2015年3月16日(月)〜3月31日(火)までのごはん。

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3月31日(火)

 いやもう、本当にキレイサッパリ忘れてたんだけど、結婚記念日だったわ、今日。夫が毎年恒例のフラワーアレンジメントを出してきて、やっと思い出した。えっとね、8年。たぶん。
 このフラワーアレンジメント、毎年同じ店で買ってる。毎年同じ店で買ってるので、土台にしているカゴが毎年同じで。そして毎年それが溜まっていく。もちろん使い道はない。使い道はないので、たぶん処分していると思うが、もしかしたら処分していないかもしれない。処分していないとなると、その辺に無造作に放置されていると思う。釣られた魚は餌を貰えているが、その餌を食い散らかしているようだな。

3月30日(月)

 はい、今日で息子ちゃん、保育園が修了です。そして明日から次の保育園の入園式まで、息子ちゃんがずっと家にいます。えーー。
 息子ちゃん娘ちゃんどっちか一人なら江口一人でも制御が出来るが、二人も揃われちゃあ、手も足も出ない。一応、夫は在宅だが、夜からの仕事に備え準備をしている身なので手伝いを期待出来ず。娘ちゃんがもうちょっと小さかったら、背中にくくりつけて散歩にでも行くこともできようが、でかくなったなあ娘。そんな感慨にふけっている場合でもなく、さあどうやって明日からの6日間を過ごそうか、頭を抱えています。とりあえず、二人を庭に放し、その隙に江口は庭の雑草引きをするつもり。めっさ放置されてんだわ、庭。
 でもって、一番頭を悩ませてるのが、昼ごはんどうしよう。香川県民ならここでうどんでも出しゃ解決するのだが、まだ自分で箸を持てない娘ちゃんに麺類を食べさせるのは手間だ。普段なら、娘ちゃんはそもそも食べる量が少ないので、昨日の晩の残りがちょっとでもあれば事足りる。江口は有りもので、場合によってはカップラーメンでも猫まんまでも可。夫はけっこう不在。そんな構成。しかし息子ちゃんがいるとなると、カップラーメンで済ますわけにはいかず、それに加えて「息子がいるのに好き勝手出ていくのもなあ」という夫が同じ食卓に付く、そうなると雑メシで済ますことは出来ぬ。そしてこのメンバーが揃うと、けっこうな量を作らないと足りない。ご飯と汁物だけじゃあ満足して貰えんし、だからって昼間ッから1汁3菜を作って出して、それによって発生した食器を片付けたくはない。こうして書いてて気付いたが、ああ、いつの間にか我が家もエンゲル係数が上がってきてるよなあ。これが4人家族か。
 なんか結論が出ないまま終わる。要するに明日からの6日間に怯えていると思ってくれたまえ。

3月29日(

 近所で不幸がありまして。近所の人間として江口もお悔みに行ったり夫も葬儀に参列したりなんだかんだ。
 こうした場面では、己の常識力の無さをひしひしと痛感させられるね。ネットなんかでも、「どないやねん」という声を多々聞く。タイムリーなことに最近目にしたのが、「通夜での喪服は、準備万端だった意味になるのでタブーって、なんやそれ」っての。
 まあ、けど改めて考えてみよう。喪服=正装・盛装、だ。これ、冠婚葬祭の『婚』に置き換えてみよう。婚礼前夜で、家族が集まってしんみりしているところへ、正装した他人が上がりこんだら、そりゃ顰蹙モンやで。式は明日の○時からや、って言うてるやないのー。あと、別口で「臨終の知らせを聞いて病院に喪服来て行ったら怒られた」というのもあった。そりゃ怒られる。出ていけ、縁起でもない。

