2018年1月1日(月)〜1月15日(月)までのごはん。 1月15日(月) マフラーはなし、続き。 しかしなんだな、分かってたことだが、マフラーって編むの飽きるな。 江口は過去に、セーターと靴下を編んだことがある。なぜなら、あいつらは細工する箇所が多くて、編んでて変化に富んでて楽しいからだ。 これがもう、マフラーって。 ずーっと同じのをひたすら編んでいく。苦行だよね。 しかも真っ平らだから、ちょっと目の感覚が不均等になったらすぐバレるし。 マフラーってまっすぐで変化が無くて、いかにも初心者が最初にチャレンジする物みたいに言われるが、あんなフォローの効かん真っ向勝負、初心者に勧めるなよ。 書きながら思った、言うなれば『ダシのとりかた』みたい。昆布とかつおぶしで取る一番だし。マフラーは言うなれば、基本のダシで作った吸い物。ごまかし効かん。 そしてセーターや靴下は肉じゃが。ぎっとぎとの味付けして、ダシなにそれ? みたいな。でも料理が得意な人みたいに思われる。「肉じゃが作れるの、すっごーい」みたいな。 分かってくれますでしょうか。 1月14日(日) 『ばばばあちゃんのマフラー』(さとうわきこ/福音館書店)を読んだ娘ちゃんが「マフラー欲しい」って言いだして。まーたこの絵本、ばあちゃんがマフラーを編む話なもんだから、「編んで」って。ま、言わせたの、わしだけど。 よっしゃ、じゃあ編んでやろうか、家に余り物の毛糸もあるしなあ、と思ったら。「黄色いマフラーで」って。おいおい、毛糸買うところからかよ! ま、いまどき毛糸なんて100円均一ででも売ってるしな、3玉もあれば子供用なんざ足りるだろう、と思って黄色い毛糸を購入。さあ編みましょうか、と始めたら。 編み始めたところで「もうできた?」「もうできた?」って何度も聞いてくる。見て判断しろ。そして毛糸玉をから糸をひっぱりだす。どうも、毛糸のイラストによくある、球状に丸めた毛糸玉がいいらしく、気がつきゃ毛糸を引っ張りだして巻こうとしている。ひとつ丸めてやったら、キャーキャー言いながら転がして遊んでる。猫か! とまあ、そんな手編みマフラータイムを楽しんでいた我々。 わしが一瞬、目を離した隙に、どうしても編みかけのマフラーをいじりたかった娘ちゃん、ついに編み棒を引っ張り抜いた。きゃーーーー。 もちろん、そこからでもフォローは可能だが、よっぽどわしが血相を変えたんだろう、娘ちゃんが「もうマフラー、いい」って逃げた。なのでわしのマフラーチャレンジ、30センチで終了。 その30センチの雑巾みたいな謎のニットを首に巻く娘ちゃん。本人がいいなら、いい。 1月13日(土) こないだ言ってた、バレンタイン商品の投入とともにメーカーからサンプルが送られてくる話。届いたで。届いたんで早速、練切と錦玉を作ったった。深夜11時から始めて、終わったの1時。しかも練切の方、失敗した(正確にはシリコン抜き型に不向きで型くずれした。味は大丈夫)。そしてやっぱり、大量に梱包してどこの業者や、と。けど、正直物足りない。もっと作りたい。もっとばらまきたい。 なんか昔、友人Mちゃんが業務用品揃えて大量にあれこれ作ってたことを思い出した。餃子作り手伝ったことあるわ。あんなんやな。 1月12日(金) 夫は、まあオタク(略)。けどまあ、我々も四十路を過ぎたええオッサンオバハンだ。少年たちの熱いバトルとか、正直、ついていけない。何十巻と続く超大作、追っかける気力ないし、置く本棚もない。どーでもいい日常4コマとか、グルメ系漫画とか、つい読んじゃう。 そんな夫が、今お気に入りなのが、『1日外出録ハンチョウ』。夫の解説によれば、「ハンチョウが、ただ1日、シャバに出て何をするでもなく1日を過ごす漫画」らしい。せっかくなんでさっき、試し読みの1話読んだ。ホンマになんもしてないな。 まあそうだよね、熱いバトルとか、やってらんないわなー、と相槌を打つ江口。そこへ夫。 「いいんだよ、大人はな、現実世界で戦ってんだから、フィクションでまで戦いたくないよ」とな。