2016年4月16日(日)〜4月30日(日)までのごはん。

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4月30日(

 ゴールデンウィークのあいだに、子らにも何か変わったことをやらせたい、と企んだ夫が、「そうだ、パズル的な遊びをさせよう」と買ってきた。
 娘ちゃんに、プリキュアのセイカパズル。
 息子ちゃんに、ジム1/144。何で。
 『ガンプラの中で、いちばん突起物が少なかった』が選考理由らしい。いや、だから何でガンプラ。
 ま、息子ちゃんに指先を細かく使う動作をさせたかったのは分かる。分かるが、だから何でガンプラ。
 なお、息子ちゃんは全く作らず、ぜんぶお父さんが作った。そして完成品でガンガン遊ぶ息子。以前に買ってあったプリキュアフィギュア3体と並べてお人形さんごっこしてる。それまでプリキュアは飾っていただけだったのに、ジムの参戦により急にごっこ遊びに発展。これまでにない勢いで、息子ちゃんのごっこ遊びがグレードアップしてる。児童心理の発達を見せて頂きました。

4月29日() 昭和の日

 和陶はなし、つづき。
 あのさ、汁椀って、何使ってる? うちは、漆器。てゆうか、汁椀って、漆器しかないと思ってた。
 夫の実家だと、これが陶器になるんだわ。え? これ、茶碗じゃないのん? ってデザインのが。
 どうやらわしらが実家に帰ったときにだけ登場する。つまり、普段は義父母とも、漆器椀を使ってるらしい。それがわしらが帰省したときだけ陶器碗になるので、最初見たときは、汁椀の余分がないから茶碗に汁を注いでるのかと思った。けど、その後観察するに、他にも汁椀は普通にある、でもその陶器碗を汁椀として使い続けているから、やっぱりそれが正解らしい。
 普通に存在する物なのかと、さっき検索したら、雑煮碗とかって、蓋付きの縦長いタイプはいくつか見つかった。ああ、これなら見覚えがある、陶器汁碗、アリ。けどやっぱり、実家汁碗は違和感。
 ひとつ考えられるのは、義父母が結婚した当初(推定半世紀前)ではこれがポピュラーだった、ってことだ。そのぐらいの期間、使い続けるからな、あの一家。

4月28日(金)

 和陶器はなし、つづき。改廃の話はもうええわ。
 店で扱ってる茶碗で、ひとつカワイイのを見つけて。あー、欲しいなー、って悩んでる。
 でも買わない。なぜか。
 今使ってる茶碗が、別に割れてるわけでも欠けてる訳でもないから、
 これが他の皿だとか小鉢だとかなら、迷わず買ってるだろう。でも茶碗だ。毎日、乗せる物は同じ。おかずと違って、量や彩りが変化するもんじゃない。じゃあ、ひとつあったら充分だろう。我が家の食器棚にそんな余裕があるでもなし。
 だからって、充分使える今の茶碗を処分してまで買いたいか、というとそうでもない。欲が薄いんじゃなくて、大丈夫な物を理由無く捨てられない。
 そして茶碗だから、他の用途に使うことも出来ない。江口の持ってる茶碗、無印良品の無地のクリーム色粉引っぽいやつで、シンプルでどうとでも使い道があろうに、そのシルエットは茶碗いがいの何者でもなく、茶碗以外の用途に使うつもりはない。
 とかゴチャゴチャ言うてるが、あるとき買ってたらごめん。謝る事じゃないか。

4月27日(木)

