2019年6月のごはん。

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6月 その12

 そうそう、書き忘れてたが、5月のでかいイベントとして、息子ちゃんの誕生日があったんだわ。8歳。8歳ですよ。8年ですよ。わし、この坊主と8年いっしょに暮らしてんですか。
 誕生日パーティは、今回は夫の両親が来られないので、江口ママンだけを招待。ひたすら餃子作って、餃子パーティにした。
 プレゼントは、ずっと欲しい欲しいとリクエストしていた、『みんなでオセロ』。コマが4面体になってて4色あって、最大4人で遊べるというヤツ。ノーマルオセロあるのに、これ以上オセロいらんやろ、とは思ったが、子のリクエストを蔑ろにすると、かつてのハチャメチャバーガータイムの惨事の二の舞なので、ま、値段も手頃だし、ええかー、ってなって。さあ、誕生日も近いことだし、そろそろAmazonで買おうかね、とチェックしたら。
 価格が8千円近くした。え? 待って。
 いや待て、以前に近所のイオンでチェックしたときは、3千円かそこらのオモチャだったはずやで? 中古価格でも3千円オーバー。え? 待って。何で? プレミアでもついたの??
 ってことで、急遽この翌日にそのイオンに走る。良かった、店頭価格は変わらず3千円のままだった。
 で、息子ちゃんの目の前で購入、プレゼントラッピングもしてもらい、けど渡すのは誕生日当日やで、と長いおあずけをさせて、さあ誕生日本番。
 その日に1回だけ遊んで、それっきり遊んでない。
 そんなもん。

6月 その11 

 いま、すごい熱心にClickerHeroesをやってるのはここだけのヒミツだ。

6月 その10

 わしがドラゴンボール好きなのは読者諸兄もとうにご存知のことと思われますが。
 しかしドラゴンボールが人気作品とはいえ、もう30年以上も前のコンテンツ。今後新しいアニメシリーズが始まるかどうかはさておき、新規ファンなぞ増えそうにない、そんな作品なワケだ。
 はい、巡回路にしていたファンサイトが閉鎖されましたーーー。
 わしが再燃した3年ぐらい前、まだアニメで『超』をやってた頃は、それなりの数がまだ動いていて、ブックマークもいくつか貼っていて、毎晩回っていたのだが。1つ減り、2つ減り、と、そしてとうとう巡回路が無くなった。これからの毎晩、どうしよう。pixivもすっかり寂れちゃってさあ。今の『ゲゲゲの鬼太郎』が終わったら、また新しいシリーズ始まるのかなあ。新しいのが始まったら、またちょっとは大人げない大人が帰ってくるのかなあ。

6月 その9

 子らの動画を大量に撮ってまして。で、それを夫の実家に、わしの実家に、わしら自宅用に、と3枚のDVDに焼いているのだが。
 夫から「バックアップをとりなよ」と言われるのだが、DVD3枚も焼いてたら、それ十分すぎるバックアップじゃね?

6月 その8

 かるかんを作った話から、羮とはなんだ? って聞かれたので語ってみた。語った内容はツイッターの方に書いてあるのでアレでナニ。
 しかしそもそも問題があって。わし、かるかん食べたことない。
 って言ってたら、ちょうどのタイミングでうちの職場(スーパーマーケット)で『九州うまいもの展』ってやってて、鹿児島のかるかんが売られてたので買ってきた。食べた。『上用饅頭の皮だけ味』、予測、正解。
 と、そんな『なにや分からんものを作りたがる』性癖のある江口でございますが、ただいま狙っているモノは。
 ターキッシュ・デライト。
 『ナルニア国ものがたり』に登場するお菓子でございます。ただし、瀬田貞二翻訳では、その日本での馴染み無さに『プリン』と訳されてしまってますが。
 こないだ買った、吉田菊次郎本で紹介されてて。こういう、謎の菓子を見ると手を出したくなる、それが江口でゴザイマス。材料を見るに、まーた甘そうな。あと、『ローズウォーター』って、どんな味だバラ味。そして「柚餅子や求肥に似た食感」って、そそられねー。でもそそられるー。
 今年のクリスマスに作りたい。希望。
 関係ないけど、こないだAmazonで本を買ったとき、ナルニアをカートに入れたつもりが入れてなくて、買う気満々だったのにまだ買えてない。

