2010年6月2日(水)〜6月15日(火)までのごはん。
今月のごはんを読む メニューページへ
6月15日(火)
安ッすいパスタって、んまいよなあ。あ、ごめん。パスタじゃない、スパゲッティー。Spaghettiじゃなくて、はい、カタカナ発音でスパゲッティー。粉末ケチャップの嘘くさい風味満載の、あのスパゲッティー。スパゲッチーと呼ぶとやりすぎ。 うちの職場には社員食堂があって、月に2回ぐらいのペースでスパゲッティーが出る。江口は弁当持参組なので、食堂にはテーブルを利用するためだけに出入りする、その時に漂ってくる安スパのにおい。見るからに伸びきった、アルデンテもへったくれもない茹でウドンのような麺に、イシイのレトルトミートボールを突き崩したようなミートソースがかかっている。 めっさおいしいそう。 今夜のごはん。米を炊いていなかったので、急遽パスタを茹でることに。気分は安スパだったので、ベーコン+たまねぎ+ピーマン+にんじん+しめじでナポリタンにする。 日本の技術は進んじゃったね、乾パスタを茹でると、本当にパスタになってしまう。江口の求めるスパゲッティーにはならない。普通においしいナポリタンになってしまった。ちなみにこれは、ママーの茹でスパゲティを利用すると理想に近くなる。あと、茹でたパスタを冷凍保存しておいて、レンジでチンしても良い。語るなあ、江口。
6月14日(月)
ねむー。 なんかかんか(※『何やかや』の意)バタバタしてて、体は疲れているのに眠れない、そんな状態がここ数日続いていまして。 そんなタイミングに、ようこそいらっしゃい。 全身麻酔ー。 何をまあ、江口はそんなにしょっちゅう眠らされているのかと不思議にお思いの読者諸兄もいらっしゃるでしょうが、内容についてはあんまり気になさらずに。とにかく今日は全麻が待っている、強制的に眠らされ、そしてどこまで寝ても怒られない。 13時スタートの施術から、気がついたら19時回ってた。 でもって明けて午前2時の現在、まだ頭がぼーっとしてる。いや、これは自然な睡魔か。 てゆうか早く寝ろ。
6月13日(日)
現在の江口の車内BGMは、イングウェイ・マルムスティーンの『インスピレーション』。 夫が学生時代、「たまには毛色の違ったモノを聞こう」と思い立って買ったものらしい。ロックが好きなわけでも洋楽が好きなわけでも、ましてやイングウェイに思い入れがあったわけでもなく、只単に店頭で適当に選んだだけのものだとか。それが十数年を経た後に、巡り巡って江口が聞くことになったわけだ。そして江口もロックにも洋楽にもイングウェイにも思い入れはない。どのぐらい思い入れが無いかというと、あまりにも己の聞き慣れた音楽から離れているために、曲同士の切り替えが分からず、エンドレスのイージーリスニングに聞こえるぐらいだ。ジャンル上はハードロックやヘヴィメタルと分類されているのに眠気を催す。運転してんのにダメじゃん。
6月12日(土)
というわけで携帯電話の買い換えを考えておりますが。通話さえできれば何でもいい、と思っているのにいざ買おうとするとこだわったデザインを選びたくなる。しかし今現在売り出し中のものには好みのものがない。何でもいいはずなのに何も選べない。どうすりゃいいんだ。 しかしここで、根本的な問題が。 いったい江口は、どんなデザインなら気に入るのか。 現在、江口が持っているのは、G’sONEのTYPE−R。折りたたんだ状態で厚さ約3センチ。どうよ、この不格好。買った時は、この不格好さが好きだった。他に陳列されているケータイと比べて、一回りでかい、ペットショップで売れ残った無駄に成長した駄犬みたいな。さんざんに言ってるな。現在のG’sONEは、モデルチェンジして「スタイリッシュになりました」とな。んもう魅力がない。おまえのウリは非スタイリッシュな部分であっただろうに。 ところで江口は友人から、「ダメ好き」と言われている。不格好なもの、人が見向きもしないもの、ヨゴレたもの、くだらないもの、そんなものを好きこのんでいるという。 ごめんね、市場の流行から外れた消費者で。
6月11日(金)
