2016年11月1日(火)〜11月15日(火)までのごはん。 11月15日(火) 同僚の孫(6歳)の話。 「『チンチンの先に粘土が詰まってる』って訴えるから見てみたら、垢が溜まってた」と。 「私らは、娘しか育ててないし、自分には付いてないから、感覚が分からん。そんな、チンチンなんてまじまじ見ないじゃない? 江口(仮名)さんは大丈夫? 気をつけなさいよー」って言われたが。 え? 世間の人はチンチン見ませんか? めっさ見てるんですけど。めっさイジり倒してるんですけど。前の保育園で保育参加してたとき、よその子らのチンチンもじっくり観察させて貰ってたんですけど。でもって、己の息子さんの息子さんのご立派さにほくそ笑んでるのでございますけど。ナニ言ってんだ自分。 ま、真面目な話。うちは夫が頻繁に子らを風呂に入れるので、江口の多少の洗い残しがあってもその時に大丈夫だろー、と思ってたが。最近夫が忙しくてめっきり風呂の回数が減った、ので、心配になって再チェック。今のところは大丈夫、粘土無い。 11月14日(月) 江口ママンから江口子らに、駄菓子がプレゼントされた。せっかくなんで100円均一で駄菓子屋瓶を買ってきて、それにそれぞれ子ら用に詰めて、「1日1個だけ」って言い聞かせて与えるようにしてみた。超ヒット。意外と、でっかい袋菓子より、棒つきアメが人気。 さて、その話をママンにしたところ、気をよくしてまたもママンからの駄菓子投入が。ありがたいんだけど。ありがたいんだけどさあ。 きなことか、粉砂糖とか、粉っぽいヤツはカンベンしてくれ。クッキーですら大量のカケラをこぼすんだからさ。 「一口で口の中に入る」「カケラをこぼさない」「子らの人気高い」なんかの条件をあてはめると、マーブルチョコがたいそう具合がいい。1回で2粒も与えてりゃ満足するし。 そういえば江口、子供の頃は板チョコは1回に1列(あの、ブロック分けされてる3個ぐらい)がルールで、かなり大人になってからそんなルールを律儀に守る必要はないんだと気が付いたが。 いつか子らも気付くのであろう、マーブルチョコ2粒って何やねん、と。 11月13日(日) おそ松主任(35歳)に言った、「40歳過ぎてからの体力の低下は下り坂じゃない、崖からの転落だ」って言葉は我ながら名言だと思うので記しておく。 11月12日(土) 奥さーーん、『指輪物語』、おもしれーー。めがっさおもしれーよーーー。 というわけで今回も、休憩時間がなんで1時間しか無いねんフラストレーションにぶちあたっております。なんで1時間しかないのん。文章がね、すんごい平易。あの段組で警戒してたが、こども向け童話読んでるみたい。てゆうか、ファンタジーっておとぎ話だったんだよな、って再認識させられる。 けどな、でっかい問題が。 話が進まん。 かれこれ3日ぐらい読んでるけど、ようやっと「指輪捨てに行こうかなー」って言いだした。言いだしたところ。まだ出発もしてない。とりあえず、庭師サムが仲間になった。 そうだよな、文庫6冊のなかの1冊目だ、まだこんなもんだろう。 さあて、おもしろ興奮が続くか、まだるっこしさに飽きるか。江口の現在の興味はそこ。話の内容違うんかい! 11月11日(金) 憎い。本社のバイヤーが心底憎い話、つづき。 バイヤーって何だ、と言われれば。商品の仕入れを担当する人、ってことか。たまに広告で「バイヤーおすすめ☆」なんて商品が売り込まれて、その脇に「バイヤーって何?→商品のプロフェッショナルよ♪」なんて説明がなされていたりするが。 なんでこんなのを店に送り込んでくるんだよ、と、江口の売場に限らず、あらゆる売場で叫ばれる声。立秋もとうに過ぎたころに水着を入れてきたりとか、チープカジュアル売場に高級スーツ入れてきたりとか、そんなのよく聞く。 まあしかしこんなのも、バイヤーとメーカーの丁々発止があったりするのかな。Aの価格を下げる代わりにBを引き取れ、的な。そんな大人の事情があるからには、末端のわしらがどうこうは言えない。ただただ毎日、入荷する商品を並べる毎日。 と、そこへ次長がやってきて。 「いつまでこんな商品を定価で売ってるか。さっさと値下げして処分しろ」 先週入ったばっかりの商品やっちゅーねん!! 憎い。ぜんぜん人員を増やさんくせに口出しする次長が憎い。 11月10日(木) 職場にて。 広告の原稿が届きましてん。「次の広告にはこの商品を載せるよー」な、そんな企画案が。