6月 その7

 あかん、『幼年期の終わり』が泣く。
 読むの、3回目かな? 好きな本ではあるけれど、特別好きな本というわけではなくて。職場の休憩時間に読む本が無かったので、ま、テキトーに、と本棚から引っ張り出した。で、読んだ。
 ジェフがあああああああああ!
 とりあえずざっとネタバレを含むあらすじを説明するとね、アレ、冒頭で宇宙人が地球に来て、まあおおむね支配下に置いて、けどまあ何をするわけでもなくずっといるワケですよ。で、本当の目的はなんだ、って言ってたら、そのうち主人公の子供ふくめて地球じゅうの子どもたちが超進化しちゃって、冒頭の宇宙人と一緒にどっか行っちゃうのですよ。
 子供たちが、親を放っておいて、振り返りもせずに、親の全く知らんところへ行っちゃうわけです。
 うわあああああああああああ。
 この場面からあと、本当に泣いて読み進めなかった。この感情をどうにか発散させたくて夫にぶつけたら、「あと10年もしたら、息子(仮名)と娘(仮名)も、振り返りもせず出ていくよ」って言われて傷口に塩。うわあああん。
 最初に読んだときには何とも思わなかったこのシーン。子持ちになってからこっち、子どもの事故現場に花を供える人間の気持ちが分かる側になってしまった今、このシーンは泣く。あかん。
 というわけで、ただいま江口の中で名作ランキングがぶっちぎりで『幼年期の終わり』になりました。2位以下は不明。

6月 その6

 職場はなし、つづき。
 毎週1回、店舗から本社宛に、1週間の売れ行きがどうのこうのを報告する文書を送付するんですよ。そこに、希望要望も書けるようになってるんです。送ったものは、本社の人間が回し見てハンコ押して帰ってくる。希望要望書いたところで、なにひとつ改善されることはないんだけど、毎週の宿題なんで、それはひとつ。
 で、先週、↓先の話をふまえて、本社のバイヤーに、「こんな配置したら、不都合まみれやん」なことを書いて送ったのさ。「発注単位10本で、どうやって自動発注まわせっていうのさ」って。
 そしたら返答。「いや、発注単位5本だから、回るでしょ?」って。
 いやいやいや、10本やん!! どっからどう見ても10本やん!!!
 ってことを、その設定画面のスクリーンショットと一緒にもう1回送り付けたら。
 その送り付けたスクショのプリントアウトしたものだけが、わしに名指しで送り返されて。一緒に送った毎週宿題報告書は、いつものルートで返送されたのに、このスクショ印刷だけが、わしに、名指しで、別便で、何の添え書きもなく、問題はなにひとつ解決されないまま、送り返されて。
 なので決めました。もう毎週の報告書は出しません。今後一切、本社に対してモノ言うことはしません。
 決意表明、おわり。

6月 その5

 職場にて。
 売場棚のリニューアルがあったのですよ。この配置換えは、本社で配置デザインは全部決めるので、わしら下っ端はただただ、本社の指示どおりに動くだけで。ま、それはええわ。
 食品ラップ・アルミホイル棚のリニューアルを命じられたのですよ。で、その配置図を見たら。
 ラップを、棚に対して縦方向に差し込むように並べろ、と。え、ちょっと待って?
 棚って奥行きがあって、ラップを横向きにして並べるのが常なんですよ。これでだいたい、30本(1ケース分)かそれ以上入る。
 縦向きに置いたら、さすがに棚の奥行きも、ラップ2本ぶんもは無い。1本ぶんしか置けない。そして8本も置いたら、もうスペース無い。でも仕方ないのでそれで陳列する。奥の空いた余分なスペース分、手前に並べた商品が崩れる。そもそもラップの側面だけ見せられて、何が何の商品か分からん。でも何より困るのが。
 ラップとかって、『自動発注』っていって、当初に設定した在庫数量に自動的になるように、売れたら売れた分、勝手に入荷してくるんだわ。たとえば設定在庫を30本にしてて、今週20本売れたら、20本、注文しなくても勝手に入ってくる。
 で、ラップって、1本単位で注文するんじゃなくて、10本単位だったりする。なので在庫の空きが20本枠あったら20本入ってくるけど、18本ぶんしか無かったりしたら、10本しか入ってこなくて、残り8本枠は、次回発注に繰り越される。
 なので、在庫枠8本しかないところに発注単位10本なんて商品は、そもそも自動発注が成り立たなくなるのですよ。
 この話、つづく。

6月 その4

 今更ながら、液体ミルクが発売になりましたね。
 己が乳児の育児をしてた頃、なんで液体ミルクが無いんだろう、と思ってた。ペットボトルに入ってるミルクとかあったら絶対売れるで、と。品質保持の問題? でもコーヒーミルクとか普通に売ってるし、乳製品だからアウトってことはないだろう。遮光パッケージなんてどうとでもなるし、ねえ、と思ってた。
 で、そのまま、ミルク育児の時代などあっという間に過ぎて、最近(っても3ヶ月以上前)になってこの液体ミルク発売のニュースを知って。あ、商品としてはとっくに存在してたのか、とそこで知った。ちちい、もう数十年早く思いついてたら。
 海外の方はとっくに液体ミルクが普及しているって話で。その理由のひとつに、「きれいな水がない」ってのがあった。超合点。
 さて先日、夫との会話中。古代食の話題になって。
 夫が「古代は米を蒸して食べてたらしい、そっちの方が調理の道具も手間もかかりそうなのに、なんでだろう」って言うので、江口が「水が汚いからじゃない?」って言ったら夫、「ああ、俺は結局、水と安全はタダの現代日本人の感覚だった」って反省してた。
 余談。
 流れで、古代のコメ調理の歴史を見てたら、最初はやっぱり煮てたらしい。が、そもそも土器が強度的に、煮炊きに向いてなかったと。で、蒸す調理に変わって、鉄製の釜の登場で炊くって調理が可能になった、と。
 あかん、この話、楽しい。

