2010年9月1日(水)〜9月15日(水)までのごはん。

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9月15日(水)

 何でかお茶を習いに行くことになった。えー。
 いやもう、本当に唐突な話なんだけど。順を追って話そうか。
 こないだ、うちのパパンの命日だったのですよ。で、仏壇参りに行くのにお供えを用意しましょうと。菓子ばっかりもナンなので、そうだ、茶にしとこう、と。近所にお茶屋があるので、買いに行ったのですよ。包装して貰っているときに、なんとなーく間が空いたので、軽い世間話のつもりで聞いてみたのです。「市内に、お茶を教えてくれる所ってどっか無いかしらん」と。
 そしたら、めっさ近所にあった。
 「そこの先生はオススメよ」とかなり強く推され、しかも月謝がかなり安かった。思ってた額の半分。
 じゃあ。
 ね、唐突でしょう?
 というわけで、10月からお稽古始まります。ドッキドキだ。3週間も先のこと、忘れやしないかと。

9月14日(火)

 こないだ屋島に行ったのですよ。屋島といえば、ご存知ですか、源平合戦の舞台ともなった土地。なのであちこちに、源平関連の案内板が立ってある。でもね、ごめん。佐藤継信とか言われても知らん。
 西讃エリアに住んでいる江口は、東讃はあんまり馴染みがない。改めてみると、あれやこれやいろいろ面白そうな史跡が残ってはいるのですね。屋島もそのひとつ。他にも、平賀源内関連や、庵治石関連などなど。なので今後、ちょっと東讃を攻めてみようかと画策中。
 そのためには、せめて平家物語のひとつも読んでおかなければなるまい。
 でもね、ごめん。古文をそんなに読む気力無い。予備知識無しで屋島攻めます。許して下さい、こんなお上りさんを。
 余談。なんでか、南総里見八犬伝が読みたくなった。でもこれも、とんでもない長編だ。なんでこんなのばっかり興味を持つか。
 余談2。5分ほどのローカルCMで、2人組お姉ちゃんがイージーリスニング背負って地元ショップを紹介する番組がある。庵治の石材店で、墓石を眺める若い娘達。シュール。

9月13日(月)

 江口はスーパーのレジ店員である。つまり、他人の財布の中がどうしたって視界に入る職業である。
 そして常々言いたい。
 もっと小銭使おうよ、みんな。
 そんなに財布を小銭でパンパンにさせて、使いづらくないのかみんな。そんな口の広い財布を使っていて、どうして小銭が出せないんだみんな。レジだってね、釣り銭の小銭が減っていくのはキツいんだよ。
 これに対して江口ママン(61歳)の弁。「レジで後ろに並ばれているのに、『あと1円』を捜すのが格好悪いので、ついお札で済ませ、大量の小銭をお釣りで貰う形になる」。そう、ごもっとも。
 なので江口は、こんな提案をしたい。
 末尾が6円のときに、1円を出したら、5円玉でお釣りが帰ってくるよ。
 末尾が60円のときに、10円を出したら、50円玉でお釣りが帰ってくるよ。
 いやほんと。レジで6円分を出そうと、1円玉を並べ始め、5枚しか無かったからとそれを全部ひっこめて10円玉を出す。そのときにお願い、1円出して。5円玉で返せるから。こっち、1円玉を消費しなくて済むから。
 というわけで、1円を出そう運動。本気で提案中。 

9月12日(

 とあるコラムにて。『男が勘違いするのは当然な女の行動9項目』。その項目全てが要するに、やけに近付いてくるとか、体を触ってくるとか、そういう行為を差していた。また別の記事。『なんでオバチャンは、例えばレジで並んでいる時とか、前が混んでいるのに詰めてくるの?』という問いに回答。『パーソナルスペース(心理的な縄張り)が加齢と共に狭くなるからです』とな。以上の2記事からの結論。おまえに擦り寄ってくる女は、おまえに気があるんじゃない、ただのオバチャンだ。
 こんな記事を載せていて何ですが、江口は「男に媚びる女」を見たことがありません。飲み会で甲斐甲斐しくなるとか、酌をするとか、猫なで声を出すとか、コントでしか見たことないのですが、本当に実在するのですか。
 という論調で今日の話題を進めようと思ったのですが、そもそも江口は、飲み会のような、女が全力で女力を発揮させようとする場に居合わせたことがありません。男女混合飲み会なんて、大学サークルの打ち上げぐらいだ。合コン行きゃいい? 

