2015年10月1日(木)〜10月15日(木)までのごはん。

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10月15日(木)

 こないだ、夫が家で使う歯ブラシの色に無頓着、という話をしましたが。
 子供用歯ブラシを買ってきて、と夫に頼みました。ここで単に『こども歯ブラシ/2本』とだけ書いたメモを渡したのでは、下手すりゃ2本同じ色を買ってきかねない。なので、息子ちゃんは黄色、娘ちゃんはピンク、と色を指定した買い物メモを渡した。 
 結果。
 娘ちゃん用にと買ってきたのは、ピンク色の仕上げ磨き用歯ブラシでした。
 まだそんなトラップがあったか!

10月14日(水)

 職場にて。ハロウィンイベントで、仮装したスタッフが店内を歩き回るから、見つけて合い言葉を言うとお菓子が貰えちゃう! とな。
 でもよく考えたら、ハロウィンにおいては仮装した側がお菓子を貰うはずやねんね。なんで配ってんねん。

10月13日(火)

 息子ちゃんの最近のブームは、誰かれ構わず挨拶をすることだ。あまりに『誰かれ構わず』なので、誰に対する挨拶なのか分からない状況で言って、誰からもリアクションがこないことが多々あるのが悲しいが、それはそれ。 
 さて、今日の夕方に保育園から返ってきて、夫と一緒に玄関の門扉を閉めていた息子ちゃん。
 前の道路を自転車で走る、見知らぬ高校生から「こんにちはー」と挨拶をされた。
 嬉しかったんだろうな、とうに通りすぎた彼の背中に向かって、でっかい声で「こんにちはー!」と。
 そしたら、振り返ってごらんさ。道の向こうから、同じように自転車で向かってくる高校生の集団がいるさ!! 
 よかったね、息子ちゃん。お兄ちゃん達に思う存分言うがいいさ。「こんにちはー!」「こんにちはー!!」
 となると、高校生のお兄ちゃん達も優しいね、返事を返してくれるさ。
 何なんだおまえら、可愛いなあ!!
 息子ちゃんが可愛いのは百も承知さ。高校生、あんたらだよ。野球部のくりくり坊主のとうに声変わりしたあんたらだ。見知らぬ幼児とオッサン(夫)に突然挨拶されて、なに素直に返してんだよ。
 ああもう、悶絶。

10月12日() 体育の日

 『茶柱倶楽部』を読み返していたら、焼酎のお茶割りが出てきて。併せて『荒野のグルメ』を読んでいたら、焼きおにぎりを肴にお茶を焼酎で割ってくれって話があって。
 もしかして、お茶割りっておいしいのかしらん。
 これから寒くなる季節、江口は温かいもので晩酌がしたい。いっつもかっつもビールで、震えながら飲んでる。飲むな、という意見は却下。休日の前の晩とか、いちにち仕事して子らの世話をしたそんな江口に、酩酊する権利も与えないというのかコンチクショー。
 ともあれ、去年にホットバタードラムで失敗した江口。ここでお茶割りを美味だと感じれば、晩酌の楽しみが一つ増える。
 というわけで、早速試した。試そうにも焼酎はない。冷蔵庫の奥にあった、数年前から放置している芋焼酎(紙パック)があるので、それを割ってみた。
 結果。
 熱を持って湯気と共にあがってくるアルコール臭、これアカンわ。
 と、お茶割りを断念した江口。とどめに夫のひとこと。「そろそろ酒を控えようかという年齢の人間が、なんで新しい酒を覚えようとするか」。やかましいわ。
 追記。いちばんイケるんは、梅酒のお湯割りじゃないかなあ。

10月11日(

 子らを初めて回転寿司屋に連れて行きました。正確に言うと、息子ちゃんは2回目。1回目はベビーカーに乗せて、親のわしらが食べてる横で座ってた。
 回転寿司といえば、今やファミリーレストランを凌ぐ、子らを連れて入るためのカジュアルな飲食店。そんな中でも特に子供客への演出を強化しているのが、無添くら寿司。つい最近も、アメリカ進出したくら寿司のドキュメンタリー番組を見たばっかりだったわ。アメリカのちびっ子達も、んもうビッくらポン!に夢中、そんな映像が。
 さあ、子らはどんな反応を見せてくれるかしらん。
 ‥‥笑っちゃうぐらい、回転寿司屋の演出に食いつくよ、息子ちゃん。
 流れるレーンに興奮する、タッチパネルに触りたがる、皿をシュートしたがる、ビッくらポンに釘付けになる、出てきた景品を大事に持ち帰り愛用する(ちなみにキティちゃんの靴紐チャーム)。
 大手企業にとってみりゃあ、4歳児を食いつかすなぞ、まさに赤子の手を捻るようなもんですかそうですか。 