6月 その3

 なんか最近、箸づかいがどうのこーのツイートが回ってくるんだけど、って思ってたら、どうやらトレンド入りツイートだったらしい。で、賛否両論あって、それはまあどうでもいいとして、と言おうとしたんだけど、ひとつ気になったのは、『他の人を不快にさせなかったら、それでいいじゃん』って反論。
 不快なんだよ。
 「これが正しい、美しい」って思ってる側からすれば、そこから外れてるモノは不快に感じるんだよ。上記↑の発言をしたひとは、おそらく『音をたてながら食べない』『噛んでる途中のものを見せない』『お皿の周りにこぼさない』とか、そんなレベルのものを指しているのかもしれんが、わしはもう、肘ついて食べるのとか、箸を持った手を頭上に振り上げたりするのが本当に不快。でもこれで、わしが「不快だから直せ」って言っても、「個人の自由」って返されるのかと思うと、やだやだ。個人の自由を尊重すればするほど、これがマナーよルールよと設定している側の方が不自由になって、ただただ我慢しなくちゃならなくなる。「好きで我慢してるんでしょ」って言われたら、それ以上なんも言えん。じゃあどうするか、っていうと、自分のタガを外して手づかみで食べてる自分オッケー、な原始人に自分がなるしかない。うへえ。
 前々から思ってる、食事シーンを含むテレビCMで、左利きタレントをなぜ起用するのか。これを、なんで企業はお茶の間にどう映るかを考えた矯正をしないのか、と思っていたが、違うな。これ、あえて左利きを使ってるよな。アメリカのアニメがいろんな人種とりまぜてキャラクター設定されてるのと同じ意味で。これ、そのうち、刺し箸で食べるCMはじまるな。 

6月 その2

 図書館でただいま借りてきているのが『寿命図鑑』(いろは出版/やまぐちかおり)。動植物の寿命はもとより、食品の寿命(賞味期限)、建造物の寿命(耐久年数)とかも載ってて、そこそこ面白い。初手から『肉牛 2年』とか、『大リーグのバット 1シーズン』とかあったりして、コンセプトがいまいち掴めない内容だが、息子ちゃんはそれなりに気に入ったようで、ちょぼちょぼ読んでる。けどまあ、ひとつ心配があって。
 ヒトのからだの寿命って欄で、精子と卵子があって、ご丁寧に受精の仕組みのイラストが入ってやがる。コレ、息子ちゃんに説明を求められたらなんて答えよう。
 あと借りてきた本で好評なのは、『最新 子どもごはん大百科』(ベネッセ/こっこクラブ編)。ふと気が付くと、枕元にある。いちばん頻繁に読んでるっぽい。なんか食べたいモノあったら、リクエストしてくれてもかまんので? ここのおかあちゃん、それなりに作れるで。
 
6月 その1

 今日、息子ちゃんが小学校の課外活動で、図書館に行くって。わし、ちょうど休みやねん。行きてぇー。えっと、図書館は公共施設なんで、別にわしがいつ行こうと自由だよね?
 とまあ、冗談はさておいて。行きたいのは本音なので、「行こうかなー。お母さん、行ってもいい?」って何度か口にしてたら、2、3日前から息子ちゃんに「今日は来ないでよ」って念を押され始め、逆に「行かないよ」を納得させるのに手間取った。けど、諦め切れなくて、学校から図書館に向かっている小学生の集団を通りがかりを装ってこっそり眺めたのは息子ちゃんにはヒミツだ。
 それはさておいて、息子ちゃんの入学と同時に学校での読み聞かせボランティアを始めた江口。なので、当番日ちかくなると、図書館に行って本を探すのだが。
 これまで1階の児童図書エリアしか見ていなかったが、2階にいくと『はじめてのおやつレシピ』とか『こどもの科学じっけん』とか『○○ができるまで』とか『なぞなぞあそび』とかの、物語とは違う子供向けの本が大量にあることを発見、以来、そこに入り浸るようになりまして。気がつきゃ、毎回ワケの分からんサブカル本ばっかり借りてきて、本来の目的であるところの読み聞かせ用が全く開拓できず。
 ま、ええか。


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