2021年2月のごはん。

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2月 その8

 そんなわけで、意図せずして立派な牛乳ビンが2本、我が家にきたわけであります。
 うーん、こんなビンって、そうそう手に入んないぞ。捨てるのがもったいないので、なんか工作材料にしたいなあ、と考えたのですが。
 牛乳ビンってどんなにがんばっても、花瓶にするしかリメイクの方法が無い‥‥。
 花を生ける風習なぞ、我が家にはありませんのことよ。何かもっと、他の方法がないか、と調べてみるも、「おしゃれインテリア」とか。そんなモンに裂くスペースは我が家にはございません。えんぴつ立てとか‥‥するには、口が細すぎて使いモンにならないんだよなあ。
 そもそも、ビンがかわいいから取っておきたいと思う前提が間違っているのか。
 なんとかならぬか。
 素直に花を生けろということか。 

2月 その7

 フルーツ牛乳って何なん?
 「お風呂上がりにはコレだよね」なイメージがあるが、そもそも銭湯なんて行かないし。しかし、東京って大都会なイメージだけど、わしらのイメージする大都会=全てが巨大でスイッチ一つで街が動く、なカンジだけど、実際はすんげえミニマムな規模で商売が動いているのな。巨大ショッピングモールが存在するのはむしろ田舎で、東京は敷地も小さくチェーン展開も少ないスーパーマーケットが細々と散らばっている。風呂トイレ無しな賃貸住宅が未だ生きてるから、銭湯という商売が成り立っている。
 というわけで、わしが物心ついたときにはどの家も風呂トイレあったし、銭湯に行く習慣は無かった(ただし、わしは小学校時代の趣味で銭湯通いしてた)。
 なので、フルーツ牛乳など目にしたことはなかったのだが。
 なんでか、子らが「フルーツ牛乳飲みたい」って言い出して。どこで覚えてきた。
 まあ、飲みたいというなら飲ませるのはやぶさかではない、その辺でちょっくら買ってこよう。
 と思ったら。
 売ってないもんなんな、フルーツ牛乳。ピクニックとかの安ッすい紙パックであるかと思ってたけど、無いの。フルーツフレーバーの豆乳とかヨーグルトドリンクとかあっても、フルーツ牛乳とかフルーツラテって売られてないの。唯一あったのが、大山牧場のお高いビン入り。
 まさかこんなに敷居の高い飲料だったとは。

2月 その6

 しかし、最近の漫画描く人らって、絵巧いよなあ。
 何言ってんだと言われそうだが、まあ待てよ、ちゃんと説明するからさ。
 最近は、人気漫画のスピンオフだったり続編だったりを、作画に別の人を据えて描かれるじゃない? あれがさあ、原作と変わらない絵柄で描かれて、びっくりするわ。で、作画が似るのは、まだ技巧として納得いくんだわ。場合によっちゃ、ストーリーの組み立てが「原作っぽい」って思うのを目にしたりして、どないやねん、と思う。
 極端な例をあげると、たとえばドラえもん。これ、わしが子供の頃って『まんがで読む○○』な学習漫画でドラえもんが使われる、そこで描かれるドラえもんの絵が、そりゃあひどかったもんだ。線の起点と終点が繋がってなかったりして、およそ作画で商売している人種の描いた絵とは思えなかった。それが今や、少なくとも原作の世界観を壊さない、原作ファンからもそれなりに支持される作品がわんさと登場している。なんつーか、漫画のレベルが上がってきてるよなあ、という、そんな感想。『無限の住人〜幕末ノ章』なあ。全3巻かあ。どうしようかなあ。
 思い出した話。『吼えよペン』で、漫画家が編集長として漫画雑誌を立ち上げる話になったが、依頼した漫画家がまったく原稿を持って来ず、しかたなく編集長本人が作画を真似て描く、という回があった。「漫画家ってのはスタイルを確立するのが難しいのであって、スタイルが確立してしまえば真似るのは造作もない」ってな発言がある。深い。