 誰の話だったか忘れたが、ある数学者が「朝起きて、さあ今日も勉強をしようかという数学者は、数学者ではない。真の数学者は、朝目覚めたその瞬間から数式のことを考えてる」的な発言をしていたが。
 今日の江口。朝目覚めたその瞬間から、和陶器の在庫の処分方法を考えてた。プロと呼んでおくれ。
 はい、今日も愚痴りますよ、和陶改廃。
 これまでの経理システムだと、こういう在庫処分品をイッキに「100円均一」みたいな値下げをして売り出すことが可能だったんだけど、システムが代わってそれが出来なくなった。じゃあどうするか、レジで最大半額(半額以上のレジ設定は存在しない)で処分する方法がある。が、例えば元が980円のもの、半額で490円にして、1個2個は売れるだろうが、空っぽになるほど売れることはまず無い。旧システムだと、980円の物を半額にして、それで売れ残ったら500円の半額ぐらいにして、まだ残ったら100円でたたき売る、そんなカンジだった。それが出来ない。
 残るシステムの抜け穴を利用した手段は、1個○円、3個で○○円みたいな、まとめ値引き。んもう、これで量をイッキにさばくしかない。
 こーの、まとめ値引きの設定ってのが、商品をひとつひとつ店のメインコンピュータに登録せなならん、っつー、これまたしちめんどうくさい作業で。
 でもやったさ。ああ、江口はやったさ。営業室に茶碗を大量に持ち込んで、「また何やってんの?」って言われながらやったさ。
 というわけで、よりどり3個980円やってます。1個980円の物が3個で980円とかなってるものもある。おトクよ☆

4月26日(水)

 うへえ。和陶改廃がめんどくさいよう。
 江口は職場(スーパーマーケット)で、家庭用品を担当しています。家庭用品って、つまり家で使うあれやこれや。鍋や釜や茶碗や箸や、そのあたり。で、和陶ってのは、和陶器。茶碗や湯呑みのことで。改廃ってのは、そのまんま、商品ラインナップのリニューアル。で、和陶器の売場リニューアルをせねばならぬ、と覚悟をしていたのですが。
 うへえ。
 まず、入ってきた商品が重い。だって陶器だよ? それが新商品ひとつにつき、最低でも5個は並べなきゃならない。つまり、新規アイテム数×5。段ボール4箱分の陶器の塊が入ってきたわ。腰抜けるっちゅーねん。
 そしてそれらが、一つ一つ頑丈に梱包されてんの。開けるたびに、手ェ攣りそう。ってか、攣った。
 しかも入ってきた商品、早速ひとつ割れてるしーー。返品システムが2週間前に変更になったばかりで、まだそのシステムの使い方、理解してないのにーー。でもって、連休に入ってるから、返品先メーカーと連絡つけれんしーーー。
 それよりもなによりも、ラインナップから外された旧商品だよおおお。
 どうすんだよ、この在庫の山あああああ。
 この話、つづく。

4月25日(火)

 息子ちゃんにーーー。
 テレビ割られたーーー。あああああああああああああ。
 うちの息子ちゃんは、そりゃあもう癇癪持ちなのだが。気に入らないことがあったら、物を投げる。
 よりよって、手持ちのミニカーのいちばん重量感あるヤツを、テレビの液晶に向かって投げやがったあああああああああ。
 はい、思いっきりヒビ入りました。もう使い物にならん。いやん、今週の『ドラゴンボール超』、まだ見てないのにいいいいい。
 で、今日は実は5月4日、GWで子らが保育園休み、朝から晩まで付き合わなきゃならんのに、「ちょっとゴハン準備してる間、テレビ見て待ってて」が出来なくなった。どうしたもんか。
 さすがに息子ちゃんも悪いと思ったのか、紙に『ごめんなさい』って書いて、テレビに貼ってる。こおゆうところはカワイイ。
 が、それとこれとは話が別だこんちくしょおおおおお。

4月24日(月)
 
 『戦闘妖精・雪風<改>』(初出:1979年)を読んでます、あいかわらず。
 そして誰にも罪はないんだけど。
 話の途中で、急に現れた新キャラが、ミッションに出る前に恋人に「このミッションが終わったらプロポーズするよ」的な会話をして、腹抱えて笑った。オチは案の定。
 誰も悪くない。誰も悪くないんだけど、んもう。誰だ、最初にコレやったのは。
 関係ないが、この小説、江口はけっこうなハイペースで読んでます。なぜかというと、戦闘機を操縦する、その動作の詳細をぜんぶ読み飛ばしてるから。って夫に言ったら「そこが見所なのに」って怒られた。うるせー。あと、wikipediaの作中兵器の項目長ッげえー。登場人物より長ッげえー。
 もうすぐ読み終わる。いま、リン・ジャクスン出てきたところ。