9月11日(

 今日のびっくり。
 テレビで化粧品のCMが流れる。よくあるオシャレなカンジのCM。最後まで見てラストに出てきた企業ロゴが富士フイルム。ギャップにびっくりしてたら夫が一言。「花王だってフロッピーディスク作ってた」と。それもそうだ。
 テレビで禁煙グッズのCMが流れる。電子タバコだとかなんとか。最後まで見てラストに出てきた企業ロゴが宝島社。お求めは書店かコンビニでだとぅ。まあ、パウンドケーキの型やペン回しのペンだって本屋で売ってんだしなあ。
 ところでこの2CM、どちらも「今更な話題」感が否めない。江口は時代に取り残されている人ですか。

9月10日(金)

 テレビCMで有名になったのが1982年。その頃江口は7歳。登場をリアルタイムで知っているし、あらゆる場所で目にもした。実際に使ったこともある。それから現在2010年。その普及率は相当なものであり、そして我が家にもある。今の家に越してから3年半、毎日目にしてる。
 しかし、正直に申し上げて、実は未だ分かっていない。
 ウォシュレットのビデって、何なん?
 ビデは知ってた、内部を洗浄するために挿入して使うアレだ。でもウォシュレットのビデは違うじゃん。じゃあ、おしりと同様、小用後の洗浄として使うべきか。けどアレ、洗えるか? 逆に周囲を汚してる気分にならない?
 というわけでビデの正しい使い方が分かりません。あとその昔、洋式便座って使い方が脇に書かれていたものだけど、ウォシュレットの使い方って見たこと無い。だから未だにビデが分からんのじゃ。責任者出てこい。

9月9日(木)

 うちの夫がレーザープリンタを買ったよ。レーザープーリーンーター! どこが本当に伸ばすべきところかわかるまいー。
 夫は職業柄、大量の印刷・スキャン・コピーを必要とする人である。しかしここしばらく、これまで使っていたプリンタの調子が悪い。なので買い直す必要が出てきたが、さあここで課題が。場合によってはA3サイズの印刷をしたい場合もある。となると、買うべきはインクジェットかレーザーか。A3カラーレーザー複合機なんて、個人が所有するもんじゃないよ。悩んだ末、カラー印刷なんて年賀状作る時しか使わないじゃん、という結論に。妻である江口がカラーインクジェット持ってんだから、共用すればいいじゃん、ということに。A3のことは忘れた。
 というわけで我が家にレーザーモノクロプリンタがー。
 これで、いろいろ身分証明書の必要な場面で免許証コピーとるのが便利ー。
 いやあ、免許証コピーってさ、意外とめんどうでねー。口座作ったり保険の申請したり駐車場契約更新するのに、頻繁に要求されるのにコンビニまで行くのがめんどうで。いやさ、インクジェットでもコピーは取れるのはもちろんなんだが、気分が違う。純粋に気分が。それだけ。

9月8日(水)

 江口は骨太い。骨以外も太いが、痩せてもスレンダーになることは決してないだろうと確信が持てるガタイの良さだ。なんでだ。どんだけカルシウムを摂取していたのか。
 実は江口、小学校にあがるまで、牛乳をはじめ乳製品を受け付けなかった。給食で飲まざるを得なくなって初めて牛乳を、チーズに至ってはかなり大きくなるまで嫌いだった。なのにこの健康体。その理由を捜してみたところ、思い当たったのは、魚。それも青魚。
 江口はサバが大好きな子供であった。よく食卓に上っていたのもあるが、アレって塩焼きにして脂がぶちぶち言ってたり、煮付けにして甘辛く炊かれていたり、結構味の濃く、白米に合うおかずであった。この頃から白米好きか。ともあれ、サバ好き。イワシやアジも好き。むしろタイやカレイといった白身魚は嫌いだった。なので現代っ子が、青魚が嫌いというのが信じられない。
 それと平行して、江口は未だ分からない感覚がある。
 青魚のなまぐさい、ってどんな感覚なのですか? 料理番組で生姜や葱を使って「魚の生臭さを消して云々」の意味が分からない。魚って何が臭い? んまいよ。