3月28日(

 テレビせとうちで4月から『牡丹と薔薇』を放送とな。正気の沙汰とは思えん。せっかくやから、江口のボタバラレビューも再アップロードしとこうと思ったが、あちゃー、ファイル捨てちゃってたわー。勿体ねーとも思うし、よかった黒歴史は抹消されたんだとも思う。アレをレビューしていた江口こそ正気の沙汰とは思えんかった、我ながら。
 さて、先週の話題なんだが、『週刊ニュース新書』(テレビ東京系)で、ゲストの民主党岡田代表の膝に番組の猫がずっと乗りっぱなしとの情報が流れ、つい見ちゃった動画を。きゅんきゅん。
 その話を夫に、つい語る。語りながら気づく、この番組が『猫萌え』+『おっさん萌え』で構成されていることに。
 ちょっと待て江口! なんでこの番組を、存在を知っていながら今まで無視してたんだ? 公共の電波でぬこ、フリーダムぬこ様、それに翻弄されるおっさん、ぬこを撫でくるおっさん! 冷静になれ江口、この番組は江口が見るべき番組だったと気づけ!!
 というわけで、夫との会話その場で毎週録画予約した。でもって今日の放送で、初めて番組をフルで見たのだが。
 なんで今日に限ってスタジオにおらんねん猫ー。セットの後ろをうろうろするだけで、おっさんと猫が全く絡まない。なんだよ、もう。
 そしてこの番組が、心底猫を放置してるだけなのに和む。猫を絡めるコーナーとか一切無く、ただただスタジオに猫を放してるだけ。たまらんなあ。来週はもっとぬこりますように。 

3月27日(金)

 布団が安っぽい問題、つづき。
 これまで息子ちゃんが通ってた保育園では、布団乾燥クリーニングのサービスがありまして。毎週持ち帰るなんぞ面倒なので、もちろんこれを利用していたのですが、来年度から行く保育園にはコレが無い。なので毎週持ち帰らねば。メンドクセ。
 しかし、保育園で布団持ち帰りは当たり前なんだよな、買った布団セットにも、キャリーバッグがセットだった。
 だが。
 こーのキャリーバッグも、これまた安っぽいことこの上ない。布団の共布キルティングなんだけど、裏地のないキルティング。綿剥き出し。これ、2・3回洗濯したら、綿剥げるな。取っ手紐も頼りない。なんかもう、安物買いの銭失いってこういう場面にこそ使うのかと思うが、後悔先立たず。
 娘ちゃんのはもう諦めて、問題は息子ちゃん。
 これまで持ち帰ることなんか無かったから、キャリーバッグが無いのですよ。なのでこれも用意せねばと思うが。
 高いな、キャリーバッグ。ざっと見たら、モノによるが3千円ぐらいする。高っけえー。で、安いのになると、これまたデザインの問題が。なあ、子供向けだからってそんなにファンシーにする必要、どこにもないの。なんで無地とか、シンプルなドットとか、もうちょっと使い勝手のイイものって存在出来ないのかしらん。
 なのでこうなれば道は自作しか残ってないのだが、また生地を買いに行く暇がない。
 間に合うか、新年度。

3月26日(木)

 今日は本当は、娘ちゃん新年度からの保育園用品を買い揃えにおでかけする予定だったんだけどね、38度の熱出しちゃったよ、娘。熱は出しても買い物は必要、午後にお昼寝をしている隙に夫に留守番を任せて近所の西松屋へ行き、とりあえず一番必要な、お昼寝布団を購入。本当はいろんな布団屋やらホームセンターやら吟味したかったんだけど、そんな暇もないわ。一応イイワケをするが、コレよりずっと前から出かけるつもりはあったが、予定が作れなかった。忙しいんだよ、江口だって。
 で、急遽買った布団がね。ほら、布団セットってビニールバッグに入った状態で、中身が満足に確認できないじゃない。そりゃ言えば開けてくれるだろうけど、こっちも急いでたもんで、十分吟味せずに買っちゃったんだけど。
 めっさ安っぽいようーーー。なんだよこの敷き布団、100均の折りたたみ座布団かよーー。えー、本当にコレ、寝ている人間の体重を支えられるのかようーー。
 まあ、安いのを買ったんだから仕方ないんだけど。でも、一応並んでいた西川のお高いヤツが、ミニーマウスとアンパンマンとアナ雪て。なんだってこんなキャラモノばっかりなんだようーー。キャラモノを選ばないようにしたら、西松屋ブランドになっちゃうんだようーー。
 と、すんごい頭の痛い事態に。
 息子ちゃんの布団は、保育園経由で買ったんだけど、これがもうちゃんとした布団。3年使ってるけど、ちっともへたってない。お値段、たぶん倍違う。なので娘ちゃんにはしばらく我慢して貰い、息子ちゃんが卒園したときにはこの布団に替えてやろうと思うが、さて、買った布団はあと2年保つだろうか、それが心配。
 でもって、この布団問題、まだ続きがあって。つづく。

