2024年9月のごはん。

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9月 その7

 裁縫欲はなし、つづき。
 イキオイで買ったぬいぐるみレシピの本に、娘ちゃんが食いつきました。
 ぬいぐるみって言っても、手縫いでちょこちょこと縫ったらできるタイプ。そして娘ちゃんは今年に小学校で手芸クラブに入り、それなりに裁縫のイロハを齧り始めたところ。ぬいぐるみの手法は半返し縫いなのだが、それもちゃんと理解しており、切り分けた布地さえ渡していたら勝手に縫うだろう、ということで、うさぎ型紙のパーツ切り出して渡す(これがまた、『はじめてのどうぶつぬいぐるみ』を謳っているだけあって、パーツ点数少ないし、縫う手順も簡単なんだな)。
 で、放っといたら、ほんまに自分で作った。
 そしたら娘ちゃん、味をしめて「次はくまを作る」と。
 んもう、わしパーツ切り出しめんどくさいねん。だったら型紙を切るところから、自分でやってや、と丸投げしたら。
 ほんまに自分で一から全部作った。
 そしてわしが仕事に行ってる間に、わしの許可なくかってにゾウの型紙切ってぬいぐるみ作ってた。誰が勝手に型紙切ってええ、て言うた。
 と、怒ってるふりをしてますが。言うてええか、娘ちゃんがレシピ本を十二分に活用してくれて、おかげでわしの責務が無くなった、これで心置きなく、次の型紙が買える。
 ありがとよ。

9月 その6

 まーた裁縫欲が鎌首をもたげているのでありますよ。
 ときどき起こる、なんか縫いたい欲。縫いたいと言いはするものの、材料費をいくつか使って縫うからにはそれなりに使う価値のあるものを作りたい。わけのわからんタペストリーとかで済ませたくはないのですよ。
 で、いま切実に欲しいのが、普段遣いのショルダーバッグ。
 上手にできるできないはさておいて、『縫いたい』と思えるレシピを見つけた。型紙は有料。なので買いたいと狙っている。
 しかしながら、江口は過去に、欲に任せてレシピ本やら型紙やらを買い、そのまま放置した前科多数。でもって、つい最近も、買っちゃってるんだな、『はじめてのどうぶつぬいぐるみ』(日本ヴォーグ社)。ちょっと前にツイッターでみかけて、なんか気になってブックマーク貼ってたのを、なんかイキオイで買った。
 ぬいぐるみですよ。タペストリーとか作りたくないなんて言ってる人間が、ぬいぐるみですよ。もひとつ使い道ないですよ。けど買っちゃった。なにやってんだろ。
 そんでもって、こんな全く手つかずピカピカ型紙を残してる状態で、新しい型紙が欲しいな〜なんて言うわけにもいかず。せめて作ったという既成事実をこしらえるために、こないだの休日、やっと重い腰を上げた。
 と、縫い始めようとしたら、娘ちゃんが食いついた。「自分も作りたい」と。
 この話、つづく。
 最近、日記更新するたびに日にち跨ぐ形式やな。コンパクトに話題まとめる能力が下がってんのかいな。

9月 その5

 あれからHTMLで罫線チャレンジして成功したんだけど。
 管理職の隙をついてパソコン奪うほうが楽ってことがわかった。
 なんでもチャレンジするってだいじ。

9月 その4

 そういや整形外科でのはなし。
 坐骨神経痛のケがありますが、痛み止めを飲んだら治まるので、時々飲んでなくなったら貰いに行く、という状況です。
 先日は、いつも飲んでる薬では痛みが収まらなかったので受診。いつもと違う先生だったけど、まあレントゲン見て、「すべり症としてはごく軽度」とは言ったものの、「どうする、MRI撮影する?」って聞いてきて。
 え、そんなに簡単に撮影できるもんなん、MRI?
 いや、受けられるんなら、今日だったら時間あるし、って言ってたら、看護師さんと技師さんがなんか話しして、「今からできますよ」って。そーなんや。
 20年以上昔に受けたことあるけど、数日前から予約取っていったような。MRIじゃなくてCTだったかもしれんが。どっちでもええか。いや、違うんか? 分からん。ともかく。
 で、20分ぐらいで撮影が終わって、「またお呼びしますので待合で」って言われたので、検査室から診察室へ移動して長椅子に座った瞬間に呼ばれた。そうか、データ撮影やから、現像とか要らんねんや。
 あと、診察費検査費ぜんぶ込で5千円で済んだ。最近の医学すげえ。