それを見てたら心底腹の立つ企画があって怒りに震えていたら、通りかかった他の従業員から次々に「なにがあった?」って声をかけられた。そんなにひどい顔してましたか、わし。 なんか、この話前もした気ィするけど、それほどまでに毎度悩まされる商品なんだけどね。 トイレファブリック。便座カバーとかトイレマットとか、アレ。お近くのインテリア用品売場を想像して頂ければ分かりましょうが、それぞれ嵩張る商品。デザイン統一されてるシリーズだから、全部同じトコロに出さなきゃならん。広告に載るから、入荷させないわけにもいかん。これの為に、棚ひとつ空けてスペースを作らにゃならん。載せたところで売れやしねえ。毎度毎度、大量に売れ残っちゃ、大量に不良在庫になる。一山幾らの雑売場に持って行かれて、ますます売れなく、埃をかぶる。ああもう。 11月。某トイレファブシリーズが、売り込み商品として、毎週広告に載り、商品が入荷され、全く売れずに残っている。 12月の広告原稿。「某トイレファブシリーズを、新シリーズに切り替えます。以降はこっちを売り込んでね☆」。 憎い。本社のバイヤーが心底憎い。 11月9日(水) 息子ちゃんが笑っちゃうぐらい肛門期で。事あるごとに「うんこ」「うんこ」連呼して。なまじ知恵があるもんだから、読んでる本に出てくる名詞をぜんぶ「うんこ」に変えたり、消化器官に関連づけたり、無駄にアカデミック。グリム童話『みそざざいとくま』で、クマがミソサザイとの合戦に際して動物に招集をかけるシーンで「うんこたち、集まるのだ!」って読んでて、「さるかに合戦かよ」ってツッコんでみた。関係ないけど、今『肛門期』って調べたら、2歳から4歳て。遅いがな。 ともあれ、そんなカンジなので当然娘ちゃんが真似しはじめて。3歳の舌ったらずが「うんこぷー、おしっこじょー、おならぷー」って。兄貴よりグレードアップしてるがな。 ま、そこまではいいわ。微笑ましい幼児のよくある現象として見ていられるわ。 しかし娘ちゃん。最近、字を書くことに興味を持った娘ちゃん。 あなたが最初に書いた単語は自分の名前でした。その次が「うんこ」になりましたよ。 11月8日(火) こないだ読んだ『くーねるまるた』(高尾じんぐ/小学館)に出てきた、ホットスナックの自動販売機で売られてたトーストが美味しそうで。トーストというか、ホットサンドなんだけど。ハムチーズのものと、コンビーフのものとを、アルミホイルでくるんで焼いている、らしい。 ところで江口、この41年の人生に於いて、コンビーフを食べたことがない。きっと成形肉好き、缶詰好きの江口としては好きなジャンルの味なんだろうけど。 しかしわざわざコンビーフひとつ買いに店に走ることなどせず、店に行ったときにそのことを覚えているほど執着してもいない、そんな存在。 とりあえず、ポテトサラダとチーズを挟んでアルミくるんで焼いたのを朝食に出したら子らにウケたので、よし。 11月7日(月) 立冬 うれしげ(方言※調子コイて)に、二十四節気を意識するようになりまして。それをうれしげに息子ちゃんたちにも披露するのですよ。なので今日から冬ですよ、と。「11月は冬?」って聞かれたので、「7日から冬」って答えてみる。「12月は?」「冬やで」「1月は?」「冬」「2月は?」「4日から春。3日に豆まきして冬を追っ払って、それから春」。そんなカンジ。 そして「夏はいつから?」って聞かれて、とっさに答えられず、「6月22日」とか言っちゃって。たぶん江口、立夏と夏至と立秋、ごっちゃになってる。 生兵法ってこういうこと言うのかな。 11月6日(日) そんなわけで、『指輪物語』(トールキン/評論社文庫/旧版)を読み始めました。まだ序章ですが、ああ、なんとか読める。「序章がいちばんの難物」って言われてたが、その序章がもうすぐ終わる。なんとかなりそうだ。 それよりも、ずっと気になってたことがあって。 訳者、瀬田貞二。 この名前が聞き覚えがあって。絶対知ってる名前だと、今日いちにち、ずーっとひっかかってて。今検索して、やっと判明。 『げんきなマドレーヌ』(ベーメルマンス/福音館書店)でしたー。 はいはい、うちにあるある。そしてこの本、好き。この文章のリズム、ハッキリと好きです。それは別の訳者が手がけたマドレーヌがどうこういうワケじゃなくてムニャムニャ。たとえば『おひさまパン』(クレヴェン/金の星社)がどうこういうワケじゃなくてムニャムニャ。 