2016年10月1日(土)〜10月15日(土)までのごはん。

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10月15日(

 本日よりの、読書タイムに選びました本は、『夏への扉』(ハインライン/ハヤカワ文庫)でございます。読むの、2回目。前に読んだのって10年以上前じゃなかったっけなあ。1970年が舞台かあーー。たまらんなああ、文化女中器ー。窓ふきウィリイーー。万能フランクううう。今、まだ序盤で、文化女中器の造りについて詳しく解説してるくだり。前に読んだときは、まだルンバは世に出てなかったよ(たぶん)などと思いながら味わってます。たまらんなあ。。
 江口の、レトロ未来が好きなのはご周知の通りであるが、その江口の嗜好を端的に表すのが、この『万能フランク』。1台のすごいコンピューターがなんでもこなしちゃう、ってヤツ。
 今やスマートフォンがそんなふうな機能を持ってしまっているのだろうが、だからあんな手のひらに収まる四角い平べったい端末が未来を名乗るんじゃないよ。人の膝丈ぐらいは大きさがあって、車輪が付いててギヤ音をさせながら、不自然な合成音声で喋れよ。未来はそうあるべきだろうよ!
 求む同意。

10月14日(金)

 今日は本当は20日で、とうに古い話題になってるんだけど、日記ネタメモに残ってたから拾う。
 プレイステーションVRが発売されましたね。
 江口はこのニュースをラジオで聞いてたので、ビジュアル的な情報は皆無なんだけど、『ゴーグル型』って聞いてハートにズギュウゥウン。
 そう、バーチャルリアリティはそうじゃなくちゃ! でっかいゴーグル、できたら専用ソファと、オーディオルームみたいな重厚な機械で周囲を囲んで、出来ればグローブも欲しい。もちろん全てがケーブルで繋がってるよ! ああもう、後半はともかく、ゴーグルは評価する。スマートグラスだっけ? 眼鏡にちっちゃい機械が付いてるヤツ。正直、これからの技術の進歩を考えると、どんどんちっちゃく軽量化されていくんだろうけど、それでも、娯楽用品であるなら、馬鹿でっかい端末であってほしい。
 思い出したのが、『こち亀』に於ける電極スパークの自宅。見た目は古いボロ長屋みたいな木造建築なのに、最新素材でハイテクハウスだ、っていうアレ。未来のバーチャルリアリティ趣味人はぜひ、90年代サイバーパンクな専用ルームを作って頂きたい。未来なのにレトロ。なんだこれ。
 で、ここまで話して。PSVRのゴーグルってのが、めっさ小型のメガネだったらどうしよう。20日のこの時点で、まだ知らん。

10月13日(木)

 夫が何を思ったのか、江口に弁当を持たせてくれるようになりまして。なんか、毎日ちまちまおかずを作ってる。
 さて、今日のおかずはメンチカツでした。いただきます、と食べてみたら。
 中にみじん切りのピーマンが混ざってた。
 好き嫌いの多い子供かよ! って職場の食堂で一人だったけどツッコんだ。
 ちなみに、この前の日の晩ごはんがピーマンの肉詰めだったので、「同じのもアレだし」ということでのアレンジだったらしい。

10月12日(水)

 朝の出勤途中に車の中でラジオを聴いてたらね、聞き慣れたイントロが流れてきたんですよ。
 ゲットワイルドオオオ。
 あかん、めさめさテンション上がる。ええ、小学生の頃に大好きだったんですよシティーハンター。何年前だよ。車の中ででっかい声で歌いながら、そのまま運転。流れでアカペラで”ANGEL VOICE”をウォウウォウ歌い、続いて”セイラ”をウォーウォー歌ってたら職場の駐車場に着いた。いい一日のスタートであった。
 ゲットワイルドから繋がって、当時TMネットワークを良く聞いていて。つまり江口の10代はTMネットワークだったのです。そしてパブロフの犬の如く、TMを聞くと10代の頃に戻っちゃうのです。前に、友人Mちゃんの車に乗ったときに、かかっていたCDがTMだったので、2人で歌いながら乗ってた思い出。
 思い出したので、あー、TMの古いCD買っちゃおうかなー、って思ったが、いちばん欲しいのはシティーハンターのサウンドトラック。でもあれ、曲の合間合間にドラマ部分があって、それが邪魔。アニメサントラの根本的なところを否定しちゃった。てへり。
 で、いまamazon見たら、サントラX・Y・Zって3種類出てる、なんぞこれ、めっさ欲しいがな。ブクマ、ブクマ。