2月 その5

 わしはマカロニサラダが好きだ。前世でなにかあったのかと言うぐらい、好きだ。
 しかしながら、このマカロニサラダを食卓に乗せるにはどうすればいいんだ。
 世間では、せいぜい他のサラダの脇にひっそり乗せるぐらいでしか使われないだろう。わしは、がっつり食べたいのだ。マカロニサラダだけで腹が膨れてもいい。
 だが、マカロニサラダをメインディッシュにすることは難しい。なぜなら、見栄えが悪いからだ。
 食卓を食卓とならしめるには、でんぷんの主食+何らかの汁物+タンパク質系のメインディッシュ+野菜の副菜、この据わりは欲しいところである。
 マカロニサラダの居場所が無いのですよ。この4席のうち、どこに座らせればいいのですか?
 いや、もう堂々と開き直って、マカロニサラダを主食にしてもたぶん誰も怒らないと思うんだよ? パスタを主食にするなんて、べつにおかしくもなんともないよね。
 でもあかん、「サラダ」って語感があかん。
 なので解決方法として、「サラダ」ではない別の名称を持ってくればいいんだ、ということにする。
 きょうのごはんは、野菜パスタ!

2月 その4

 ところでさあ、プレイステーションって、どんなゲームソフトがあるのん?
 言うてええか、「面白そう」ってゲーム情報が全く入ってこんねん。
 オンラインストア画面を覗いても、いざタイトルの詳細を見ても、それがどんなゲームか全く情報がない。プロモーション動画のひとつも流れてくれりゃいいのに、それもない。
 そして一方、任天堂スイッチは、専用のYouTubeチャンネルも配信しており、以前も言ったがわしはこれのよゐこ企画を好んで見ている。よゐこがメジャー・マイナーかまわず遊んでいるさまを見せられて、「うわー、おもしろそー」と関心を持ち、欲しいモノリストに入れているゲーム多数。
 あれやな、企業は製品を、「こんなに魅力的だよ!」とアピールしてくれんことには、こっちには何も伝わらんな。魅力を伝えてくれたら、エスキモーだって氷を買うさ。
 余談だが、この「エスキモーに氷を売る」たとえ、もとはビジネス書のタイトルであったようだが、そのサブタイトルは「魅力のない商品を、いかにセールスするか」だった。魅力無いんや。

2月 その3
 
 うちの娘ちゃん(7歳)が、ぷよぷよにハマってガッツリやりこんでいる。ハマるったって、我が家にあるのはプレイステーション4と、任天堂スイッチと、それぞれの体験版。いやさ、あれな、体験版だけでがっつり遊べるんだわ。何の気なしにダウンロードしてたら、普通のプレイが難なく出来る、対戦も出来る、難易度の設定も出来る。1プレイの度にホーム画面に戻る煩わしさはあるが、ほんの数秒のことだ。
 ともあれ、その体験版で遊ぶこと遊ぶこと。
 ゲーム解説で、ぷよの積み方レクチャーがなされるんだけど、それを何度も見て学習したのだろう、今では5連鎖6連鎖平気で積む。夫や息子さんと対戦して、圧勝したらしい。
 という状況であるのに、未だわしと対戦してくれん。
 頼み込んで頼み込んでやっと対戦してくれるとなっても、娘ちゃん難度激甘+コンピュータ2人味方vsわし難度激辛テトリス、というゲームの体をなしてない状況でのプレイ。
 対戦してくれよぅ。

2月 その2

 バレンタインデーなんでね、こんなのを作ったりして遊んでました。
 いやあ、普段なら菓子を作ったりしていろんなフラストレーションを解放するところでしょうがね(言いながら、いったいなんの不満を抱えてんだ)、感染症対策に躍起になってるこのご時世、迂闊なモンを人様の口に放り込むわけにはいかず。あと純粋に、菓子作りに費やす時間と気力がない。
 あと、ツイッターでフォローしているセメダインが、隙あらばスーパーXを勧めてくるので、いちど使ってみたかった。
 いやあ、おもろいわスーパーX。シリコン型からキレイにはがれて、つやっつやで、小学生なら宝物にしたいレベルのものができる。UVレジンより扱いが簡単かもしれん。レジン使ったこと無いけど。
 そしてこれで、かねてより計画していた寒天菓子フェイクスイーツに光明が見えた。
 ちょっとやる気。 

2月 その1

 ここのサイトの背景は、友人小市ひかりちゃんがわざわざ月替わりで作ってくれたもので、それを未だ愛用しているのであるが、2月のこのハートを散らした壁紙はもちろん、バレンタインデーを意識してのことであり、そのバレンタインデーがとうに終わったときにようやっと壁紙を入れ替えるのもどうかなあと思うが、まあ誰も気にしていないだろうから、わしも気にしない。








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