2016年2月1日(月)〜2月15日(月)までのごはん。

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2月15日(月)

 昨日はバレンタインデーでしたね。常々思うが、バレンタインの「おくれてゴメンネ」を考え出した人は天才だと思うね。
 これが出てくるまでは、バレンタイン終了=即値下げ、ワゴンセールでゴミみたいになる処分品、だったのが、バレンタインが終わろうと値下げ処理に追われることなく、売場をそのままホワイトデーに変更し、バレンタインの残り物をそのまんま継続販売。でもって、最近じゃホワイトデー、クッキーやキャンディよりもチョコレートが主流。なのでバレンタインの残がなにひとつ違和感を感じさせない。んもう、シャッポを脱ぐわ。
 けどまあ、正直ホワイトデーのころって、もうチョコレートには食傷気味で、焼き菓子の方に目が行っちゃうんだけどね。あー、バウムクーヘン欲しいなあ。

2月14日(

 今日はバレンタインデーですね。夫も仕事先で貰ってきました。夫もこういうのは律儀な質で、貰ったからにはそれが義理チョコであろうと営業チョコであろうとホワイトデーにお返しをする。
 そのために必要な作業は、「貰ったチョコはいくらぐらいのものか?」の値踏みである。
 既製品なら判断はカンタン、パッケージの裏ッ側をひっくり返せば、品番が書いてある、これで判断しましょう。
 が、最近は敵も考えるね。単に「05」とか「10」とか数字を書いていたら、それが「500円」「1000円」価格だと消費者が分かっちゃうって事に気付いたのね。なのでちょっと見ただけでは分からない記号に変えるのがここんところの主流。ちょっと前に江口が見たのは、モロゾフのギフト「SA」と「GO」。それぞれ「さんぜんえん」と「ごせんえん」だった。
 そして今回、夫が貰ってきたもの。偶然にも、江口があげたゴンチャロフのと同じものだった。さあ、裏をひっくり返しましょう。
 江口のあげたもの。「AJJJ」。貰ってきたもの「CEJ」。
 なんか、小学生向けの探偵小説にでてくる暗号文みたい。答えはお分かりですね? A=1、B=2、C=3‥‥、で、「AJJJ」は「1000円」だ。
 敵も考えるねえ。

2月13日(土)

 明日はバレンタインデーですね。さあ先月の内に夫と息子とついでに娘ちゃんへのチョコレートも買い、夫へのプレゼントも考え、準備万端と思っているところへ、義母から電話がかかってきました。
 「息子(仮名)ちゃんのためにチョコレートを送ろうかと思ったけど、チョコ一個のために宅配便も勿体ないし、梨奈(仮名)さん、代わりに買って渡しておいて」とな。本当は夫(義母息子)に頼むつもりだったが、たまたま電話にでたのがわしだったので、わしに任命。この時点で義母、我が息子にチョコを送る気は毛頭無いことが判明。
 あー。買うのは一向にかまわんのだが、なんで前日に言うかなあ。もうこの時点で、バレンタインの売場なんてスカスカになってんのに。チョコなら何でもいいってわけじゃないじゃん、明治の板チョコでいいわけないだろ? 第一、そんなの子らに食べさせられん。江口だって考えて考えて、4歳児が食べやすい形状のものを選んでんだし(長考の末、結果はチロル。いいか、ビスケット類って、粉こぼして大変なんだぞ)。いちおう、義母からプレゼントって名目なんだから、それなりにプレゼントっぽいものを選びたいじゃん。「梨奈さん、頼むわ」「あー、いいですよー」とは言ったものの、考える時間のないプレゼントって楽しくない。
 結果は、チョコレートシュークリームになった。値段のわりにゴージャス、子ら大喜び、表面にココアが振ってあってハラハラしたが、食べるときには湿気ててこぼすことなく、義母にも満足していただけたようだ。
 江口から夫へのプレゼントが、ゴージャスチョコレートケーキだったので、そこがかぶっちゃった点以外は大成功。うん。

2月12日(金)

