|
２０２１年１２月のごはん。 １２月 その４ 「作って・その４。 みそだま。 そして白状する、まだ作ってない。いや、作ろうと思ってたが「インスタント買った方が早い」ってことに気がついた。もっと前から気づかなかったのかと言われればそれまでなのだが。 えー、みそだま、ね。 みそに、顆粒ダシと乾燥具材をまぜこんでまるめたもの。お椀の中に入れてお湯をそそいだら、そのまんまみそ汁ができる、というもの。 興味があった。それは味がどうのこうの、というまえに、「一人前にこんだけの量のみそ、ほんまに使うのか？」という疑問。 だって一人前１０グラムとか使ってるぞ？ おおさじ１杯分ぐらいの量だぞ、それが１杯の椀程度のみそ汁に使うのか？ 我が家、鍋で４人ぶん×２日分で作るけど、大さじ３〜４杯ぐらいだぞ？ しかもそこに、顆粒ダシ足すんだろ？ 顆粒ダシじゃなくても、カツオや煮干し粉末やらでもいいわ、とにかく塩分がプラスされる。 思い出したのが、息子さんが１歳ぐらいのときに病院に入院して。やっと離乳食終わって幼児食に移行したかしてないかの頃。病院で出された食事の味付けがめちゃくちゃ濃くて、「え？ 幼児にこんな味付けでええのん？」って思った。あと、料理番組やレシピ動画なんか見たときの、大量の塩。ま、味が濃いと美味いはイコールだったりするしな、提唱したレシピ分量を美味いと認定させるためには、濃い味にするのは正解だろうけどな。 ま、アマノフーズ大量購入したのでもう作らん。 １２月 その３ 「作って・その３。 リンゴのキャラメル煮。 シロさん（『きのう何食べた？』）が大量にもらったリンゴで作ってて。「リンゴを貰ったお礼です」って、そのくれた人に渡してたが、リンゴ食べきれなくて困ってる人にリンゴ返すのってどうよ、と思ったが、まあそれはそれとして。 鍋で砂糖を焦がしてキャラメル状態にしたところに、薄切りのリンゴを入れて煮絡めるというもの。なんでしょう、この「キャラメル」という、聞いただけで美味しそうな単語は。塩キャラメルとか、キャラメルマキアートとか、キャラメルってのはそれだけで魔力。 関係ないハナシを挟むが、わし、「塩バター」とか「ソルティレモン」とか「オランジェショコラ」とかにも同じようにそそられるが、そそられて手にとって買って食べて、それが己の膨れあがった妄想を満足させた試しがない。ワードに夢を見すぎ。閑話休題。 そのキャラメルリンゴ、いざ作ろうとしたが。テフロンフライパンで作ってたから、砂糖が焦げるほどに加熱するのが恐ろしくて。普通の鍋使えよ、と言われたらそれまでだけど、焦げつくのもイヤだったもん。 で、何とか焦がしてリンゴ放り込むも、思ってたようなキャラメリゼにできず。結果は、リンゴが砂糖で煮られたものができた。味はめっちゃうまい。 ま、気が済んだので略。 １２月 その２ 「作ってみたかったけど、なかなかヨイショが要った」もの・その２。 バナナプリン。 完熟バナナと牛乳をミキサーにぶっこんで冷やすと、固まっておいしいプリンになる。なお、柿でも可能らしい。ペクチンの作用。 しかし必要なのは、真っ黒になるほど完熟したバナナらしく。なかなかそこまで至るバナナが手に入らなかった。 が、加熱したバナナでも可能ということを知り、夫が仕事先で大量のバナナを貰ってきたことと重なって、ついに実行に移すことに。 結果。ほんまに固まった。 固まったが、味は「バナナと牛乳の味」。それ以上でも以下でもない。あと、色がめっさ真っ黒になる。黒じゃない、ドブ色。バナナの灰汁なのか、加熱で黒ずむ部分なのか、変色するのか、元々含有している色素なのか、とにかくドブ色が発生して、とてつもない見た目。 ま、気が済んだので略。 １２月 その１ 「作ってみたかったけど、なかなかヨイショが要った」もの・その１。 大根のカレー。 大根の具材をカレーにするとうまい、というハナシを何個か聞いたことがある。まあ、カレーのポテンシャルは無限大なので、大根だろうとカボチャだろうと包み込むことは可能であろう、が、なかなか実践する度胸はなかった。しかし、ついにこの冬、ジャガイモの高騰と大根の値下がりと晩ごはん考えるのダルい等々の条件が重なり、ついに実行に移すことに。 結果。うまいかまずいかで言ったらうまい。けど、ジャガイモに勝るかと言うと否。今後レギュラーメニューに入れたいかと言うと考えなくもない。大根は煮込むと美味いものであり、カレーの味が大根臭さを消してくれる、相乗効果はあるものの、しかし大根は大根だ。カレーを以てしても尚残る大根臭。すげえな。 いっそ、カツオだしベースにして和風カレーにすればいいのかもしれんが、そこまでするなら風呂吹き作るよな、とも思う。 ま、気が済んだのでもう作らん。 |
