2018年10月1日(月)〜10月14日(日)までのごはん。 10月14日(日) グリルドチーズサンドがめっちゃおいしいから記録しとくよ。 アニメ『ルーニー・テューンズ』でね、ひたすらグリルドチーズサンドを讃える歌があるの。ポテトもシェイクもステーキもケーキも要らない、チーズサンドだけがあれば云々という。『芽キャベツなんて時間の無駄』ってフレーズはナイス翻訳だと思ったり、アメリカでは芽キャベツって付け合わせ野菜の定番なのかと思ったり。ともあれ。 娘ちゃんがこの歌をすごく気に入って。「ぐるりどチーズサンドが食べたい」って何度もねだる。何度「『グリルド』やで」って訂正しても『ぐるりど』って言う。そこまでねだられちゃあ、難しそうなモンでもないし、作ってやろうではないか。 さて、その映像だけで判断するに、グリチー(略すなよ)は、フライパンにバターをひき、そこにチーズを置いて、その上にパンをかぶせて焼くもの、らしい。わしらが普段に食べてるプロセスチーズとはまた違うんだろうが、これでグリチーは果たして出来るのか? とにかくやってみよう。 フライパンにフライパン用ホイルを敷き、そこにマーガリンを溶かしてチーズを置く。しばらく待って溶けたところに食パンをかぶせて、そのまま皿にひっくり返してもう一枚パンを乗せて、できあがり。 言うてええか。めっちゃうまい。 チーズ乗せトーストと違って、パンが柔らかくて、それが溶けたチーズと一体になって、めっちゃうまい。 娘ちゃんも大喜びだったので、正解がこれかどうかは置いといて、大成功。ただ、作るのめっちゃめんどい。ホイル勿体ないし。 10月13日(土) 漫画なんかでよくある、『パンをくわえて走ってたら、曲がり角で転校生に衝突』。ねーよ! 改行するまえに自分で言っとくよ。ねーよ! まあしかしこれも、口伝として残っている以上、最初に言いだした何かがあるんだろうな。この「最初に言うたん、誰や」の流れで「ネコ耳ブレイクのきっかけは『ねこ・ねこ幻想曲』」説を思い出して、ついwikipediaを覗いてみたら、ク○真面目に『猫耳』でいち項目作って浮世絵の時代から語ってて笑う。てゆうかwikiはイカン。あと、『パンをくわえて〜』も、ちゃんとネットの海では考察されてた。ネットって広いよね。いま、パッと思い出す、各方面でパロディにされるものといえば「芋けんぴ 髪についてたよ」かな。ってこの漫画2013年だった。もっと脳みそデータバンクの更新をしよう。 で、今日の日記で何が言いたかったかというと、保育所にパンを食べながら来る子を時々見かける。たぶん車の中で朝ごはんとしてパンを食べさせてて、そのまま教室まで来てるんだろうなあ。きみら、歯磨きどうしてんの? 10月12日(金) 漫画なんかでよくある、『家庭科の調理実習で、クッキー焼いたから男子におすそわけ』て。 ないよな。 家政科の学生でも無い限り、『調理実習』自体がそんなにない。そして実習授業であるからには、採点するための調理技術が求められるものとなり、班分けのそれぞれのメンバーに作業が割り当てられ、全員で取り組む必要のあるモノ=具材を切ったりの下ごしらえが多いモノ、になる。つまり包丁使いが必須になるおかず調理系。わしが過去にしたのは、小学校の頃にごはんと味噌汁、卵焼き。中学校でシチューとか、スパニッシュオムレツ(←『卵料理』という課題で、各班で作ったメニューが違ってたはず)ぐらいが記憶に残ってる。 そしてわしは中学校で家庭科部に入っていたので、そこで菓子を作った。それでもホールケーキを2回ぐらいか。 ともあれ、調理実習は準備物や材料費もかかるので、そんな頻繁に行われる授業じゃ無かったはずだ。そんな授業で、クッキーなぞ。あと、休み時間とかに調理実習室に潜り込んでゴハン作っちゃうとか。特別教室にそんなホイホイ入れんわな。 と、調理実習クッキーが都市伝説たる根拠をあげてみてたが。あげながら思った、近年になってもう一つ加わるだろう、おすそわけクッキーが実在しない理由。 衛生面を考慮して、持ち帰り禁止。その場で消費。 そして↑コレを書いても思いついた。食品アレルギーに配慮して、実習自体の減少。 10月11日(木) 職場の社員食堂にて。 セルフの食堂なんで、トレイを持って自分でごはんをよそって、おかず受け取りレーンに出されてあるおかずを選んでトレイに乗せていく。 そのおかずレーンに、献立表にはないサツマイモの天ぷらが盛り上げてあって。 なにかと思ったら、食堂のおばちゃんが「家で作ってきたから、よかったら食べて」。わあーい、イモ天、だいすきー。 