3月25日(水)

 今更ながら、『ライアーゲーム』について語るよ。漫画喫茶で追いかける程度には好きだわ、これ。どちらかというと嫌いな部類のジャンルなんだけどね、『自分で作ったルールに勝手に縛られる』っちゅう、何ら共感出来ないジャンル。この漫画も、最初に1億円が手元に届いて、それを警察に届けるでもなんでもなく、闇の組織の噂だけでビビってあれよあれよとゲームに巻き込まれるという、非現実感からスタート。最新刊までずっとそんなカンジ。まーた、登場するゲームのルールが難解なこと難解なこと、その難解なルールを雑な絵と手書き文字で説明するもんだから、めっさ画面が汚くて読む気も失せる。なのでルール部分とゲーム進行の部分を読み飛ばしながら読むという、9割を読まずに進めていたのですが。
 その脚色部分を削いで残った部分ってのは、『努力・友情・勝利』の、典型的な内容でした。コレ、もしかしたら少年ジャンプに載せてたらウケたんじゃないか?
 さーて、どうやってオチ付けるのかなー、と思ってたら、この1月で打ち切り完結してたのかー。来月に新刊が出るのかー。うーん、amazonで中古16巻までで2千円かー。ちょっと欲しい、欲しいがまず読み返さないだろうなー。
 
3月24日(火)

 漫画喫茶に行ってきたのですよ。ネットカフェじゃなくて、漫画喫茶。だってしばらくぶりの、開放日。娘ちゃんの面倒を夫が見るから、江口が一人で好き勝手出歩いていいよと言われたのですよ。本当は1月頃から出かけさせろと言っていたのだが、なんだかんだで都合が付かず、今日に。で、好き勝手に出歩くとなるとそりゃあショッピングでも何でも、とお思いでしょうが。江口が選ぶのは漫画喫茶。だってこんなにぐうたらできること、ないんだもの。いや実際、いま追いかけてる漫画が無かったら、自宅にこもってても良かった。「階下で何が起ころうと降りていかないよ」と宣言して、悪い食事やコーヒーを持ち込んで部屋に籠城。
 いやあ、『電波の城』が完結した情報が入ったのでね。読了。満足。『ライアーゲーム』も最新刊まで行った。次は『月光条例』に手を出したが、残念ながらタイムアップ。また次の機会に。
 ところで、今日に行った漫喫が。
 コーヒーメーカーが故障中でやんの。えええーー。残ってんのはコーラや無果汁清涼飲料水ばっかり。おかげでフリードリンクの何一つ飲まずに帰ってきたわ。

3月23日(月)

 あー、こないだの帰省からこっち、家に甘いものが大量にあって、このお彼岸におはぎ作るタイミングがないなー。せっかくあんこ待機させてるのになー。ごまおはぎにしたかったので、すりごまも買ってきたのになー。
 しかしおはぎって、食べるときが悩むな、あのボリューム。だって米だよご飯だよヘタしたら食事だよ。それを言っちゃあ、例えばケーキなんかだって小麦粉を使ってて、パンを食べてるのと意味は変わらないわけだ。けれど江口は日本人、米というのは食事の主食であり、おやつにつまむものではないのである。
 そんなわけで、おはぎを仮に作ったとしても、めっさ消費に困る。最低ラインが米1合なんで、それプラスあんことなるとそうそう減る量じゃない。でもって米だから、時間が経つと固くて不味くなるし。やっかいスイーツ。

