店街で伊達侯やら唐まんやら、帰り道の高速でサービスエリアに寄って買っていた。江口としては、いわゆる地元お土産屋でいろんなものが集まっているのをあれこれ選びながら買うのが好きだ。 という江口の欲求に気付いてくれたのでしょうか。 道の駅きさいや広場がステキでしたー。 いやあもう、こういうところ行きたかったんですよ。地元の人らが買い物をするような産直市と、ちゃんとした土産物屋を併設し、かつイートインも何カ所かある大きな道の駅。新しいところだから当然施設もキレイ。駐車場も完備。ああもうハシャいだハシャいだ。行き慣れているだろう夫の両親をおいてけぼりにしてハシャぎまくってました。ハシャぎすぎて牛鬼サブレを衝動買いしたり。かわいいよ、牛鬼。 あと、カナヘイが牛鬼キャラクターを作っているのを発見。宇和島がんばってるなあ。
4月21日(水)
新聞記事だが。妻の手料理に関するアンケート。夫が言ってカチンとくる言葉のトップは「おかず、これだけ?」だそうだ。やはりこれは、男女の食事量の違いからくるのであろう。女はパスタやグラタンでディナーとして満足するが、男はそんなちまちましたもので腹が膨れない、と。ところで我が家を振り返るに、こんなやりとりがなされたことはない。それはきっと、互いの食事量が同じだからだ。そうね、きっとうちの夫は小食なんだワ。 そんなふうに食事に関して喧嘩になることなどない我々であるが、ひとつだけ、夫に改善をして欲しいことがある。 早よ食べろや。 実はさっきまで夫の実家に帰ってましてん。義母が腕をふるってくれますねん。義父と夫とわし、食卓についてますねん。サアめしあがれ、ときて、イタダキマス、となるわけだ。 早よ箸つけろや。 言うたら、わしは嫁や。夫や舅をさしおいて一番に料理に口をつけるわけにはいかんだろう。そんなことは気にしない両親であるのは分かっているが、主観であるわしがそれを嫌がってるんだからどうにかしてくれ。 というのを、結婚して3年、毎度毎度口を酸っぱくして言っており、本人は「今日は意識して早く食べた」と改善を主張しているが、まだまだ。
4月20日(火)
今日は小ネタ。 姉のバイト先にオネエ(おっさん)が来たそうで。上下白のジャージを着ており、前はファスナーがかなり下げられて中のキャミソールが丸見え、後ろを向くとショッキングピンクのパンツが透けていたとな。オネエなのに女としての恥じらいを忘れてどうする。 ツイッターに興味を持ってみる。アレの正しい使い方は、有名人や有名店のつぶやきという名の最新情報を集めることであろう。しかし江口は最新情報を知りたい有名人も有名店も無いので、トップページからどこへも行けずに途方に暮れた。あれえ? ママンとゴールデンウィーク中の予定を立てる。どこへ行きたいかと聞いて「どこでも」と答えられるのはいつものことで。でも「混んでるところはイヤ」。無茶言うな。 でもって未だ母の日ギフト決まらず。スイーツなんて自分で作ったらいいじゃん、と思うが、それって肩たたき券とどう違うんだろう。 今日はここまで。
4月19日(月)
今年もお庭の畑を賑やかにするシーズンがやってまいりました。 確実に苗の購入費を上回る収穫を約束してくれるトマトと、あとはキュウリ。タネはバジルとフウセンカズラで。いやいや、去年に失敗したホオズキのリベンジをしようと思ったんだけど、タネのパッケージの裏面にある取扱説明書を読んでたら。ホオズキが肥料を大量に要して水やりや雨避けやうるさく言うのに対して、フウセンカズラは痩せ地でもどんどん育つ丈夫な植物なんて言うもんだから。丈夫がなによりよね。 ところで、現在の畑には実は空豆が植わっている。背はにょきにょき伸びて花も着実に咲いているが、ちいとも実が付かない。 で、思ったんですよ。ひょっとして植物って、人の手で受粉させてやらなきゃ実が付かないものなのか。 好き勝手に実るトマトの状態を自然と思っちゃいけないのか。
4月18日(日)
母の日ギフトのセールスに追われています。みはん。 企業って、なんだかんだと毎日のようにプッシュ商品を提供してくる。昔はこんなに母の日ギフトギフト言ってなかったよね。ここ数ヶ月でも、やれ恵方巻きやら雛ケーキやら花見弁当やら、専用のカタログが作られてセールスセールス。せいぜい、店頭で手書きかワープロ打ち出しのペラ紙しか貼っていなかっただろうアピール商品が、ちゃんと年間販売計画に則った商品展開をされていく。やだやだ。 しかしまあ、人にあげるアイテムを捜すのは嫌いじゃなくて。せっかく母親と呼べる人が2人もいるのだから、ここはなにか捜しましょうと。 ‥‥‥‥なんでこんなスイーツばっかりかね。 カタログ商品の大半は、3000円〜5000円の価格帯。ということは、マーケットは若い主婦層だろう。その母親ということは60歳前後であると考えられる。 肥満とか糖尿病とかが日常会話に出てきてる年代じゃね? 江口だってママンにあげたいんだけど、1人暮らしの高血圧の母親のところに大量のスイーツは投入したくない。ねえ、煎餅とかは扱ってない?
4月17日(土)
自分でも悪食だと思うんだけどさ。焼く前のケーキ生地を舐めるのが好き。 例えばホットケーキミックスを混ぜるじゃない。生地をフライパンに流すじゃない。ボウルに生地が残るじゃない。それを指でぬぐって食べるのが好き。いくらなんでも、生地をスプーンですくって啜るようなことはしないが。 もっとも、これをやると各方面から怒られる。各方面っても、ママンの一方向だけだけど。行儀の悪いのはもちろん、「生の小麦粉を食べるとお腹を壊す」と怒られていた。なので江口も、せいぜい指でひとぬぐい程度の味わいで納めていたのだが。もっとも、うちのママンは「生煮えの豆腐はお腹を壊す」と言っていた人だからな、どこまで信用していいのやら。 で、最近気になるのが。フォンダンショコラをはじめとした、中の生地がとろとろ系のスイーツ。 あれって、要するに生地が生焼けなんじゃないの? 江口の愛する焼く前のケーキ生地なんじゃないの? 世間はこれを許してくれるの? 江口はボウルを舐めてもいいの?
4月16日(金)
なんでボタンはとれるのか。 簡単な話だ、ミシンで縫製したものは、どうしたって糸が止まらない。糸の互いの摩擦力に頼っているだけだ。なので、ひとたび糸の端がひょろりと見えて、「アラ、糸くずだワ」と思って引っ張ったら、あっという間にするすると。たまらんなあ。 そんなわけで、仕事中にボタンがとれた。たいへんだ。しかもまた、江口は接客の仕事なので、ボタンが無い状態で売場に立つわけにはいかない。 と、同じ売場の人が、ソーイングセットを持っているので貸してくれた。ありがとう。 そこで江口は、己が多少なりとも裁縫の腕があることを感謝したね。 よく漫画に、男子の制服のボタンがとれたのをチャッと縫ってやる乙女がいるが、そう、乙女たるもの、着衣状態でボタンのひとつも付けられねばなるまい。緊急の裁縫にたじろがない根性を持ってなければなるまい。上手・下手は問わない、だってボタンの裏側なんて見えないからな。 いかに短時間でこの場をまさに「取り繕える」かが、このボタン付けの真の課題であろう。オシャレ刺繍はおうちでやってりゃいいんだよ。
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