2016年5月16日(月)〜5月31日(火)までのごはん。

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5月31日(火)

 もう6月の中旬がこようというのに、日記の日付はいまだ5月なんですよ。ああんもう、日常生活がままならなくて。どのくらいままならないかというと、大晦日に録画した、ダウンタウンの笑ってはいけないがまだ見終わってない。あと、探偵ナイトスクープも。M-1グランプリは消した。なので未だ、江口は現在の若手芸人を知らず、ダウンタウン・ココリコで止まってる。
 1年うち、の5ヶ月が終わりました。
 
5月30日(月)

 来月末に職場で棚卸しがありまして。それに併せて職場の不良在庫を処分しておりまして。
 さて、江口の職場(スーパーマーケット)は中四国に数店舗を持つ、でかめの企業でして。でかい企業なので、商品のラインナップは本社の人間(バイヤーが決める。そのバイヤーからの指示で、売場に置くスペースもなんもないのに、一方的に商品が送り込まれたりする。そしてその一方的な商品が売り出し商品として広告に載るので、いちばん目立つところに置かなきゃならん。
 そうやって広告に載り、目立つところに置かれた商品が。
 まったく売れずに不良在庫となり、叩き売りみたいな値段に下げられて、それでも売れなかったりするのを見ると。
 何してんねん、バイヤー、と怒りたくなる江口の気持ちも分かってくれ。どうすんの、あの掃除機の山。

5月29日(

 読書灯が欲しいなあ、と思ってるんですよ。夜、寝る前に子らに絵本を読んで貰うのに、ずっと常夜灯のオレンジの光の下で読んでる。最近のLED常夜灯ってそれだけで明るいから事足りてたんだけど、けどまあ、さすがにこんな暗い中で本を読む習慣ってのはどうだろう、と思ったので。いちおう、非常用ランタンが枕元にあって、最近はずっとこれを使ってるんだけど、非常用ランタンはあくまで非常用、通常用にはしたくないなあ、と。あと、電池式じゃなくて電源コード繋げて使いたい。
 というわけで読書灯を捜してるんですが。
 あかん、最近のって、電源ボタンが無くて、センサーなのな。
 あかんねん、江口はボタンのオンオフはハッキリさせたいねん、てゆうか、センサーって過剰反応する、アレが嫌やねん。ちょっと手が動いただけで電気消える、嫌や。
 というわけでボタン式の読書灯を捜してるんですが。
 無いのんな。読書灯捜しの旅、しばらく続く。

5月28日(

 夫が、子供の頃に印象深かった絵本があるという話で。
 「夢の中で木馬に乗って連れられた先は、ロボットが何でも作る国で、そこでは『壊してもいい家』があって、大人達はハンマー握って家をぶち壊し、ストレス解消をしている」とか、そんな内容らしい。かなり印象深かったらしく、何度も話題にしたことがあるので、そりゃあ江口も読んでみたいなあ、よしこのインターネット時代、そんだけのあらすじ分かってたら調べられるだろう、と思って検索してみたら。
 あかん、いま丁度話題になってる、『3匹のかわいいオオカミ』(3匹の子豚逆バージョンで、狼の作った家を豚がドリル持ち出して壊す話)ばっかりヒットする。ちゃうねん、それ違うねん。
 検索ワードを絞っていったら、『子供が絵本を壊して困る』『家の解体費用』『人格破壊』とか、どんどん目的から遠ざかったものしか引っかからない。『木馬』と『夢』で淫夢の方に行っちゃったよー。
 なんだかんだで辿り着いたのですが、ジャンニ・ロダーリの『パジャマを着た宇宙人』、こちらでよろしいでしょうか、夫。

5月27日(金)

 うわああん、息子ちゃんに大事なDVDを割られたよおお。
 トムとジェリーのDVDボックスがあってね、10巻セット。コレ、まだAmazonがいまほど便利じゃなかった時代に、松山のショッピングモールで見つけて。当時、結婚前の夫がそっち方面に住んでいて、そこに会いに行った時に見つけたもの。買おうかどうしようか悩んで、「ま、別に松山で買わなくてもいいじゃん」と思って香川に帰ってきたが、こっちで売ってなかってん。なのでショッピングモールに急いで電話かけて、「買いに行くから除けておいて!」って頼んで、夫に「今度会ったときにお金渡すから、買っておいて!!」って頼んで買った物。いま思えば、当時そんなにトムジェリ好きでも無かったのに、なんだったんだろうあの情熱は。
 ともあれそれから10年以上、大事に持ち続けて、今日。
 それまでずっと6巻を視聴していた息子ちゃん、急に他の巻も見たくなったと、うたた寝している江口の横で勝手にDVDケースを開けてたので、何やってんねん、と見たら。
 うわああああああああん、7巻割れてるううううううううう。
 だーかーら、勝手に開けるなって言ってたのにいいいいい。うん、勝手に触れる場所に置いてた江口が悪いよ、悪いんだけど、それお母さんの大事なDVDいいいいいいいい!!!!!
 と、すんごい泣きそうになった。てゆうか泣いた。
 けど大丈夫、10年以上前と違って今はAmazonが超便利。中古1円とか見つかった。次のクレジット決算日過ぎたら買う。