4月23日(

 正月ぶりに、江口姉に会う。
 姉が、「こないだ、△子さん(従姉)から、ラインが来て〜」云々の話を始めて。
 △子さんって、姉とちょうど一回り年上の従姉。えっと、だから57歳か。そんなひとと、ラインやりとりしてんだー、へーって思ってたら。
 大阪の従姉らとも、ラインやりとりしていることが判明して。え、大阪の従姉なんて、そんな親しい関係でもなかったじゃん、江口だって最後に会ったの、いつか覚えてないし、顔も覚えてない。
 って思ってたら、『M木家(仮名)いとこライン会』なるものが結成されて、もう一人いる別の従姉も、そこでやりとりされているらしい。知らんかったん、江口だけ。
 なんつーか、すんごい疎外感を感じて。いよいよ本格的にスマホを購入する計画を始動する。冗談じゃなくて。

4月22日(

 正月ぶりに、江口姉に会う。姉、己が娘と息子の受験を終え、娘を無事大阪に送り出し、やっとヒマになったら今度はヒマすぎて、しょちゅう実家に顔を出しているらしい。そうか。
 この春から無事に女子大生になった江口姪、一人暮らしを始めました。その様子を撮った写真をいくつか見せて貰う。
 一人暮らしを始めて、自炊も初めて。さあ初めてチャレンジした姪の晩ごはんの食卓。
 ‥‥ブリの塩焼きとなんかの煮物と、ワカメ入った味噌汁。
 うん、立派。立派なんだけど、江口が言いたいのはそうじゃなくて。
 おまえ、女子大生じゃない。ばあちゃんか。

4月21日(金)

 子らの保育園で参観がありました。年度最初なので、保護者総会も。むしろこっちがメイン。そして保護者総会のメインは、5歳児(息子ちゃん)クラスによる、交通安全クラブ結成式。交通安全誓いの言葉を宣誓し、交通安全マーチを歌う。それを見るためだけに総会に出ました。余談だが、この交通安全クラブ、うちの保育園では名称を『こじかクラブ』って言うんだが、この名称って全国的なものなん? でも全国的な組織でもないようだし、なのに全国で同じ名称を見る。謎。
 さて、参観の方は。予定していたイベントが始まるまでの30分ぐらいの時間を、子らと園庭で戯れる。江口は娘ちゃんと、中庭の砂場に。えーと、そんな砂遊びするような装備じゃないんですが、こっちは。けどまあ、子らと戯れねばなるまい。テキトーにプリンカップで砂プリンを作ってたら、脇にいた子がそれを潰しに来た。なのでもう一度、江口が作る。よその子が壊す。江口が作る、壊される、だんだん壊す人口が増える、江口の制作スピードアップ、次々壊される、次々作る。しまいに先生に「お母さん、職人さんになってますよ」って言われた。ちなみにその間、娘ちゃんは一人黙々と砂山をシャベルで掘っていて、「地鎮祭か」ってツッコんだ。あと、他のお母さんは日陰で座って子らの遊ぶ様子を眺めてた。うん、子らと紛れてたの、江口だけ。おかげで靴の中、めっさ砂入ったわ。
 ちなみに夫と息子ちゃんチームは、夫に『子の名前由来を語れ』指令が出され、ぼくの考えたスゴイ名前ドヤァを発表するハメになり、凹んでた。熱く語ってくりゃあよかったのに。

4月20日(木) 穀雨

 プレミアムフライデー話、つづき。続けるほどの話でもないけど。
 プレフラ(略すなよ)しかり、ハッピーマンデーしかり、イレギュラー派としては何の面白味もない制度ができて、なんだよレギュラー派ばっかり得しやがって、と思ったりもするが。
 よくよく考えたら我らには半ドンがあった。半ドンを経験している。あの土曜日のワクワク感。ステキー。半ドンも、制定当時は「公務員ばっかり優遇しやがって」みたいな言われ方してたのかいな。
 そしてやっぱり、我々はあのワクワク感をもう味わえないのかと改めて実感。ちくしょう。

4月19日(水)

