2010年6月16日(水)〜6月30日(水)までのごはん。
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6月30日(水)
江口は顔の造形は悪い方じゃないと思うんだ。肉付きは別として、チャーミングな部類に入ると思うんだ。 けどまあ、誰も可愛いとも美人とも言ってくれない。腹を痛めて産んだであろう我が親も、孫は宝物であろう祖父母も、好きで結婚したであろう夫でさえも。あ、学生の頃だったか、女友達に「なんであの子に彼氏がいるの? 江口(仮名)ちゃんのほうがずっと美人なのに、江口ちゃんにいないほうがおかしい」と比較されて言われたことがあった。嬉しくない。 しかし最近になってママンが、思い出したように言ったことがある。「あんたが昔、デパートのサービスカウンター勤めだった頃、すごい美人がいると思ったらあんただった。家でいるときはアホみたいな顔をしているのに、やっぱり人前に出ると緊張するのか、ぜんぜん顔つきが違う」と。 そして今日。同じ様な仕事をしている江口の所に、ママンと姉が買い物客として通りがかりました。そして一言。 「どこの美人がいるかと思ったら、あんただった」。 早くもネタに落としやがった。
6月29日(火)
江口は一度でいいから、体験してみたいことがある。 わんこそばー。 隣におねえさんが貼り付いて「はい、どんどん♪」って次々そばを入れていくの。アレがやりたい。こればっかりは、まさか香川県で専門店が出されるようなことはまずないだろう。本気わんこそばを体験したければ、江口が岩手県に飛ぶ必要がある。しかし、わんこそばのためだけに岩手県へ行くというのも無茶な話だ。せめて他に口実があればいいのだが、岩手にそんな思い入れはない。これが「宮沢賢治の大ファンです」とでもなれば話は別だがそうじゃない。あとは鉄道かな。お目当ての寝台特急に乗りたいとか。だがこれなら、先に乗るべき列車はいくらでもあるだろう、東北は後回しだ。寧ろラストだ。そもそもあるのか、寝台特急。可能性があるとしたら、県内デパートでの物産展開催だが、なあ、物産展ってことは、他にもなにかを呼ばなければならん。岩手には他に何があるのか。話の流れでウィキペディアで岩手県を調べたら、経済に「県内に誘致した企業」項目があった。岩手本社の全国的な企業は無いのか。 わんこそばは遠い。
6月28日(月)
久しぶりに『天使にラブソングを‥』を1・2続けて見る。何回も観ているはずなのに。いいなあ。面白いなあ。 ところで、天ラブ(略すなよ)は、原題が『Sister Act』であるが、これは訳す人が訳したら、『修道女騒動記』『尼さんハチャメチャ狂想曲』とかになったのだろうか、と考える。よかったなあ、小綺麗な邦題が付けられて。 原題と邦題の違いに興味を持ちだしたのは、たしか『冷たい月を抱く女』だった。内容は忘れたが、連続レイプ事件が背景の、男2人と女1人のサスペンスで、さあ誰が犯人かとどんでん返しが連続する、そんなハラハラ映画だった。これを友人と映画館に観に行って、観賞後にいろいろ話をして、その時友人が言ったひとこと。「これ、原題、何?」。ちなみに原題は『Malice』。意味は『悪意』とか『敵意』とか、そんな感じ。うへえ、原題を聞いたら、主犯が誰か一発で分かっちゃった、そんな感想を抱いたのが最初。 そして最近にたいへん興味をひかれたのは『あなたは私のムコになる』。原題は『THE PROPOSAL』。意味はまんま『プロポーズ』であるが、ストーリーを顧みるに『(企画の)提案』の意味を取った方が正確かもしれない。誰か小綺麗な邦題を付けてやってくれ。
6月27日(日)
『ブランディッシュ』1巡目クリアー。1巡目かよ。 ブランディッシュとはなんぞや。正解はPSPのマップ埋めゲーム。常時画面の右上にマス目状の地図があって、歩くたびにそこに色が塗りつぶされるので、全部塗り終わったら次のダンジョンへ行く、そんなゲーム。違うかもしれんけど。2巡目からは違うキャラクターで違うストーリーのプレイが可能になる。でもやることは同じ、マップ埋め。 ゲームに於いて江口は、マップやアイテムコンプリートも好きだが同時に、地味なレベルアップ作業も好きである。例えばマップ埋めのために、同じ場所を何度も行き来する必要があったとして、そこに毎回登場する敵キャラを、回避して進みゃあいいのに、わざわざ全部倒す。落としたアイテムを回収する。売却したところでハシタ金にしかならないような低レベル武器や防具も全部回収して、ショップに戻って売却して小銭を稼ぐ。そんなことをやっているから、最終ボス戦でレベルが足りずに苦労したことがまず無い。むしろレベル上がりすぎて楽勝だったりする。 地道がなにより。