で、やってることって、わしがこないだやった和菓子大量投入と変わらんな。みんな気付いて。相手が食堂のおばちゃんだからって騙されないで!! 10月10日(水) ねりきりを作りまして。ねりきりの材料に必要なのがぎゅうひ、そのぎゅうひに必要なのが白玉粉。 で、白玉粉があまりまして。乾物なんで、多少置いてても大丈夫。そのうち白玉だんごでも作って食べる。 けど、乾物入れに入れてたら絶対存在を忘れる。開封済みなんで、そう長くも置いておけないだろう。というわけで、常に目に付く冷蔵庫の目立つところに入れてある。 そしてそれを見つけた夫が、何で冷蔵庫に粉を入れてんねん、と聞いてきたので、一連の説明をする。その答えを聞いた夫。 「臥薪嘗胆か」。 はい。 10月9日(火) あらゆる条件が揃ったので、ようやっと和菓子を作った。ねりきり。とにかく大量にねりきりたくて、白あん2袋買ってたけど、今日の決行日までに1袋使っちゃって、結果、量的には物足りなくなったが。 ところでねりきりって、求肥を混ぜる。この求肥が、必要量が20グラムの所に対して、レシピは100グラム作る量に(20グラムの求肥とかって、少なすぎて作りにくいからな)。 なので80グラム余っちゃった、冷凍保存できるとはあるが、余って困ることには変わりないので今日のうちに使い切ろうと、そうだ、焼き鮎みたいに、焼き皮で包んじゃえばいいんじゃね? と、テキトー焼き皮作る。 ついでにこしあんも余ってるの、これも使い切っちゃえ、と、浮島つくる。 というわけで3種類の和菓子が出来上がりました。全部で50個ぐらいつくった。どこの業者や、と呟くところまででワンセット。 ママンの家と、わしの職場にそれぞれ投入。どやあ。 10月8日(月) 職場にて。 本社のバイヤーが、ア○みたいに商品をがつがつ投入してきて。うちの店のキャパを考えろ、こんな毎週毎週、鍋ばっかり誰が買うか! 店に商品並べとったら売れるっちゅー、簡単なハナシやなかろうが! と、怒り心頭なのですが、それをバイヤーに言ったところで全く止めてくれず、もっと上のスーパーバイザーに言っても改善されず、わしはこのまま泣き寝入りかと思ったが。 先日、職場で年に一度の契約更新、それの面談がありまして。話の流れで次長に「どないやねん」と愚痴ったら。 次長から、スーパーバイザーのもひとつ上の上司(本社のえらいひと)にかけあってくれる、って話になって。んもう、次長に胸きゅぅうううん。 というわけで、心がスキップを踏んでますが、これで改善されんかったら、わしはもう知らん。しょせんパートよ。 10月7日(日) 義母との会話にて。 うちの夫が基本、夜の仕事で、子らとじっくり顔を合わせないという話に。 「父親も忙しくなったら、昼も夜も仕事で、日曜も祝日もないもんねえ」という義母。近所の家の息子さんも、いままさにそんなカンジで、家にずっといないとな。まあたいへんねえ。 「その人、いま、市長さんなんやけどね」。 比較対象ぉおーー!! 10月6日(土) そうそう、娘ちゃんの誕生日でしてん。もちろん義母が張り切って夜の明けぬうちから赤飯炊いてますねん。このしばらくまえに、息子ちゃんが「ばあちゃんは赤飯を炊くのが上手」って、わざわざ手紙に書いて郵送してん。そりゃあもう、ばあちゃん張り切るだろうよ。栗を剥いて冷凍してたヤツを持って来て。朝に1回炊いたけど、パーティの直前、つまり午後にもう1回蒸す。朝昼晩と赤飯食べて、わしママンのところに持っていって、まだ冷凍庫にある。あ、ジャコ天も持ってこられた。30枚。10枚冷蔵庫にある。かまぼこは6本ぐらい持ってきてて、1本賞味期限切らして処分した。大量にみかんを送ってきてたのに、こっちのスーパーマーケットでみかんを買い足した。 こう書き並べてて、実は義母はめっさブレない人であることに10年の付き合いの今になってようやく気付いてきた。夫とよく似てる。 10月5日(金) ところで義母というひとは、つづき。 今回は娘ちゃんの誕生日ですので、朝おきて一番に赤飯を炊いてます。パーティは夜なのに、朝イチに赤飯です。朝ごはんの準備もしていないのに、コンロ占拠しています。 義母「お待たせー、さあ、パンを焼こうかね。あ、おこわ(お赤飯のこと)炊きあがったから、おこわでもいいけど」 わし「子供らは朝がパンじゃないと嫌がるので、パンで(トースター着火)」 義母「おこわを食べたい人は、食べたらいいんじゃない?」 わし「じゃあそれでいいんじゃないですか?」 義母「息子(仮名)、おこわ食べる?」 