2024年1月のごはん。 1月 その10 さてもうすぐバレンタインデーですね。 わたくし数年前から、バレンタインとなれば、ドラゴンボールパッケージのギフトを買うことに決めているのですよ。もちろん煩悩のために買うので、後々残るものを買う。そうして毎年、缶パッケージのものを買っては、その缶を身近な小物入れにして堪能しておるのです。 今年はどんなのにしようか、と売り場を覗いてみたら、なんか取っ手のついた缶バッグだって、これは小物入れには使えない、しかし別のものとなると、メラミンカップになって、これはこれで更に使えない。けどまあ、他に選択肢もなかったので、そのメラミンカップを買ったのですよ。 それがね、奥さん。 このメラミンカップ、ほどよい厚みで縁が丸くていい口当たりなんですの。思いがけずいいカップだったのですよ。 というわけで、株価急上昇、意外なところに出会いはある。 1月 その9 特徴把握訓練はなし、つづき。 江口は壊滅的に、人の顔を覚えるのが苦手だ。正確にいうと顔は覚えても顔と名前を一致させられない。いや、うそ、やっぱり顔が覚えられない。ま、今はその話どっちでもええわ。 判断がつかないことの一つに、人の見た目の年齢が分からん。よっぽどの年寄か、若人でない、中年ぐらいって判断できん。30代なのか40代なのか50代なのか。そして職場に勤務する人間って、だいたいこの年代。おおかたすべてが当てはまる。何歳だよいったい。 で、特徴把握訓練。「対象者は何歳ぐらいか」の項目がある。 たとえば本当は40代の対象者に、わしが50代って記録したのがバレると怒られるかなあ、というのと、わしどんだけ節穴やねん、とダブルで凹む。 関係ない話。 江口姉が昔、コンビニでバイトをしていて。コンビニレジは客層を調査するため、レジを打つ前にその客がどの年齢層なのかを記録するキーがある。 ムカつく若い客がきたら、「おまえなんて60代だ」と登録して溜飲を下げていたらしい。 特徴把握訓練をするたび、いつもこの話を思い出す。 1月 その8 職場にて。 『特徴把握訓練』という業務がある。 たとえば事務所に強盗が押し入ったとして、その犯人の特徴を瞬時に覚えられるようにする訓練だ。 っても、誰か特定の犯人役を用意して行うものではなく、毎日事務所に出入りする不特定多数に対して「よし、さっきの人の特徴を思い返して記録しよう」な流れでやっている。 さて、わしのいるのは店舗の事務所。事務所なんて、出入りする人間は限られている。そしてこの訓練、狭い範囲の人間関係の中で何年も繰り返している。つまり、記録用紙を見返しただけで「これは誰の顔について述べているか」がわかっちゃうんだな。また、特徴の項目で「服装:背広/作業着」とか「ひげ:あり/なし」みたいな、男性を前提とした選択肢になっていて、別に男性だけを対象にしなくてもいいんだけど、つい男性を対象にしてしまうため、ますます限定的に。 そんなこんなで、つまり、わしが誰かについて記録して、それを他の誰かに見られると、「ああ、江口(仮名)さんはあの人のことを、こんなふうに見ているのだな」ってのがバレちゃうわけだ。 なんかイヤ。 1月 その7 じつはずっと考えていることがあるんだけど。 トップページのカウンタ、要らんのじゃないか、と。 なんどか話題にしたが、あそこのカウンタはCGIを使っている。しーじーあい。詳しくはよく分からんが、難しいプログラム。 すてきページは、TikiTikiインターネットのサーバーを使っているのだが、TikiそのものではCGIは使えず、提携しているメディアミックスというところのサーバーを経由させて反映させることができる、というシステムになっている。 