3月22日(

 江口ママンが非道いと思いました。
 近所の菓子屋に行って、ママンと息子ちゃんが一緒に買い物をしたのですよ。ロールケーキと、チョコ饅頭と、なんだかんだを買う。
 そしてママンの家に戻って、さあみんなでおやつにしましょう、と。
 ママン、「子供には甘いものよりも、こっちがいいだろう」と、おかきを皿に盛り出す。てっきり、娘ちゃん用かと思ってたら、息子ちゃんの前にも。え? ロールケーキは?
 もちろん、息子ちゃんは出されたおかきをポリポリ食べる。その横では江口がロールケーキを。
 おかきを食べ終わった息子ちゃん、当然言うわな、「ロールケーキが欲しい」と。当たり前じゃ。というかママン、なんで一緒に買いに行って一緒に選んだ菓子を出さないか。こうなるの分かってただろうに。
 結果、ヤマモリおかきとロールケーキを食べることに。「いや、甘いものよりはおかきの方が体にいいだろうなと思って」って、菓子に体にいいも悪いもないわ。この3年10ヶ月の間に江口が止めるのも聞かずさんざんケーキだ饅頭だと食べさせてきて、何を今更。
 どう見てもママンが悪い。

3月21日() 春分の日

 夫が仕事先からでっかい鯛を貰ってきたたいー。釣果のお裾分けとな。春ですね。
 貰ってきたはいいが、夫が帰ってきたのは夜の11時もなってから。今からさばくのか、鯛を。悪いが、江口には無理だ、頑張れ夫。タイノエとか出てきたら泣くしな。
 とゆうわけで、夫に台所に立たせて、明日以降の食材を作ってもらう。頭と身とアラとに分かれた。これで明日は身を焼いたのとアラ汁で、明後日は頭を炊いたのと汁の残りで茶碗蒸しだ。
 てゆうか、アラ汁うまーー。味見した瞬間、「魚の王!」って言った。本当だ。アラ汁が、ひとり1杯しか当たらない量だけ作ったのでめっさ怒られた。ごめん、江口も数時間前の自分に怒りたい。なんでもっと作らんかったか。
 しかし、こんな風に狂喜乱舞する江口と夫であるが、子らの反応はとっても薄い。まあしょうがないか、子供って白身魚、そんなに好きじゃない。江口自身もそうだった。いいよ、小さいうちは青魚食べてドコサヘキサエン酸取るがいいさ。

3月20日(金)

 まあ、普通にスーパーマーケットに買い物に行ったりするんですがね。そこで普通に並んでる商品を目にするんですがね。
 日本人はイースターまで己が国のイベントとして取り入れるつもりかと。
 こないだ図書館で、『ペネロペ イースターエッグをさがす』って本を借りて息子ちゃんが読んでた。絵本に出てくる食べ物にはなんでも食いつくお母ちゃん(※ペネロペの中ではペイント卵じゃなくてチョコレートの卵だった)。こりゃ息子ちゃんに、イースターにはイースターエッグを食べさせてやらにゃあなあ、明治のツインクルチョコレートとか与えたら喜ぶよなあ、とか思いつき、さあイースターって何時なんだ、と調べてたら。
 春先のイベントか。今年は4月5日。おお。近くていいじゃないか。  
 で、改めてスーパーを覗いてたら。
 イースターを冠した菓子がめっさあった。嘘ーん。
 いかん、これ数年せんうちに、ハロウィン並みに市民権得るぞ。店頭で専用コーナー作られるぞ。てゆうか灌仏会は何をぼやぼやしているか。いやほんと、講談社と中村光が本気で脇まつりプッシュしろよ定着するから。

3月19日(木)

 嘘。本当は26日の木曜日。いやあサボったサボった。だってほら、いろいろあったの、娘ちゃんが熱を出したり、原稿の締め切りが近かったり、ビールかっ食らってさっさと寝ちゃったり。亭主がブログ(サイトにあらず)で要らんこと言いやがって、黙ってりゃあバレへんものを。
 それはまあいいとして、26日の現在、娘ちゃんが風邪をぶり返してぐったりしてる。でもって黙ってるが、江口もさっきから頭が痛くて、これたぶんヤバい。ヤバい気配がするので、熱は測らない。シュレディンガーの体温計。詳しく知らんくせにこういう時だけ便利に使うぜシュレディンガー。

3月18日(水)

