2012年1月16日(水)〜2月1日(金)までのごはん。

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2月1日(金)

 夫の実家からときどき、野菜を中心とした荷物がいろいろと送られてくる。最近はその中に、かわいい孫に向けての貢ぎ物が多々入っている。バナナやりんご、ハイハインやビスコなどなど。
 しかしここの母親は、子に、ベビーフードではない市販菓子を食べさせるのを殊更嫌っている。だって1歳の子だよ? 滅多なもの食べさせられないじゃない。
 けれども義母は、そろそろベビーフードなぞ卒業だろうと思っている。送ってくるお菓子に、あまりチョコやクリームを使ったモノは控えてと頼んでみて、「じゃあ何がいいの?」と聞かれたので、ビスケットやボウロなどと答えたら、「そんな赤ちゃんみたいなもの、もう卒業だろう」ってハッキリと言われた。そんなことはないよー、37歳のわしもボウロ食べるよー?
 というわけで、今回の荷物に入っていたのは、たべっこどうぶつとコアラのマーチ。コアラは、バレンタインのチョコを兼ねて。
 けどね、お義母さん。実はここの息子ちゃん、一度もたべっこどうぶつ食べたことないのよ。だって江口が好きだから、たべっこどうぶつ。あとね、コアラのマーチは貴女の息子ちゃんが平らげたわよ。わしが目を離した隙にね。ちちい。

1月31日(木)

 いやん、最近日記がキレイに一日おきだな。まあ、今日はダウンするだろうと思ってたけど。
 朝に息子を保育園に連れて行ったら、午後までぐうたらするつもりだったのよ。それこそ、まだ見終わっていない正月番組の録画でも見ながら、ぐだぐだと。午後から保育園で懇談会がある、それまでフリータイムだと思って。
 急に病院に行かなきゃならない事態が発生してさ。急なもんだから、予約も取れないし、木曜日だから午前中しかやってない。他の用事ぜんぶ放っぽりだして出ていく。案の定、待たされる。懇談会の時間ぎりぎり。昼ごはんも食べる間なかった。
 懇談会が終わって、買い物に行ってやっと昼ごはん。座ってゴハン食べてたら、もう立ち上がる気力が萎えて。この時点で、もう今晩はダメだと思ったが。15分ぐらいうたた寝をした後に、夕食の準備。そしてこの後は、子を予防接種に連れていかにゃならん。
 以上、ハードスケジュールの一日でした。返せ江口のぐうたら計画。

1月30日(水)

 職場にて。江口の職場では退店時に、警備員によるカバンの中身チェックが行われる。とはいっても、カバンの口を開いてちょいと見せれば済むだけの話なのだが。
 それが時々、抜き打ちで、カバンの中身を全部開けてチェックする時がある。それが今日。
 抜き打ちって、ある話は聞いていたが、4年前に入社してからまったく遭遇したことが無く、本当にやってるのかと思っていたが、育児休暇から復帰して半年のこのわずかな期間に2回された。あれか、店長の性格か。
 ところで江口は、財布などが入ってるカバンと、おべんとうなどを入れるトートバックの2つを持ち歩いている。おべんとうが無い日も、休憩時間の持ち歩きバッグに便利なので、トートバッグは空でも持ってくる。
 中身チェックされてさ、使用済みのしわくちゃハンカチひとつだけぽつんと入ってるのも、それはそれでみっともないなあ。

1月29日(火)

 寝てた。びっくりした。昨日にあんだけ寝たので、今日は寝ないだろうと油断してたら、寝た。おかげで台所とか洗濯ものとか、ほったらかし。あ、それいつものことか。
 しかしまあ、なんでこんなに寝るのか。体力が落ちているのか、己の若さを過信しちゃいけないか。
 あのね、こないだ職場で配置換えがあって、カバン売場からキッチン用品売場へ。ここがなかなかへヴィな売場なの。毎日のように入荷があって、それをちまちま補充するの。カバンなんて、何十個も入ってこないけど、ラップはケースで入ってくる。妊娠前には、食料品売場にいて、妊娠した時にその売場がキツいからと配置転換を希望した、その食料品に戻ったみたい。2〜3年前のことですが、その3年のブランクと、三十路の3年経過とを重ねると、さて、どんだけ保つか心配。なんでも等速運動だと思うな。

