2014年10月16日(木)〜10月31日(金)までのごはん。

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10月31日(金)
 
 昨日、そんなわけでイカ飯を作り損ねた江口。なんとなーく、もち米を触りたくなって、肉団子のもち米蒸し作ってみた。蒸し器を出したもんで、翌日は茶碗蒸しを作りたくなった。ぎんなんあるし、鶏ササミ茹でる予定だし、あとは人参と干し椎茸でも入れりゃ、立派な茶碗蒸しだろうよ。
 この時に考えてた献立が、昨日仕込んでた、さんまの酢漬けと、『高杉さん家のおべんとう』を読んでて作りたくなった、塩昆布水菜とササミの和え物。茶碗蒸しがあるから、汁物は要らん。
 おお、毎度の事ながら、なんという完璧な献立計画と、品揃えであろう。いつでもヨネスケ来いやー。
 って、予定してたが、いざ作る段になって、めっさ面倒くさくなって、茶碗蒸しはかき玉汁になった。
 思わぬ伏兵、『めんどくさい』。

10月30日(木)

 江口もいいかげん、さんまを見つけたら我を忘れるのをどうにかせなイカンな。
 だって98円だったんだもん、酢漬けにしたら明日のごはんになるなーって思いついたんだもん。
 問題はそれよりも、なんでさんまの隣にあったスルメイカを買わなかったのかって事なんだよね。
 ものごっつ、綺麗なスルメイカがあったのよ、1杯150円。まったく色落ちしていない、真っ赤のやつが。トロ箱にみっちり、ぷりぷりのツヤツヤ。
 今、江口の家にもち米が中途半端に残ってて、スルメイカが安く売られていたら、イカ飯にでもしようかと考えていたの。でも今夜は、昨日のシチューが残ってんの、これで献立つくるつもりだったの。じゃあイカ飯は明日にするかって、こんな綺麗なイカを明日まで放置て。
 悩んだ末、結局さんまを買って、帰り道でずっと後悔してた。買ったら買ったで、江口なんだからどうとでもしただろうに、なんで買わなかった自分。あんな綺麗なスルメイカ、もう出会えないかもよ。
 
10月29日(水)

 やばい、喉が痛い。
 そりゃそうだ、こないだから風邪気味で咳してハナ垂らしてる息子ちゃんと、顔をくっつけて寝てるんだからな。比喩じゃなくて、本当に接触してる。もっと言うなら、キスしたまま寝てる。どこのバカップルだ。

10月28日(火)

 息子ちゃんを保育園にお迎えに行ったら、それを待っている間に他の子が手に持っている絵本を見せてくれて。
 それがおいしそうな絵の絵本だったので欲しくなって、Amazon検索してたら似たジャンルの本が次々出てきて。
 まあ、中身を実際に見て見なきゃなあ、ということで本屋に行って。
 そしたらまた別の本を見つけて、それも欲しくなって。
 どないせえっちゅうねん、というとこまで考えて気が付いた。
 そう、別に本って、買わなくてもいいんだ。図書館行こうよ。保育園にも貸し出し図書あるじゃん。
 というわけで、次の休みは息子ちゃん連れて図書館に行く予定。ついでに、貸し出しカードも作っちゃう予定。3歳児でも登録できるかしらん。
 ちなみにこの話を夫にすると、「買え」って言われた。ああ、全部買いたいのはやまやまさあ!!

10月27日(月)

 江口は基本的に芸能人に疎く、特に最近のお笑い芸人が全く分からない。どうやら江口は、『ボキャブラ天国』で止まっているらしく、くりぃむしちゅーとかを若手芸人と認識している。もっと言うなら、キャイ〜ンを最初に見たのがとんねるずの番組の若手紹介コーナーだったので、その印象から逃れられない。
 そんな江口を見かねて(大きなお世話だ)、ママンと姉が、「あんたは世俗に疎いから、テレビの流行とか全く知らないだろう、そんなのでは子供たちが学校に行ったときに困る」と、積極的に子らに「ダメよ〜、ダメダメ」とか教えようとする。今日、唐突に口走る息子ちゃん。本気で止めてくれ。もう一回言っておこう。本気で止めろ。
 関係ないがこの「ダメ」の字面を見て思い出した。しばらく前にはママンは『明石家マンション物語』からの「ダメダメ」をよく使ってた。そんなに世間はダメなことだらけなのか。