なんだよ、カッコイイな、夫。惚れるぞ。 現実世界でどんだけ戦ってるかはヒミツ。 1月11日(木) 夫は、まあオタクに分類される側の人種で。一ヶ月に○万円が書籍代に消えて。そんなわけで現在の我が家は4DKのうち、一つが家族共用のリビング、一つがわしの部屋兼家族の寝室、一つが夫の仕事部屋、と分かれた残る一つを『書庫』として、本棚と通路しかない部屋になっております。当然、夫の仕事部屋にもそれなりに本がある。今度、息子ちゃんが小学生に上がるので、仕事部屋を子ども部屋に明け渡さねばならず、となるとこの書庫に仕事道具と本を持ち込むわけで。結論として通路が潰れた。あの部屋入ったら、もう身動きとれん。 まあ仕方ないわな、41年の人生の大半がオタク暮らしだったんだもんな、そりゃ部屋一つ分ぐらいは本が溜まるわな。 とか呑気に構えていたが、ふと気がついた、子らの本でカラーボックスが3つすでに埋まってる。あれ? 子が生まれて、まだ6年やんな? アカン、これ。 1月10日(水) ただいま職場の休憩時間に読んでいる本は『星を継ぐ者』(ホーガン/創元SF文庫)。 前にも1回読んだが、どんな話だったかまったく覚えてなくて。「たしかジジイがデレる」エピソードだけは覚えてた。そして読み進んで、そのシーンにさしかかったので、「ダンチェッカーがデレた!」って思わず言った。やっぱりココのエピソードしか印象に残らんなあ。 面白いか面白くないかで言ったら面白いんだけど、読むのがしんどい。議論を重ねて重ねて証明を重ねて重ねて仮説を導き出す、その繰り返しで。なんかもう、何の話してんのか分かんなくなってきた。しかたないので、「これは『科学者ドタバタ奮闘記』なんだ」と自分に言い聞かせて読んでいる。そう腹をくくってからは、しょっちゅう、頭のなかでドリフの舞台が回るときにかかる音楽が流れてる。 とにかく、これは大量のオッサンがわちゃわちゃする話。おもろいで。 1月9日(火) くだらない話。 職場の従業員出入口から駐車場まで歩く道沿いに田んぼがありまして。 そこの田んぼが、稲刈りしたあとずっと放置しているもんだから、追い穂が出てきてて、そりゃあもうそのへんのスズメのいい餌場になっている。おかげで職場の植え込み、スズメが大量に成ってることよ。 で、わしの職場はスーパーマーケット、その敷地沿いの道なんだから、それなりに交通量が多い。 車が通ろうと、微動だにしないのな、植え込みのスズメら。わしが植え込みギリギリを通ったときに、さながら狭い道を行き交う人がちょいと体をねじる、その程度に動く。おまえら、わしが本気で捕獲とか考えてたらどうする気や。 というスズメを見るたび、ああ米蔵のネズミってこんなんかなあ、と思う毎日。 思うだけで別に一念発起するわけじゃない。 1月8日(月) 成人の日 夫の従兄の娘が成人式なので、成人祝いを贈る。ついでなんで、息子(娘の1コ年上)に、お年玉という名目でお小遣いを。正月に帰れなかったからな、そのぐらいはな。 夫は、この従兄と伯父ファミリーに小さい頃からお世話になってて。進学だ成人だ就職だ帰省だなんだかんだあっては包んでもらってて。 自分が成人した今、ようやっと恩が返せると、機会を見つけちゃぁ従甥従姪に熨斗つけたものを渡している、そんな流れの今回の成人祝い&お年玉。 ‥‥即座に従兄から、うちの子らにお年玉が送られてきた。成人の日も過ぎた今頃になってお年玉て。あかん、気ィ使わせたか。 更に翌日、従兄のお父さん(つまり夫の伯父)からも、子ら宛にお年玉が。贈った成人式が、倍になって帰ってきた。 「いつまでたっても返せんどころか、膨らんでいく」と夫が嘆いていた。 1月7日(日) レンタルDVD屋(略)、つづき。 そんなわけで17アイス自販機の意味を知った子ら、やっぱり店に行くたびにアイスを要求してくる。なので江口もかわすね、「あれは、注射をがんばったごほうびだ」と。 さて、我が家の兄妹、2人揃って市の発育相談のお世話になっております。