1月28日(月)

 日記に書くことがないので、予備ネタから引っ張ってくるか、馬鹿親の子自慢か、江口のぐうたらばなしか、どれかにするけど、どれがいい? じゃあぐうたらばなし。
 というわけで昨日はね、新居浜市のイオンに行ってきたの、車で1時間半。ちなみに一昨日も行ってきた、綾川のイオン。どんだけイオン好きか。いや、そんなに好きじゃない、この辺で遊びに行ける所って、イオンしかないのが正解。
 そんな遠方に行って、店内をうろうろ回って、帰ってゴハン作って子を風呂に入れて寝かしつけしたら。
 はい、落ちない方がフシギ。
 明日の準備も片付けも何もしていないので、夜中に一度夫に起こしてもらうも、体が起きない。瞼は開いたが、それ以上は起きない。最後の気力を振り絞って、枕元に置いてあった携帯電話に手を伸ばす。
 『からだおきん ねる ごみ して』メール送信。これで動いてくれるんだからありがたい夫ですよ。
 「空白を開ける余裕があったなら、漢字変換も出来ただろうに」って言われた。そこまで丁寧なメールをする気力なぞ無いに決まってるだろう。

1月27日(

 いよいよ、子の外食デビュー。それまでに、外食をする席に同席をさせたことはあったが、同じ料理を食べるのは初めてだ。いわゆる、おとりわけってヤツですけど。1歳8ヶ月、まだお子様ランチには早いかな、と。江口と夫、それぞれ10万パワーずつ集めれば大丈夫。
 でも正直言いますね。
 たぶん、お子様ランチ、たいらげる。
 江口のオムライス、半分ぐらい食べちゃったよ息子ちゃん。おかあさん、食べる分無くなっちゃったよ。
 なんでお子様ランチを注文しなかったかというと、まさか我が子が早くも、世間の市場に一人前に参加する資格を持つようになったと認めたくなかったからだ。なんというか、赤ちゃんでちゅねママのオマケでちゅねバブバブ言ってて許されたモノが、1個人としてカウントされるのが信じられない。うそーん。

1月26日(

 子の通う保育園で、成長展なる展示会がありましてん。1年間の園での生活と、成長の記録の写真や工作物を展示。さすが保育園って、発達生理のエキスパートだな。おもちゃひとつに、画用紙に描かせる絵のひとつに、観察ポイントを示してくれる。なんかもう、人間の成長と認識の発達が目に見えて分かって、いろいろ興味深い。ちょうどこの直前ぐらいに、「息子がいつの間にか、特定のイラスト単体ではなく、四角に丸がよっつあるものを車と認識している」ことに気づいてびっくりしてたのでタイムリー。案の定、展示物に長いこと食いついてるのは江口達だけ。なんでみんな、そんなに興味がない。あとは単純に、身長と体重の増加なども観察。壁に全員の足形が名前を隠した状態で貼ってあって、「うちの子、どれかしら〜。ガタイがいいから、このデカいのがそうじゃね?」と思って答えをめくったらその通りで腰が抜けた。もしやもしやと思っていたが、デカい、息子。
 そしてこの展示会、どうもメインは、給食の試食会であるようだ。会場大盛況。『試食会』というから、スーパーマーケットの試食程度のものを想像していたが、主食+主菜+副菜+おやつ、で、普段の1食分の量を渡された。それを人数分。子の昼ごはん、これで済んじゃったよ。同じテーブルに着いていた別の親子が、「ちゃんと食べてよ、家に帰ってもごはん無いよ」と言っていたので、毎年恒例らしい。試食会の感想。いいもの食べてるな息子。あと渋いものも。切り干し大根率高い。
 というわけで、たいそう楽しいイベントでございました。仕事を休みにする価値あったわ。

1月25日(金)