6月26日(土)
仕事中に制服のボタンがとれる。なんてこったい。 職場で取れたのはこれが2回目、前回は同僚にソーイングセットを借りたが、また借りるのも気が引ける、というわけで今度は自分で買うことに。 正直、借りたソーイングセットが100円均一のヤツで、ぶっとい木綿糸だったのが使いづらくて。なので、手芸用品専門店で扱ってある、ちゃんとした携帯ソーイングセットを買うことに。 しかしあれだ。我が心の師・ナンシー関も指摘したように、どうして裁縫道具はこんなにファンシーなのか。 ハートのケースである必要があるのか携帯セットに。 しかもさ、ハートを縦半分に仕切れるように取り外しできる仕切り版がついているのだが。これを付けるとセット内容物であるハサミと針ケースが入らない。自分で自分の首を絞めてるんじゃないよ。 なあ本当に。ハート型に不自由を感じない人種でなければ非常時にボタンがとれた時の対策を採ってはならんのか。なんで四角いケースで作らない。裁縫業界で申し合わせでもあったのか。
6月25日(金)
職場にて。おばちゃんパートさんの「北朝鮮サッカー選手の○○が兵馬俑みたいな顔をしていた」発言にツッコミどころを迷う。 さて、江口はお菓子の本が好きである。お菓子ももちろん好きだが、お菓子の紹介されている本が大好きである。 そんな流れで衝動買い。平凡社『作家のおやつ』。 アオリ文「三島由紀夫から森茉莉まで、美味しいおやつのアルバム」にあるとおり、作家の著作や関係者インタビューなどから、作家がどんな菓子を好んでいたかを紹介する内容。 これがまあ、構成間違えたんじゃないかと思うぐらい、同じお菓子が紹介されてるんですが。何回出てきたか、『月世界』。どんな銘菓なのか。 しかしこれってさ、やっぱり出版関係者が手土産に持っていくものがカブるのかしらん。もしくは作家仲間でクチコミで広がるのかしらん。 あと、そう。売れっ子作家様だからなのか、高級そうな菓子が並ぶ。上生菓子とかね、モロゾフのプリンとかね、千疋屋の果物とかね。いいなあ。
6月24日(木)
『月に1冊は本を読もう計画』の次なるタイトルは『不思議の国のアリス』。本屋に並んでいた文庫は角川書店版と新潮社版。違いは翻訳者と挿絵と表紙デザインといろいろあるが、どれを選んだところで帯にどぎついジョニー・デップの顔がある。 アリスに限らず江口は、古典とか名作とかベストセラーとかそういったものをほとんど読んだことがない。有名すぎて逆に内容が世間に知れ渡っており、読まずともオチを含めたあらすじを知ってしまっているので、手を出すのを後回しにしている。アリスももちろん知っていた。知っていたのだが。 まさかページを開いた1ページ目にウサギが懐中時計出して穴に入るとは思わなかった。 だってほら、イメージでは、マアおかしなウサギさんが走っているワ、待って待ってと追いかけて、穴に落ちてキャー、と10ページは続くでしょう。今から不思議な冒険が始まるプロローグとなるべき場面でしょう、何このイキナリ感。贈られたアリスのモデル本人も読みながらびっくりしただろうよ。
6月23日(水)
中華料理屋にて。頼んだ餃子の皿にゴ○ブリらしき虫がこんがり焼けて一緒に盛られているのを発見。もちろん、店員を呼びつけるが、文句を付けている間、まるで自分がマンガに出てくる、インネンをつけるヤクザになった気分でそっちの方がふゆかい。 なんでか、飲食店で続けて不衛生的なトラブルに見舞われた。こないだも、回転寿司の店で、テーブルに置かれてあった醤油皿に、前の客の置いたと思しきガリが乗ったままだった。 そして困ったことに、この中華料理屋と回転寿司屋、地域は違えど同じショッピングセンター支店のレストランだったんだな。 レストランはテナントとはいえ、管理責任者はショッピングセンターの店長である。なので店長の耳にこの事例を伝え、且つテナントを指導してもらうべくお客様ご意見窓口に投書しておこうと思ったら。 ちっくしょう、オンラインでは受付してないか。 というわけで、事件が日またぎで続くことがまたふゆかい。まったくもう。