半年おきぐらいに、専門医の開設する窓口にお邪魔して様子を見て貰う、そんな小一時間のイベント。江口はいっつも午前中一番目の予約時間を取るので、相談が終わったら子らはさっさと保育所に放り込んで、その後は普段どおりの日常生活を送らせる、そんなカンジで。 はい、17アイス自販機を前にして、息子ちゃん曰く。「こないだ、ことばの相談(発育相談)、がんばったから、ごほうびに」。応用効かせてんじゃねえよ! 続けて娘ちゃん。「お兄ちゃんがことばの相談いく時、ひとりで保育園に行ったごほうびに」。知恵が回るようになったなあ4歳児ィ!! ああもう、母はあんたらの成長が嬉しいよ! でもアイスはやらん。 1月6日(土) レンタルDVD屋入り口の17アイスはなし、つづき。 17アイスに興味津々、食べたい食べたいと毎週ねだってくる子ら。ま、そのうち、なんか特別なときに食べさせたらええかー、と思ってましたが。 こないだ、子らをインフルエンザの予防注射に連れて行った。まあ暴れること暴れること。終わった後のなんか甘いもので何とかごまかすことに。 初回は騙し討ちにして2人いっぺんに病院に連れて行けたが、さすがに2回目だとバレる。そうなると2人いっぺんに連れて行くのはしんどいので、2日に分ける。初日は娘ちゃん。無事、注射完了。コンビニスイーツでごまかす。 続けて息子ちゃん。この、息子ちゃんを病院に連れ込むときに、娘ちゃんにもスムーズに病院に入って欲しい。「次の注射はお兄ちゃんだけ、娘(仮名)ちゃんはお行儀良く待っててね」と言い聞かせて、無事、娘ちゃんを待合室で待たせつつの息子ちゃんの注射完了。 この、息子ちゃんなだめスイーツに、17アイスがチョイスされる。「注射をがんばったごほうびと、ちゃんとお行儀良く待てたごほうびに」という名目で。 なんか長くなってきた。もう1日続く。 しばらく日記書いてなかったら、文章をコンパクトにする技術が劣ってきてるな。 1月5日(金) 小寒 最近、毎週DVDをレンタルしている。正直、借りたくないんだが。 うちの夫は主に夜の仕事で、子らが保育園から帰ってきてちょっと顔を合わせてから入れ違いで出ていく、そんな生活サイクルだったのが、数ヶ月前ぐらいに週に1日だけ、子らの顔を見ずに出て行かざるを得ない時間に仕事が入って。保育園から帰ってお父さんの顔を見られない子らがぐずるのが分かっていたから、それを誤魔化すために始めた寄り道、それがDVDレンタル。旧作ばっかり借りるので、1回で250円、月4回として1000円程度ですむんだから、まあええか、と思って今も続けてるんですが。 最近になって、店の入り口にある17アイスの自動販売機に食いつくようになった。「これ、なんだろう?」ってわざとらしい口調で近寄っていって、「食べてみたいなあ〜」と上目遣いでこっちを見る。以降、毎週そこで捕まるようになった。店に入るときと出るとき。ヤメロ。 先日、店の駐車場が満車で、第2駐車場に停めた。そしたら、自販機が無い側から店に入るようになって。 視界に入らなかったから、話題にも出さなかった。幼児め。 このはなし、つづく。 1月4日(木) さて、晩ごはんを作りましょう、と考えて。ま、テキトーなおかずを作るのはいつものこととして。ご飯が。 早炊きにしても40分はかかるしなあ。あ、そうだ。圧力鍋出して、赤飯にでもしちゃえ。冷蔵庫にいつのか分からん餅米があるし、こないだ組合会報誌のクイズ当選してもらった小豆缶があるし。圧力鍋だったら10分ぐらいで炊けるからなー、と思いつつ、餅米を洗う。 洗い終わった米を鍋に移し、小豆缶を開ける。 ‥‥中から、あんこ出てきた。 うわあああん、『ゆであずき缶』って言葉を信じてたのにーーー。原材料名を見たら、いちばん最初にあったのがグラニュー糖。めっちゃあんこ。どっからどう見てもあんこ。 米を洗っちゃったもんだから、もう引き返せない。なんとかならんか、この際、豆ご飯でもいいや、と冷凍庫をあさる。