10月10日(

 江口は親として、子に媚びる行為というのは嫌いなのであるよ。子供のご機嫌伺いというか。親がするべき事じゃないだろう、それは、と。
 ああでも、江口も年なのかな、思想を貫くしんどさより、楽な方に流される方を選ぶようになってきた。
 はい、子に媚びるためにアンパンマンあんパン作ってみたよー。いやもう、娘ちゃんが最近になってやっと発語が明確になってきて。明らかにアンパンマンを指して「アンパンマン」って言ってるから、こりゃあ娘ちゃんのためにもアンパンマンを見せてやらなきゃなー、と。アンパンマンになったかどうかはさておき、人の顔を模して中身があんこなんだからアンパン−マンであることに何ら疑いはない。
 けど何で、世間で売られてるアンパンマンパンって、中身がチョコレートなんだろう。子供だってあんこ好きだよ。

10月9日(金)

 職場にて。ばかでっかいバーゲンがありまして。半期に一度の決算祭とでも思ってくれ。普段なら、カード会員にだけ特別にダイレクトメールを送ってひっそりと行うのだが、今回は新聞折り込み広告を入れてオープンの大バーゲン。結果、ものごっつ忙しい。まあ、実際に忙しいのはそれまでの準備であって、当日ともなると「他の仕事は一切出来ん」と初めから諦めてるし、従業員もMAXでシフト入れられてるので、実は意外と人手が多くて仕事が少なくてラク。
 江口は基本的に混雑が嫌いなので、人の集まるバーゲン時やポイント○倍デーなんかには客として店には近付かない。なので普段の買い物は定価の、あんまり装飾の施されていない地味な商品を見て回ることになっていて、落ち着いて買い物は出来るが、なんかワクワクは無い。それがこうやって店員として強制的にバーゲン会場にいると、そりゃあワクワクするさ。自分も衝動買いのひとつもしたくなるさ。
 結果として買ったのは、勤務用の靴。必需品じゃん。だって靴底に穴が空いてた。びっくりした。

10月8日(木)

 ふう、また今年も、自分の職場でクリスマスケーキを買いやがれノルマが発生する季節になりましたよ。申し込み開始してまだ1週間で、クリスマスまで2ヶ月あるこの時期に、今週中に1件て。どうやっても自分か、自分の身内が自腹切るしか手法がないわ。しかし改めて店長以下管理職の発言を聞くに、ひとことも「自分用に買え」といった意味合いのことは言わない。意識してんのかいな、やっぱり。
 というわけで、カタログを見ていたのですよ。以前に話題にしたことがあるが、クリスマスなのに天津甘栗(カタログ中最安値商品)という、誰がどうみても従業員がノルマ出すためだけのアイテムが毎度毎度載っておりまして。今年もあるだろうなと思ったら、案の定いた。
 しかしそれ以上のアイテムが。
 自店のマスコットキャラクターと店名ロゴの入った、プリントケーキ(カタログ中2番目安)。
 寧ろ逆に聞きたい、うちの関係者じゃない人間が、「まあ〜、あのお店のキャラクターが入ったケーキだわ。これでクリスマスの食卓を飾りましょう」と考えて買うのか、これを。関係者でもイヤやわ、こんなクリスマス食卓。

10月7日(水)

 歯ブラシなんてモノはさ、家族が同じ場所に保管するもので、毎日頻繁に使うモノだから、「どれが誰のモノ」って一瞬で分かる方がいいじゃない。だから江口は世のフェミニストが何といおうと、男女で色分けが存在していてそれが一般認識になっていることは歓迎する。
 それはさておいて、江口はなんとなーく、ピンクって嫌いで。いや、好きなんだけど、女物=ピンク、をチョイスするのが何かイヤで。赤とかオレンジは好きなんだけど、なんでかピンクだけは抵抗があって。ともあれ、そんなワケで歯ブラシはいつもオレンジを使ってる。もう何年も。それこそ、独身時代、親元にいたときから、ずっと。
 さて、先日、夫が自分の歯ブラシを買い換えました。
 なんでオレンジやねん!!
 たまたま手に取ったら、オレンジだった、それは分かる、分かるが。
 「誰が何色の歯ブラシを使ってるか、いちいち覚えてるか」。あんたはこの10年近い結婚生活を何だと思ってる。オーケイ、江口の使っている色がオレンジと覚えていなくてもいい、せめて男カラーをチョイスしろよ。
 ↑ここで『男色』と表記すると意味が変わるのでちょっと考えた。

10月6日(火)

 ここんところ、うちの玄関にカエルが住み着いて。玄関ドアの上部に、明かり取りガラス窓があって、そこに貼り付いてる。昼間は隅っこでじっとしてて、夜になると動く。最大4匹までいたことがあるが、だいたいは1匹、背中がコンクリコンクリートみたいな白色のアマガエル。江口家は子のトイレ事情により、廊下とトイレの電気が常についている、だからだろうな、虫が集まって、カエルのいい餌場になってるんだろうな。余談だが以前、部屋の掃き出し窓のところでトンボが貼り付いていて、追っ払っても逃げないので「ああ、弱ってんだなあ」としんみりしたが、よく見ると窓に集まってる虫をつついてた。バイキング会場でしたか。
 で、カエル。あまりにも長く住み着いてて。
 だんだん民話に出てくる、倉に住み着いてるネズミとかヘビとかの印象になってきた。いなくなったときに何かが起きるんじゃないか。なんかもう、今更追い出せん。

