2024年2月のごはん。

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2月 その5

 『一九八四(新訳版)』(オーウェル/高橋和久・訳/早川書房)を読もうと思いました。チョイスの動機はバーナード嬢。ド嬢の影響力の強さよ。
 で、読み始めたのはいいが、なんか長い。退屈、いや、退屈とは違うんだけど。なんて言ったらいいか、激しい感情の起伏が発生しない。
 読み終わった感想として、面白いか面白くないかで言ったら、間違いなく面白かった。面白かったし、たぶん時間開けたらもう一回読みたくなるだろうとも思う。後味が悪いとか、スッキリしないとか、オチがないとかとも違う。
 なんだろう、どういえばいいんだろうかな、と考えて、別に宿題じゃないんだから、感想文書かなくてもいいじゃん、ということに思い至った。
 面白かったですよ。

2月 その4

 さて、エクセルで合計表を作ってるよ、という話のつづき。
 だいたいの小売店はそうだと思うけど、消費税の算出って、本体価格でずら〜っと計算した小計に対して8%なり10%なりをかけて消費税を出してると思う、うちの職場(スーパーマーケット)もそう。そして小数点以下は、切り捨てている。
 だから、その1回で計算したものを改めて2回3回に分けて計算しなおすと、小数点以下の数値によって誤差が発生するんだってばーーー!!!
 んだから、手動でちまちまと計算し、どっかの端数をどっかに移動させたり、あちこちで帳尻を合わせたりと、些末なことに手間がかかって、たかだか3枚の売掛伝票を作るのに1時間かかった。これではいけない。
 いけないと思ったので、その辺の自動計算と正否のチェックができるように入力表を作ったのです。
 そしたら、めさめさ膨大なチェック表が出来上がって。
 わしの構成センスが悪いわけじゃなくて、まさしくそんだけのチェック項目が必要な計算式を必要としているものであって。
 そら1時間かかるわな、と思った次第です。
 次回からは何とかなりますように。

2月 その3

 さて、相も変わらずエクセルで枠線を引いただけでドヤってる江口なのですが。しかしながらも、多少の独学で、簡単な合計表を作れるまでには成長いたしました。
 いま、店でやってる業務に、売掛伝票の作成がありまして。ひとことで言うと、ツケで買った商品の請求。これが意外と頻繁に発生する。その購入ごとに、ちまちまと「何を買ったか」の伝票を作成するのです。ただ作成するだけならいいが、購入品目ごとに項目を作成して計算して伝票を作る。
 ここで問題発生。
 あまりに購入品目が多いと、売掛伝票が1枚に収まらず、2枚3枚と作らなくてはいけない。そのたびに、それぞれの合計金額と消費税とを計算して記入する。
 この消費税が、狂ってくるのーーーーー!
 この話、続く。
 続けるほど大した話じゃないんだけど。

2月 その2

 前にも言ったかもしれないが、江口はロシアケーキに過剰な期待を抱いている。
 そもそもロシアケーキとはなんぞや、というところから話は始まるんだけど。
 詳しい定義は知らんが、分厚いしっとり系のクッキー、なのか? ジャムやナッツなんかで野暮ったくデコレーションされた、大きめの焼き菓子。でかさの割に意外と安い。というか安っぽい。おしゃれガトーとは程遠い、田舎臭いケーキ。けちょんけちょん。
 そんなロシアケーキが、江口は大好き。味がどうこうじゃなく、ロマンを感じる。レトロな雰囲気の、昭和ノスタルジーの、よーわからんがなんだかんだ。
 とはいえ、そんなに売ってるものでもなく、買う機会もない。憧れは憧れのまま、遠いところにいるのかと思っていたのだが(厳密に言うと、近所のケーキ屋で売られてるのを発見して、いつか買ってやろうと虎視眈々)。
 そんな江口の前に現れたのが、鈴屋のデラックスケーキ。うちの職場(スーパーマーケット)のローカルスイーツフェアで流れてきたのが入手できた。
 まず名前よ。デラックスケーキですよ。デラックスケーキですよ。おもわず2回言うてしもたわ。
 その銀紙包装。
 花柄の紙箱。
 ロシアケーキではないが、江口のロシアケーキに対する郷愁を見事に具現化したかのような古臭いケーキ。そしてめっさ美味い。惚れた。
 お取り寄せしたいほどに惚れたが、発送料1200円。かなり厳しい。
 またうちの店で買える機会を待つ。

2月 その1

 1月は居ぬ、2月は逃げる、3月は去るとはよく言ったもので、もう2月ですか。こないだ年明けたと思ったのに。もうちょっとで立春ですよ。店頭にフルーチェも並びますよ。
 そんなうららかな季節ですが、子らがダブルで風邪をひいております。咳と鼻水という微症状なんで、まあ薬局で市販薬買って来ての様子見なんですが。
 息子さんも春から中学生なんだから、たいがい錠剤飲めるようになってくれよぅ。
 と、責めることも出来んのよな。なぜならわしが、けっこう大きくなるまで錠剤飲めんかった。いったいいつから飲めるようになったか。
 そんなわけで、市販薬で様子を見ようにも、おこさまドライシロップぐらいしか選択肢がないので、こんなでかい図体におこさま顆粒でホンマに効くのかと疑いながらのここ数日。
 あと娘は、お菓子感覚でチュアブル錠を欲しがるな。




 



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