 今日は小ネタ。
 大平正芳記念館が今月いっぱいで閉館になることを初めて知った。元総理で、そりゃあ地元の英雄で、記念館の存在も知っていたし、たぶん敷地に入ったことがある(子供会の集まりで、この敷地にある建物の何かを使ってた記憶が)が、子供が総理大臣なぞ食いつくはずもなく、今や本当に運営されてるのかも怪しかったが。ちゃんと動いているらしい。行きゃしないが、無くなるとなると惜しい、あんな昭和物件。
 近所のスーパーマーケットが売場の大幅なリニューアルをして、同時に商品ラインナップが変わっている。おお、稲荷寿司に最適な小さい油揚げが店頭に並んでるじゃないか! 素晴らしいリニューアルだ!!
 過去に巡回路にしていたブログでは、春になるととにかくイカナゴを話題にしていて。そのブログが閉鎖してからもすっかり春になるとイカナゴを炊かなきゃ、という気分になっている。今年こそは炊こうと思っていたが、店頭に並ばないなイカナゴ。仕方ないので釘煮パックを買ってきた。んまいよ。
 くろがね堅パン買っちっちー。噂に違わぬ堅さ。食べてだいぶ時間が経ってるのに、歯が痛い。あと、めっさ甘い。正直、持て余すわコレ。そりゃイギリス人がトライフルを作りたくなる気分が分かるわ。
 遅ればせながら、非常持出袋の製作に取り掛かっている江口。今日になってやっと気付いた。阪神大震災からこっち、非常持出袋とは貴重品をひとまとめにしたものではなくて、数日ライフラインが寸断されても大丈夫な準備のことに意味が変わってる、と。水の濾過装置とかを一般家庭に用意する時代が来るとは、昭和の人間は思っていなかっただろうな。
 今日はここまで。

3月17日(火)

 先日に夫の実家に行った際、伯父さんのところへも行きまして。そこでおみやげにと、大量にタオルを貰った。これから保育園の入園準備品に必要だからな、喜んで頂く。タオルってもいろいろあり、贈答品としての箱入りだったり、銀行の粗品だったりとさまざま。わあい、今治タオルのセットでっせ、旦那。
 入園準備品として、ぞうきんも必要だ。最近じゃ(最近、つーほど新しい傾向でもないが)、ぞうきんは新しいタオルで作られたもの、または買ってきたものでなければならぬらしい。
 新品の今治タオルでぞうきん作って持って行ってやろうかしらん。嘘、思っただけ、思っただけ。
 でも、どっかのダムの名前が入ったタオルはぞうきんにしてやる。ぞうきんの表に『ダム』ってでかでか見えるふうに折って縫う。あと、イチゴ模様のめっさ可愛いけど薄くて使えそうにないタオルもぞうきんにしちゃる。

3月16日(月)

 今でもあるんかいな、一般書店で流通する、同一作品での二次創作コミックアンソロジー。江口なぞは青磁ビブロスの『サムライキッズ』(鎧伝サムライトルーパー)を買いあさってました。江口が書店員をしていた7年近く前には、NARUTOのそんなのがあったのを覚えているが、だんだん『同一作品で1冊』ってのは無くなってきてたような。さておき。
 ここに『ルナティックパーティ』がございます。はい、『美少女戦士セーラームーン』ですね。発行1993年。えええー。セラムンってそんなに昔なのかよ、という驚きももう飽きたのでそれはおいといて。
 まだ成人指定が無い時代です(ちなみにあの黄色い楕円形マークが出来たのは1996年らしい)、なのでノーマークですが、中はモロエロです。
 しかしそこは93年、なんというヌルいエロ。これ、へタすりゃこの程度の描写って今じゃ少年チャンピオンとかで見られないか? ゾーニングが出来たことで18禁モノはより過激になったというが、柵が無かった時代はここまでヌルかったのか。お花畑かよ、これ。まあ、そんな話もどうでもええわ。
 いちばんたまらんかったのは、やっぱり絵の古さ。ああ、流行ってこうやって変わっていくのね。今でも画像検索でいくらでも出てくるのでお試し頂ければよいとして。なんという顔の長さ。目の星の多さ。グラマラスプロポーション。サインペンで書いたような丸っこい描き文字。枠外にちりばめられる作者のツッコミ。なんか、正視できんで本閉じた。
 思い出は掘り返さなくてよろしい。




 


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