10月5日(月)

 とりあえず、今はClickerHeroesに夢中。もう3巡目。てへり。
 でもって、今すぐにでも4巡目にいける条件が整っちゃって。どうしようかと考え中。これは長くやっちゃう。

10月4日(

 職場にて。
 江口の担当売区では、家電製品も扱っていて。でもって今週のでっかいバーゲンがあって、ア○みたいに炊飯器が入荷された。それを在庫置き場にせっせと運ぶのがまた一苦労。
 あまりの大量入荷に思わず、「こんなに大量の炊飯器、どうするつもりや。うちは炊飯器屋か、売る気か!!」って言ったが、うん、まさしくうちは炊飯器屋で、売る気だった。
 というボケを言いたいのだが、きっと職場の誰に言っても通じないと思うとサミシイ。以前に、商品『ミニ泡立て器(大)』というのを見つけて、「ミニなんか大なんか、どっちやねん」と言ったら、「あ、これ便利なのよー。ちょっとしたものを混ぜるのにね」と、返されて、とても寂しかった。あの思いは二度としたくない。

10月3日(

 子らを連れてドライブをしていたら、回転寿司のはま寿司の前を通りがかって。そこの店舗には看板に『ドライブスルー』って書いてあって。へえ、はま寿司って、ドライブスルーまであるんだなあ、と思いながらの帰宅。
 帰って、夫にこの話をする。
 江口「回転寿司屋で、ドライブスルーがあったよ」
 夫「へー」
 江口「こう、運転席の窓を開けて、レーンから皿を取って、取った皿はどうするんだろう、ダッシュボードの上に積んでいくのかな」
 夫「『ドライブスルー』なんだから、スルーしろ」
 間髪入れないナイスツッコミ。さすが我が夫。
 夫「あんたはもうちょっと、俺が夫であることを感謝しろ」
 ええもう、四六時中、感謝してますとも。

10月2日(金)

 江口は本が好きだ。そりゃ好きなジャンルはあるんだけど、そればっかりもツマラナイので、努めてワケわからんジャンルに跨って読んでいる。結果、広く浅くな読書になっている。
 さて、そんな江口はいつも職場の休憩時間を読書タイムに当てているんだけど、そうすると回りの人が「何を読んでるの?」から始まり、「自分はこんな本を読んでる」と言った話題に繋がってくる。
 ‥‥‥‥ごめん、江口の読書って浅いねん。だから他の人が「○○が好き」って言われても、何一つ知らんねん。「こないだ、半沢直樹を読んだ」って言われても、えーと、ハンザワナオキって、何だったっけ、それって著者名だっけ。
 今の日本で流通している書籍の量を考えると、そこでピンポイントに趣味のあう読書をしている人間と出会えるってことは非常に稀であって。そしてもし出会ったときに、その読書対象に対する温度差なんかも気になるわけで。例えば西村京太郎を鉄道ミステリーの第一人者として尊敬している相手に、ゲラゲラ笑いながら読んでいる江口は声を掛けちゃイケナイ、そんなカンジで。
 とりあえず今現在読んでいる本は、新紀元社『幻想世界の住人たち』。実は初めて読むトゥルース・イン・ファンタジーシリーズ。こおゆう実用書って、文芸書に比べて校正が雑、そんなところを味わいながら読んでまス。

10月1日(木)

 子らの通う保育園では、本日は年長クラスが遠足であるらしい。豪雨だけどな。
 でもって、残された年少組たちで、『遠足ごっこ』なるイベントを行うという。遠足ごっことはなんぞや。以前に話題にのせたことがあると思うが、皆がお弁当と水筒を持って、敷物も敷いて、給食ではなくお弁当を、遊戯室に集まって食べるのだという。おー。
 気が付きゃ、夫もわっくわく。この前の晩のご飯(夫制作)が鶏のからあげだったのだが、そこでわざわざ弁当用に、肉をミンチに叩いてチキンナゲットを作り、ポテトサラダも作ってた。弁当おかずに流用することを考慮して。うん、これでもう、わしが明朝に作るのは卵焼きだけになっちっち。あ、あとニンジンのグラッセもどきを作った、花形にカットしてな! カットだぞ、抜き型じゃないぞ!!
 そして無事にイベント終了。息子ちゃんに感想を聞くと、「おべんとう、おいしかったー」と言ってくれたので、んもう大成功にするよ。
 ところで娘ちゃん。弁当箱ではなくタッパーに入れてて。多すぎたかなあ、でもこのくらい食べるしなあ、と心配していたが。後日、教室に遠足ごっこの様子の写真が張り出されてた。うん、みんなもけっこう大きな弁当箱だった。あとめっちゃキャラ弁ばっかりだった。ごめんね、せいぜい花形ニンジンぐらいで。





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