9月 その3

 江口はなんだかんだ持病がある。持病なんで完治することはなく、ときどき思い出したときに病院に行って診察してもらって、「ま、異常ないですね」って返事を貰って帰る。
 いや、分かるよ。定期検診だいじ。定期検診で「異常なし」って言われるのだいじ。なんだろなー、そのたびにかかる時間と診察費は、免許更新料みたいなもんと思っとったらええのかなー。
 正しい行為なのは百も承知さ。でもさ、今病気でしんどい人たちで埋まってる待合室に、緊急性も自覚症状もなく座ってる申し訳無さって、どないしたらええやろ。そんでまた、通ってる病院ってのが近所の個人診療所なんで、予約もなんもなく、ふらりと立ち寄ってふらりと受け付けするの。せめて予約制だったら、正当な受診者として居場所があるのだけれど。
 とりあえず、整形外科と婦人科と眼科と行ってきて、ちかぢか歯医者も行く予定。たぶんどこも異常なしです。

9月 その2

 職場でパソコンが使えない話、つづき。
 ワードパッドなんて人生で初めて使うかもしれん。最初にパソコン買ったときには一太郎があって、ずっと一太郎ユーザーだって。パソコンが変わるたびにわざわざ一太郎を入れ直して。先代のパソコンなんて購入するときにわざわざオプションでワードとエクセル追加させたのに、頑なに一太郎を使ってて。で、今のパソコンは一太郎もワードも入れておらず、ホームページビルダーの画面で文章を書いている。それはともかくとして。
 そう、本来パソコン上での文字入力はWindowsアクセサリに付属されているメモ帳なりワードパッドなりを使うものであって、装飾等の便利な機能が備わっている文章作成ソフトはあとから付け足されたものであった。文章作成といえばワード、というマイクロソフトの抱合せ販売があったので誰も気づかず存在も忘れていたが、いたんだよ君が。ワードパッド。
 というわけで、用紙設定を封筒長形3号にしてさ、相手先住所を書いてさ、ひと住所いちファイルで保存してさ、できたわ住所録。
 もうさ、古代魔法を発掘して使ってる気分。昔、椎名高志だったかが、『デジタル作画が当たり前の世界で突如システム障害が発生し、「やれやれ、最近の若いもんは」と言いながらGペンを出す古老』なネタを発言していたが、そんな気分。分かる?
 あと欲しいのは罫線で。いっそHTMLで書いてブラウザに表示させたものを印刷できないか、とチャレンジしたがうまくいかない。なまじ会社のパソコンってぜんぶ繋がっていて最終的には本社の情報管理課に見られてるので、自分ちのパソコンみたいに好き勝手できない。だいぶ好き勝手してはいるのだけれど。

9月 その1

 職場にて。
 相変わらずパソコンが使えないのですよ。年度末ごろにあったシステム障害から、いろいろ復旧はしたもののパソコンに使用制限がかかって、主だった機能は管理職しか使えないようになって。
 メールや報告フォームで情報をやりとりしているのに、みんな何でもかんでもプリントアウトしちゃうので、それを抑止するためにもその判断というのはわかる。わかるが、印刷したいのは指示書やデータファイルだけじゃない。例えば見出しシールとか、集計表とか、末端の現場で使うちょっとしたものを印刷したいときもあるのだよ。そりゃ、手書きでやれ、って言われたらそれまでなんだけど。
 わしなんかは、取引先に郵便物を出す業務が頻繁にあって、その宛名書きだけでもどうにかできんか、と考えた。
 いろいろ悩んで、店経費でスタンドアローンのパソコンとプリンタでも買ってくれんかな、と検討したりもした。しかし今の時代、ネットを繋がず使うというのはなかなか制限がかかる。ユーザー登録ひとつ手間がかかるっての。んじゃあ、管理職が席を外した隙をついて、エクセルで住所録を作って勝手にフォルダ増やして保存しようともした。けど、店で使ってるのがMicrosoft365で、これはわしも触ったことがないのでいまいち使い方がわからん。わしがわからんものを、他のスタッフと共有できるわけもなく。最終的に、A4用紙をええ感じに分割してプレーンテキストで書いた住所を印刷したものを、ハサミでチョキチョキして封筒にノリで貼ったらええやん、というとこまで行き着いたのだが。
 そのプレーンテキストをメモ帳で作ってる途中で気がついた。
 そうやん、Windowsアクセサリの中には、ワードパッドがあるやん!
 あるやん!
 この話、つづく。
 


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