2012年11月17日(土)〜11月30日(金)までのごはん。

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11月30日(金)

 そばぼうろはおいしいなあ。最も好きなお菓子のひとつである。この、「最も○○なひとつ」という、英語の和訳で覚えた表現が便利。
 そばぼうろはいいよ、それよりも芋けんぴだよ。どうすんだよ芋けんぴ。今年のお取り寄せやってないよ。やりたいんだけど、本気でお金がない。芋けんぴよりも優先すべきものがあるのでね、そばぼうろとか。
 いやしかし。本気でここんところ、芋けんぴ食べてないや。実は昨日にそばぼうろを買おうとしたとき、芋けんぴとどっちにするか迷ってた。けど、過去に食物繊維の国で紹介したモノを食べてもツマラナイし、そんなスーパーマーケットの芋けんぴを買うぐらいなら、さっさとお取り寄せしようよと思ったので止めた。お取り寄せをしたわけじゃないんだけどね。
 要するに、そばぼうろがおいしいから悪い。そばぼうろのせい。

11月29日(木)

 夫に、「エロくはないのに、エロを連想させる言葉って何かないか?」と聞かれたので、「潮見表」って答えたら、レベルが高すぎると怒られた。それはさておき、行ってきたよグラコローー。
 実は今週頭ぐらいから、子がずっと調子が悪くて、昨日まで保育園休んでた。で、今日も治ってなかったら、江口が家で面倒をみなければならなかったのだけど。
 と、こんなふうに文章をつなげていると、今日は子が回復したと話は続くのが正しい文法でしょうが。
 風邪っぴきの子を放置して行ってきたよグラコローーー。
 いやいやいや、江口が鬼母なワケじゃないよ。昼ごはんを食べさせて、お昼寝をさせて、寝ている間に見張りを夫に任せて晩ごはんの食材を買い出しに行く、その足で行ってきましたよ。いやあ、満足。正直、最初ほどの感動がある食品でもないんだけど、満足。なぜこれほどにグラコロに執着するのか考えてみるに、やはり季節限定というところが強みであろう。これが単に、1回こっきりの限定メニューであればここまで食いつかなかったであろう。冬が来て、今年もグラコロの季節となったという、旬感覚があるのだろう。そう考えると、菜花やサンマと同じ。これに関しては、マクドの戦略を認めざるをえまい。

11月28日(水)

 江口はジャンクフードが大好きだ。駄テイストが大好きだ。そんな江口が、年に一度、心待ちにしているのが、マクドナルドのグラコロ。今年もだいぶ前にきましたよ、グラコロの季節が。
 来たはいいが、なかなか食べに行く機会が無くて。キャンペーンスタートが14日だって。もう2週間経ってるじゃん、終わるんじゃないかとハラハラしていたが、なんとかまだ1週間は続きそうで一安心だ。明日、食べに行けたら行く。行けないかもしれない。ハラハラ続く。
 夫は江口とは逆で、ジャンクフードが嫌いで。不健康な生活をしているから、せめて食生活だけでも健全であってほしいそうで。しかし生活が不健全なので十分な食事タイムが取れず、ジャンクに走らざるをえない状態にしょっちゅうなる。先日も、そんな理由で食べたらしい、グラコロを。
 そして、食べたという事実を憎々しげに語るんだな。こっちはこんなに食べたくて仕方ないと言ってるのに、そっちは仕方なく食べたという。この苛立ちを分かってくれるか? 分かってくれるかあああああ!?
 明日行けますように。

11月27日(火)

 働きたくないでござる。
 仕事をして帰ってきて、家事なんてやってらんねー。というわけで、我が家は常にとっ散らかってる。赤子が育つ環境じゃないほどにとっ散らかってる。今日も、洗濯物を取り込んで放置してたら。
 赤子が、その洗濯物の山から服を1枚ずつ持ってきて渡してくれるんですけど。なに、その可愛い動作。
 赤子に手渡されたら、それをポイッと捨てるわけにはいかんだろう。「あらー、お手伝いしてくれるのー? ありがとー」なんて言いながら、畳むしかないだろう。畳み終わったら、次のを渡してくれるんだよ。おい、どこで覚えたそんな作業。おかげで片づいたわ洗濯物。
 夫と推測してみるに、洗濯物畳みは、子の目の前で唯一やっている家事であったよ。
 我が家はリビングと台所は、ガラス戸で完全に仕切るタイプであり、調理や皿洗いなどをしているときは、子はリビングに軟禁されている。リビングにいて、子を脇で遊ばせながら出来る家事って、畳みものぐらいなんだな。なるほど、それで覚えたか。覚えさせるほどには家事をやっていたよ。ひとあんしん。

11月26日(月)

 職場の更衣室にて。
 江口はロッカーのカギに、テキトーなストラップを付けている。長く付けっぱなしなので飾りのほとんどが取れ、薄黒く汚れた三角形のものがふたつぶら下がっているだけの状態。
 それがふと視界に入った、隣のロッカーの人が。
 「あら、それって、天皇陛下の石?」。
 何ぞそれ。
 彼女が言うには、天皇陛下か、皇太子かがお土産に買ったという有名な石があって、自分も持っていた‥‥、とかなんとか。
 ごめん違う。これ、カツオのたたき