6月22日(火)
テレビにて。『サッカーワールドカップ日本活躍の意外な経済効果』としてのインタビューの答え。「営業先で話題のネタが増えて仕事がしやすい」に膝を打った今日の午後。 さて、世の中には、純粋な好意であるにも関わらず迷惑な行動というのが多々存在する。 人から電話を借りた、その電話代として10円を出そうとするのは正直迷惑なので止めて下さい。 近場に公衆電話がない、自分も携帯電話を持っていない、しかし電話をする必要が出てきた、ならば人に借りるしかない。これが個人の電話なら、貰った10円をそのままポケットにしまっておしまい、となるであろう。しかしおそらく、出先で電話を借りる時は店舗などを選ぶはずだ。借りた人は、感謝の意と実際にかかった電話代を返済するために10円を出すだろう。 けどなあ。店舗って、売上じゃない現金を受け取るわけにはいかないんだよなあ。電話代の支払いの時までそれを保管しろと? 従業員の個人的なポケットに入れろと? これが、千円2千円という額なら返済しても請求してもいい。だが、10円だ。貸した方にとっても借りた方にとってもはした金である、というのが逆に厄介で。「そんな額、返されても」「こんな額、さっさと受け取ってよ」が互いにあるのか、けっこう長時間のやりとりが交わされる。純粋な好意であろう、しかし正直迷惑だから。ほんとに。 ところで、この『電話代=10円』というのも、おそらく間もなく消える感覚であろうなあ。世間の人に聞きたい、最後に公衆電話を使ったのはいつだ?
6月21日(月)
使い捨てコンタクトレンズが無くなりかけなので、買い足しに行くついでに定期健診も受けておくことに。うかうかしてたら年単位で受けてなかった。 問診して視力を計って実際に診察して、ハイ異常なし、と終わるのがいつものことなのですが。なんでか、眼球の細胞を撮影するなどという検査が始まり、結果を見ての先生の説明。「コンタクトレンズは酸素を透過させないので、目の細胞が死滅していきます。この細胞は二度と再生しません。悪化すると失明の可能性も」。いやん。 しかし、かと言って使い捨てレンズの便利さに慣れてしまった江口、今更耐久式には変えられない。というと、「今は使い捨てでも、透過性のアップした物があります」とな。値段も、若干割高だが、無茶な金額ではない。じゃあそれにしよう、とつい言ってしまった。 ええ、つい、だったの。 いやいや、先生は、最新の医学情報を持っている人で、だから最新の研究結果を教えてくれたのよ。 決して新商品のセールスをしたわけじゃないわよね。 新商品キャンペーン中にカモが来たなんて思ってないわよね。 なんかもう、マイナスイオン発生する羽毛布団を掴まされたような気分が抜けない。悪徳医師に粗悪品を掴まされたなんてわけでもないのに、なんか釈然としない。理由をいろいろ考えて、思い至った結論は、やっぱり即答してしまったことであろう。 時間をかけて判断したっていいじゃん。
6月20日(日)
江口は自分が煙草を吸わないので、銘柄とか全く分からないのですが。 しかし、商売で扱ってると、やっぱり自然に覚えてくるもんだな。 最近は江口みたいに銘柄が分からない人が多いからか、銘柄の煩雑さからか、純粋な商品違いトラブル回避のためか、煙草販売所ではサンプル写真に商品番号がふってあるのが一般的。注文の時は商品名じゃなく、番号で伝えて貰うというわけで。 けどまあ、お客さんは銘柄で言ってくるのな。そこまで言われたらこっちも、「何番ですか?」と聞き返すわけにもいかず、銘柄だけで商品を探しだして渡すようになる。そんなことを続けてたら、そりゃあ誰でも覚えるわな。 というわけで、35年間煙草に全く無縁だった江口も、「セブンスター」と言われたら「ソフトでよろしいですか?」と聞き返せるようになった。 言いながらなんだけど、ソフトとボックスって、何が違うのん? 中身いっしょだろ、違うのパッケージだけだろ? あと、なんでピースを『ロングピース』って呼ぶの? 短いのあるのん?