息子「パンがいい」 そして全員がパンを選択、そのパンを食べ終わって、義母。 義母「せっかくだから、おこわもいただくわ。息子ちゃんも食べる?」 息子「夜に食べる」 赤飯に関しては全くブレない。いったいなにが彼女をそうさせるのか。 10月4日(木) 10月20日から、夫の両親が来てましてん。 ところで義母というひとは、わしに気を使うのか、生来優柔不断なのか、やりたいことを明確にしない人である。なのでゴハンの準備を手伝おうにも、何を作っているのか分からずに、材料や調理器具を用意するのに難儀する。 たとえば今晩を焼き魚にしましょうか、というときに。 義母「今日の切り身があるから、それを塩焼きにしましょうか」 わし「そうしましょう(グリル着火)」 義母「あー、なんだったら、煮付けてもいいけど」 わし「いえ、焼きましょうよ」 義母「揚げたほうがいいかしら?」 わし「焼きます」 義母「あ、お肉買ってたんだった。お肉にする? お肉がいいかな、焼いたのにしましょう」 以下、繰り返して、んもう強引に焼き魚を決行する、そんなカンジ。 この話、つづく。 10月3日(水) とりあえず記録しとく。 9月15日に娘ちゃんの運動会があって、うちのママンといっしょに玉入れ。息子ちゃんも子供競技に素直に出場した。 10月23日に娘ちゃんの誕生日。今年のプレゼントはレゴフレンズのハンバーバーショップ。Hugっと! プリキュアのフィギュア4体(えみる・ルールー・マシェリ・アムール)。最近のフィギュアは支え無しで片足立ちできてすごいよなあ。娘ちゃんは付いてたガムを次々に開けて口に放り込み、2〜3回噛んでは吐き出して、を立て続けに4回繰り返した。 その前の10月20日に、息子ちゃんの学校で発表会があって、ビデオカメラ回せるような状況での発表会じゃないだろうと思ってたら、みんな三脚構えてた。 家族の行事としてはそんなカンジ。 10月2日(火) 息子ちゃんにドラえもんを出したついでに、同じ箱にしまい込んでた『藤子・F・不二雄SF短編集<PERFECT版>』も出してきた。 これ、全8巻なんだけど、買うときに全部いっぺんには買えなくて、発注して手に入ったぶんだけ買うようにしてて。なので、読んだ順序もバラバラだった。印象的な作品としては『ミノタウロスの皿』、『カンビュセスの籤』、『ひとりぼっちの宇宙戦争』、このへんがF短編としても有名処でしょうか。 短編集1巻を手に取りました。表紙にある絵も『ミノタウロスの皿』です。 表紙を開きました。 いちばん最初の作品は『スーパーさん』でした。待てや!! いいか、おおかたの人は本を、1巻の最初から読むであろう。「あら、ドラえもん以外の藤子先生の作品ね、どれどれ」って読みはじめた、最初の作品がスーパーさんて!! オーケイ、スーパーさんも面白いよ。F先生のセンスが詰め込まれた、ナンセンスギャグの傑作かもしれんよ。初めて読むひとはこれでゲラゲラ笑うかもしれんよ。 そして続けて2話目に、ミノタウロス。 トラウマできるわ!! なんだよこの急転直下。誰だ、これ編集したの。 10月1日(月) 息子ちゃんが、本棚に差しっぱなしにしていた『ぴっかぴかコミックス』版の『ドラえもん』(甥からのおさがり)を思い出したように読み始めて、なんかゲラゲラ笑い出したので、せっかくだからと倉庫にしまいこんでたてんとう虫コミックス版45冊とプラス5冊と劇場版18冊をひっぱりだしてみた。 めっちゃくいついた。 それまでリビングでレゴブロックを引っ張り出して遊んでいたのが、「ドラえもん、読んでくる」と2階の勉強部屋にこもるようになった。合間合間に時間を見つけちゃ、ちまちま読んでる。寝る前に布団でママの読み聞かせが必要だったのに、勝手にドラえもん読んで勝手に寝てる。なんだよ、そんなにおもしろいのか? おもしろいよな。 大人になって読み返してわかる、F先生のえげつないSF感とエロとバイオレンス。子供にこんなネタ出して分かるのかよ。わかるやつだけ付いてこい、というF魂と、それに必死にすがりついてきたであろう当時の子供たち。あの時代の子供らは、こんなの読んで育ったのか。 ところで、幼児をみじかに置いて気付いたのですがね。子供って、『現在・過去・未来』の感覚がない。そりゃさすがに小学生にもなりゃ意味は分かるがね、この過去と未来の概念って、けっこう高級な思考で、しかもいまいち説明しづらい。 ひとはいつ、過去や未来を改変する可能性とその矛盾に気付き、タイムマシンと時間旅行のロマンを感じ、あの板ッきれのタイムマシンデザインから脱却出来るのだろう。 |