10月11日(火)

 娘ちゃんが40度の発熱。前の晩に、寝てる途中に起きてはわんわん泣いてたので、おかしーなーと思ってたら案の定。
 今日いちにちもずっと朝から40度だったので、こりゃ今晩も寝てる途中で起きてぐずるなあ、と、坐薬入れてやることに。
 さて、うちの息子ちゃん。人のものだったら何でも欲しがる性格です。
 でもって娘ちゃん。何でも自分が独り占めしたい性格です。
 冷蔵庫から坐薬を出している場面を見た息子ちゃん、すかさず「ぼくも欲しい!」。菓子ちがうわ、薬じゃ!!
 「娘(仮名)ちゃんの薬よ」って言っても、「ぼくも薬、いる!」。そしてそれを聞いた娘は「それは娘の!!」。反応早いな!
 で、いざ娘の尻を押さえて坐薬を入れようとしたら、わんわん泣いて拒絶。
 そんな絶叫シーンを見ながらも、息子ちゃんの要求は治まらない。「ぼくも薬ほしい!」。この状況を見てまだ言うか。
 「これは娘のーー!」。要るんだったら大人しく尻に入れさせろ!!
 強欲兄妹のはなし。

10月10日() 体育の日

 ちょっと奥さん。圧力鍋で赤飯炊くの、すんげえ簡単。簡単で感嘆。陳腐なフレーズを使いたくなるぐらい簡単。間隙に感激。うひょおお。
 前々から、赤飯をレパートリーに加えたくて。それこそ、将来的に娘ちゃんをお祝いするために(笑)、しかしながら家庭で赤飯が出ることが特殊ではない程度に日常レベルに浸透させたくて、ごちゃごちゃ言うてますが結局のトコロ江口が赤飯好きなんで、いつでも炊けるようになりたかったのですよ。
 で、圧力鍋だと下準備ナシで失敗ナシで簡単だよー、って情報が手に入ったので試してみたら。
 腰抜けた。
 下準備全くナシ。さあ、始めましょうと台所に立って、圧力鍋出してきて、小豆の袋の封を開けて洗って鍋に入れて、鍋を火にかけて圧がかかったら3分。
 待ってる間にもち米を量って洗って、洗ってるうちに豆煮えた。
 鍋に水ぶっかけて急速圧抜きして、蓋開けたところに米と水入れて、もっかい火にかけて圧がかかったら3分。
 米洗うのに使ったザルを洗ってたら、炊けた。
 いやマジで。全行程終わって片づけまで出来て、20分とかかってない。でもって美味い。上出来レベルで美味い。
 煮豚よりもイワシの煮付けよりも、いちばん感動した圧力鍋レシピ。興奮おさまらん。

10月9日(

 江口の本日の服装。紺のハイネックのカットソーに、同系色のベストの重ね着。下はいつもの破れジーンズ。
 それを見た夫。「おはよう」の一言よりもまず先にいった一言。「木こりみたいやな」。
 おい待て、朝の開口一番、妻を罵るのかあんたは。
 夫の反論。「木こりを侮辱するのか」。
 ほお、じゃああんたはさっきの一言を、妻を褒めるつもりで発したのか?
 「別に褒めるつもりも、けなすつもりもない」とな。
 ならば、あんたの中には、その発言は、女房を不愉快にすることはないと確信があるのだな?
 そんな遣り取りをして朝は別れ、仕事から帰ってきた妻を見ての夫の一言。
 「木こりみたいやな。もしくはマタギ」。
 増えた。

