2013年6月1日(土)〜6月16日(日)までのごはん。

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6月16日(

 あー。父の日だー。
 ニュースの記事なんだけどさ、やっぱり父の日って、母の日よりは経済効果が薄いらしい。「父の日にプレゼントを買いますか?」という調査のイエス回答は、母の日の半分パーセントとか。そりゃそうだ、男にモノ買ったって、楽しくもなんともないもん。バレンタインもそうだけどさ、貰ったときのカワイゲがないんだよね。「うわー、うれしー、ありがとー☆」って言われたって話を聞かない。貰って当然、みたいに「ん。」だけだったりとか。あと仕方ないけど、売場が可愛くない。バレンタインは、完全に女子から女子へ贈る、または女子が自分で買うイベントに移行して、結果、売場が男置いてけぼりになった。さすがに父の日はそうはいかん。甚平とかステテコとか焼酎とかばっかりで、ピンク成分皆無。
 ちなみに、今日の江口の職場。うちの売区からは、い草ごろ寝マットや枕を父の日コーナーへ出していた。が、最終日の今日になって売場が薄くなり、何でもいいから並べろと指示があったが、残ったモノはピンクの女柄ものばっかり。
 いいじゃん、どうせお父さんに贈ったはずのものを、ママか娘が自分で使うんだろうからさ。

6月15日(

 うへえ、息子に歯石らしきものが。
 生後4ヶ月という、標準よりもかなり早い時期から歯が生え始め、以降、立派に生え揃い咀嚼力も増しております(例:おせち田作り)。ところで虫歯とは感染症であり、虫歯を持っている親の唾液から感染するものである。なので、同じ箸を使ったりはもちろん、自分の口元を拭った手で子の口元を触ったり、ましてや舌をねじ込むようなキスなども、ぐっと我慢をして2年間。それもこれも、これから虫歯になるリスクを思えば我慢出来たことで。
 なのに歯石らしきものかー。ま、原因は分かってる。歯磨きを十分にしてないんだな、これが。
 だって大人しく口を開けてくれないんだもん。あんた、4ヶ月の頃から毎日歯ブラシを口に入れてるのに、なぜ慣れん。

6月14日(金)

 せっかくなんで、子に本を買ったのですよ。これ以上本を増やしたくはなかったのだが、寝る前に毎晩毎晩読み聞かせをねだられる、それに同じ本ばっかり、わしが飽きた。
 ポプラ社やら永岡書店やらの、400円しない小さいアニメ絵本シリーズが、価格的にも、枕元に持ち込むのにも、文字のサイズ的にも、たいそう便利でいいのだが、そればっかり揃えるのもなあ、ということで、ハードカバーの絵本を捜す。しかしいざ選んで買うとなると難しいな。んもう、ここはスタンダードに、『ぐりとぐら』。そう、『ももたろう』みたいなメジャー話を知っているかどうか云々のハナシになるなら、ここまで広い世代に知られてるメジャー話だって知らなきゃ筋が通らないだろうよ。ま、江口だってそりゃ、タイトルしか知らんが。
 ついでに思い出した、江口の持っている『オレンジページ』のバックナンバー。絵本に出てくるお菓子を作ろうという記事があって、当然そこには、ぐりぐらかすてら。思い出したので引っ張り出してみた。引っ張り出したはいいが、ぐりぐらに何の思い入れも無いので、そのカステラにも何の感動も生まれなかった。江口が食べたいと思う絵本のお菓子ってなんだろうな。ちびくろさんぼのバターかしらん。菓子じゃねえ。

6月13日(木)

 あったかいふとんで、ぐっすりねる! こんな楽しいことがあるか。
 なのに何で息子さんは、布団からはみ出すのか。
 いつの頃からか息子さん、江口の布団で並んで寝るようになった。しかし、幼児の寝相というのは古今東西悪いモノで、うちの息子も例外なく。しかし、いくらなんでも布団から出るのはなあ、というわけで、本来のダブル布団の隣にシングル布団も敷き、6畳の部屋が端から端まで隙間無く布団。
 枕元に来るかあー。そう来たかあー。
 今は逆に足下に移動してる。そのうちドア開けて出ていく。

6月12日(水)

 昨日の日記続報。甘葛採取って、奈良女子大学大学院で実験したらしい。それによると、相当手間のかかるものだとか。だから高級品なんだとも。そうだよな。あと奈良女子、古代菓子の再現とかしたりして楽しそうでやんの。いいなあ、入学しようかなあ。