 娘ちゃん発熱話、THE MOVIE。うそ。終わったはずの話題を繰り返す蛇足感を表す適切な語が思いつかなかった。
 はい、保育園から職場に電話がかかってきて、強制送還となりました。なんでも、発疹が出ちゃったのだと。
 一昨日の時点でもまあ皮膚が赤いなあ、と思ってはいたんだけど、特に痒がるでもなく、しばらくするとひいてたのであんまり気にしてなかったが。けど、呼び出されたからには行かねばなるまい、お迎え&病院直行。
 ところで我が家では、こんな時のお迎えは仕事が主に夜勤=昼間に動ける夫が動くんだけど。この時はたまたま別件で遠方に出てて電話に出られず、代わりに江口の職場にかかってきた。
 なので堂々と早退・翌日欠勤。こんな時は届出を事前にしないといけないんだが、保育園からの電話を受けた人が事務所の届出処理をする人だったんで、事情の説明全く不要で、提出期限を次の出勤日まで延ばして貰えた。
 なんつーか、説明不要の状態ってありがたいなあと思ったんだが。それってこんなにありがたがることかしらん、普段どんだけ要説明の状況にいるのかしらん、と生活を振り返ってみる。
 思いつかんが、何でだろう、過剰にありがたがってるぞ、江口はこの状況を。

2月11日() 建国記念の日

 あー、ようやっと雛人形を出せたわー。
 今日の江口は休み。でも子らも保育園が休み。こんな状況で雛人形を出せるわけないんだけど、たいがいにしないと春が終わる。
 まずは掃除からだ。まだ体調の回復しきってない娘ちゃんのいるリビングを窓全開にして外の寒気にさらして、掃除機がんがんかけるよー。
 よっしゃー、「四角い畳を丸く掃く」、ステキな日本語やねー。はいはい、体裁は整ったから雛人形出すよー。
 さーーわーーるーーなーーー。子ら、その辺の小物、触るなあああ。その菱餅、オモチャやから食べられへんて。食べられへん言うてんのに、ああもう。でもって、ぼんぼり。これ、ボタン電池や。近付くなよ、ぜったい近付くなよ、ボタン電池なんて危険度S級の誤飲警戒アイテムやで。
 すったもんだの末、ようやく飾り付けて。
 さあいよいよ、これを江口はずっと飾りたくて待ってたんだな、飾りますよ、飾らせて貰いますよ。
 ひなまつりチロル
 だから飾ったとたん口に入れるな、娘。せめて包装紙剥げ。

2月10日(水)

 娘ちゃん発熱話、最終回。
 ようやっと平熱、食欲も戻りました。戻りましたが、寝てばっかりいる。まだ体力は戻っていないみたい。
 さて、ここ数日そうやってまともに食事をしなかった娘ちゃん。
 目に見えて痩せた。
 うちの娘ちゃん、そりゃあもうお腹がぽんぽこりんで。中年おっさんのビール腹みたいな、あのまんまる腹で。
 その腹がしぼんでんの。なんか、皺よってんの。
 正直言うていいですか。
 クラスいちガタイのいい娘ちゃんの将来を案じていたが、ここでちょっと取り返せたかな、と。
 いやいや、回復したことは喜んでますよ。健康第一。

2月9日(火)

 娘ちゃん発熱話、つづき4日目。
 相変わらず食欲が無く、しかし辛うじて口にモノを運ぶ気力はあるようで。
 夫も、年いってから、体調を崩すと食欲を落とすタイプになって。そんなときはいつも、りんごやらゼリーやらを買い込んで、それでカロリーを摂取する生活になる。そんな自分を「妖精か」と称してから、以降我が家では、体調不良で食事がメルヒェンになったときは「妖精」と呼ぶことが定着した。
 そんなわけで娘ちゃん、ここ数日妖精生活に。
 でもこの妖精、ストローで味噌汁を啜るよ。

2月8日(月)

