2016年6月1日(水)〜6月16日(木)までのごはん。

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6月15日(水)

 思い出した話。
 江口家は以前、公営団地に住んでいたのだが、江口が家を出て数年後、そこの運営が終了するんで退去しなきゃならんようになって。ま、引っ越しの助成金は出るのでそれは問題ないとして。敷金返済とかの件で管理人さんが部屋を確認することに。そして玄関からチラリと中を見た管理人さん。「あ、大丈夫ですね」て。なんかもう、他の(特に小さい子のいる家なんか)、襖が原形をとどめてないし、トイレなんか触れたもんじゃないらしい。10年ぐらい普通に住んでそれなりの傷みもあったのに、「綺麗に使ってますね」って感心されたぐらいだ。よそはどんだけ。
 思い出した話。
 夫の両親は結婚当初、借家に住んでいて。さあ家を買おうと物件にアタリをつけたのだが。その物件の売り主さんが、どんな人が買うのか確認したいと。で、家に来て売り主さんが言うことには。「おたくはここにちゃんとした家があるのに、どうして別に家を買うのですか?」と。いやいや、ここ借家ですって。それを聞いた売り主さん。「えーっ、借家なのに綺麗につかってますね」て。よそはどんだけ。

6月14日(火)

 主任より。
 うちの職場は勤務シフトが15日〆で、固定曜日が休みじゃなくて、ランダムなんだが。シフトを作った主任が気付かずに江口の勤務を、15日まで連続と、16日以降連続で入れちゃったという。
 「このままだと5日連続勤務になるから、途中で有休入れる?」って聞かれた。うん、そりゃ仕事休めたらラッキーなんで喜んで休むさあ。
 しかし、うちの職場は従業員に短時間パートが多いこともあって、『4日連続勤務だとキツい』、さらに『5日連続なんてシフト組んで、責任者は何を考えてるのか』な風潮がある。そして実際、連続勤務は7日までと規定されてる。これを越えると監査から指導が入る、らしい。平日月〜金働いてる職種のひとからしたらどう思われるんだろう。
 そんな江口、今の店舗のオープンの時から在籍してますが、14日連続勤務の記録を持っています。当時はいまほど監査が厳しくなかったのだが、今なら怒られるな、主任が。ぺーぺーのわしは痛くも痒くもない。

6月13日(月)

 今度の23日に昇級試験がありまして。電車に乗って遠方の支店まで行かなきゃならん。給料日直前に往復3千円とかかかるトコロ行って、昼夜のゴハンを外で済ませなきゃならんような状況、しんどいなーと思ってました。
 さて今日、ママンから何度も電話があり。しかし江口が家で一人ではない(夫が隣にいる)となると、電話を切る。そんなことを繰り返されて、やっと夫の出勤後、改めて電話をしてみたら。
 「あんた、試験に行くのにお金が無いっていってたけど、貸してあげようか?」。
 なんでやねん。いや、そりゃ確かに無いわ。無いけど、そうなったらまず夫に借りるわ。あんたも普段から、「お金がなかったらダンナに出してもらえ」ってしょっちゅう言ってるじゃん。なんで今回に限って。てゆうか、「お金貸そうか」なんて、この41年、1回も言われたことないのに。
 あと、「試験に着ていくスーツ、あるのか?」とも心配された。なんだろう、ヒマだったんだろうか。

6月12日(

 服を着ようとして、前後ろが反対になった時って、なんであんなにヘコむんだろうな。
 手に持つじゃん? 前後ろを確認するじゃん? 頭と腕を通すじゃん? 前後ろが反対になったと気付くじゃん?
 な、この↑確認する動作までやっておきながら間違ってるとき。わし、いい大人なのに何やってんだろうな、と思う。

6月11日(土)