5月26日(木)

 夫の実家に帰省してました3日目。そしてすてきページ17周年。
 17年だからって、なにかあるわけでなく。昔は新コンテンツとかあったんだけど。そして今年も、企画だけは一応あったんだけど。んな新企画どころじゃなく、毎日があっぷあっぷ。
 すてきページのことはこの際おいといて、帰省の話。
 案の定、赤飯は一升炊かれまして。
 さて、今日に家に戻るのに、帰ってから晩ごはんを作るのも大変だからと、毎度ゴハンを持たせてくれるのだが。
 この大量の赤飯が残ってるにもかかわらず、「お寿司を作ろうか」と言い出して。
 「いや、赤飯があるなら、寿司は要りませんよ」と応えていたのだが。気が付いたらちらし寿司作られた。えー。
 で、この寿司を持って帰る話になって。「赤飯と、寿司と」と言い出したので。いや、だから待て、頼むからどっちかにしてくれ、そんな米ばっかり大量に貰っても、持て余す。
 しかし義母も一歩もひかず。「お寿司ったって、これっぽっちよ」と手で大きさを作って見せるのだが。義母、あんたの認識してるサイズ、現実と大きく乖離しておりますが。両親指と人差し指で輪を作った、そんなサイズじゃない、あんたの持たせる寿司の量は。
 頼むから、どっちかひとつにしてくれと言う江口、引かない義母。ついに夫が「寿司は、俺が明日の昼ごはんに食べる量だけ、貰って帰ろう」と折れた。たいがい、この押し問答を続けるのもしんどいと。うん、わしも正直しんどいのだが、現実問題、残ったご飯はもう冷凍庫に入らないのだよ。夫、折れた以上は、責任を持って食べること。
 案の定、けっこうな量の寿司が入ってた。がんばって食べたらしい。おつかれ。

5月25日(水)

 夫の実家に帰省してました2日目。そして息子ちゃん誕生日。ハッピーバースディ、息子ちゃーん。
 今年のパパママからのプレゼントは、ピタゴラス算数。1年ぐらい前にテレビCMで存在を知って、ぜひ息子ちゃんに買い与えたい、しかしこんな大きなものを買うのはイベントの時に限られる、というわけで待ちに待った誕生日です。正直、これ以上ブロック系のちまちましたものはカンベンなのだが、実際、保育園で同じおもちゃがあって、熱心に遊んでる姿を何度もみてるもんだから、家でも遊ばせてやりたいじゃないか。娘ちゃんへの便乗プレゼントは、かわいいピンクのフリフリエプロン。ま、こっちはオマケみたいなもんだから。
 そしてジジババからは、帽子を一緒に買いに行こう、と西松屋へ。そこで帽子以外にもいろいろと買ってもらって、さあ帰ろうか、と思ったら。
 なんでかそのまま、別のスーパーマーケット(昔っからある古い店。どのくらい古いかというと、雨漏りしてたのをスチロール箱で受け止めてた。複数箇所)に行くので、何かと思ったら。
 帽子にプラス、おもちゃを買ってやりたいのだとよ。それも、以前にレールセットかと思って買ったらタダの駅パーツだけだった悔しさを挽回するために、プラレールの基本セットをば。
 わくわくしながらおもちゃ売場を捜すジジババに対して、息子ちゃんは超不満顔。だってプラレール、全く興味ないんだものこの子。んもう明らかに、他のおもちゃに興味津々なのな。
 なので息子ちゃんの背中をつっつき、「ほしいものを主張しろ」と言った結果、買ってもらったのはハマーH3の、ライトが点くおもちゃ。一緒にレジに持っていって、プレゼントラッピングしてもらう間、ずっとかぶりつきでカウンターにしがみついていた息子ちゃん。
 いよいよこの子も、「プレゼントを買ってもらう」というのがどういう現象なのか、認識できるようになってんのかいな。
 5歳になりました。

