2012年5月17日(木)〜5月31日(木)までのごはん。
5月31日(木)
うちの子は大食らいだ。別に不思議じゃないですかそうですか。
赤子というものは、一度の食事量がどうしても少なくなり、1日3度の食事では足りないそうな。特に、昼と夜の間は間隔が長いこともあり、おやつのひとつも与えなければならぬ。
けどね、うちの子は大食らいなのですよ。おやつにクッキーやせんべい1枚与えたところで、何の腹の足しにもならないのですよ。
なので江口はいつも、ちょっと前までなら1食分のカロリーに相当していた量のミルクを与えている。
となると、うちのママンや義母から貰ってくる、ビスコやカルケットがちっとも空かずに溜まっていく一方なのですよ。また、保育園に行きだしてから、おやつタイムに不在ということも続いているしね。
しょーがないなー、もー。
5月30日(水)
現在の江口は育児休暇中である。しかしそれも明日で終わり、6月からは仕事再開。そして覚えておいでですか、我が子は4月から保育園に行ってました。そう、つまり4月からの江口は、育児休暇中でありながら育児をしなくてすむという、パラダイス期間であったのだ。
とはいうものの、慣らし期間だったり熱出したり連休だったりして、フルタイムで預けられるようになったのは最近。手放しで遊び呆けられるようになるには至らず、先週にむりやり時間を作って強引に外出するのがやっとでした。
それでも、遊び歩けた日が出来ただけ、良しと思わねばならぬ。そう考えていたのですが、ひとつやり残して悔やまれることがあった。
にんにくがっちょりの食事がしたかったーー!
にんにく茹で潰して揚げたフライドガーリックとか、まるごとホイル焼きとか、一度食べたら2日ぐらい匂いが取れなくなる、にんにくフルコース。長期休暇中の今しか食べられなかったであろうに、気付けばもう月末。きー。
5月29日(火)
われわれ夫婦とその両親と、よその家庭と同じように、子の記録をこれでもかと残しております。デジカメもビデオも、データめいっぱい。2月中旬ごろまでに、すでに3枚約3時間の子DVDが作られました。
そして先日、1歳の誕生日を迎え、区切りがついたので、2月残りから誕生日までの記録を、また編集しようかと作業に入ったのですが。
なんか、見飽きた。
だってねえ、子なんて基本、寝てばっかりだよ。しかも撮影場所ってほとんど自宅の同じ部屋で、遊んでるおもちゃも同じ。2月頃って、こたつ出してるし、子の転倒対策に部屋中にざぶとん広げてるし、綿入れが部屋の隅に見えていて、ぶっちゃけ、画面がキタナイ。最近になって子は立ち上がり動き回るようになり、そうなると2月の寝っ転がってる画ってすごい過去のことで、それを編集するのってなんというか、締め切りをとうに過ぎた仕事を片付けているような気分で楽しくない。
けどまあ、やらなきゃな。ジジババが待ってるからな。
5月28日(月)
トングって便利なのかしらん、と常々思っておりまして。
調理器具としての邪道感はどうしても否めなくて。たとえるなら、キッチンばさみで食材を切っているような。けれど、手抜き昼ゴハンに頻繁にパスタを作る、その際に水切りザルを使うのが面倒臭く、直接鍋から皿に移すのに菜箸を使うと麺の重さに不便を感じている。ここでトングがあれば、もしかして便利なのかしらん、と。
というわけで買ってきましたトング。100円均一のだけど十分。
そして麺を茹でる時がきました。
でも今日の麺はうどん。
うどんにトングは違うだろう、と思ったので使わず。
そして再び機会が訪れました。焼きそば。
言っていいですか。すごい便利。鍋から皿への取り分けがこんなにスムーズだったことがあろうか。
5月27日(日)
私信。コンビニ袋・蕎麦音共に効果無し。蕎麦って言っても焼きそばでしたが。我が家に於いて、蕎麦ってあんまり登場しないのな、ボリューム的に物足りなくて。私信終わり。
さて、こんなことを言ってしまっては全ての生命がそうなんだろうけど。
カブトエビって、何のために居るのん?
