2017年9月16日(土)〜9月30日(土)までのごはん。

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9月30日(

 雲平、職場に大量投入&大ウケ。えぐぴょんのキャラクターがどんどん確立していっている。よしよし。
 ところで今度、栗蒸しようかんを作って投入しようかと思ってるの。何でかっていうと、冷凍庫に、こないだ義母が大量にもってきた栗が残ってるから。甘露煮にでもしようかなー、って思って。けど、冷凍した栗って煮ると崩れちゃうから、さあちゃんと甘露煮になるかなあ。甘露煮失敗したら、栗あんにでもするわ。
 なあ、どうよ。この「栗が大量に余ってる」という、ぜいたくな状況。

9月29日(金)

 落雁を作ったら寒梅粉が以下略。
 おお、大量に使うレシピ発見。
 雲平(うんぺい)。
 なんぞ。
 どうやら、工芸菓子に使うものみたい。詳しくはgoogle先生にでも聞いてもらって。ともかく材料も作り方も簡単なんで、早速作ってみる。
 結果。ンまい菓子ができた。
 問題は、果たしてこれが正しい雲平なのかどうか分からないということだ。落雁のときもそうだが、食べたこともない菓子を作るのはやめよう。
 なお、この雲平はけっこううまい。娘ちゃんが事あるごとに「うんぺい、ちょうだい」と言うようになった。雲平を知る3歳児。よしよし。

9月28日(木)

 落雁を作ったら寒梅粉が大量に余った問題。
 手元にあるレシピ本を片っ端から引っ張り出して、なんとか使えるレシピを探す。もう落雁はエエわ、あんな手間のかかるもん。
 寒梅粉がもち米原料であるなら、もち粉利用したレシピなら代用ができるのではないかと試す。
 ゆべし。失敗。ねっちょねちょの餅みたいになって、口にすることすらできなかった。
 浮島。失敗、なーんか水っぽい。アレか、寒梅粉って粉の粒子が細かいぶん、生地の保持力とかそんなもんが無いのか。知らんけど。
 今ん所、いちばん確実に処理できてるのが、パンを焼くときの粉に混ぜる。
 よく、余った料理をなんでも卵でとじてリメイクというのがあるが、我が家の場合はとにかくパン。けっこうなんでもイケる。失敗したゆべし入れて焼いたけど大丈夫だったし。

9月27日(水)


 義母と話していて。
 また荷物(自宅の畑で取れた野菜、その他もろもろ)を送るよー、って話になって。それ以外にもいるものはあるかしらん、とかなんとか。
 「あ、みかんを貰ったから、それも入れておくわ」って言われたので、「あー、今年まだみかんを食べてないので嬉しいですー」とか答えたら。
 「えっ、なんで!?」って、UMAでも見たかのごとく驚かれた。
 常々思う、みかん脳の愛媛県民は、うどん脳の香川県民を笑う資格はない。

9月26日(火)

 そうそう、新米の季節なんで、おいしくご飯が炊けるグッズってのも出回るんですが。
 去年も取り扱いして、今年も取り扱いして、そして不良在庫となるのが目に見えているのが、本格的なご飯用土鍋。どないせえっちゅうねん。
 で、今年も取り扱う以上、去年のぶんはさっさと処分しなきゃならん。というわけで500円ぐらいに値下げして叩き売ってたら、同僚のお母さんが買って帰ったという。その同僚から聞いたハナシ。
 「あの土鍋で炊いたら、ごはんがめちゃくちゃおいしい!」とのこと。「しかも、炊くのめっちゃ簡単♪ 今度から毎日、アレで炊きたい」って言わせるほどに。そんなにか。
 そんなハナシを聞いたら羨ましくてわしも欲しくなるが、それよりもまずわしは、圧力鍋で炊いてみるのを試さねばならぬ。アレもおいしいって聞くしな。しかし、土鍋にしろ圧力鍋にしろ、それまで電気釜で放置で済んでたものが、ガスコンロひとつ占領さえることになる。ま、1回は試してもいいが、毎日ってのはないな。

