2018年3月16日(金)〜3月26日(月)までのごはん。 3月26日(月) ただいまの職場休憩時間読書タイムのチョイスは、『封神演義』(講談社文庫/安能務・訳)。これがなかなか、おもろいやんけ。 こんなエゲツない中国歴史文学、手ェ付ける気なかったんだけど、たいがい読む本が無くなってきて、次のを熟考して選ぶ気力もなくて、最近話題に出したから、チョイス。ま、1回2回読んで、やっぱりアカンわ、と思ったら止めよう、と思って読み始めて。 初手から、紂王がジョカ宮詣でして助平心だした後、そのジョカが出てきてあれこれ喋りだしたときに、「おまえ人格あるんか!」というツッコミを初めとして、その直後に喋りだした黒点虎にも同じツッコミをし、そして 兵隊引いて戦始めて、なんか仙術が舞いだしたときには「ちょっと待って」って思った。ちょっと待って、わし、コレを読むための下準備を根底からやり直さなきゃ。いいこと、これはファンタジー。仙人と妖怪と魔法とバトルが飛び交うファンタジー。あと、文章が雑。一人称「ボク」とかでも、ありあり。よっしゃ、読もうで。 てなカンジで読んでたら、なんだかんだで読み進んでる。でもそろそろ止めようかとも思ってる。「ナタク生まれ変わったからもうええかー」「太公望出てくるトコまで」「噂のハンバーグのくだりぐらいは」と、キリのいいところ探して探してここまで来た。今、姫昌が無銭飲食して怒られてる。もうちょっと読む。 3月25日(日) 家ん中で、小さい黒い虫がぼちぼち出てきてて。 動かないし、捕まえて潰すの簡単だしで、Gほど騒ぎ立てはしないけど。押し入れの隙間とかによく見るので、衣類か何かに湧いてんのかなー、防虫剤入れ替えようかなー、程度に思ってたのね。 けど、この季節になるとどっかこっかから湧いてきて、いつも視界に入るので、いったいこれはなんなんだと気になって。そもそも何て虫だ、どこに湧いててどうやって駆除したらいいのか、と調べようと思いまして。 けど、うかつにネットで調べようものなら、画面いっぱいに黒い虫の画像がわんさか出てくるかもしれない、それを警戒して今日まで延ばし延ばしに。 けど、ようやっと腰もあがったので調べてみたよ、『黒い虫 小さい』ぐらいで。 そしたらあっさり見つかった、答えはシバンムシ。あっ、名前は知ってた。てゆうか、キミが死番虫だったのか。名前のおどろおどろしさから、もっとミステリアスなのを想像してたんだけど。なんだよキミがシバンムシか。失せろ。 てゆうか、一般家庭の不快害虫トップに出てきた。超メジャー。そして湧く原因は、乾燥食品の他に、建材・畳。あっ、範囲広すぎ。もう諦めた。 3月24日(土) 庭で苺がたわわに実っています。どうしてくれよう。 数年前、何を思ったか2株ほど苗を買ってきて、庭に植えて。1個2個収穫出来たらいいわねえ、なんて言いながら。ま、その年はいくつか食べたかしらん。 で、そのまま庭に放置。 しかし苺は強い。何ら防寒対策取らずに放置していたにもかかわらず、あっさり越冬。春になると更に繁る。ランナー伸ばしてあらゆる方向に成長する。ランナーの到達した先で根を張ろうものなら、そこからまた繁る。庭の花壇、半分が苺に占められている。何だおまえ。 そして実。成る成る。ちゃんと世話してたころより成る。ちゃんと世話してたころより大きく育つ。ま、味はザッとしたもんだが、でも充分苺を名乗れるほどにはなってる。関係ないが、収穫したばかりの苺=常温下で放置されたものって、ぬるくてまずいな。ビニールハウスの苺狩り、その場で食べ放題とかって、あれ、美味しいんだろうか。 3月23日(金) あ、4時起き生活、頓挫してます。いやあ、寝る寝る。4時に目覚ましかけて、飛び起きるんだけど、そこから布団を剥いで出る気力はない。起きて遊ぼー、と思う一方、何で起きなきゃならんのか、という気持ちも湧く。 というわけで、そのまま寝ちゃうんだけど。つまりこれは豪快に二度寝をしていることになる。「うーん、むにゃむにゃ、あと5分」と言いながら2時間。しかし2時間寝過ごしたとて、痛くも痒くもない。これは新しいレジャーかもしれない。 