 娘ちゃん発熱話、つづき3日目。
 今日も今日とて40℃。さすがに息子ちゃんの時も、40℃が3日続くことはなかったなあ。2日続いて入院したことはあったけど。あの時は熱で苦しがってしじゅう泣いてて、えげつない発疹が出たから即入院になったんだけど。まあ今回の娘ちゃん、ぐったりはしてるが大人しく寝てるし、水分も採ってるし、週開けた今日にいつもの病院に行って診せて追加の薬も貰ったし、様子見継続ということに。
 けど、いちばん心配なのが、食欲がない。
 あの娘ちゃんに、食欲がないだとう!!
 とりあえず、何でもいいから口に入れて貰えるものを並べる。りんご、ジュース、オレンジ、ゼリー、なんだかんだ。
 となりの息子ちゃん(健康体)、ちゃっかりおこぼれを貰ったり。うんうん、そうだよな、ご飯と一緒に甘いものが並ぶ事態なんて、そうそう無いもんな。

2月7日(

 娘ちゃん発熱話、つづき。
 総合病院なので、時間外窓口がきっちり機能してる。でも窓口職員が研修生で、めっさたどたどしかった。がんばれ。
 ところで、この病院だけなのか、全国的なことなのか分からんが、この春から緊急性の低い症状で時間外に診察を受けると、時間外料金が請求されるらしい。まあそうだわな、そのぐらいしないとやっていけないんだろうな。
 どこまで本当の話かは知らんが、平日の昼間は混んでいる→空いている夜に行く、という軽症患者がいるらしい。ま、確かに診せる側の人間が少ないので待合いは空いてるが、診る側のスタッフがいないんで、それはそれで待たされるんだけど。あと、時間外もいっぱい患者いる。あ、この「いっぱい」が、病院パンクの実情か。
 で、娘ちゃん診察。まあカゼだろうねえという診断のあと、「お母さん、どうしたいですか?」って聞かれた。うん、そんな呑気な症状で出てきてごめん。とりあえず土日の間の薬ください。
 この話、つづく。

2月6日(

 うへえ、娘ちゃん発熱40℃。しかも土曜日かー。
 幼児の発熱なぞ珍しいことじゃなく、40℃だってよくあることで、どうしようか、解熱剤はあるし、このまま様子見でもいいかなー、と思ったんだけど。あまりにぐったりして、いつもと様子が違うので、さあこれは時間外診察にいくべきかなどうかなー、と迷って。
 とりあえず迷ったので、かけてみた#8000。小児救急電話相談窓口ね。病院の診察時間外、でも救急車よぶほど深刻じゃない、そんな半端な状況の時に相談に乗ってくれる電話窓口。子を産んで5年近く、ようやくこれを活用するときがきたか、とかけてみたら。
 『おかけになった電話番号は、現在使われておりません』て。なんぞそれ。 
 いや、たぶん窓口受付が19時からだったらしいから、電話をかけたこの時点(17時半)で繋がらなかった、そういう理由かもしれんが。じゃあせめてアナウンス入れてくれよ、こーの役立たずがあ。
 ちゅーわけで、今日だろうが明日だろうが時間外は同じや、と思って結局総合病院の時間外診察に行くことにした。
 この話、つづく。

2月5日(金)

 こないだね、帰省したので3連休を取ったんですよ。でもって、その3連休の間の仕事を誰に頼むかというと、もちろん上司なわけで。
 頼んでた仕事をことごとく片付けていなかったのでどうしてくれよう。
 たいてい月曜日に、在庫調整の仕事が本社から回ってくるのん。で、それを頼んでたら、「今週は指示がなかったよ」とな。ああそうですか。
 でもって今日になって、その指示をだした本社の偉い人がたまたま来てて。で、売場を見て。「なんでコレ、支店に送ってないの?」て。おい待て上司ーー!!
 急いで指示書を見たら、指示がめがっさあったの。「なかったよ」じゃないよ、これを見落とすなんてどんだけ節穴だよ。
 で、急いで支店に送る段取りをしたんだけど。さて、これ支店側に「遅れてゴメンネ」とか連絡入れようかなー、とか思ったけど。
 なんで上司の尻ぬぐいを部下のわしがせなイカンか。と思ってしなかった。知るか、怒られるのはわしじゃない。
 あと、経理部に出さないかん伝票を全然違う部署に持っていってたことが判明したり。頼んでた売価POPつけてなかったり。客注品放置してたり。
 江口がここですべきことは、学習。 