9月25日(月)

 職場にて。春夏→秋冬、にアイテムがいろいろ入れ替わるんですが。
 そのうちひとつ、めっちゃ気になってるものが。
 サーモスの、ごはんが炊ける弁当箱
 ぜったい売れんよな。
 『レンジで8分加熱のあと、30分保温でごはんが炊ける!』って。38分もあったら普通の炊飯ジャーでご飯炊けるわ!
 よく、レンジ加熱でご飯が炊けるグッズってのは昔からあるが、どれもこれも「そんだけ時間かけたら、普通に炊けるやろ!!」ってレベルのものばっかりで。
 そしてこの弁当箱。『弁当箱』を名乗っておきながら、おかず入れが無い。本当にただ単に、白米を持ち運ぶためだけのもの。本気で需要が分からん。
 たしか去年だったか、ホンモンの炊飯器が弁当箱ヅラして販売されたが。詳細は忘れたが、とにかく小容量炊飯器で、オフィスでごはんを炊いちゃえ、みたいな盗電前提グッズ。まだあっちのほうが需要あるだろうな。

9月24日(

 えーと、今、職場の休憩時間に持ち込んでる本は、『三国志』(宮城谷昌光/文芸春秋社)。ようやっと2巻まで読み終わって、やっと黄巾賊出てきた。さて、これでやっと横山光輝版三国志の頭に追いついたかなー、と思いつつ読んでいるが、その横山三国志の内容もたいがい忘れているので、董卓が何やって、どうやって終わったか、全く覚えてなくて、さてこれからどうなるのか展開が読めん。とりあえず、劉備がけちょんけちょんに描写されてて笑った。事前に夫から、「劉備がとにかくモブ」と聞いてはいたが、モブとか存在感の無さとか、それよりも宮城谷先生の悪意を感じるほどのけちょんけちょん。先生、劉備キライですかもしかして。

9月23日() 秋分の日 秋分

 皆様覚えておいででしょうか、去年のクリスマス、江口が夫に児童文学『パジャマを着た宇宙人』(ジャンニ・ロダーリ)をプレゼントしたことを。
 1年近く経つが、夫がそれを読んだ気配がない。なので代わりに江口が読んだ。
 感想。おもしろい、翻訳もステキ。が、なんというか古い。実際古いんだけど。えーと、日本での発行が1972年だから、イタリアではもうちょっと古いだろうな。あ、データ見つけた。1962年。
 舞台となるのが、主人公が迷い込んだとある宇宙の星なんだけど、そこはとにかく平和で争いが無く犯罪もなく、気候はおだやかで、みんなパジャマやサンダル履きで過ごしてて、毎日がクリスマス(ちなみに原題は『クリスマスツリーの星』らしい)という、ザ・平和天国みたいな場所で。
 その、人類全ての希望のスタイルとして描写される平和天国が、んもう薄ら寒くて。「え、これ、大丈夫よね? 最後にどんでん返し喰らったりしないよね?」ってハラハラしながら読んだ。分かって頂けますでしょうか。この、理想郷の描写がなんか古くさくて、ああ昔の作品なんだな、って思う。
 あとがきに、他の作品の解説があったが、原子爆弾を取り扱ってたり、なんつーか。
 えっと、世界平和はいつの時代も人類共通の願いですね。

9月22日(金)