11月25日(

 よく、近所の話し好きオバチャンは「そんなことまで」と思うほどの人ん家の内情を知っているというイメージがあるが。イメージじゃなくて、事実その通りだ。そしてその理由が今日分かったわ。
 あれ、本人から聞き出してるな。
 こないだ、お隣の奥さんから柿を貰いまして。いつもいろいろ貰うが、お礼をするにも何もない。さあ何か無いかと思っているところ、今日に江口がママンの実家に顔を出したらレタスをいっぱい貰ったので、それをあげることに。
 ところで香川県は、うどんだけが有名なようであるが、実はレタスの生産量も多くて日本トップクラス。その中でも、ママンの実家のある○○町は、県内でもレタス農家が多い。
 奥さんとの会話。
 江口「私の母の里で採れたレタスを貰ったので〜」
 隣「あら、おたくの里って、○○町?」
 ここまで言われて、「いいえ違います」とは言えんだろう。同じ土地に長く住んでるオバチャンは、基礎の情報量が違う。そこから反応せざるをえない状況に会話を持って行く。刑事の聞き込みみたい。されたことないけど。
 関係ないが、レタス生産量を調べてて辿り着いたサイト『とどラン』が面白い。香川県は銃器押収量1位(2010年)。うどんとレタスだけじゃなかった。

11月24日(

 ママンの実家で親戚が集まるらしい。法事とかじゃなくて、単に兄弟揃ってゴハン。ちなみに6人兄弟(平成24年11月現在)。なので江口も来るかと声を掛けられた。残念ながら江口も他に用事があり、また赤子を抱えてそんな集まりなぞ落ち着いてられないということで、いわゆる「行けたら行く」の返答をしておいた。けど、大阪や滋賀という遠方の伯父も来るという。伯父らはまだ赤子の顔を見ていないので、見せてはおきたい。30分程度でも顔を出そうかなあ、それはそれで面倒くさいなあ、と悩んでいたら、夫が。
 「親戚のアイドルになるのは今だけだぞ」と。オウ!
 そう、1歳半の我が赤子、よちよち歩き、言語じゃない言葉を発し、表情も豊か、いかにも幼子らしい幼子。きっと63歳以上が揃ってる場所ではちやほやされるに違いない。今がチャンスだ。今を逃すと、ちょうど1年下にいる、現在はぽやぽや顔をして転がっているだけの従兄の子が成長してアイドルの座につくだろう。そうなる前に地盤を固めておかねば。

11月23日() 勤労感謝の日

 ノルマって嫌ぁね。
 江口の職場はスーパーマーケットである。土用の丑にはうなぎを、11月にはボジョレーを、クリスマスにはケーキを、ご丁寧にカタログを用意して予約を受けているスーパーである。それでね、全従業員に、それぞれノルマがあるんですわ。そりゃ、誰も自分で買えとは言ってないんだが、最終的には自分で買わざるをえない状況になる。それでも、うなぎやケーキは自分にも必要なので買っていたのだが。
 おせちですってよ。
 今年は、おせちも売れってよ。1個1万円とか平気でする、あのおせちを売れってよ。無茶言うな。
 そしてやっぱり、これもノルマが。自腹切るにはキッツいぞ、1万円は。なので、一番安いものを捜す。おせち以外にも、オードブルやステーキ用肉などもカタログには載ってるからな、その辺からチョイス出来ないかなあ。
 そんな従業員のためにあるのでしょうか。どのカタログにも、千円の天津甘栗が載ってある。うなぎにも、ボジョレーにも、ケーキにも、おせちにも、天津甘栗。

11月22日(木)

 わあーい、普段の行いがいいからかしらん、スクラッチで5千円当たったヨー。思わぬ臨時収入なので、今夜のゴハンは奮発しちゃうヨー。
 おでん。
 いやいやいや、おでんをチープな料理だと思ってる貴方、そこへ座れ。おでんって贅沢だよ? だって、作るとなると材料をいちから全部揃えなきゃならん。冷蔵庫の残りもので野菜炒め〜、とか、テキトー煮物〜、とかじゃない。練り物ってそうそう、冷蔵庫に入ってないよ。そう、江口はおでんは練り物があってこそおでんを名乗れる料理だと思ってる。大根とコンニャクだけなんて、ただの大根とコンニャクの煮物だ。
 というわけで贅沢にお買い物。大根とコンニャクは家にあるので追加で、定番の天ぷら、目に止まっておいしそうと思った鶏つくね串、謎の食材ちくわぶ、牛すじ肉、たまご。わふー、贅沢。
 ただし、おでんには一つ難点があって。
 欲しい具材を欲しいだけ入れると、鍋に収まらん。今日もたまごが入らなかった。夫が不満そうだった。あと、ちくわぶ不評。