関係ないが、最近日記を書かない生活をしている=キーボードタイピングをしない=めっさ精度落ちてる。さっきからタイプミスばっかりしてる。あかんなあ。 3月22日(木) しかし世間では、そんなにバターを使うものなのか。 江口家は昔から、マーガリンを使う。だってバターって切り分けるのめんどくさいし、塗りにくいじゃん。なので朝食のトーストはずっとマーガリンなのだが。 いつの頃からか、子らがこれを指して「バター」という。これではいかん、と思って正しい知識を与えるべく、バターを買ってみた。 てゆうかバターって、うまいな。 料理のコク出しに、こうして使ってみるとバターとマーガリンって明確に違う。ハヤシライス作るのにバターでルウを作ったら、明らかにうまい。てゆうか今まで、マーガリンで作っててゴメンナサイ。各方面に謝ります、ゴメンナサイ。でもまあ、いまある分を使い切ったら、もう買わんだろうがな。気は済んだ。 3月21日(水) 春分の日 春分 声優はなし、続き。 職場でつい油断して、アニメを語るときに声優の名前を出してしまう江口でございます。だいぶ前にキャンペーンでムーミングッズが並んでて、そっから派生した「昔のアニメと今のアニメ」の差違を語るのに、岸田今日子と高山みなみで説明して周囲をポカーンとさせたりなんだり。 なので夫から釘を刺されるのですよ。「世間のひとは、声優の名前を知らない」と。 例えば、野沢雅子。超有名ですね。有名な作品の有名なキャラクターもやってますね。 「それを指す場合には、『ドラゴンボールの声のひと』だ」と念押しされた。『孫悟空の声のひと』でも、もう世間的にはアウトだと。決して、悟空と悟飯と悟天と挙げてはいけないし、ましてやバーダックやターレスなんて出してはいけないと。 なので、「セルの声のひとが好き」と言ったラブライブ主任に、「誰?」と聞き返したコナン同僚、それに対して「若本規夫な」と答えてはいけなかったのだ。ましてや音速丸さんの名前を挙げてしまっては、デッドボールで即退場なのだった。さようなら。 3月20日(火) うちの主任(20代後半・男・独身)はアニメとゲームが好きで、本人もラブライブが好きだと公言しているので周囲からはオタクと呼ばれている。 その主任が、江口に「最近の名探偵コナンで、新キャラが登場したんやって?」と話しかけてきた。知らんがな。なので江口も薄い反応しか返さなかったら、「あれ? 江口(仮名)さんって、コナン見てなかったっけ?」と言われた。うん、コナンが好きなのはこっち。もう一人別の同僚。なので主任がそっちに話を振ると、「あー、そうそう、安室くんなー」って食いついてきて。そっからガンダム声優の話になって、そっから、ガンダム声優のひともだいぶお亡くなりになったなあ、と話題が移り。あれ、誰が亡くなったっけ? メジャーな役のひと‥‥シャア? いや、池田秀一は存命、やんな? と確認するために隣にいた紳士服主任(おそ松さん好き)にふったら、明確な解答をいただいて(なお、江口が言いたかったのは鈴置洋孝のことだった模様)。そこからしばらく4人で声優の話をしていた、という日常風景を夫に話したら。 「どんな職場や!」って呆れられた。揃いも揃って、4人ともが、と。いや、4人だけやん、と反論したら、「いいか、4人揃ったら、四天王が作れるんだぞ」と冷ややかに返された。 こんな職場です。 3月19日(月) 職場にて。 同僚からおみやげを貰う。が、なにを思ったか、わしともう一人の別の同僚ふたりにだけ、みんなとは別のお土産が用意されてて。 「従業員出入り口の荷物置き場に置いてますから、帰りに持って帰って下さいね」って言われて。 さて、以前も話題にしたことがあるが、うちの職場はそこそこでかくて、従業員出入り口のチェックが厳しい。何か大きな荷物を持ち出そうとすると『待て』がかかる。その荷物は何ぞや、と。店内で誰かからお土産を貰ったりすると、それの証明書類を管理職から貰わねばならぬ。その証明用紙をもらうのが面倒なので、皆、大きい荷物は店内で渡し合わない、というのが暗黙のルールになっているのだが。 まあ、このお土産をくれた同僚は、入社1年ちょいというのもあるが、その辺の理解がムニャムニャなひとで。