10月8日() 寒露

 さっきテレビで『ブラタモリ』見てたら、熊本城が紹介されてて。
 天守閣の中が近代建築でびっくりした。
 だってほら、天守の内部に於ける『近代』部分って、せいぜい階段に手すりがついてるか、非常口の案内板の電気がついてるかぐらいじゃない? なにこの、白いコンクリート。
 さてここで、江口が過去に見てきた城を振り返ってみましょう。
 丸亀城・宇和島城・松山城。
 はい、現存天守しか見たことなかったですうー。「そっちの方がレアだ」って言われた。
 あ、今治城も見たわ。なんか、堀で魚がめっさ跳ねてた。

10月7日(金)

 今更ながら、『ドラゴンボール超』のアニメチェックを始めたのでございます。で、かれこれ1ヶ月ほど、4〜5回分を見たのですが。
 なんか、キッツいなあ。
 あれー、アニメって、こんなに話進行しないもんだったっけ? いや、思い出せ、20年前に無印〜Z〜GTを見てた頃を。はい、こんなカンジだったわ。まったく進まないのん。ここんところ、ずっと見るアニメってせいぜい日常系のまったりか、15分で終わるようなミニアニメか、そんなモンばっかりだったので、こうしてストーリーをおっかけるタイプの見たことなかったもんなあ。そうかあ、アニメって20年前と変わってないんだあ。
 あと、ドラゴンボールに限らずいろんな人気アニメのファンたちの間で言われている、「公式が同人に擦り寄ってきた」の意味がわかっちまった。なんだよベジータ優しいなあ、そんなにトランクスを気遣うキャラだったっけ。でもって、ずっと怒ってる。堀川りょうは何をそんなに怒ってんだろうって、声優が心配になるぐらい怒ってる。ま、20年前から怒ってたんだけど。なんだろう、怒りすぎて怒り方が極端になってきたような。若本規夫や矢島昌子のあんな現象っぽく。
 えーと、楽しんでるかそうでないかというと、実は楽しんでない。すんごい義務感で見てる。
 どこに義務があるのだか。

10月6日(木)

 はい、我が息子ちゃん(5歳)の、恒例ことば発育相談でございます。今回、すっかり予定を忘れてて、仕事シフト入ってた。
 夫が連れて行ったんだけど、その際「聞きたいことがあったら、メモしとけ」って言われたんで、息子ちゃんの気になることをつらつら書いて預けてた。
 とにかく癇癪持ち。気に入らなかったらモノを投げる、モノに当たる、上手くいかないことを同じ方法で強引に行おうとしてますます上手くいかないのを止めてもやめない。癇癪をおこすと「うー」「うー」しか言わなくなる。スキンシップ過剰。頭突きに近い迫り方をして、こっちが痛がっても止めない。すんげえおっぱいに執着する。未だ吸おうとする。隙あらば触ってくる。
 そんなあれこれを先生に相談した、結果。
 「5歳児はそんなもんです」。
 さよか。
 余談であるが、こういう発育診断では、知能テストみたいなことを行うので、たとえばブロックを積み上げたり、イラストカードを駆使したりするのだが、年齢が上がるにつれて口頭試問の割合が増え、つまんないなーと思ってたのが。今回、ついに100%口頭だったそうな。さみしい。

10月5日(水)

 ま、なんでシチューを作ろうかと思ったかというと、息子ちゃんが大好きだからだ。うちの息子ちゃんに限らず、世の子供はみな好きだろうが。ゴハン食べさせるときに、多少でもテンション上がるおかずがあると、食事進行が桁違いにスムーズになるので、媚びと言われようが江口は自分が楽なほうを選ぶ。
 そんなカンジなんで、朝ごはんとかでも、ジャムのサンドウィッチをしたり、丸パンに切れ目いれた状態で供してソーセージを挟ませたり、パンをオーブン鉄板のままテーブルに置いて取り放題にしたり、とあれこれ策を練っている。特にこの、パン取り放題はいちばん好きっぽい。
 その取り放題、最後の方は鉄板が空になり、それぞれの取り皿にそれぞれ分が乗っている状態に。
 そして息子ちゃん、自分のを食べ終わったので。
 「もっと食べたい。ちょっと貸して」って江口の皿に手を伸ばしてきた。
 返す気あるのかよ!