5月24日(火)

 夫の実家に帰省してました1日目。今更な話になるが、まあお付き合い下さい。
 ジジババというものは孫に甘く、ましてや遠く離れて暮らしているとなるとそれはひとしおで。だからたまに会ったときに、ジジババが孫に対してSoSweetになることに、なるべく目を瞑ろう瞑ろうと心がけておるのですが。
 到着した時に居間に拳ぐらいのでっかい蒸しパン(レーズンとあんこが入ってるヤツ)が山のように菓子鉢に盛られており、それを食べようとした息子ちゃんに対し「アイスクリーム食べる?」とアイスを出してきて、それを食べている息子ちゃんの前にロールケーキを出してきたときはちょっと震えが止まらなかった。
 結果として息子ちゃん、蒸しパン2個、アイス1本、ロールケーキ1切れを食べて、晩ごはんを一口も食べなかった。そりゃそうだ。
 ところで、ここの土地に帰るたびに、おやつとして出される、蒸しパン。実家でも伯母宅でもよく『芝もち』とか言って、葉っぱの付いた蒸しパンを出される。これ、この辺の定番菓子なのか、それとも単に義母家の嗜好なのか。

5月23日(月)

 来月、昇進試験がありまして。このハナシもたいがいいいか。
 計算問題があるのな。売価○円で原価○円で、荒利はいくらになるか、とかそんなのが何問か。電卓も使えるので、計算式じたいは小学生レベルで解ける内容なんだけど(えーと、百分率とかって小学生でいいんだよね?)。
 いったいいつからだろうね、計算式の解答がきっちり整数でおさまると、「え、間違ってない?」って不安になる、この感情の発生は。
 昇進試験の問題ったって、複雑な数値はでてくるわけもなく、Tシャツが1000円、パンツが2000円とか、そんな数値ばっかり。問題文でずらずらと、「原価が○円、売価が○円で、○枚仕入れて○枚販売しました」とか書かれてて、一生懸命計算したら、売価合計が100万円キッチリで治まって、逆に不安になって何度も計算しなおした。
 あー。あとひと月かー。勉強するヒマも無いわー。ぐー。

5月22日(

 毎度のことながら寝落ちして、日記の更新どころか実生活もままならない状況が続いてまして。
 どのくらいままならないかというと、五月人形をまだ片付けていない。
 雛人形と違って、「早く片付けないとお嫁に行けない」という切迫感がないので、「息子ちゃんの誕生日まで飾っておこうか〜」なんて言ったりしている。
 ところで、夫の住む愛媛県では、節句祝いを旧暦でやるので、桃の節句は4月まで飾り、七夕も8月まで飾る、しかしながら端午は5月で止めたりする。なんだよその中途半端は、と思ってたら。
 愛媛に行ったら、まだ鯉のぼり飾ってるところ、多数。
 やってんだ、そして知らんかったんや、夫。

5月21日(

 夫の実家に帰省するときには、いっしょに伯母宅へも挨拶に行くので、手土産を2つ(2世帯ぶん)用意する。たいてい、うどんとお菓子。このお菓子が、渡す相手が従兄夫婦と子供たち相手ということで、少々のおふざけも許される相手なので、それなりにネタを仕込んではいた。前回はうどんグミ入れてみた。
 しかし、その子らも大学進学で家を出てしまい、おふざけを笑ってくれる相手がいなくなった。
 なので、普通の菓子折でも買おうかなー、と思って捜してたら。
 見つけたのは『しょうゆ豆チーズサンド』。
 まじめに作ったちゃんとした商品なんだろうが、インパクトあったんで買ってきた。今回はこれに決まり。
 (※地元民からしたら、この強引名物菓子化を笑ってるんだが、たぶん他県民からしたらよく分からないであろう)

5月20日(金) 小満

 職場(スーパーマーケット)にて。
 江口の取扱商品に、ペットフードもあるんだけど。
 最近、ここの棚を見ていると、18歳以上用猫フードがすんごい売れてんの。補充してもしても追っつかない。追っつかないので、入荷数増やしたぐらい。
 でも、思うのよ。
 当然、いずれこの棚が減らなくなるのに気付くときが来るんだろうな、と。
 ううん、ちがう。きっと隣のホームセンターの方が安く売られてるんだ、きっと。

5月19日(木)