6月19日(土)
土曜日の朝にやってるTV番組『にじいろジーン』が好きで。というかちょうど出勤前時間なので毎週観ている。土曜日の午前中らしく、どっかの料理屋に行ったりどっかの素人家族をいじったりする、毒のないバラエティ番組である。その中で、ジーンちゃんという名の番組マスコットが世界各地を案内するコーナーがある。いまのとこコレがお気に入り。というかちょうどテレビの前にいる時間にやってるコーナーがコレであるというだけだが。 ジーンちゃん。正体不明の珍生物。犬かもしれんし、熊かもしれん。案内役として出演する時は20センチぐらいのぬいぐるみになる。このぬいぐるみが、世界各地のモデルかタレントかと一緒にあちこち見て回る。もちろんぬいぐるみであっても、物を食べる動作をしたり、何かの体験をさせられたりする。その度に、スタジオの他の出演者たちが「ジーンちゃん、おいしい〜?」とか「ジーンちゃん、気持ちよさそう〜」とか、ジーンちゃんは生きている共演者であるという前提でコメントをしていくのだが。 ただ一度。イスラエルの回で。死海で浮かんでみる場面。 水に放り込まれてグショグショになるぬいぐるみを見ての、「あ〜あ」という空気。直後の、泥パックと称して泥を塗りたくられるぬいぐるみを見ての、「うへえ〜」という不快感。 あの回の、出演者が皆、かわいいジーンちゃんのメッキを剥いでしまった瞬間がたまらなく印象的でした。
6月18日(金)
夫とテレビでサッカーの試合を観る。「サッカーって、観てるだけで息切れしてくる」と言ったら、「テレビ観ててそんなこと言う人を初めて見た」って言われた。そうか。 江口ははっきり言ってサッカーには毛ほども興味が無いので、まあゲームを観るぶんには面白いので普通に観るが、試合進行と全く関係のないところに視線がいってばっかりだ。 観客席に向かって立っている、おそらく警備員たちは、背後で盛り上がってる試合を観られなくて辛いんじゃないかなあとか。 審判も思わずボール蹴ってしまったりしないのかなあとか。 フィールド外に出て行ったボールは追いかけずに、どっかから誰かが代わりのボールを投げてよこすが、追いかけたボールが追いついてうっかりフィールドに2個入っちゃうことってないのかなあとか。 40分+40分走り回ってる彼らをハーフマラソンあたりに出したら好成績だすのかなあとか。 垂直跳びも好成績だすのかなあとか。 サッカーに限らず、野球でもK−1でも卓球でも同じ。そんなスポーツ鑑賞。
6月17日(木)
入院っていっても、朝の5時に病院を追い出されるんだー。だからこんなとき、ちょっとした楽しみがあるんだー。 朝マック。 というわけで今日も、帰りがけのささやかな贅沢として、マクドに寄って帰ったのですが。 冬場と比べて、なんか楽しくなかった。 最初に早朝マックを覚えたのは、真冬だった。外は真っ暗で、寝起き直後で体も冷え切っている。そこに、まるでマッチ売りの少女がわずかな暖を求めるかのように身を寄せたマクド。調理したてのホットドッグ、ハッシュドポテト、ホットコーヒー。生き返ると思った。この世にこんな幸福があるのかと思った。 でもって、今日。間もなく夏至という季節に。5時なんて明るいよ。とうに陽も昇ってるよ。気温も体温もそうとう上がってるよ。 まっすぐ家に帰りゃあいいのに、なんで眠いのを堪えて寄り道してんだろう、なんの罰ゲームかと思った。
6月16日(水)
また入院してました。入院中はヒマなので、マンガやらおやつやらゲーム機やらを持ち込みます。 そんなわけで、ただいまの江口は『ブランディッシュ 〜ダークレヴナント〜』にどっぷりです。半日で塔の真ん中へんまできちゃった☆ どんなゲームかと申しますと、ジャンルはアクションRPG。遺跡の地下深くからスタートし、さまざまなモンスターやトラップをかわしつつ、脱出するのが目的、みたいなー。パッケージに美人さんが描かれているのでこいつが主役かと思ったらヨゴレだった。 PRGは好きなんだが、アクション要素があるとどうもなあ、と思っていた江口ですが、なんとか操作できてます。面白いか面白くないかと言ったら半々。どこまでいっても背景が同じなので、ちょっと飽きてきた、と言ったら「いっぺんにクリアしようとするな」とたしなめられた。えー。 しかし、このゲームの一番のポイントは。 オートマッピング機能付きー。 そしてマッピング100%でボーナス付きーー。 ああもう、アイテムリスト全埋め等を何よりも快とする江口が、マップ全埋めをどうして厭おうか。 隅っこにトラップがあろうが、そこを踏まない限りマップが欠けるというなら、踏むさ江口は。落とし穴なんか怖くないモン。 そんな感じでどっぷりです。今度は土曜日にまた入院するので、その時に再開。楽しみー。
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