江口家の周りには田んぼがいっぱいあります。こないだの連休中に水が張られ田植えも終えました。子を負っての散歩コースは、たいていこの田んぼ周りです。
カブトエビが泳いでいる、それに食いついて動かない江口。
それはいいんだけどさ、こいつらって、田んぼに水が張られた、ほんの数ヶ月の間しかいないのな。田んぼの水なんて、ある程度稲が育ったらもう張らないよ。これがヤゴだったりすると、幼虫時代は水の中→成虫になって外へ、と理由が分かるんだが。カブトエビって。周囲の用水路にはおわず、田んぼに水が張られてから後のみに目にする。水田に卵生んで、水田で孵ってその水田から外へ出ることなく次世代へ。何が楽しんだろう、あいつら。
5月26日(土)
すてきページ13周年なんだけど、誰も何も言ってくれません。
新コンテンツ『パ・愛・MAN』計画は頓挫しました。
5月25日(金)
子誕生日。おめでとう子。誕生日ケーキは無事に焼けました。
1歳になったので、一升餅を背負わせてみました。餅を用意したはいいが、背負わせる手段が無くて困りました。世間ではそんなことが無いよう、小分けパック餅をリュックサックに詰めた商品(背負いやすく、餅を分けやすい)も出回っているようですが、そこは江口、一升餅。正直、うちの地元ではそんな風習なんて無いんだけど、一升餅。
さて、その一升餅。終わった後はもちろんおいしく頂かなければ。しかしさすがに江口だけで一升はキツい。なので皆でわけるべく、切り分ける。そう、鏡餅じゃないから切り分けたんでいいんだよね。
5月24日(木)
明日は子の誕生日なので、夫の両親が前日入りしております。とりあえず、義母は隙あらばおっぱ(おんぶ)しようとしています。「赤子くんは、おっぱが好きね〜」と言いながらおんぶ紐を出してきます。素直になって下さい、お義母さんがおんぶするのが好きなんですよね?
ところで義母も、息子(江口夫)が可愛いのだろう、なんだかんだと食べさせたいのだろう。しかし、江口家の冷蔵庫も冷凍庫も有限です。なので、こっちに来る予定が出るたびに「何か要るものはある?」「何も要りません、冷凍庫もいっぱいなので、生モノはやめて」という問答を繰り返し、なんとか成果が出てここんところ生モノは減りつつあったのだが。
今回の来訪、いつもなら前日に同じ問答をするのに、何も言ってこない。今日の朝になっても何も言ってこない。油断してたね、鯵とイカ。「冷凍庫に入れて」。無理です。
というわけで、学習したよ。次からは来訪前日に電話確認。そして生モノは要らないの念押し。
余談であるが、江口家の冷凍庫には鯛のアラがある。今年の正月に夫の実家から持って帰った鯛をさばいて残ったものだ。正月の時点で必要はなく処分しようとしたが、夫が使うというので置いている。その後使う気配は無く、冷凍庫整理の度に確認するが、夫も意地になっている、捨てさせてくれん。そして江口も意地になってる、捨ててやるものかと。たとえこのスペースが空くとイカが入れられるとしても。
5月23日(水)
江口も何を血迷ってるのか知らんが、子の離乳食をそれはそれは手をかけている。正確には、なんか濃い味とか添加物とか与えちゃイカンみたいな強迫観念にとらわれている。なので保育園のおやつタイムで、ビスコがすでに与えられていると知ってびっくりした。以前に義母からビスコを貰って、「赤子にクリーム菓子なんて、早すぎる!」と突っ返したのだが、そうか、そんなこともなかったのか。ついでに言うと、昨日は5月のお誕生会だったらしく、おやつがケーキだった。誕生日当日にママの手作りケーキを食べさせることで甘味を有り難がらせる計画だったのに。
ともあれ、そんな事情で反省して、もうすぐ1歳にもなるのだから、徐々に雑なものを食べさせている。これまで無菌処理されたようなモノばっかり食べさせていたところへ、親と同じゴハン。ちょっと前は味噌汁も別の鍋で作ってたのにな、最近じゃ同じ鍋で同じ具材で申し訳程度に湯で薄めて。今日なんかマーガリンぎっちょりのニンジングラッセ、何の味の変化もさせずに子に与えた。めっちゃ食べた。気に入って頂けてナニヨリ。
こうして子はいずれ、駄菓子屋で謎の原材料で作られた真っ赤や真っ青の菓子を口にするようになるのでしょうね。
まったく関係ない余談。しばらく前に、コチニールでアレルギーになるというニュースが。その話を夫にしていたら、「まず、コチニールを説明しろ」と言われた。え? コチニールって、天然色素の代名詞みたいなもんだと思ってた、と言ったら、「普通の人間は、食品添加物の名称なんて知らん。四六時中、食べ物のことばっかり考えてるあんたと一緒にするな」と言われた。みー。
5月22日(火)
昨日の話で恐縮なんだけどさ、金環日食でしたね。
そして言っていいですか。江口、日食の仕組みは理解出来ても月食の仕組みが理解できん。あれ、新月と何が違うのん?