昨日、桂浜水族館に行ってきたんですが。 バカな子ほど可愛いという意味で、亀が適度にバカで可愛いかった。 水槽の角っこにピッタリはまる形で顔をつっこんで、ひたすら前進しようと前足をばたつかせてるの。アホかと。いや、例えば人間が「狭いところ、落ち着くー」という意味で、亀にとってはそこが落ち着く位置なのかも知れんが、壁にがつがつ頭をぶつけているところを見るとバカなのだろう。可愛いなあもう。 亀といえば浦島太郎だが、うん、たしかにこのサイズは乗っていてどっかに連れていってくれるサイズだろう。よく、本物の剥製か鼈甲細工か知らんが亀のオブジェがあるが、飾りたくなるでかさではある。しかし、こんなサイズでありながら、水槽の角っこに頭をぶつけ続けている様を見ると、脳味噌はちっちゃいのであろう。これだけのでかさで万年生きるとなれば、何らかの知恵を持っていそうであるが。所詮ハ虫類か。
6月10日(木)
夫の両親が来ていたので、遍路巡礼を兼ねて高知県に出没してきました。 高知県といえば、今は坂本龍馬ブーム。義母も、龍馬に関連するところを見たいというので、桂浜に行ってきました。 いやあ、江口も4年前に行ったんだけど、そのときとは比べものにならない人口密度。平日だっていうのに、めっさ人が多かった。これが龍馬ブームか。 しかし、そんな人がいっぱいの桂浜も、併設されている桂浜水族館はガラッガラでした。なんでだ。やっぱり入館料が高いのか。手作り感満載(婉曲な表現)の、昔ながらの水族館にみんな興味はないのか。 江口ですか? 江口は、そりゃあもう堪能してきましたよ。堪能しすぎて遍路巡礼の予定が狂ってしまうほど居着いてしまいましたよ。アシカショーにも参加してリリーちゃん(名前)に輪投げ投げてきましたよ。 ベタな観光地だいすき。
6月9日(水)
ケイン・コスギのことをふと思い出しまして。 ああ、最近見ないなあ、一昔前まではNHK教育の児童向け体操番組『からだであそぼ』に出ていたよなあ、という話になって。 アレに一時期出ていた、せいしろうって幼児がなんとも可愛らしかったよなあ、ということを思い出して。 あれ? せいしろうって、もしかして、こども店長か? たしかこども店長って、名前が加藤清史郎だったよな。いや、単に名前が一緒なだけか? けど、なんか顔が似ているっちゃ似ているかも、というふうに思い至って、さっきウィキったら。ビンゴ。でかくなったなあ、せいしろう。 ちなみに3年前の日記には、江口がせいしろうと神木隆之介に激しく萌えていた記述が残っています。イキオイで物を書いちゃいけないね。
6月8日(火)
明日から、夫の両親が遊びに来ます。いやあもう、大掃除だ。 義母はなんというか、加減を知らん人で。息子にあれこれ食べさせたいのは親心なのだとは十分分かっていますが、タッパー5つも6つもに料理を作ってきて、三日三晩食べ続けても減らない量になってしまっているとか、そんなことが頻繁にあるひとで。 なので今回、来る話になったときに、夫が強く言ってました、何も持ってくるなと。今日になって江口も同じ話をして、つい言っちゃったんだよな。「ごちそう作りますから」。 いかん、いらんハードル上げてしもた。「楽しみにしてるわ」なんて言われたよ。どーしよう。 あと、覚えておいででしょうか。我が家の風呂には『ラブプラス』のお風呂ポスター貼ってます。2枚。我々夫婦は、もう慣れすぎて風景の一部と化してしまっているが、やっぱり義父母に見つかったら怒られるでしょうか。35歳にもなって親に怒られたくないなあ。
6月7日(月)
たいへんです。夫が顔面をやけどしました。 豚の脂で。 いやあ、豚バラ肉の塊が安かったので買ってきて、煮豚を作りましょうと。まずは表面を焼き固めんと、鍋に入れてじゅうじゅう焼く。 どんどん溶け出る脂。まるで揚げているかのような脂。ばっちばち跳ねる油。 そして夫の悲鳴。 怖いね。豚バラ肉の脂の量をナメちゃいけないね。成人男子のテンションをだだ下がりさせる威力があるね。 明日のゴハンは煮豚と煮卵。
6月6日(日)
『ひと月に1冊は本を読もう計画』は順調に進んでおりまして。順調に乱読になっております。ただいま読書中は『食の万葉集』。あ、『銀河英雄伝説』は5巻で止まりました。 で、現在進行中の本。そのタイトルの通り、万葉集から当時の食文化を推察してみる、という内容なのだが。 まず万葉集の現代語訳がありません。アレですか、そのぐらい分かる人間じゃなきゃ読んじゃダメってことですか。 そして食材の名称が分かりません。いくら『現代の○○』とか言われても、山菜や海藻に聞いたこともない食材がぼろぼろ出てきます。 ま、そんな感じで、内容はまったく頭には入ってませんが、情報としては普通に面白いので読み進んでます。そして読みながら思ったことは。 こんな時代から日本人は米が好きなのかと。