 前も話題に出したけどさ、落雁を作ったんですよ。落雁を作ったら、そりゃああちこちにバラまこうぜ、と計画して。
 バラまくためには、それ用の小分け容器が必要じゃん?
 行ってきました、遠方(車で1時間強)先にある、業務用品専門店。休みの1日潰して、わざわざにな!
 ああもう、楽しいなあ業務用品店。意味もなく大量の割り箸とか紙コップとか眺めちゃう。空ペットボトルとか売られてて、ああ、こんなの個人で買えちゃうんだ、とか思った。どうやって充填するんだろう。
 あと、こないだ夏に保育園の夕涼み会縁日で並んでたピンポン球や謎のオモチャの類似品が1個30円とかであって、コレ子らに買って帰ったら喜ぶんじゃないかなあ、って思った。買わんけど。でもドラゴンボールを模した、オレンジ色で中に赤い星が入ってるスーパーボール(100個ぐらいセットで2000円)は心動いた。買わんけど。
 結局、プラ容器とシリカゲルの合計400円ちょっとだけ買って帰ってきた。和菓子用の、あの底が黒くて蓋が透明の四角い容器の存在も確認したので、次はアレ買って、またワケの分からんものを職場に投入してやる。
 わくわくー。

9月21日(木)

 職場にて。
 常に売場に置いてあって、一定数棚を占めている、いわゆる定番商品ってのがあって。もう品揃えとか発注数とかはあらかじめ本社で決められてあって、あとはレイアウト図どおりに陳列すればいいだけ、って売場がある。
 それも、ある程度年数が経ったらリニューアルとして、ひととおり商品が入れ替わったりする。で、その旧品ってのはワゴンで2割引だか3割引だかで処分されるんだけど。
 今回リニューアルされたのが、お玉やしゃもじの、キッチンツール。
 それがごっそり入れ替わって、さあ何がワゴンセールになってるのかしらん、とワクワクして見てみたら。
 アボガドカッターとか、みそ漉し網とか、アイスピックとか、んもう本気で要らんもんばっかり。
 って、じゃあ何だったら嬉しかったんだろうかと考えたが、うん、お玉もしゃもじも、ひととおり我が家にあるしな。

9月20日(水)

 今更ながら広島カープ優勝セールのことを以下略。
 去年もそうだったが、セリーグ優勝セールの売り出し方がハンパない。去年もニュースで、「前回の優勝との年月が空きすぎて、誰も前回のセールのことを覚えていなくてどうやってセールしたらいいか分からん」と広島カープ関係者が言うてたが。うん、うちの職場もその関係者のひとつだよな、って言いたくなるぐらい、ムチャなセールをしてた。
 さて、今年は続けての2回目だし、去年みたいなムチャはしないだろうなー、って思ってたら。
 やっぱりムチャしやがった。学習しろよ、おまえらーー。
 アレだろ、カープセールって名前つけたら何でも売れるって思ってるだろ。だからそんな、ずいぶん昔に流行が終わって不良在庫になってるようなのをコレ幸いに売ろうとするんじゃないよーーー。そうして店舗サイドで不良在庫に。みはん。
 というわけで、セール特需のあとの敗戦処理に今から頭を悩ませております。

9月19日(火)
 
 今更ながら広島カープ優勝セールのことを。この時点(10月24日)で、クライマックスシリーズの決着も付いたというのに何を今更。ホンマにな。
 何度も言ったがうちの職場は本社が広島県で、カープの公式スポンサーにもなっている。なので、セリーグ優勝が決まればその時点でセール決定なのだが。
 んもう、コレの準備がめんどうでめんどうで。しかも同じ週にカード会員様特別ご招待会も重なりそうで。
 カープセールが売場全品まるっと割引になるようなセールで、しかし広告掲載品はその割引対象外になる、ってんで。
 ああやったさ。事前に広告ゲラを引っ張り出して、セール期間中に重なる売出商品のリストアップして、それを割引になるモノならないモノ全部仕分けして、あとはセール決定した時点で『実行』さえ押せば大丈夫な状況にして、それを主任と次長に引き継いで帰社して。
 「あっ、事前にそこまで設定準備出来るんだ」「あっ、ココの設定で割引対象外が設定出来るんだ」って、実は次長も本社の偉い人も知らんかったってことを晒けさせて本社のマニュアル作り替えさせてやったわコンチクショー。
 やったったで。