9月7日(火)

 江口は『魁! クロマティ高校』が好きで。8巻の限定版についていたデスクトップアクセサリーいろいろを便利に使ってました。その中でもお気に入りが、アイコン。マイコンピュータのアイコンはメカ沢に、マイドキュメントのアイコンは林田に、とデザインを変更。そのアイコンで、最も気に入っていたのが、ごみ箱アイコン。空の時はマスクド竹之内、中にゴミが入っているとノーマル竹之内に太るように設定。これがんもう、大好きで。変更して何年も経つのに、ゴミ捨てるたびに笑ってた。しかし今日うっかり、クロ高アクセサリーをうっかり全削除してしまった。おおう。なので現在のごみ箱はつまらんデザインに。だからといって再設定する気もそんなになく。
 あとね、壁紙が。ここのところのお気に入りが、『名物かまど』のサイトで配布しているヤツ。黒の背景の右隅に、和菓子の写真があるやつなんだけど。まあ、シンプルで使いやすい。これが月替わりで配布されてたので使ってたんだけど。和菓子ってなんでだろう、ピンクのヤツばっかり。そりゃ、花の形をいろいろ象っているんだろうけど、それにしても見目いっしょ。なので9月になった現在も、紫(桔梗)である8月の壁紙を未だ使っている。10月になったら紅葉でオレンジになる。それまでがまんする。

9月6日(月)

 義母から電話。秋の収穫物がいろいろとできつつあるので送る、とな。ありがたいことよ。今年はゴマを作って、それが成功したそうな。「一升ぐらいある」って。家庭菜園越えてる。
 その流れで、「梨奈(仮名)さんに、聞きたいことがある」とな。何でしょう。
 「ゴマ豆腐って、どうやって作るの?」。知るかー!
 まあもちろん、江口の知識を頼っているわけではなく、インターネットを駆使して過去にナタマメの調理法やコンニャクの作り方を調べて教えた経験からであるが。なので今回も調べてみる。ゴマ豆腐|検索、と。
 ご家庭、無理。
 作り方はカンタン。練りゴマと葛粉を火にかけて混ぜて冷やし固める。問題は練りゴマ。30分ぐらい刷り続けて油分を出した後に、ガーゼやら漉し器やらで殻部分を漉す。ゴマが小さすぎてフードプロセッサが無理らしい。考えただけで飽きた。もういい。ごめん、義母。

9月5日(

 ぎんなんを飽きるほどむさぼり喰いたい。もっとお上品な言葉遣いをしよう。
 ぎんなんをいっぱい食べたい。去年もそんな話をした。毎年、そんなに食べられないからだ。なんで。中毒するからな。
 しかし、このぎんなん中毒。言われはするが、どれだけ食べたらどんな症状になるのかは知らん。腹痛なのか発疹でも出るのか。困った時のウィキペディア。ビタミンB6欠乏による痙攣とな。量についてはぎんなんに限らずどんなモノでも個人差があるので難しいところよの。けどまあ、たらふくはダメだろうな、きっと。
 なんでこんな話をしたかというと。おでんの具でね。義母はいつもギンナン串を作るの。おでんって、具を切って鍋に放り込むだけの雑料理であるが、このギンナン串と、あと巾着などが入ると、一手間かかったようなオシャレな感じになる、あれが好きで。
 そんなワケでぎんなん。死なない程度に食べたいなあ。

9月4日(

 うかつに人前で言ってはいけないことかもしれないけどさ。
 ダチョウ倶楽部が好きかもしれない。
 なんというか、心の底から安心する。まるで母親の胸に抱かれているかのような。嘘。
 何度も言うが、江口は「お約束」が大好きだ。マンネリと称されようが、きっちりシナリオが組まれている安定感よ。芸能人の裏側とかホンネとか、正直どうでもいい。エンターテイメントである以上、より面白く表現するために脚色を加えることは何ら悪ではない。素のまんまを観察させて成立するほど、バラエティ番組に珍獣はいない。
 そんな中でダチョウ。彼らの出ているコーナーはまず大ゴケしないだろうという安心感。生放送だろうとソツ無く進むだろう。背中に爆薬背負っていようと縛られて海に放り込まれようと何の遠慮無く爆笑できるだろう。そんな信頼感。
 さっきもね、EXILEの番組にゲストで出てたの。普通に見た。普通に笑った。なんでだ江口、そんなにダチョウ好きか。
 うかつに人前で言えないなあ。めっさ世界に発信しちゃったけど。  