さらにもう一つ理解できんのが、日食のピンホール観察。ちっちゃい穴を通した光が、日食の形と同じ形状になってる、あれ。昨日に夫に説明されてその場では分かったが、一晩たって改めて考えて、やっぱり理解できん。そしてこの、どの部分が理解できないのかを説明できない自分の能力の無さにもげんなりする。
えっとね、とりあえず、江口の納得出来ない部分を説明してみる。太陽が陰ってたって、その場所が明るいには変わりないんだから、明度が変わるというなら納得いくが形が変わるのって何でぞ。こんなカンジで。
ちなみに江口は理系教科がまったく出来ず、かといって文系教科が得意なわけでもなく、国語の成績だけで大学まで行きました。何度か話題にしたがうちの大学の過去入試問題にはhelloを和訳する問題があった、そんな大学が最終学歴。
5月21日(月)
久しぶりにショッピングに出かけてきましたお金無いけど。
お金は無いんだけど、使ってはいけないお金が財布に入っているので気だけは大きい。万一所持金がゼロになっても、このお金で当座はしのげるって寸法さあ。
だからね、つい買っちゃいたくなるのあれこれを。
その一つ。箸置きー。
だって可愛いの見つけちゃったんだもん。なんで蓮根柄ってあんなに可愛いんだろう。ガラス細工の蓮根箸置きはもう持ってるが、今日見つけたのは陶製長方形で染め模様のやつ。しかもシリーズで食器も一揃えある。うわー欲しいー。しかも箸置きひとつ210円って、箸置き界では相当安い。ちなみにガラス蓮根は735円だった。かなり悩んだが、現在の江口家では箸置きなどという、子が飲み込めるサイズのものを置いた優雅な食卓を作れずにいる。今すぐに売れて無くなるものでもあるまいと、今回は我慢した。我慢出来なくなったら買う。同じ店にある鳥獣戯画丼も買う。
5月20日(日)
うちの姉と、その息子の小さいときの話。
やはり赤子に、そうそう甘いものを食べさせてはなるまいと、姉は息子にお菓子類をほとんど与えなかった。その後大きくなって、初めてキャンディーを食べさせたら、「この世にこんな美味なものがあったのか」というような顔をした、という話。この話がたいそう面白く、江口もいずれ子を持ったらやってやろうと考えていた。そして江口にもその機会が。
が。
こないだ貰った苦い薬を飲ませるために、ついに禁断のアイテムに手を出したよ。チョコレートアイス。ミルクしか知らなかった舌と胃に、なんという超高脂肪超刺激物。これまでにこんなクリームものを食べさせたことすらなかったのに、なんという一足飛び。
今度の誕生日に、ママンが腕によりをかけてケーキを作ろうとしているんだが、ありがたみが欠けたような気分。ちくしょう、ありがたがれ。
5月19日(土)
ホームベーカリーの仕組みを申し上げますと。捏ね機能のついた炊飯器、と言ってしまえばいいでしょうか。釜の底の部分に、回転する羽状のパーツがありまして、材料を釜に放り込みスイッチを入れると、羽が回転して材料を捏ね、あとは加熱して焼き上がり、となるわけだ。もちろん羽がついたまま焼くので、焼き上がったパンの底は、羽の形に裂けているが、それはご愛敬。
ちなみにこれは、餅つき器も同じで、底にある小さなパーツがぐるぐる回ることで、蒸した米を側面に叩きつけて餅をつく状態を作り出す。うちのママンなぞは、「こんな小さなパーツだけど、これが無かったら餅がつけない」と、しみじみ感心してたもんだ。
昨日の江口。翌朝に焼きたてパンを食べましょうと、材料を用意し、タイマーをセットする。
もうオチ言わなくてもいいよね。
5月18日(金)
江口の作るギョウザは美味い。美味くて夫も大喜びで食べるため、我が家ではとっておきのご馳走扱いに格上げさせ、滅多に作らなくなってる。
江口家ではギョウザを作るときは大量に作る。なんでラーメン屋とかって、ギョウザ1人前5個しかないんだろう。うちでは一人20個ぐらい食べる。他のおかずはないが、ギョウザは完全食だって『美味しんぼ』で言ってたんだもん。
市販のギョウザの皮は、30枚前後入っている、それを毎回2袋買い、それに納まる量の具を作るわけで、結果として毎度60個近い数を作る。当然、包むのにも時間が掛かる。
これをね、リビングに材料と道具を一式持ち込んで、テレビでも見ながらのんびり包む作業が好きなのですよ。何というか、刺繍を楽しんでいる優雅な貴婦人といった風情を味わえて。
けどね、リビングでは子がナニをしてくるか分からないので、今は台所でひとり立って作業をせねばならぬ。ただでさえ滅多に作らないご馳走が、ますます作られなくなっていく。子の成長をマテ。
5月17日(木)
子、またも熱。前から貰ってる薬が効かないので、種類をかえてもらう。今度の薬は苦いらしい。なので混ぜ込み用にヨーグルトやゼリーやらを用意する。普段では口にすることのない甘いものを、これから3度の食事ごとに食べるというのか。いやな習慣が付きそうであるよ。
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