 また口ばっかりの話をしますけどね。
 着物を日常的に着たい。
 というわけで、休日のウインドウショッピングのついでに、和服売場を覗く。ショッピングモールのいちテナントで、和雑貨もいろいろあったので、何も思わず気楽に覗いたのですが。
 めっさ濃密な接客された。
 ちりめんのガマグチの棚を見ていただけなのに、気が付いたら一式試着してた。そのまま、ゼロから揃えたらいくらかかるかの見積もり出してもらうまでに。一応言っておくが悪質商法じゃなくて、江口だってそれなりに興味があったからいろいろ聞いてみただけで。
 見積もりの結果、トータルで2万円弱。
 どうしよう、この、単なる趣味で済ませるのに、けっして高くない敷居。いやさもちろん、現在の江口の懐からすればしんどいのだが、大の大人がちょっとお遊びでやっちゃえ、というのに、2万円は特に怒られる額じゃない。
 ちなみに、これはかなり安い額。なぜなら着物本体が2千円だから。Tシャツレベルだよ。店のポスターに「小紋の着物は日常着です。ワンピース感覚で着ましょう」てな案内があったが、ムームーだなこの額だと。

1月24日(木)

 近所の本屋でね、週刊少年ジャンプと、マガジンと、サンデーが立ち読みできないように紐をかけられてるの。
 でもね、少年チャンピオンはかけられてないの。
 差別反対。

1月23日(水)

 今日こそは台所の掃除しなくちゃな、けっこう長い間、掃除してない。ここは土間か、ってぐらい汚れてた。今日は久しぶりに予定のない休み、今日こそは何があっても、たとえ世界が終わろうとも掃除をするぞ、と決意。
 けどさ、実際に今日が世界の終わりだっていう日なら、掃除なんてしないよね。
 という話をしたら夫の返し。「最後の日にあえて日常を過ごすという選択肢も定番だよね」。
 うん、あえて日常を過ごすなら、掃除しないヨ?

1月22日(火)

 昨日続報。フレンチトーストとか? ラスクとか? ごめん、鈍器をそんな軽やかな菓子にしようなんて間違ってました。サトウの切り餅が小麦味になったと思って下さい。なので噛みしめると意外と美味。美味だが、処分したよ。教訓。ドライイースト大事。
 でもって、今日も日記のネタがないので予備ネタから。せっかく300近くあるんだから、有効に使わなきゃな。
 内容は覚えてないのに、単語のインパクトだけで覚えてしまう言葉ってあるよね、六波羅探題とかが代表格で。
 その意味で言うなら、モホロビチッチ不連続面なんてのは、まさに地学界の六波羅探題。おめでとう。
 ちなみに、これと同じ流れで、お菓子界のザッハートルテがあるのだが、ネタの内容忘れた。そもそもザッハートルテがお菓子界の住人なのにな。何だったんだろう。

1月21日(月)

 昨日に、また病院に行ってあれやこれやしてたんですよ。当然、夜は疲れてばたんきゅーとなるのが分かっていたので、倒れる前に翌日の準備を済ませる。
 自分の出勤準備、よし。子の保育園準備、よし。生ごみの始末、よし。翌朝のパンの準備、よし。
 なにがよしだって?
 はいはい、パンにドライイースト入れ忘れましたーだ。朝起きたら鈍器が出来上がってましたーだ。どうすんの、これ。
 とりあえず、砕いたらパン粉になるかなあ、と考え中。
 けど、パン粉を使う料理もしばらく予定が無い。フレンチトーストみたいに、液体にひたしたら何とかなるかなあ。ラスクとかにできるかなあ。
 あと、たしかクリスマスプディングってパン粉から作ったよなあ、と記憶を呼び戻してみる。
 なににせよ、手間がかかるのは確か。めんどくせ。

1月20日(

 私信。息子の名前は、べつに捻ってないので、そのまんま読んでくださいな。音読みじゃなくて。
 さて、その息子ですが、最近また知恵がついてきております。絵本の中にあるものを理解しているようで。食べ物が出てくると、それをつかむ動作をし、ママンの口に運んでくれる。あらかわいらしい。
 でも、読んでいる絵本が、スズメがパンをつついている絵でして。
 スズメの餌を食べているようで、たいそう複雑な気分です。