 来月、また昇進試験がありまして2。まあ、試験内容はともかくとして。
 なにがめんどくさいって、試験会場が電車で1時間半先の、高松市で行われるってことだな。
 前回は、自分とこの店だったんで、普段どおりの出勤で良かったし、制服あるんでその格好で良かったし。今度はよその店だ、往復3時間を、更衣室が無いんで、ちょっとしたスーツ着ていかなきゃ。
 もひとつ面倒なのが、同じ店からもう一人受験するんで、となると当然、その人と往復3時間ってことだよ。同じ駅から乗るのに、別々に行くのもアレじゃん。
 何より面倒なのが、試験が終わったあとで、経費申請しなきゃならんことだな。頻繁に申請してりゃ、手順も分かってラクなんだろうが、滅多にやらないことなんで、やり方分からんし、その度に経理の人の手を止めてやり方聞くのも申し訳ないし、かといってやらなきゃならんし。
 とりあえず、スーツ出すわ。

5月18日(水)

 来月、また昇進試験がありまして。前回は「ちょっと仕事を任せられるパートのおばちゃんの能力を具体的に量る」程度だったのが、今度は「パートのおばちゃんに売場を任せられるかどうか確認する」レベルになってるので、課題が多い。その課題の一つに、商品をひとつピックアップして、それの仕入計画と販売計画を立てていく、というもの。江口が担当したのはフライパン。課題の最後には、『他支店と比較しての結果』をデータとるのだが、さあこの比較支店をどこにしようかな、と主任と相談した結果。「俺の前任先でいいじゃん?」ってハナシに。うん、確かに、今の江口の店と、主任の前任先って、だいたい同規模店舗。うん、いいじゃん。
 さて、そのフライパンの今週の売れ行き状況を確認したら。
 主任が半泣きで言うてきた、「今、うちの店、フライパンの売れ行き、全店中ワーストだった」って。このままだと始末書を書かねばならんかも、と。
 ワーストはアカンな、2位はどこかと調べたら。
 主任の前任店でやんの。そして主任、前任店で何回か始末書書いたって。
 「俺、疫病神みたいやん」って泣いてた。

5月17日(火)

 いま気に入ってる漫画が『きのう何食べた?』。有名な漫画なので内容を知ってる方も多いでしょうが、いちおう説明すると、中年ゲイカップルの兼業主夫が延々晩ごはんを作って食べる話。
 で、最初に読み始めたときは、この主人公が、連載開始時で42歳だったんだが。
 6巻を読み終えた現在、47歳になってる。うへえ。
 あのな、最初の時点では、「42歳、でもイケメンで痩せてて若く見える(実際、オヤジキャラではない)」設定で、それでも納得できてて、まあ30代後半ぐらいのキャラクターなら青年誌の主人公としてアリアリだったのが。47歳て。で、この漫画まだ連載しているはずで、10巻ぐらい出てるはずで、となると今は何歳だ? って調べたら、50歳になってた。50歳って。いや、そりゃ実在するんだろうけど、50歳ゲイカップルって。「味覚が年寄りっぽい」が、リアル年寄りなのかよ。老い支度がどうこうって話も、もう笑えないよ。「ごじゅっさい」って響きが、もうね。
 というわけで、面白くて読んでるんだけど、この「遠い未来と思ってた自分の老い」を突きつけられそうで、なんかコワイ。みはん。

5月16日(月)

 息子ちゃんの半年に一度の、ことばの相談に行って参りました。ま、面白く楽しんでいるのですが、でもいつまでやるんだろう。小学校あがるぐらいまでかしらん。毎回、「次回どうしますか?」じゃなくて、「次の予約はいつにしますか?」なので、予約取って通ってる。
 さて今回は、息子ちゃんの保育園の先生が同席したいと。どうも先生、その相談ってのを見たことがないので、どんなことをやってるのか勉強したいという流れらしい。熱心なことで。こちらも、「親のいない場所での子供の様子」はもちろん知りたいので、同席してもらう。結論としては、親が分析した子供の性格と、先生の分析した子供の性格が一致してて、観察が間違ってなかったことが判明してホッとした。
 相談の内容は、まあ毎度のことで特筆することもなく。敢えて言うなら、それまでブロックや人形みたいな小道具を出して、いわばゲームのようにやってたテストが、口頭で質疑応答するタイプに変わっていって、ビジュアル的にそんなに楽しく無くなってきたことが寂しい。あと、イラストのカードを見てそれの名称を答えさせるカードが、電話がダイヤル式でテレビがブラウン管だったので、息子ちゃんは答えられるかどうかハラハラした。






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