一昔前の、個人サイト時代では、CGIを駆使したカウンタや掲示板があろうものなら、スゲェ凝ったサイトの賛辞を得られたものだが(誇張)、その後レンタルカウンタや掲示板の台頭と、そもそも個人サイトの衰退、カウンタを見てもいない管理人の運営するぐだぐだページという令和6年の現状。いらんだろ、トップページのカウンタ。 という話題を、次のサイト25周年のときまでに覚えてたら、撤廃する。宣言した。カウンタ撤廃する。 周年記念ごとにサイトを削ぎ落としていくスタイル。終活かよ。 1月 その6 職場にて。 幸いわしは、職場では気のいいおばちゃんの位置にいる。菩薩の江口(仮名)さんと自称して、気安く消しゴム借りに来れるぐらいのキャラクターを作っている。 ところで、わたくしは事務所勤務、伝票刳ったり売上入力したり、そんな業務をしているほとんどはおばちゃんである。ほとんどは嘘。ぜんぶ。 そして売場はと言うと、売場責任者である主任ってのは、若い衆なんだ。20歳代30歳代の、若い兄ちゃん姉ちゃんなんだ。 なんで気安い場では、往々に、学生時代のノリみたいな言動がちらほらする。 さて先日、売場主任(若い兄ちゃん)が「あっ、江口さ〜ん、会いたかった〜」と言いながら、伝票片手に両腕を広げて近づいてきた。 なので江口も、同じように両腕を広げて近づいていったんだけど。 これ、ふたり接近したら、ハグになるよな? あかんで、このおばちゃん、その辺の兄ちゃんとのハグぐらい、平気でやっちゃうよ? いまのこのご時世、おばちゃんが若い兄ちゃんにそんなことしたら、案件だよ? ということに、2・3歩進んだ段階で気がついた。よかった、まだわしに理性はあった。 あと主任も、処理のめんどい伝票を見つけたらこっちに甘えてくるのは止めてください。 1月 その5 ところでわたくし、今の仕事になって以下略。 なんで海の向こうの親しくもない人から、質問の電話がかかってくるのか不思議について、ふと思い至ったことがある。 もしかしてわし、他の店舗からベテランと思われてないか。 いや、どんな職場でも、3年勤めりゃベテランと言われてもおかしくないと思うが。わしの前任者が店オープンの時からいる10年選手だったのと、他にもうちの店、オープン時からいる人がごろんごろんいるので、むしろ部門を点々としているわしは根無し草の側なんですが。 ともあれ、よくよく考えると、時々話題にする本社上司、このひとは産休明けの配属なんで、復職したときにはすでにわしがいたのな。 で、うちの課、質問掲示板なぞを設置して自由に発言できるようになっている。 そこを自分のブログかのように熱心に書き込むわし。 いやだからさ、仕事してたら分かんないことだらけで。同じ店で同じ業務をしている人間がいないから、なんも解決しないままのことが大量にあってさ。「電話して聞くほどでもない、次に会ったときにでも聞こう」って思ってたところ、そんな、自由に書いていいよと言われたら、書くさ。おかげであの掲示板、わしの発言ログしか無いよ。さっきからなんか表現が昔の人だよ。 というわけで、めっさ悪目立ちしているのだろうな、と今更ながら気がついた。大人しくしよう。 1月 その4 ところでわたくし、今の仕事になって約3年半。最初に異動になったときは前任者のトラブルの尻ぬぐいだって、まともに引き継ぎらしい引き継ぎもなく就いたわけです。 そりゃあもう、分からないことだらけで、おおまかな業務の流れは公式なマニュアルもあるし、本社の上司も教えてくれるのでなんとかなってるが、ちまちましたことになると、間違っていることにも気づかない。年に何度か、物流センターに荷物を送るのに、毎回ずっと事前に電話連絡をしていて、3年ぐらいたった時にふとそれを本社上司に話題にしたら、「え、なんでそんなことを?」とビックリされ、そこでようやくそんな手順は必要なかったことを知った。あと、センターに提出する配送用紙もこの時までずっと違う伝票使ってた。