1月19日(

 あまりに日記に書くネタがないので、予備ネタからひっぱってくるよ。そう、この予備ネタって、正にこの為にあるのに、まず使わない。だって大半が下ネタだから。例えば『アルルの女』は、ひと文字を伏せ字にしたらたいへん、とかね。
 さておき、なんだか気が滅入っている夫との会話でのこと。
 夫「なんか、ツボに入っててねー」
 江「『ツボ』って言うと、大笑いしているみたいやね」
 夫「あ、違う。『ドツボ』やな、ドツボ」
 江「茶壺なら?」
 夫「『とっぴんしゃん』やな」
 こんだけの話。

1月18日(金)

 いやあ、バレンタインコーナーが動き出しましたねえ。クリスマスとバレンタイン、このふたつは店が華やかで好き。売り場ごとに分散するクリスマスと違ってバレンは、どこの店でもたいていイベント広場で集中して商品を展開されるので、そこだけ特別空間になって楽しい。単純に、お菓子が大量に積みあがってるのも嬉しいし、見たことない製菓材料や手作りキットが並んでたいそう興味深い。
 話の流れで夫に、今年はどんなチョコレートが欲しいかと聞いてみた。返ってきた答え。
 「そういや、手作りチョコって、食べたことないな」。
 むむう、確かに。ケーキやクッキーなんかはあるが、純粋なチョコを作ったことは無いな。もちろんこの場合の手作りチョコとは、チョコレートを溶かして再凝固させるアレ。決してカカオマスからという意味ではない。
 そしてアレって、厳密な温度を測る必要があってめんどくさい割に、材料の割チョコの味しかしないんだよ。だったら割チョコ食べてりゃいいじゃん、と言ったら終いですかそうですか。
 いやホント、バレンになると、メリーやモロゾフの、本気製菓会社が名乗りを上げる。そこへ共立の割チョコ味を出して何の勝負になるというのだ。餅は餅屋。チョコはチョコ屋。

1月17日(木)

 息子ちゃんの 喉がごきゅんと 鳴ったから 今日が我が子の 誤飲記念日。みんなに怒られるから内緒にしててね。ちなみに、マグネットおえかきボードのペン先。まさか取れるとは。
 話は変わるが、さっき、5分ぐらいの映画の紹介番組見てたの。今日の作品は『ted』。あら面白そうじゃない、と、この番組を見て初めて思った。
 だってこの番組を見る以前までに入ってきた情報はテレビCMで、テディベアがオッサン声で喋って、その声の吹替を毒舌芸人がやる、ってことだけだった。これで何を面白がれというのだ。紹介番組でやっと内容を知り、面白そうと判断。
 以上から言える結論は、そのCM、CMとして失敗だよね、ってことだ。
 内容を知ればこんなに面白そうなのに、その内容を何一つ伝えない。吹替声優に有名人を使ってます、これだけ。あと、試写会の客を捕まえて「とにかく泣けます」「感動です」って言わせるやつ。あれのCMが高評価を得ている話を全く聞かないのに、未だ作られるのは何でだ。それとも江口の知らないところで、あのCMに依って観客動員数が増えている実績があるのか。
 この問題について語りたいことは山のようにあって、全部言い出すと文章量がとんでもないことになるので止めるが、でも一つだけ。
 ま、江口はもう何年も映画館で映画観てませんが。

1月16日(水)

 今日からまた職場での売り場が変わりました。4年勤めて異動4回。その辺の管理職よりいろんな売り場触ってるわ。ま、それは言い過ぎですか。
 今度の担当区は、台所用品。ラップやアルミホイルから、炊飯器までたいそう幅広い。
 ところで江口には困った癖がある。
 自分の売り場で触ってるモノが欲しくなる。当たり前っちゃ、当たり前でしょうが。ついこの前までは、ランドセルが欲しくて仕方なかった。かなり細かく吟味もした。
 でもって今度は、弁当箱が欲しい。持ってるよもちろん。持ってるのに今は、サイズ的に丁度いいからとタッパー使ってる。弁当箱を必要とする意味はどこにもない。ないが、欲しい。
 あとね、ちょうどレジの前にタオルが積んであって。タオルも欲しい。でもってタオルは弁当箱と違い、必要な理由がいくらでも出てくる。現に今、子の保育園用としてかなり必要としている。となれば、すぐにでも買いそうなものなのにどうして買わないかというと、買ったからには保育園用にお名前付けをしなくちゃいけないからだ。そこまでする気力はない。ズボラは物欲に勝つ。


 


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