9月18日() 敬老の日

 江口の職業はスーパーマーケット勤務なのだが。
 レジを打ちながら、ふと気になったことがある。
 一定の年齢以上の、特に女性客がよく口にする、「これ(カード・クーポン券の類)って、ココでは使えないよね?」。
 「使えないよね?」って、そのカードなりクーポン券なりの現物を出しながら聞いてくるのは、本当に年輩の女性だけだ。若い人は「使えますか?」って聞いてくる。
 いったい何だろう、「使えない」って断定しながら出してくる、その心理。やっぱり「一縷の望みをかけて」なのか。もしくは、カード類、つまり自分にとってトクになる=店に負担を強いる行為に後ろめたさを感じつつ、しかしトクはしたいという秘めた欲求なのか。
 うちの義母も同じ年代で、たぶん同じような言い方をしそう。そして義母というひとも、江口に対して「これ、キライ?」とか「あれ、イヤでしょ?」等、否定的な断定から質問を始めるひとだ。
 なんなんだろうな。世代のクセって一言で片付けていいのかしらん。

9月17日(

 さーあ、今日のメインイベント。今日というか以下略。やっぱり今日も息子ちゃんが主役だ、ごめんね娘ちゃん。
 ランドセルを買うのさよーーーー。
 どうだ、産まれたときから知ってるヨソの子が小学校に上がるという、このある種の恐怖。読者諸兄には思う存分味わって頂きたい。
 もちろん江口の職場で買うので、接客する人も皆江口の子らを知っているので、会う人会う人に「えっ、もう小学生!!??」と驚かれる。そんなもんだ。
 ところで普段はうちの息子ちゃん、ぽやんとしてて何を考えてるのか分からなくて、あんまり落ち着きが無くてよその人とまともに会話をするようなこともないのだが。
 今日は店に来て、江口の同僚(息子ちゃんも顔見知り)の会う人会う人に「今日はランドセルを買いに来たー!」って言ってた。
 ああ、うちの子もちゃんと『嬉しい』って感情があるんやね。
 さてランドセル。週末セール広告品だったので、定価の2割引きついでにカードポイント10倍且つクレジットカード利用特典且つ社員割引で、なんだかんだで1万円ぐらい安くなった上に、ポイントキャッシュバック6千円ぐらいついた。
 9年勤めてるが、これほど還元されたこと無いわ。すげえなランドセル。

9月16日(

 さーあ、今日のメインイベント。今日というか今月の。いやさ保育園生活に於ける一番の。それぐらい言ってもいい、息子ちゃんの保育園での最後の運動会です。娘ちゃんには悪いが、今日は息子ちゃんが主役だ。
 去年にちらりと予告をしましたが、息子ちゃんの5歳児クラスの運動会は忙しい。
 まず第1部(年少クラス)の開会式から始まり、途中の司会進行、競技のサポート、第1部閉会式、続けて第2部(年長クラス)の開会式、マーチング、リレー、騎馬戦、ダンス、閉会式。これだけをせねばならぬ。去年の4歳児と桁違いのやることの多さ。
 そしてこの、マーチングが毎年すごいの。最初の年に当時の5歳児演奏を聴いて、鳥肌立ったわ。えー、5歳児ってこんなことできるの? そしてうちの息子ちゃんがコレやるのん?? と。、
 去年は客席を見て、号泣する親たちの姿を見てしまい、ああ、これが来年のわしの姿になるのか、と思った。そんなことを踏まえての、今年ですよ。いよいよマーチングですよ!!
 ‥‥ああ、ちゃんと演奏してる! 
 とか思ったのは最初だけで。なーんかキョロキョロしてるし、うぞうぞしてるし。熱くなった目頭もあっさり乾いて「じっとしてろ!」と心の中で叫んでた。
 こんなんでも、今の4歳児以下クラスの保護者は「ああ、なんか5歳児がスゴいことしてる!」と感動したりするんだろうか。嘘だーあ。




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