教えてくれや、センターも。 とまあ、わしがそんな状況なのは本社上司も知っていて、「なんかあったら電話くれ」と、電話番号をもらっている。もっと言うなら、他エリアマネージャーたちの電話番号ももらったし、あと近隣店舗のベテランたちにもわしの状況は伝わっていて、「自分がいなくても、他の誰でも答えられるから」とスタンバイされている。 というのは、べつにわしだけに施された救済策じゃないと思うんだ。たぶんどこの支店でも、同じようにペーペーにはベテランがついていると思うんだ。 なのに、なんでか海の向こうの岡山店から、わしにときどき質問の電話がくる。別に親しいわけでもないし、距離的に近い店ってわけでもないのに。 なぞ。 1月 その3 このお正月は家族でボードゲーム大会だぜー。 子らもそこそこ成長して、ルールというのを把握するようになり、ゲームがゲームとして成立しつつあります。まだ娘ちゃんが、負けることを極端に悔しがり、負けたら泣くのがめんどいところですが。 本日のチョイスは『モンスターメーカー』。去年も正月ごろにプレイして、わしがトラップ3連発をくらって撃沈したゲームですね。 今年のわしは大勢の仲間が集まり、大量のお宝を手に入れたはいいが、復路では手持ちのカードのすべてが戦う仲間たちとなった代わりに移動手段を失い、一歩も動けずやけっぱちで第2位の夫の進路にワイバーンをぶつけて全員力尽きた。 面白かったですよ。 1月 その2 相変わらずこんな体たらくですよ、その2。 土日じゃない休日なぞは、子らを学校へ行かせたあとに、だらだらゲーム実況なぞを見ながら二度寝するのを最高の快楽と思っており、いまだ飽きることなくそんな生活を続けております。 ところで、そんな実況動画を見ながら、ひとつ気になることが。 みんな漢字、読めんなあ。 こないだ、マイナーなゲームの実況を見たくて、いくつか探し当てたのでチェックしてみたら。冒頭でキャラメイクをする際に出てくる「騎士の嫡子」の「嫡子」でみんな止まる。5〜6人の動画をチェックしたが、ことごとく読めない。まだキャラメイクという序盤の序盤でそんなので、ストーリーが始まってからどうなるかは目に見えているので、そっと動画を閉じる。 いやさ、読める読めないはいいんだよこの際。ただ、ゲーム実況を謳ってる動画で、その実況が「え、これなんて読むの?」の連続だったときの萎え。 あと、言っちゃあなんだけど、あんまり人気のない実況者って、語彙が少ないな。感嘆語しかいわない。そう考えると、しゃべりを売りにしているプロの芸人ってすげえよなあ、と思う次第です。 1月 その1 あけましておめでとうございます。お久しぶりですね皆様。相変わらずこんな体たらくですよ。 とりあえず、ここ数日のはなしを。 クリスマスはまたローストチキン焼いてた。焼いてたのはいいが、ローストチキンって、焼くのに時間がかかるわ、サーブできないわで、たいがいやめてほしいんだけど、息子さんの強い要望と夫のおもしろがりで、今年も続行。娘ちゃんを味方につけて、「来年は娘ちゃんの食べたいものをリクエストしようと」の作戦で、からあげあたりに移行させたい。 クリスマスプレゼントは、息子さんには任天堂オンラインのアカウント。娘ちゃんはわたがし機。このわたがし機が挙動が怪しくて、なんかうまく作動せず「なんでやろ、(初期不良をことごとくぶちあてる)お母さんが買ったからかな?」と口走ってしまい、あわやサンタの正体がばれそうになる。 冬休みに入った子らに、まいどの宿題「お手伝いビンゴ」が出され、宿題協力のために大掃除をしたふりをする。 やっぱりおせちを作って、やっぱり伊達巻を失敗する。ついでに今年は松風(ミートローフ)も失敗した。こんなんばっかり。 とりあえず、全員健康。 今年もよろしくお願いします。 |