 いやまあ、急にふと思ったんだけどね。ま、批判でもなんでもなく本当にふと思っただけのことなんだけどね。
 今年の2月から、プレミアムフライデーがはじまったじゃない? あれのコンセプトは、週末の時間をより長く取れるようにして、個人の趣味やレジャーの時間を充てやすくして消費を促す、そんなカンジじゃない?
 で、その個人の消費をする先には、労働者が存在するんだけど。なんだこれ。
 つまり、個人が労働時間を削って消費活動に回せば回すほど、それの受け皿としてその時間帯の労働人口が増える。
 ところで、どこで聞いた話か忘れたが、この平日勤務−週末二休の体制で働いているのは、労働者人口の4割らしい。じゃあ残り6割が土日勤務側かというと、冷静に考えたらそうじゃなくて。個人事業や自営業、農業などは4割じゃない側にカウントされていると考えたら、つまり江口のようなイレギュラー勤務人口こそ、少数派で。
 なのではっきり土日休み派が4割確定+不確定要素αを足すときっと過半数越える。
 ということは、この過半数越えを指して消費活動を進めるのって、やっぱり正解なんだろうな。けどまあ、江口にもなんか勧めてくれ。

4月18日(火)

 息子ちゃんがちょっと用事があって保育園を休み。用事じたいは午前中に終わったので、さあお昼ゴハンは外で食べようか、何にしようかと聞いたら、本人の希望によりマクドナルド。息子ちゃんマクドナルド、2回目(正確にはフードコート利用したことがあるので3回目)。前回は、冬場でインフルエンザ流行とかで、キッズスペースが封鎖されてて、たいそう機嫌を悪くなされた。今回は無事、開放されてました。
 さて今のハッピーセットは、トミカ。息子ちゃんにはゴミ収集車が当たりました。うん、好きな車種でラッキー(余談であるが、子供のりもの絵本にゴミ収集車の登場率は高く、人気もある。やはり工事用重機とかと違って身近な非乗用車でいろんなギミックあるところが魅力か)。
 そのトミカを持ってキッズスペースに入ると、他にもトミカ片手の男児達が数人。
 息子ちゃん含め、男児達が広いキッズスペースの一画に固まって、延々床で車を転がしてた。君ら、この広いスペース、いらんやろ。あと、その場にいた子らの持ってたトミカ、3分の2がゴミ収集車だった。どんな率だ。

4月17日(月)

 あかん、面白いよ、面白いよ『戦闘妖精・雪風<改>』(神林長平/早川書房)が面白いよおおう。
 相も変わらず、テキトー読書をしておりますが。今回のチョイスも、夫の本棚からテキトーに選ぶ。夫、買ったものの読んでないので、内容は知らんと。えーと、でも昔に、神林長平が好きとか聞いた記憶があるんだけど。江口が昔、本屋勤めをしていたときの常連客で、夫の作家の好みがかぶってる人がいて、その人に好みのラインナップを探るべく作家名をいくつか挙げて見た、その中に神林長平の名前もあったような。気のせいか。どうでもいい話か。
 ちゅーわけで、まだ半分ですが、めっさハマりました。正直、前半辛かった。戦闘機の操縦の詳細を延々聞かされて。知るか、そんなの、とか思いながら読んでた。けど、今日になって読んだ章で、零(主人公)がジャーナリストと一緒に異空間に入り込んだ場面になってから、ああん休憩時間が終わりやんけ、どうしてくれるねん、ってなった。
 ちょうどキリ良く章の切れ目で栞を挟めたので、続きは明日。いやいや、明日から楽しみである。

4月16日(

 前の日記で、職場のWeb広告を怒られない範囲でふざけたいと言っていたが。
 隣の売区がふざけてやがった。公開されているところを見ると、怒られてないらしい。
 隣の売区ってのが、カジュアル衣料で、つまり客層も若くて主任も若くて、店中でいちばん、このWeb広告システムを活用している。最初こそは真面目な内容だったのが、ここんところ、『カジュアル衣料担当のさーやです★』なんて、ニックネーム名乗りだした。おおーい。
 まあいい、これはまあいいよ、別に。
 『カジュアル衣料担当のエリザベスです★』は、本名えりこ(仮名)52歳には猛省を促したいところ。ま、広告文章を書いてるのもニックネームを考えたのも、さーやなんだけど。



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