6月11日(火)

 前に古本屋で買った、『お菓子の歴史』(1952年版)を読み返しているわけですよ。大丈夫、もう『體(体の旧字)』は読める。読めるけど、やっぱり見つけるたびに『はも』って読む。『體系』は『はもけい』。肉食系とか妹系とかに続く、新しい系統。ハモ系女子とか男子とか。
 くだらない話はいいとして。こんな風に偏ったモノへの興味が未だ続いているので、もうちょっと詳しく勉強したいのですよ。でもね、江口が興味があるのは食文化ではなく、あくまで菓子。しかし、菓子の歴史を紐解こうとすると、どうしたって最初は果物になり、加工品にしても、さして甘くない、粉を練っただけのものが続く。じゃあ、江口が興味のある菓子とは何を定義しているのだろう、と考えた結果。
 甘味を加えて、嗜好品として加工したものである、と。
 というわけで、江口の興味は甘葛かき氷(枕草子)をスタート地点にすることに決めた今日決めた。そのうちツタを煮詰めだしたら、なまあたたかく見守ってやって。

6月10日(月)

 子続報。よそんちの子の体調なぞ聞く義理はないだろうが、これも縁だ、諦めろ。熱は下がったものの、今度は咳。かなりひどく、百日咳を疑われるほど。ま、予防接種は終わらせているのでさすがにそれは無いと思うが、もしそうなら入院コース。そうなりゃ、もう6月というのは子が倒れる季節だと、これまた諦めることにする。

6月9日(

 子続報。体温計の数値は38度を記録するものの、体表は冷えてきているし走り回るので、快方に向かっていると判断。江口ママンから電話がかかってきて、「大丈夫なのか? 明日も熱が下がらないと、病院に連れて行かないとイカンよ」としつこく言われた。金曜日に連れて行って3日分の薬を貰って、回復を確認しつつ月曜日も病院行く予定が最初からあるっちゅーねん。そんなに信用ないか、わし。なお、息子はどのくらい回復しているかというと、昼ごはんにママが作った優しい雑炊に目もくれず、大人チームのチャーハンを泣きながら求めるほどに元気。
 その子なんですが、ふと見ると、手足に小さい発疹が。
 え? もしかして突発性発疹だったのかしらん。素人判断ですがね。
 突発性発疹とは、乳幼児に特徴的な病気で、高熱が2〜3日続いてそれが下がったかと思うと発疹が出るもの。世の赤子が最初になる病気がコレというケースも多く、俗に知恵が付く頃にかかる病気、知恵熱と呼ばれる。
 息子さん、やっと知恵がつきましたか。

6月8日(

 引き続き、子受難。本日の体温は39度5分。坐薬を入れて、やっと38度。ちなみに去年の今頃、同じように高熱を出してたかと思うと入院したね。去年と違うのは、坐薬を入れたらちゃんと熱が下がって走り回れるようになってる、ってことと、食欲は一切衰えず、ってことだ。さすがにカレーは食べさせてない、食べさせるつもりはあったけど。ココの文章を書いているまさに今、汗びっしょりで泣きながら起きだした。抱っこをせがまれる、わしまでびしょ濡れ。こんだけ汗かいたら、もう大丈夫だろうたぶん。
 ところで江口は、この、高熱を出したときに汗をかいて回復する、という状況になった記憶がない。うちの夫はそうやって直すタイプで、寝込まれたときは食事より何より洗濯が最優先事項だ。30歳の時に水ぼうそうで38度を出して寝込んだときに、枕元に着替えを一式置いたが、確か自発的に用意したんじゃなく当時まだ結婚前の夫が用意してて、それも着替えるのは単に1日が経過したから着替えていただけのような記憶が。
 さて、そんなワケですので、高熱で寝込む子に対して準備が抜けまくってます。タオルも着替えも何の準備も無しに先ほどの事態。焦ったね。

6月7日(金)