10月26日(

 昨日まで夫の両親が来てまして、今日は江口が自分の実家に転がり込んでました。実家にいたら、ママンの会社の同僚と、伯父が続けて訪ねてきました。
 全員が、うちの息子ちゃんと娘ちゃんを、我が家に持ち帰ろうとする。
 抱っこされて、まあ泣くことなくご機嫌な子らに、「ま〜。ご機嫌だね〜、いいこだね〜」と言い、続けて「じいちゃんの家、来るか?」って聞いてくる。ばあちゃんでも、おばちゃんでも流れは同じ。今日は来なかったが、江口姉も同じ事言ってた気がする。なんだろう、あれって。

10月25日(

 うちの夫は阪神ファンで、先日のクライマックスシーズン突破のニュースの時、そりゃあ浮かれていたもんだ。でもすぐに、「なにをやらかすやら」と心配をし始めた。この夫を長く見ていて知ってる、阪神ファンは、マジックが1になっても安心出来ないということを。じゃあ次は何をやらかすのか、4タテくらうのかと言ったら、「本当になるからやめろ」って泣かれた。とりあえず、今日の日本シリーズ1戦目は勝ったという、その結果を知った上で一緒にスポーツニュースを見ていたら、6回裏で6点が入ってる。「大差やん」って言ったら、溜息付きながら「いやー……まあ、野球って、波があるから」って返事された。勝ち試合って知ってるニュースだったよね? もう結果でてる試合だよね? なに、その不安?
 あと、うちの夫はあらゆることを、こっちが知ってる前提で喋るのでたいへん困る。「ルースも最初はピッチャーでね」って。最終的になんの選手だったか知らんわ。

10月24日(金)

 家の修繕作業があったので、夫の両親の滞在が1泊延びました。なので明日も、子守押しつけることにします。ぐーぐー寝ます、この嫁。
 夫に、「気遣うだろう、大丈夫か」と心配されますが、そりゃあ江口も若妻の頃は笑顔も引きつっていたが、今はもう慣れた。ぐーぐー寝てたら、ゴハンの用意してくれる、子供のおもりしてくれる、普段に手の届かない場所の掃除をしてくれる。なんて楽。楽は楽だが、気楽にコーヒーを入れてくつろぐタイミングが計れず、さっきもさあコーヒー入れて飲みましょうとマグカップ持ってリビングに行こうとしたところを呼び止められて、晩ごはんのおかず作る仕上げを頼まれた。あと5分早くか、5分遅く言ってくれ。

10月23日(木)

 ハッピーバースディ、娘ちゃーーん。夫に「よく考えたら、家族全員の誕生日を載せて、個人情報だだ漏らしやな」って言われた。オウ。
 とりあえず、餅を背負わせた。息子ちゃんの時は背負いきれずに尻餅を付いていたのだが、娘ちゃんは踏ん張った。すごいわすごいわ、と、我々はどうもあらゆる事を、娘ちゃんの方が息子ちゃんよりがいな風にしたいらしい。がいな。方言。程度のはなはだしいさま。
 でもって、お母ちゃんは自分でケーキを焼いたよ。息子ちゃんの時は、生クリームなんてトンデモナイと思って、水切りヨーグルトクリームにしていたが、こないだもビスコ食べた娘ちゃんにそこまで制限しなくていいだろうと、普通に生クリーム。息子ちゃんの同時期の日記を読み返し比べて、なんて雑な扱い方をしているのだろうと反省をしたふりをしておきます。

10月22日(水)

 今日から夫の両親が来ています、だって明日は娘ちゃんの誕生日だからな、餅を背負わさなければ。
 そして当然ながら、赤飯を炊く話になってます。電話してたら、「蒸し器はもう、持っていかないから、そっちの使わせてね」って言われて。うん、何のための蒸し器か、そりゃこっちは分かっているが、なんだその大前提。もちろん、1升炊く気満々。あと同時に、「一升餅の準備はどうする? そっちで搗こうか」って確認された。これ、こっちで用意していなかったら、どうするつもりだったんだろう、餅つき機を持ってくるつもりだったんだろうか。

10月21日(火)

 買い物に行ったときに新商品のポテトチップスを見つけて、つい買って。半分食べたところで残りを置いていたら、どうも夫に目をつけられた。でもそれ、江口が食べたくて買ったヤツなんだな。って断ったら、すんごいしょんぼりされたので、まあいいや、愛する夫のために譲りましょうと言ったら、「じゃあお礼にお尻見せてあげる」って、尻文字で『かんしゃ』って書かれた。
 でもって、そのあと、自分で「尻文字なんて書いたの、初めてだ」って。うん、わしだって、尻文字で謝意を表されたの初めてだ。夫もまた、尻文字なんてネタを持ち出したのは初めてだ、って。
 10年夫婦でも、初めてはいっぱい。

10月20日(月)