10月4日(火)

 さあ、晩ごはんを何にしましょー、と考えて。特にネタもないし、時間もないので、シチューにしてくれようと。で、我が家には圧力鍋があるのな。圧力鍋だと、カレーやシチューがあっという間だって言うじゃない。だから時間短縮も兼ねて、圧力鍋シチューをしましょう、と作ったら。
 めっさ時間かかった。
 あんね、材料を切って鍋に入れるまでの時間は変わらないわけだ。沸騰するまで加熱して、あとは火を弱めて15分ぐらい、って、これって圧力鍋だろうが普通の鍋だろうが同じ時間だ。しかも圧力鍋って、圧力が下がらないと蓋を開けられないから、開けないとルウも入れられない。うん、確かに『2時間ぐらい煮込んだ仕上がりのシチューが15分で』ってのは正解だろうが、普段、我が家でそんな2時間も煮込んだシチュー食べない。
 うまいっちゃうまい。

10月3日(月)

 子らの通う保育園で、ミニチュアを作るのが趣味の先生がいるらしく、玄関先に時々作品を飾ってる。今、飾られてるのが、カップヌードルとポテトチップスの食品サンプル的なミニチュア。それを見た息子ちゃんが、「ぼく、ポテトチップス好きー」「のりしお、おいしいよねー」とか言いだして。
 おい待て、食べさせたことないぞ、ポテチ。
 そう、雑な食生活をさせているようで、ジャンクなモノを無分別に与えているように見えて、実はあんまりそれらを口にさせたことがない。ま、ポテチって食べでが無いのでそんなに買わないのと、カップヌードルなんて熱ッちあちのもの、子らに食べさせるわけもなく。
 そんなわけで、買って来ちゃったのりしおポテチ。なんで好きこのんで子らを堕落させようとするか。
 で、流れでカップヌードルも買ってくれようかと。でもあのミニカップ、108円もするの。ノーマルサイズ128円だよ? 高いよ。いや、世間的な金銭感覚はしらんが、江口の中ではバカ高。

10月2日(

 えっとね、『沙中の回廊』(宮城谷昌光)、挫折しちゃった。てへり。そのまま読もうと思えば読み続けられたんだろうけど、「なんで楽しい読書タイムに苦行をせねばならんのだ」って思ったので止めた。えっとね、士会が出世して家を持って、弗が嫁さん貰おうかなー、とかなんとか言ってるアタリで終了。本を薦めた夫に、何がアカンかったかの話をしてて、江口が「んもう、人名がアカン。僖負覊(きふき)ン家に火ィ付けた2人の名前が特に」って言ったら、「ああ、ギシュウとテンケツな?」ってサラリと返してんじゃないよコンチクショー。
 というわけで今度のチョイスは、『超高速! 参勤交代』(土橋 章宏/講談社文庫)。これ言っても誰にも通じんと思うが、夫の本棚の中ですんごい違和感。「なんで買ったの?」って聞いたぐらいだ。「俺だって本屋で、ベストセラーを気にかけて手にとってもいいじゃないか」って言われた。そりゃそうなんだけど、そりゃそうなんだけど。
 とりあえず予備知識として、「忍びがメイン」って聞いてたので、それを踏まえて読んでます。今、3分の1ぐらい読んでの感想。おもろい。なんつーか、すんごい雛形にそったキャラクター配置で読みながらの安心感。漫画読んでるみたい。料理シーンが美味しそうなのも高評価。『内藤政醇』の名前が未だ覚えられんけど、ドンマイ。

10月1日(

 江口がパソコンを立ち上げてぐだぐだ遊んでると、隣にいた夫が「ちょっと、検索できる?」って聞いてきて。
 へいへい、何でしょう。「『グレート レイス オブ イース』って、出る?」。あー、なんか出ないなー。「英語表記じゃないとダメか? ‥‥ああ、『クトゥルー イース』とかで、検索してみて」。ほいほい、検索。あー。出た出た、『イースの大いなる種族』ね。で、これがどうかしたの?
 「梨奈(仮名)の体型って、これに似てるよな」。
 前フリ長いわ!!





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