2022年10月のごはん。

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10月 その4
 
 トップページに貼ってあった、ツイッター枠を消した。「そんなん貼ってた?」と言われるかもしれんが。貼ってたんですよ。久しぶりにソースコードを触ってて楽しかったが、単純に画面が見づらくなったので止めた。
 そもそもに、こうした個人日記サイトという形式がもう化石なので、今更何を言っても空回りなのは十分承知なのだが。
 もうちょっと、装飾を施したサイトにしたいなあ、と。
 いやね、画像を入れたりレイアウトをいじったりするのは簡単なのよ。
 でもそれを、スマホ画面で見ることを想定するとな。
 そう考えると、企業とかのちゃんとしたデザイナーが作ったサイトって、ちゃんとしとるよな。クリックさせるところが大きいボタンになってたり、ツリーが下がってたり。まれに、いまだパソコンブラウザの画面を無理矢理スマホサイズに縮小してるやつに遭遇するが、まあそれはそれ。
 ともあれ、わしがこのサイトで何かいじろうとしても、それをスマホで見たときにストレスを感じるのは自分、という結論になるので、なかなか手を出せない。まーた、わしのスマホ、相当古くて迂闊な重データのものを読み込もうとすると挙動不審になるからな。あ、パソコンはめっさ速くなった。超快適。

10月 その3

 こないだから、クロスステッチにはまっている。
 正確に言うと、「高い金出して図案集と、道具揃えたんだから、多少使わないと勿体ない」という意地のほうが勝っているが、まあ結果オーライということで。出来上がったものはツイッターの方にUPしてんので、そちらでもご覧いただければと。自慢できるような出来でもないんだけど、まあおばちゃんの趣味ということでココはひとつ。関係ないがツイッターだとハッシュタグをつけて、つい同志を探してしまうが。うかつに#クロスステッチの先を探すと、とんでもないドット絵職人たちの群れに紛れ込んでしまい途方に暮れる。
 さて、この10センチ程度の作品、作業時間にどのくらいかかったかというと、まあ10日ぐらい。
 作業工程の割には、けっこうかかってる。江口だってそれほど壊滅的に不器用なワケではない。でも、なんでこんなにかかったかというと。
 一日10分ぐらいしか縫ってなかったから。
 縫ってて思った。裁縫って、道具の準備と片づけが、楽なの。
 わしと娘ちゃんの趣味に他にも、樹脂粘土クラフトだったり工作だったりあるが、これらは材料の片付け(特に絵の具・塗料系)がめんどい。なので、休日に時間を作ってでもないと、なかなか取りかかれん。
 でも針と糸って、出したところでその辺散らからない、塗料の乾きを待ったりしない、すぐ出して、すぐ片付けられる。なので例えば、夕食後の食休みのときに、お風呂準備で湯を張ってる合間に、そんなちょこちょこした時間で作業ができる。
 というわけで、せっかく糸も何色も用意したんで、もうちょっと遊びたい欲が湧いているのですが。
 あれやね、なんでお裁縫の図案って、あんなにファンシーなんやろうな。
 その昔ナンシー関が、ソーイングセットファンシー問題を提唱していたのを思い出した。

10月 その2

 そういや前々から話題にしてた、わしの職場昇級試験の話。試験を受けたのが、部門ではわし一人だって、上司から「今年の合格率が0%になるか、100%になるか、江口(仮名)さんにかかってる」って言われた。ヤなプレッシャーかけてくるなよぅ。
 結果としては合格した。試験があったことすら忘れていた朝に、出勤後いつもの仕事準備をゆるゆるしてたら背後で自分のメールチェックしてた店長が、「江口さーん、こないだの合格しとるでー」って、一瞬、なんのことか分からんぐらいに、単なる事務連絡以上の意味なく言われた。いや、別に意味が欲しいわけじゃないんだけど。
 ところでわたくし、数年前から売り場レジ打ちから、今の事務所伝票繰りの仕事になりまして。事務所に常駐するようになったのね。
 で、事務所っていうと、店長はじめ偉い人がいつもいて、本社の偉い人も来たりして、主任クラスがしょっちゅう集まってはミーティングしたりしてる。
 そこで、売上がどうの予算がどうの利益がどうのって話をしじゅう聞く日常になったんだけど。
 あれやね、しょせんわしはパートのおばちゃんなんやね。
 パートの時給があがる昇級試験は、まあ受けようかな、って気になるが、主任登用試験やら、正社員採用試験やらは、近寄ろうとも思わん。接客5大用語は覚えられても、利益計算とか言われても訳わからん。
 というわけで、ちょっと仕事がよくできるパートのおばちゃん、このへんが能力の限界でーす。

10月 その1

 ここ四国と言えば四国八十八ヶ所巡礼が有名であるのだが、うちの近所の寺が、『ミニ八十八ヶ所巡りコース』と銘打ってトレッキングコースを設置している。つっても、山ひとつぐるりと廻る遊歩道があるだけなんだけど、それでも88個のチェックポイントを設置しているので、ただ歩くだけより退屈しない。
 ここが、わしの小学校での定番遠足コースで。年度の終わり頃に、全学年のタテ割り班でここを歩くのが恒例行事だった。
 こないだ、市の広報を見たら、このコースは未だ健在で、むしろ市の健康増進課が『集印帳』まで作って配布して、積極的に市民をウォーキングに誘っていた。
 なので子供時代の思い出も兼ねて、歩いてみたいと思い、市の窓口に集印帳を貰いに行く。てっきり窓口カウンターに『ご自由にお取りください』な形式で配られてるようなものかと思ったら、名前と住所書いて申請するタイプだった。家族4人分貰っちゃったよ、なんか申し訳ないね。
 で、これを、子らも連れて歩きたいと思っているのだが、なにせただ山道を歩くだけのコース、ほんまに子らを連れて行って楽しいのかどうか、不満タラタラになるとこっちもつまらんので、まずどんなところか下見をしたい、と夫に一緒に行こうと申し出る(40年近く前のことだ、どんなかったか詳しく覚えてないわ)。
 しかし、手帳を貰った直後は、仕事休みの日は雨が続き、不要不急の外出を控えるほどの猛暑となり、なかなか行くに行けなかった。
 そして秋。行楽にも気持ちの良いシーズン。
 今度こそ行きましょうと、思ったらまた雨だ。どうしてくれよう。
 なお、手帳を貰った日付を見たら4月だった。何も言うまい。






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