6月5日(土)
企業の言う「更にオトクになりました」「更に使いやすくなりました」「更にお手軽になりました」というのは、心底ふゆかいだなあ。 江口の使っている携帯電話はauなんだけど。9月から郵送で送っていた請求書がウェブ上のみになるんだよな。 てめーらの都合でやってることを「お客様の好きな時にできるようになりました☆」って、ナンダソレ。 請求書が欲しいわけないだろうが。なんでこっちから貰いに行かんとならんか。 ついでに言うと、江口の使っている携帯電話がそうとう古いヤツで、2年後ぐらいから使えなくなるって通知も来た。というわけで、買い換えを機にau止めてやろうかとも考えた。けど、たぶん他の会社もウェブ請求に移行しつつあるんだろうなあ。ここで江口が抵抗したところで、何にもならんのだろうなあ。 江口の使っているのは、カシオG'sOneのTYPE-R。買った当時からもっと薄いのも安いのもいくらでもあったのに、この無骨さに惚れて買った。今はもう、何もかもスタイリッシュで、江口の好きなデザインも無い。なんだろう。携帯電話持っててもちっとも楽しくない。どうやってみんな楽しんでんだろう。
6月4日(金)
日付の記述が違ってた。おとといが6/1、昨日が6/2になってた。ココは直せるからいいんだが、メルマガの方がな。ま、いいけど。 さて、この世で一番の贅沢とはなんでしょうか、と考える。 それはきっと、流し台に洗い物がひとつもない状態が続いていることであろうと江口は考える。 なんで毎日毎日、洗い物が出るんだよぅ。 仕方ない。ゴハンは毎日食べる、ゴハンを食べるためには調理器具が、食器が必要になる。これらが洗い物になる。なので洗う。一通り洗って、ふうやれやれ、一服しましょうとコーヒーでも入れる。 このコーヒーを入れたマグカップわあ!! というわけで洗い物はエンドレス地獄だ。現に江口家で、流し台が100%キレイだった試しがない。なんだよもう。
6月3日(木)
新しくできた回転寿司の店に行ってきました。 しかしまあ。回転寿司って、要するに客のセルフサービスの店であるが。 味気ないなあ。 その新店は、とにかく安さが売りの店であった。飲食店に限らず売価を安くするということは、つまりコストを下げること、しぜん従業員数が減ってくるわけだが。 なんというか。うん、色気がない。よくよく見たら寿司握ってたの、髪の毛ネットかぶったお姉ちゃん達だったし。食品工場じゃないんだから。買ってきた惣菜を家で食べてるのと同じ感覚。 テレビで見た、低価格食べ放題の店での安さの秘密というのがあって、やはりコレも人件費を削っていた。代わりに、パフェを客自身で作らせたりトルティーヤを焼かせたりしていて、これが客を楽しませる要素になる、ということで。逆転の発想だな。従業員のいないことを寧ろプラスにする、商売はこうでなくては。 ただまあ。わしはこれを楽しいと思っちゃいけない年齢だよなあ。注文と配膳が全自動なのを喜んじゃいけないよなあ。もっとこう、シックでエレガントでナンダカンダを貴ばなきゃいけない年齢だよなあ。しょんぼり。
6月2日(水)
今、手元に『さよなら絶望先生』の20巻があって。人は時として辛いマンツーマンに遭遇するハナシを丁度読んでましてん。 テレビで政治のニュースが流れている休憩室で店長とマンツーマン。うひー。 でまあ、ぶっちゃけうちの職場も、特定の政党が露骨に絡んだりする店でして。従業員に後援会の入会申込書配られるし。 政治に関して、しかも店長と、うかつなハナシができないではないか。ここは息を潜めて、相槌だけでなんとか乗り切る方向で耐えることに。 店長はいろいろと言うのですよ。特定の政党について言うのですよ。これは本心から言ってるのか、店長という立場で言っているのか判断がつきません。どっちでもいい、江口の望むことは休憩時間が早く終わることだけです。 長かった。長い10分だった。
|