 天中殺の息子にトドメ。本日、39度の発熱。明日も保育園を休ませる予定で、非常食を買い込む、その一つにレトルトカレー。アンパンマン、ポケモン、仮面ライダー、キョウリュウジャーと選択肢があるのにプリキュアを選ぶ、それが江口。
 話は変わりますが、虐待を受けている子の特徴のひとつに、『ももたろう』などのメジャーな昔話を知らない、というのがあるらしい。つまり、幼少時に親からそういう読み聞かせを受けてないとか何とか。けど、よほど意識しないと、この数ある本の中からわざわざ『ももたろう』を買い与えようなんて思わないぜ。
 ともあれ、そんな話をふと思い出したので、病院の待合室に置かれてあった絵本から『ももたろう』をチョイスしてみた。分かっていたけど、最近のしゃらくさい改訂よ。鬼の悪さを明確にし、しかし鬼ヶ島に乗り込んでも土下座で済ませ、持ち帰った宝物はそれぞれ持ち主に返す、ご丁寧な描写が。あと、きびだんごがライフ回復アイテム扱いだった。ついでに挿絵は宮尾岳。別件だけど、『白雪姫』に小人は登場せず、ついでにATOKが小人を変換してくれず、7人の妖精がいた。『こびととくつや』に小人は出てくるのだろうか。いろいろびっくり。

6月6日(木)

 今日の息子。
 保育園のベランダで、エアコン室外機フェンスの周りが好きらしく、そこで遊んでたら滑って転んで顔を打ったよ、という話を先生から聞いている最中、廊下を走って別の園児にアメリカンクラッカーの如く衝突、反動で廊下に頭をぶつける。夕食時に味噌汁ひっくり返して、わき腹と太ももに火傷。天中殺やな、んもう。
 という話をしようとして、はて、『天中殺』って、どの程度一般的な単語なのかしらん、と疑問に思ったのでございますよ。
 wikipediaでざっと調べたところによりますと、干支の絡む話でありまして。じゃあ、還暦とか戌の日とかと同じ程度に使って大丈夫、と江口の中で判断。なので今日は息子の天中殺。ちなみに江口が用いる場合、運勢の細かい周期計算云々のことではなく、単に『厄日』という意味でしかない。
 なお、息子の怪我はいずれも、ココで笑い話に出来るレベルのものでして。江口の記録のために書き残しときまス。

6月5日(水)

 えぐぴょんも学生時代なんかはね、文芸部に入っていたりして、文章の作品を作るのが好きなのですよ。夫も同じような人種で、まあ今でもお互いそれなりに書いていたりするんだけど。
 たまに二人の間で話題になるのが、テーマの無茶ぶり。普段に書かないようなものを書けと言ったりする。しばらく前にココでも公開していた『スポンジケーキの世界』とかね。
 その流れで出てきたものが、『縄文小説』。縄文時代を舞台にしたハナシだ。無茶しやがって。
 で、それを、本当に冒頭の導入部分数行だけ書いた。その書いたファイルは、夫の旧ノートパソコン‥‥ラップトップだっけ? にあるはずだ。名前すらない主人公の女の子が、土器作っては気に入らないって割ってた。
 江口の縄文知識、以上。

6月4日(火)

 枝豆のコロッケに、カボチャサラダという、デンプンまみれの食卓。そのあまりなモッサリっぷりに、「今から24時間食べなくても生きていけるわ」と言ったら、「24時間食べないぐらいで生きていけなくなるな」と言われた。そうか、人間、24時間食べなくてもまだ生きてるのか。

6月3日(月)

 うわー。午前3時かー。ごめん、こんな時間に。
 でもって、今日は5日の水曜日。別に江口にも子にもなにかあったわけじゃない、子が寝ず、江口が寝てただけ。夫ともあんまり顔を合わせてないわー。ドラマや週刊誌に出てくるすれ違い夫婦みたい。
 さすがに、5日までの日記をメルマガ送信するのもアレなので、今日はこの1通だけ。あとはなるべく早く寝ます。オヤスミナサイ。

6月2日(

 今日は江口が仕事で、夫がひとりで子世話をする日。夕方、江口が帰宅すると、夫が申し訳なさそうに言う。
 「息子が、人前で発するのにはばかられる語を覚えてしまった」。
 ナニを覚えさせたんですか。
 答え。
 C−C−B。
 ロマンティックが止まりません。

6月1日(

 えーい、バラしてやれー。
 ただいまの江口、妊娠5ヶ月中。今日が戌の日なんで腹帯を巻いてみた。予定日は11月、だけど、また帝王切開なんで10月下旬ごろやね。
 何でバラしてみたかというと、第一子(現息子)の時は、世の初産婦同様にどえらい神経質になってて。第二子となると、これまた世の経産婦同様に笑っちゃうぐらいテキトーになってて。
 何かあったら、これまたその時はその時だ。その時は4649!


 


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