 オイルサンマー(さんまのオイルサーディン風。先週の火曜日に制作)がまだ残ってまして。レシピじゃ10日ほど保つとはあったけど、そろそろアカンやろ。ということで、ずっと食べたくてでも機会が無かった、トーストの上でチーズと共に焼いてみた。ンマーイ。
 まあ、これは過去に実績があったので、うまいのは当然。そして微妙な量が残った。さて、どうしてくれようか。
 れんこんのきんぴら作って、その中にぶちこんだ。一緒に蒸した香味野菜もぜんぶみじん切りにして。基本は、日本酒注いで蒸した魚なので、そんなにアサッテな味にはならんだろうが、和風きんぴらに香味野菜とスパイスと酸味の入った魚と野菜。けっこうなギャンブル。味見したら、洋風か和風か分からん味になった。でもまあ、おおむねハズレではない味にはなった、夫と子供には好評だったしな。
 酸味は過熱で飛ぶ。覚えとこう。

10月19日(

 今日が行楽日和じゃなくて、いつが行楽日和ですか。急に思い立ったので、おにぎり握って夫と子供を連れ出して、さぬきこどもの国に行ってきました。「急」とか言ってますが、先週ぐらいから考えてはいて、けどおべんとう作る気力はないので、行こうかどうしようか逡巡している、という話は夫にしていた。で、昨日の晩に炊飯器の準備をしている頃から夫も「あ、明日行く気」と勘付かれてた。なので、今朝になって。
 「アナタ、今日のご予定は?」「特にないなー」「じゃあ、おでかけしない?」「え、どこへ?」「飛行機の見える公園でおべんとうなんていかがかしら?」「まあステキ」という小芝居を一通りこなして出かけた。
 仲いいよ、うち。
 
10月18日(

 なんか無性に肉まんが食べたくなって。まあ、今冷凍庫にある材料をひっくりかえしたら、いますぐ作れなくはない。必要なのは時間。
 しかし、問題があって。
 肉まんって、ゴハンになるかしらん。
 ということを夫に聞いたら、却下された。「そんな食文化は我が家にない」と。まあ、そりゃわしもそうなんだけど。
 じゃあいつ食べるかというと、おやつと答えられた。けど、こんな手間のかかるもんを、おやつごときで済ませるとはな。なんちゅう手の込んだおやつだ。
 でも江口、過去に肉まんを作ったことがあって、それっていつ消費したかなー、と考えて。
 あ、一人暮らし時代の夜食だった。あのころは好き勝手に好きなものを食べてたからなー。

10月17日(金)

 で、今日に市役所にいく用事があったのでついでに、水痘予防接種の申し込みをしてきたら、「これもご一緒に」って、麻疹・風疹予防接種の問診票も渡された。これもあったかーー!! またスケジュール組み直しやーー。
 しかしひとつ嬉しいお知らせも。
 今年の10月から、つい半月ほど前から、水痘が定期接種になったってよ! つまり無料だ!! こりゃあうれしい、4500円が浮いたよーう。
 でも諭吉はいなくなる。インフルエンザって毎年接種なのがしんどいなあ。

10月16日(木)

 もうすぐ娘ちゃんが1歳になるので、いろんな予防注射の予定を再確認する。仕方ない話なんだが、年またぎで接種せないかん注射の問診票を、まとめて送ってこられるのってどうにかならんかなあ。まあ、市が市内在住幼児のそれぞれを管理するより、そりゃ各家庭個人が管理した方が手間もコストもかからんのだろうが。まあいいや。
 肺炎球菌とかヒブとかって、息子ちゃんの時には任意だったので受けていなかったが、最近になって定期になった。もう息子ちゃんは大きくなったので、接種回数が1回でいいのだが、0歳児時から始めた娘ちゃんは4回。この差はなんぞ。そりゃ、息子ちゃんぐらい大きくなってから受けさせたら1回で済むのだろうが、わざわざ0歳児からを推奨しているからには、そっちの方がメリットがあるのだろうと判断して受けさせている。
 で、その4回目の接種が、1歳を過ぎてからというのが大半なんで、スケジュール決めましょうと思ったら。
 そうよ、同時にインフルエンザも受けたいのよ。そして水ぼうそうも受けさせたいのよ。肺炎→インフル→ヒブ→インフル2回目→水ぼうそう→4種混合、こんなカンジか。あとは、注射予定日に体調を崩さないよう祈るだけだ、季節が季節だしな。
 あと地味に、懐が痛い。インフルと水ぼうそうはお金かかるのな。インフル子供2人×各2回+わしインフル(1回)+水ぼうそう。さよなら諭吉。






 


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