 今月末に棚卸しがあって(2)。
 不良在庫の中に、『写ルンです』があった。レンズ付き写真フィルム、と説明しようとしたが、なんてこったい、今流行してるらしいじゃん、写ルンです。なので100円に値下げした直後に、隣の売場のひとに「孫(6歳)のおもちゃに丁度いい」てな理由で購入予約をもらった。
 が。
 江口が写ルンですをガンガン使ってた20年前ってのは、ちょうど写真プリントが0円時代でしてん。だから江口もさんざんオモチャにして遊んでいたが、今はどうだ、プリント1枚40円ぐらいじゃないか? そこに現像料が、たしか600〜700円。27枚撮りフィルムなので、撮影してプリントするのに、プラス1700円ぐらいだな。
 さあ果たして、6歳男児がカメラの構造を理解し、まともな撮影ができるだろうか。そのギャンブルに乗せるチップとして1700円は高いのか安いのか。

6月10日(金)

 今月末に棚卸しがあって、そのためにバックヤードの不良在庫を処分したりしてるんですが。
 前々回の棚卸し(1年前)は、江口の育児休暇復帰直後だったので、すっかり手順を忘れてて、なんかあたふたしているうちに終わった。
 前回の棚卸し(半年前)は、ちょうど主任が入れ替わった時期と重なって、なんかあたふたしているうちに終わった。
 そして今、担当区のあらゆる権利を掌握したので、んもうあれやこれや処分しまくってる。
 出てきたよ、前回の棚卸しの時から現主任が頭を抱えてた不良在庫という名のガラクタ。言うていいですか、アブトロニック(腹筋を鍛えるアレ)出てきた。しかも不良在庫なもんだから、つまりサンプル展示してたような、箱もボロボロのやつが。中に入ってる電池の使用期限、2017年。
 というわけで、ごっそり値下げしてやった。
 即売れた。びっくり。
 まだまだ需要があったんだな、アレ。
 棚卸し話、つづく。

6月9日(木)

 労働組合のはなし。
 江口ママンは若い頃、大きな紡績工場に勤めてまして。んもう組合の力が強かったと。そして選挙の度に、組合役員が誰かかれか家に来ては勧誘をしていた、と。
 そのママンがパパンと結婚、そして選挙シーズン到来、当然、新居に組合役員が来て、パパンを熱心に勧誘したという。
 翌日、その組合員がママンのトコロに来て尋ねました。「おい、おまえのダンナ、どこに勤めてる?」。答えは、ママンの会社よりもっとデカい、別の紡績会社。もちろん、こっちも組合が強い。
 なんかイロイロあって、それきりピタリと、ママンのトコロへ組合員は来なくなったという話。なんつーか、昭和。

6月8日(水)

 あー、ランチバイキングに行きたいー、と江口ママンが言うので、丁度、職場の労働組合の関係で近所のホテルのランチバイキングが10%オフになる券を持ってたから、行きたいなら連れていくよー、と答えていたら、翌日に姉から「早く日程を決めろ」とメールが来た。えー、8日でよろしいでしょうか?
 というわけでホテルのランチバイキングです。さすがホテルというべきか、ショッピングモールの中にあるバイキングレストランと比べると、段違いに良かった。しかしバイキングの宿命か、『フレンチバイキング』を名乗っていても、ごはんや味噌汁やうどんがある。うどんとか、やっぱり対観光客メニューなのかしらん。セルフで茹でさせるとか、それもサービスなのかしらん。思い出したけど、こないだ話題にした『新吼えろペン』(島本和彦)、風呂敷を畳むのと同じ巻で漫画家パブの話があって。パブに来た客が金を払って漫画家のアシスタント業務をする、そんな話。
 そして、ランチバイキングで限界が近くなる自分にちょっと驚いてます。晩ごはんまで胃が重かった。いや、晩ごはんも食べる気にならなかった。食べたけど。 
 
6月7日(火)

 17日の話になって申し訳ないんだけどね(だれに謝る必要があるか、と開き直る)。
 我らのクリッカーヒーローズがありますね。これにTranscendentなる新機能ができて、日本語版wikiによれば、要するに全部リセットされてイチからやり直しなんだと。ちまちま解説を読んだけど、まあ要するに停滞していたいまの状況を打開することにはなるだろうと、その新機能リセットを実行してみたのね。
 アレやね、本当に心底、イチから綺麗にやり直しになった。アセンション繰り返して、強くてニューゲーム状態を繰り返してきた身に、コレはキツいわー。
 と同時に、ああ、クリッカーヒーローズを止めるときがついに来た、と感じた。
 さよならブックマーク。273日。最高714階でした。