11月21日(水)

 水曜日の深夜だから、『孤独のグルメ シーズン2』を観るよー。数週間前に、テレビをつけっぱなしにしていたらドラマが始まってしまい、それ以降首っ丈。深夜においしそう映像って拷問だよね。今回はハマグリの酒蒸しの回で、夫が泣きながら暴れてた。
 今夜の江口家のごはんは、タラとあさりの鍋風。『風』ってのは、鍋じゃないから。休日じゃないから、のんびり鍋をつつくわけにはいかないので、コンロで調理したものを皿にとりわけて食卓へ。江口も、子と自分と、それぞれの皿をつついていました。おっと、子の皿に死んだあさりが。除けておきましょう。おっと、江口の皿にも死んだあさりが‥‥。
 あさり?
 石でしたーー。
 あさりサイズの、あさり色した石。騙されたーー。騙されたが、これって異物混入だーーー。

11月20日(火)

 今度、友人とゴハンに行く計画がありまして、さあどっか良い店は無いかと、食べログで捜してみる。ジャンルごとに、ベスト3店舗が出てくるというので、クリックしてみた、まずは『ランチベスト3』。
 うどん屋。
 思わず噴き出したが、しかたないな香川県だもの。じゃあ次は『レストランベスト3』。
 うどん屋。
 気を取り直して行きましょう、『スイーツベスト3』。
 うどん屋。
 誰かこの県を救ってくれよ。

11月19日(月)

 もうすぐクリスマスなので、ぼちぼちプレゼントに何が欲しいかという腹の探り合いが始まりました。こう書くとロマンも何もないね。ところで気付いたんですが、どうしてクリスマスにカップルでプレゼントを贈り合わなければならないのでしょう。アレって、いい子にしてたらサンタさんがプレゼントをくれるよ、という話であって、恋人同士の贈り合いなぞ誰が言い出した。えーと、『賢者の贈り物』って、クリスマスの話だったっけ? となると、日本の商業界が祭り上げた風習でもなさそうだな。クリスマス文化が伝来した時点で、すでに贈り合う風習も込みだったとあれば、じゃあ仕方ないな。今年は何にしよう。
 ちなみに江口は、「何が欲しい?」と聞かれたときは、まず箸置きと答える。だって欲しいもん。こないだ見つけた、みそ田楽の箸置きがプリティー。でも、箸置きって、箸が置けなきゃ意味ないよね。単なる卓上ちっちゃいオブジェでしかなく、箸を置くことを拒む形状の箸置きの、なんと多いことか。重ねて言おう、江口が欲しいのは箸置き。はーしーおーき。

11月18日(

 リベンジーーー。
 本日の江口の出現場所は、さぬきこどもの国。何がリベンジかというと、前に行く予定を立てたときは当日に入院騒ぎになったからだ。
 というわけで今度こそ行ってきましたお弁当持って。
 初めて行く場所だったが、楽しいなあそこ。子を放り出して走り回らせる事が大前提の場所なんで、まあ気楽なことよ。屋内でお弁当広げてもOKだからな、冬場でもたぶん大丈夫(屋内ベンチはめっさ混んでたけどね)。惜しむらくは、子はまだ遊具で完全に遊べないと言うことだな。建物をぐるりと囲むように作られた、アスレチック的な遊具をずっと登りたかったのだがな、さすがに一緒に登らせるのは無理だ。あと3年ぐらい待たねばならぬだろう。
 空港併設の施設なので、飛行機展示なぞもあります。YS-11が、日曜日だったので内部も見せて貰えます。江口、飛行機に乗ったのは初めてなんですが、狭いのな。あれ、本当に飛ぶんですか、と不安になるレベル。コックピットなんて、一度入ったら抜け出せないぞ。
 その後、機体のまわりをぐるりと見て回ったが、そこまで見てんの、江口達だけ‥‥という話に持って行こうとしたが、夫のブログとかぶったので止めとく。
 結論。めっさ楽しかったので、また行く。せめて花のある季節に。

11月17日(

 子を縁側から落としたよ。てへり。
 洗濯物を干していてさ、部屋に子を残しているとぐずるから、一緒に縁側に出てたのね。うつぶせになった状態で、縁側と同じ高さにあるエアコンの室外機をぺちぺち叩いてたので放っておいたら滑り落ちた。おおう。夫にめっさ怒られた。怒られながら思い出したのは、江口が小さいときに庭のブランコから落ちて骨折した時のエピソード。ブランコをこいでいたのはパパンで、落ちた江口がいつまでも泣いているのをパパンは、おおげさだ、湿布でも貼ってれば治ると言ったらしい。ママンは、これでブランコをこいでいたのがママンだったら、パパンは離縁しかねない勢いで怒鳴っていただろうに、やっちゃったのが自分だからって、まったくもう、と思ったという。
 ちなみにその後、子は玄関の上がりかまちからも落ちた。これは江口と夫、両方いながら落ちたので何も言われなかったよ。

 


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