2月4日(木) 立春

 突然ですが、今年から二十四節気も併記することにしました。なぜ。思いつき。
 そして今日は立春です。雛人形を出さねば。なんでこの日かというと、雛人形を捜していた店で店員さんに、「だいたい、春になったら飾るものなので、それこそ定番の年間行事として日を決めて定着させるといいですよ」みたいなことを言われたので実行している。立春ならひと月前なので、ちょうどいいや、と。関係ないが息子ちゃんの鯉のぼりを初めて買った3月下旬頃、義母が「もう飾ってもいいものかしら? 飾ってもいいかどうか、(鯉のぼりを買った店に)聞いてみて」とえらく心配していたのを思い出した。なんで個人宅の装飾をするのに売った店の許可を得にゃならんか。
 そんなワケで本日は立春なのですが。
 朝から夕方まで仕事してて、ンなヒマあるか。出す前に掃除だってしたいのに、掃除機を出したとたんに自分も自分もとやりたがるんじゃないよ、子め。
 はい、この年間行事も来年より、当日以外に行う行事になります。決定。

2月3日(水)
 
 節分ですね。我が家では先月の内に、いなり寿司で節分パーティを済ませました。原形をとどめていませんね。大丈夫、よく考えてみて。そもそも今、主流になりつつあるロールケーキ、こいつからして大きく外れてる。元来、節分にイワシの頭を焼くのって、それの匂いで鬼をはらう為であって。生姜入れて匂い消しておいしく煮たりしちゃ、意味はないんですよ。豆だって、炒った大豆であって、豆大福、きみ違う。
 そんなわけでパーティは終わりましたが、まだ豆まきは残ってます。こればっかりはさすがに個人の家で、節分以外の日にやるのは風が悪い、ので今日にまきます。
 ところで、消費者庁だかどっかから、警告が回ってますね、幼児に豆を食べさせるな、と。誤飲性肺炎のおそれがあるよ、と。今日も夫の実家から、「娘(仮名)ちゃんに豆を食べさせるな」と釘を刺されましたが。
 はい、鬼はー外、福はー、内、やったその手で息子ちゃんに豆を食べさせる夫。
 娘ちゃんに手ェ伸ばされた。夫、こうなることぐらい予想しようよ。いいよもう、3粒ぐらい食べちゃえ食べちゃえ、保護者の監視下だ。
 
2月2日(火)

 はい、夫の実家です3日目。
 帰省するたびに、楽しみにしているものがありまして。
 ロイズのチョコレートポテトチップス。
 帰省先ではこの近隣で唯一、ロイズショップがありましてん。帰るたびにここでチョコポテチを買うのが楽しみで楽しみで。今回も、大人しく買い物に従わない幼児を連れてなんとか買ってきて。さあ食べましょうわっくわくー、と思ってました。
 さて、連休が終わって我が職場(スーパーマーケット)に。
 バレンタインコーナーに売られてた、ロイズ。

2月1日(月)

 はい、夫の実家です2日目。
 江口は嫁であるが、夫の実家では上げ膳据え膳だ。たいがいどうにかしろ、と夫に言われてはいるのだが、なにせ義母の料理、江口が手ェ出せんもんばっかり作るんだもん。鯛をまるごと用意されて、それを刺身にするなんて、江口の技量をなんだと思ってる。
 さて、今回の帰省に際して、義母は「アンコウ鍋を用意する」とのことで。買い物にいったらアンコウが安く売られてたんだって。江口、食べたことありません、アンコウ。
 な、そんな初めての食材を調理する手伝いをせぇったって、無理なハナシでさあ。しかもアンコウじゃん、さばくのかよ、吊って腹に水入れてさばくのかよ。
 と言ったら、夫、「さすがにうちの母ちゃんでも、そこまではしないだろう」って。
 嘘つけ、さばくところからじゃんかーー!! 母ちゃん、腹に水入れてるやないけーー!!
 江口もまさか人生で、アンコウをさばく場面に出くわすとは思わなかったわ。
 そんなわけで、アンキモも食べました。これが噂のアンキモか。





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