6月6日(月)

 『こいつら100%伝説』が文庫化かあ。『ルナティック雑伎団』の新装版のときは、未収録作品とかあったんで飛びついたけど、特にそんなオマケもなさそうだしなあ、見送りか。
 あーみん文庫といえば、『お父さんは心配性』があるが。これ、巻末に作者あとがきがあって、なーんか、トチ狂ってた人が一息ついてちょっと落ち着いた感がなんともたまらなくて好き。たぶん、連載で描いてた頃って、若かったんだろうなあ。
 そう思うと、100伝文庫も、そのぐらいのあとがきがあるかもしれない。あるなら更にワクワクだ。これが、どこぞの漫画評論家か、アイドルだと超がっかり。
 この、買うべきか買わざるべきかを悩む江口の姿をお楽しみ下さい。たぶん買わん。

6月5日() 芒種

 島本和彦の『新吼えろペン』の中にあったネタなのだが。
 藤田和ひ‥‥、もとい富士鷹ジュビロなる漫画家が、連載していた壮大なストーリーの完結に向けて風呂敷が畳みきれないと嘆く場面がある。それに対して、居合わせた別の漫画家がのたまう。
 「風呂敷を畳むって、なに?」と。
 曰く、毎回毎回読者を楽しませるのが漫画だと。読者を楽しませるためには、話を壮大にするし煽るし何だってやっちゃうよ、と。
 それに対してまたまた居合わせた雑誌編集長が論ずる。
 「どんな天才でも、100話のうち1話は『?』な内容の話になる。そして天才は、その『?』を最終回に持ってくる」のだそうです。なーるほどねー。
 関係ない話ですが、『銀河乞食軍団』、読み終わりました。

6月4日(

 ここんところ、ずっと寝落ちが続いて、さぞや充分睡眠を取っているでしょうとお思いでしょうが。いやいやアナタ、これが寝ちゃうのよ、前の日にどれだけ寝てようと、次の日もその次の日も。
 しかしあんまりそういう寝落ちが続いたので、さすがに江口の体も十分に休息が取れたのでしょうか、朝の5時に目が覚めた。
 これ、いっそ今から起きて、子らを起こす7時ぐらいまでパソコン立ち上げて好きに遊んでもいいんじゃないか?
 そういや思い出したわ、昔、まだテレホーダイでインターネットを繋いでいた時代。江口含めおおかたの人間が夜の11時からがネットライフだったのに、友人の一人は早朝がそうだったという話。「8時にキッチリ強制終了になるので、効率がいい」的なことを言うてた。
 あ、結局その後も寝ました。まだまだ寝るよ! 加齢によって眠りが浅くなって明け方に起きちゃう現象って、やっぱり都市伝説なのね。

6月3日(金)

 最近、車の中でずっとラジオを聴いているんだけど。そこで江口好みの、コント仕立てのなんかセンスのいいCMが流れてきたのね。さあ、どんなオチがきて、何を紹介するコマーシャルなのか、わくわくして聞いていたら。これが宗教だったときの悔しさったら。テレビCMでも同じ。

6月2日(木)

 子らの保育園で保育参観がありました。これもまあ、イベントの度に話題に出してるんで、今更目新しさも無いでしょうが。
 なーんか、娘ちゃんが珍しく落ち着きが無くて、何度も脱走を試みたらしい。ちょうど江口が息子ちゃんクラスを抜け出して、夫が観ていた娘ちゃんクラスに入ったときも、やっぱり落ち着きが無くて。でもこれからおやつタイムだと分かった途端、大人しく椅子に座った。そしてバナナを食べ終わった途端、また脱走を試みた。君、その分かりやすいキャラ、止めなさい。

6月1日(水)

 もう6月の中旬がこようというのに、日記の日付はようやっと6月に入ったのですよ。ああんもう、日常生活がままならなくて。どのくらいままならないかというと、やっと鏡餅食べた。賞味期限3月。でも大丈夫、真空パックで中のおお餅は無事。現代の保存技術は進化してるね。
 ようやっと、正月が終わりました。







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