9月3日(金)

 職場にて。平日なのに客が多いのを他のレジ仲間と不思議がっていると、店長が「何を言ってる、今日は何の日だ?」と聞いてきた。しかし誰も分からない。しばし悩んだ末に江口が「ドラえもんの誕生日ですか?」と言ったら、店長に脳天をツッコまれた。という話を帰って夫にしたら、「いい歳をしてよその人にツッコませるな」とたしなめられた。正解は期間限定セール最終日。
 こんな話を毎年しているが、実は白状しよう、そろそろドラえもんも飽きてきている。ようやくか、という声も聞こえてきそうだが。好きは好きだけど、昔ほど積極的に集めなくなった。そもそも世間だってあんまり興味を示してないだろう、ドラグッズって無いんだもん。かつては観光地にはご当地ドラなどいたが、それらがケロロ軍曹に代わってきた。うどん丼に浸かるようなヨゴレをキティちゃんがやらかすようになった。ディズニーの黒ネズミが新たなデフォルメデザインを毎年送り込んでくる。もっと頑張れよ小学館。

9月2日(木)

 本日の江口の出現場所は、高松市の新屋島水族館。いやあ楽しかった楽しかった。
 水族館が好きで。まあ動物園もそりゃ好きだけど。言っちゃあ、博物館だって美術館だって好きなんだけど。ともあれ、せっかく近所(といっても車で2時間)にあるのに行ったことが無いってどうよ、ということで行ってみることに。もう夏休みも終わっただろうからな、空いてるに決まってるよ。ああ、空いてたさ。
 いやあ、もう。マナティに和む和む。
 水槽ぎりぎりに沿うように泳ぐから、体表観察し放題。イルカみたいに芸をすることもなく、お姿を拝見させていただくような状態であるが、たまらん。終いの方には『マナやん』『猫背マナやん』と名前を付けて一方的なコミュニケーションしてきた。あの水槽前に1時間座り続けられる自信があるな。
 そうそう、イルカといえば。丁度入場した時にイルカショーが始まっており、後半の少しを見ただけだったが。後にイルカプールへ行くと、今から丁度訓練をするところだから、と、まるで江口のためだけにショーを開いてくれたかのような状態に。飼育員のおねえちゃんが江口にダイレクトに声かけて来るしさ。イルカの喉の奥まで見せてもらえたし。
 あと、カワウソの餌やりショーも飼育員おねえちゃんとマンツーマンだった。というか、餌やりの最初っから最後までずっと見てたのは江口だけだった。なんで他の客はそんなにすぐ飽きるのか。
 ともかく、入場料の元は十分取った。有料道路分を足してもお釣りが来るよ。満足。
 ちなみにお値段大人ひとり1200円×ふたり分+有料道路普通車610円=3010円。

9月1日(水)

 江口の現在の仕事は食品レジだ。
 つまり、世間の今夜のメニューをいろいろ観察出来る売場ということである。
 みんながサンマを買う。鍋つゆとかカップスープとか買いだした。アイスの売れ方ががくっと減った。そんな季節だ。
 そんな中、季節を問わず羨ましいもの。
 焼そば。
 なんだろう、みんな買うね、焼そば。麺とキャベツともやしと肉を買ってたら、そりゃ今夜のごはんは焼そばだろう。江口も焼そばは好きっちゃ好きだけど、そう突発的に食べたくなるほどのものじゃない。しかし、こんなに毎日見せつけられたら、食べたくなるよ焼そば。あとね、みんなソースや焼そばは一緒に買わない。冷蔵庫に常備されてるのかしらん。常備させるほどに常に食べてるのかしらん。

 


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