ぜったい、証明用紙のことなんか考えてないだろうなー、って思ったら案の定。ここで警備員の目が盗める状況だったらまだやりようがあったのだが、ご丁寧に手荷物預かり票を警備員さんに預けてる状態で。なので、わしは絶対に警備員さんに手荷物があることを伝えねばならず。そして立っていたのが顔見知りのユルいひとだったので、少々のズルもして貰えないかと期待したが、真後ろに一番厳しい警備員さんが通りかかったのでそれも叶わず、2階の事務所まで引き返して店長を探して証明印を貰いに行くハメに。 お土産ありがとう、という気持ちよりも、まったくもう、という気持ちの方が勝ったが、貰ったお土産が福砂屋のカステラだったので全てを許した。 3月18日(日) 午前4時起き生活、続いたり続かなかったり。ま、眠いときは寝てて、誰にも怒られる筋合いはないんからいいよ。 4時起き生活を始めて変わったこと。 コーヒーの消費がめっちゃ増えた。 朝起きる→コーヒーを飲む。息子ちゃんを起こすまで2時間もあるんで、せっかくなんで2杯。この後も飲むのが分かってるから、インスタントじゃなくてドリッパーで3杯ぶん一気に作る。 息子ちゃんを起こす→息子ちゃんの朝ごはんに付き合って、さっきのドリッパーの残りを飲む。 娘ちゃんを起こして、娘ちゃんと一緒にわしも朝食→インスタントでもう1杯。 娘ちゃんを見送って、15分ほど時間の余裕があるので、ここで最後のコーヒーブレイク。 ‥‥いま、こうやって書きだしてようやく気付いたが、朝から5杯飲んでるな。リットルで飲んでるな。そりゃ、最近トイレが近いなぁと思うのも気のせいじゃなかったか。 あと、職場の休憩時間で2杯。家に帰って時間があったらもう1杯。 3月17日(土) そう、息子ちゃんが小学校に上がって1ヶ月が経つんですがね(5月9日)、こうして実際に学校という場所に関わるようになって。 なんつーか、学校ってたいへんやなあ、と同情するばかりでございます。 週休二日になって授業日数が少ないところへ、遠足だ運動会だと行事はいろいろ、もちろんその行事のために準備もせねばならぬ。たかが雨程度で年間予定を狂わすわけにもいかんだろうしな。 そうやって行事がいろいろあるところに、メインの授業。言っちゃあ、親の言うことすらまともに聞かんヨソの子を集団にして、それを制御しながらカリキュラムを消化せねばならぬ。小学一年生の教科書を見て思う、ここまで噛み砕いてやっと人間は数字やあいうえおが理解できるんだな、と。 それに併せて生活指導もせなならん。せやからヨソの子の面倒を、なんで見なあかんのや、とさぞや言いたくなることであろう。でもせねばならぬ。とりあえずうちの子が、脱いだ靴を手で向きを直して揃えた様を見て、手を合わせて拝みたくなった。 配布物ひとつ配るにも、丁寧に連絡ファイルを介して、何を配ったかひとつひとつ書いてる。10年前に小学生だった江口甥なぞ、机の奥で何や何やら魔窟ができあがってた話を聞くが、きっと今はその辺のチェックも厳しいのではないか。 お疲れさまです。 3月16日(金) 息子ちゃんの遠足でして。小学校に入って初めての遠足。徒歩行程40分。がんばれ。 というわけでお弁当を作ることに。何がいいか、と聞いたら、ミートボールだと。なお、これは小西英子『おべんとう』の影響。まあええわ、いっつもハンバーグだしなあ、たまには目先を変えるのもええな。めんどくさいけどな。 めんどくさいので、いつも卵焼きを入れるところを、今日はゆで卵にした。ゆで卵は花形にするのが江口家の掟。 というわけで、お弁当制作。 ゆで卵ゆでる。 肉だね捏ねる。 揚げ油用意する。 ‥‥あれ? これって、今からスコッチエッグ作ろうと思えば作れないか? あの、揚げ物四天王最強のスコッチエッグをな!! 作業時間はまだ30分は取れる。挑もうと思えば挑めるぞ、今からな! 落ち着け江口、落ち着くんだ、江口ーーー!! 朝からこんなテンションでお弁当作ってました。ちなみに遠足は雨。雨の中、傘さして40分歩いたららしい。子も大変だが、行事を敢行せねばならぬ学校も大変だ。 |