そんなわけで、とたんに親しみやすくなりました。きっと読める、江口、指輪物語、読めるわ。 この話、読み終わったときにつづく。 11月5日(土) その昔、なんでも読みの江口が挫折した本に、『李陵』(中山敦)があると申しましたが。あ、最近では『沙中の回廊』(宮城谷昌光)も加わりましたが。 コレの存在を忘れていました。 『指輪物語』いいいいいいいい!! なんかの折りに勧められて、手に取った瞬間、「アカン」と思った。だって1977年が初版の、最初の全6巻の文庫本。あの、遠慮会釈無い字の小ささと行間の狭さ。案の定、まったく頭に入らず、序章でホビットがどうこう言うてるところで、しおりが終わってた。あれ? そもそも江口が読んだの、コレだったっけ? 『ホビットの冒険』の方だったっけ? それすら覚えてない。 さて、勧められたので、もう一度読んでみましょうか。夫には「せめて新版にしたら?」って言われたが。アンタ、勧めておいて。 あの頃(って、前に読んだのがいつか覚えてないが)より、多少読書習慣がつき、多少ファンタジーへの理解も進んだ現在の江口。果たして6冊読み切れるのでしょうか。 まだつづく。 11月4日(金) はいはーい、『銀河市民』、読み終わりました。なんか、次々出てくる女の子達が都合良くカワイイ。てゆうかもしかして、ハインラインのキモは女の子ですか? 今更ですか? この本の所有者であるところの夫が、「宇宙と自由商人と宇宙海賊と宇宙軍とでなんだかんだやった最後の、法廷で決着」と解説してますが、うん、その通り。なんだろう、この急転直下、と思ったが、この作品がジュブナイルだと知って合点。あー、これもし、例えばなんかで連載で読んでたら、この次々舞台が変わってそれぞれでドラマが発生する展開、たまらんかっただろうなーって思う。 あと、後半部分はそんなに野田昌弘してなかった。江口が野田昌弘に何を期待しているのかは知らんが。 さーて、それはさておいて、夫より次のミッション。 「そろそろ、コレも行ってみないか?」 さあ、何でしょう。 つづく。 11月3日(木) 文化の日 江口はおっさんが好きなのであるが。おっさん好きというか、すでにジジイ萌えになってんですが。 先日買った、『きのう何食べた?』の10巻にて。 50過ぎおっさん以下おっさん4人が集まってフルーツとクリームたっぷりのおうちパンケーキパーティしてた。 なんだよこれ、さすがにキッツいなあ、とか考えてみたが。 違う、2次元の方がイタくて、リアルの方が萌えるということに気付いてしまった。 どっかで開催されて、覗かせてはもらえまいか、おっさんパンケーキパーティ。 てゆうか、この漫画、おっさん日常ゴハン漫画とするなら普通に面白いのに、なんで主人公を無駄に若く見える設定にしたのやら。おっさんにしとけよ。ガッカリだよ。 11月2日(水) ええと、とうに皆の中では過去の話題になってるだろうけど、江口の中ではリアルタイムだから、聞いて。 広島カープ×リケンコラボの食品ラップがね、めっさ売れ残ってる。香川県なのに、調子こいて2ケース入れちゃった、アレだ。 しかし売れ残ったからといって叩き売りするわけにもいかず、なまじ腐らないモンだから、いつまでも陳列できちゃって。とうに日本シリーズ終了して世間は世界野球やっちゅーねん、どうしてくれようと持て余しておりますが。 こちら、お値段30cm幅×20mで、138円です。 食品ラップの有名ブランド、旭化成のサランラップ、同じサイズで178円で御座いますの。 はい、わざわざ並べて陳列してやった。とくに特売でもないのに、わざわざ2ケース発注して、くっつけて前面に並べてやった。 露骨に動いたよ、カープラップ。 計画通り(ニヤリ)。 11月1日(火) でさー、今日、よりによって保育園の遠足なんですの。どうするかなあーって考えて。 休まざるをえないでしょうよ。遠足の前日に足ぐねるなんて、漫画か、きみは。 遠足に行くのは年長クラスだけなんだけど、低年齢クラスは保育園に残って『遠足ごっこ』として、お弁当を食べることになっている。つまり、息子ちゃんは遠足に行かないが、娘ちゃんにお弁当は要る。なので結局、わしと息子ちゃんの分も、昼ごはん用にお弁当を作って庭で食べた。我が家遠足ごっこ。真上に洗濯物なびいてるけどな。 ちなみに、お弁当。 スコッチエッグとか、忘れて忘れて。ハンバーグとタコさんウインナーだったよ。にんじんを花形にしてやったよ。 |