いつのか分からん栗むき身が出てきた。これと、雑穀米の素を放り込んで、急遽栗おこわ。なんとかなったわ。冷凍庫に栗が常備されている家。いつのか分からんけどな。 そんなわけで、作る予定も無かったぜんざいも、同時進行で制作。デザートはぜんざい。 1月3日(水) おもしれーーー。おもしれーーよーーーー『宇宙戦争』(ウェルズ/ハヤカワ文庫)。来たよ来たよ、休憩時間が終わるのが悔しい感覚。食堂で同席した店長と次長に、「午後の仕事サボって読んでもいいですか?」って本気で聞こうかと思った。興奮が覚めんので売場に戻って、主任をとっ捕まえて語ってやろうと、まずどこまで知ってるか探りを入れるつもりで「『火星人がタコ』って原点の小説、知ってる? 最後、風邪ひいて全滅するやつ」から話を振ってみたら、「知らん」って言われた。しおしおのぱあ。一言も語れずに終わったよ。誰か聞いてくれ。本を貸してくれた夫も、自分まだ読んでないって。買ったなら読めよーー。 ああんもう、序盤から、『ざわ‥‥ ざわ‥‥』ってじわじわ不安が広がっていって、どんどん追い詰められてって、気がついたら絶望の崖っぷちに追い込まれているサマがサイコーー。火星人の登場する割合ってそんなに多くないのに、めっちゃ怖い(逆か。見えんから怖いのか)。牧師補うぜええーー。わかりやすくトラブルメーカーーー。『漂流教室』(楳図かずお)の関谷並にうぜええええーーー。 なんだろう、「あっ、これ名作」って納得がいった。これはヒットするわ。こんなんが前世紀に発表されたら、そりゃ興奮するわ。ラジオドラマでパニック起きるわ。 たいそう面白かったです。ごちそうさまでした。 読み終わったので、こんどは木星にいきます『星を継ぐ者』(ホーガン/創元SF文庫)。お気づきかと思いますが最近、新しく買ってないので手元のを読み返しております。本屋行きてえ。 1月2日(火) 去年の末に、江口の懸賞運がいい話をして、労働組合の会報誌のクイズ当選した話をしたが。 直後、社内報の懸賞も当選して1000円の商品券がもらえた。前号(季刊)でも当選してた。ここまでくると、あの社内報、投稿者何人いるのかと心配になってくる。10人ぐらいしかいないんじゃないか? さて、その労働組合の「3千円相当の商品」が届きました。なんだろう、ワックワクー。 ‥‥ボディソープと、ハンドソープ。希釈タイプのホットレモン、馬路村ポン酢、レトルト五目ご飯の素、ゆであずき缶詰、瀬戸内レモン味いか天。 えーと、言うてええか。 微妙。 うーん。イメージ画像であった、プライベートブランドの醤油やみりんで良かったんだけどなあ。どうしよう、この使い途のない連中。 誰がチョイスしたのかは知らんが、ひとつ言わせてくれ。酸味多すぎ。 1月1日(月) 元旦 あけましておめでとうございます。こうして新しい一年が始まります。これが江口。そう江口。 とりあえず、正月の報告といたしましては、今年のおせちがこんなカンジ。伊達巻焦がした。ママンにおすそ分けしたら、「伊達巻の中に巻いてる、茶色い甘辛いの、うなぎ?」って聞かれた。焦げです。 毎年作って思う、おせちの完成度の9割は飾り。おせちを作るときに、材料より何よりも、飾りばらんセットを一番に買った。そして我が職場で、このばらんセットが大量に売れ残っててどうしようかと頭を抱えているのはココだけのヒミツだ。 元旦・2日と仕事は休み。元旦はいちおう、近所の神社に初詣。2日目は初売りを攻めに行くも、攻めたい初売りもなく、いつもどおりキッズスペースで子らをテキトーに転がして正月が終わった。 27日に投函した年賀状は、無事元旦に配達がされたようでナニヨリ。日本郵便ありがとう。 2017年過去日記ファイルの日付が、ずっと2016年表記だったことを今日気がついた。誰か指摘してくれよ。9月ぐらいまでは直したが、それ以前はもう諦めた。 予言通り、去年の11月16日から12月31日までは存在しないことにした。 今年もこんな感じでよろしくお願いします。 |