色で見る江口的評価
A.とてもいい作品 B.普通の作品 C.面白くないぞ作品
このページで取り上げた作品 【邦:邦画 洋:洋画 ア:アニメ】
タイタニック【洋】 ポセイドンアドベンチャー【洋】 青春デンデケデケデケ【邦】
ドラえもん のび太の結婚前夜【ア】 ジャック【洋】 CUBE【洋】
12モンキーズ【洋】 恋する惑星【洋】 ブエノスアイレス【洋】
タイタニック
20世紀FOX ¥3,800 196分
監督◇ジェームズ・キャメロン
出演◇レオナルド・ディカプリオ
ストーリー◆豪華客船・タイタニック号の船体は沈没後も回収されずに海底深く眠っていた。その調査を行っていたグループは船室から“碧洋のハート”と呼ばれる宝石を飾った豪奢なペンダントを発見。彼らの元へ、一般人では知ることの出来ないその宝石の名と存在を知る老女から連絡が入る。彼女こそ、あの事故での数少ない生存者だった。
彼女の口から事故の実状が語られ始める。そして同時に、船上で一つのロマンスが有ったことも・・・。
初手からこんな作品を持ってくるしかなかった(補足説明・このコーナーはこの作品からスタートしました)江口の鑑賞経験不足を泣くよ。メジャーなモノから書いたほうがいいと思ったんだけど。
いきなり喧嘩売ります、どこが面白いねん、この映画。
レオ様、顔だけの役者やん。
『ロミオとジュリエット』で一躍人気者になったレオ様、すごい話題だったからどんな役者なんだろうと期待してました。『タイタニック』最初の登場シーン。賭カードでレオ様が乗船券をゲットしようとしています。勝ちました。友人と二人分のチケットが手に入りました。二人抱き合って大喜びです。とても無邪気に喜んでいます。レオ様可愛いです。「みんなこの顔に騙されたんやな〜」。第一印象決定。
よくセリフを聞け。感動しないぞ。あのお方の演技は。
そして3時間以上の長編。苦痛です。長編を気取るなら、それだけ中身のあるヤツを用意しろ。あの沈没シーンをカットしたら1時間は減るぞ、絶対。そんなCGに金かけて、それがウリか、そんなものが。
江口は、どれだけ金をかけたかを宣伝文句にしている映画は基本的に信用しないことにしている。以上っ!!
・・・めちゃくちゃ苦情来そうだな。
江口もそんな気にするなら、ハナから書かなきゃいいのに。
ポセイドンアドベンチャー
20世紀FOX ¥16,500 117分
監督◇ロナルド・ニーム
出演◇ジーン・ハックマン
ストーリー◆ポセイドン号は紳士淑女だけが乗船することが許された豪華客船。毎日の祈祷のために老若二人の牧師も同乗し、快適な船旅が約束されていた。そこに突然の津波・転覆。老牧師と大半の乗客はその場で救助を待とうとするが、若牧師はわずかな賛同者たちと自力で脱出しようとする。だがこの巨大な船は、彼らに簡単に出口を開かなかった。
『タイタニック』の後にこの作品を持ってくる江口はチャレンジャー。しかも赤ランク。実際はそんなに面白くもないんだけどね。ストーリーなんかどこにでもありがちな展開だし。こういうのはいかに話を持っていくか、どこで強調するかの違いで、基本的な話はどんなモノでも似たり寄ったり。
これも長め。2時間ぐらいだけど。鑑賞には耐えられます。大丈夫です。ハラハラしっぱなしです。一応ラブストーリー的な要素も有りますが、味付け程度でメインじゃありません。話は、本当に脱出できるのか、それだけです。そのためだけに登場人物たちは走り回ります。もちろん脱落者たちも出ます。ものすごく出ます。ちなみに最後に生き残ったのは『タイタニック』で生き残った人数とほぼ同じです。
船が本当に広いんだとよく分かります。脱出口を求めて色んな所行きます。迷宮のようです。どうしても脱出できないような危機感が伝わります。
一つツッコミを入れるとすれば、ま、予想はつくと思いますが生き残るのは主役の若牧師チームです。で、いい子にして待ってた老牧師が助からないで、無謀な行動に出た方が助かるというのは、生まれてからずっとイイコの江口には納得いかん。
青春デンデケデケデケ(温情評価)
パイオニア ¥15,450 135分
監督◇大林宣彦
出演◇林泰文
ストーリー◆時代は少し昔。地方の田舎に住む高校生がベンチャーズの曲に衝撃を感じ、自らもバンドを結成しようと奮闘する青春コメディ。何せ一からのスタート、まずはメンバー集めに始まり、楽器の購入、そのための重労働アルバイト、練習場所と発表場所の確保、そしてバンド名の命名と問題は山積み。しかし彼らの若さはそんなことはお構いなし、どこまでも突き進んでいく。
・・・。いやね、洋画ばっかりだとアレだから邦画も紹介しようと思ってね・・・。で、江口のHPはこんなにも地域に貢献しているんだぞ、というところも見せつけとこうと思ってね・・・。・・・。ごめん。
舞台は江口が今も住む香川県観音寺市。原作者・芦原すなおが実体験を元に作った話です。映画化の話になって、ご想像がつくとは思いますが、観音寺市は街おこしムード一色になりました。市をあげて撮影協力。主人公の通う高校が実在の高校で、そこでもロケが行われました。江口の在学中です。しかも当時江口の所属していた演劇部に、出演依頼まで来ました(事情があって出来なかったが)。生徒も先生も撮られた。実際知人も映ってる。
それはいいんだ、たぶんどんな街でも有ることだろうから。ただ、観音寺が田舎臭いのはその後。映画特需をいつまでも引っ張るなよ。なんでいつまでも「撮影風景の写真販売中」、「観音寺デンデケ記念バーゲン」、格好悪ぅ。
で、今日気がついたが、ダイナマイト格好悪いモノ発見。5月30日、NHK BS2で9時間たっぷり香川県紹介番組をするらしい。松本明子という、なんちゃって讃岐人を迎えて。そこでの企画「あの『デンデケ』での伝説のロックバンド再結成ライブ!!」。どうにかしてくれ。そしてメンバーも、断れよ。
話は面白いです、テンポも良くて。とくにアルバイトのシーンが好きです。佐野史郎出てるし。江口佐野史郎好き。またかっこいい役で出てるんだわ。若手俳優は方言が違和感ありありですが、ベテランはすごく自然です。
あと、南野陽子も出て話題を呼びました。登場シーンを捜してみてください。難易度“ウォーリーを捜せ”。
ドラえもん のび太の結婚前夜
東宝 6/11レンタルのみ 43分
原作◇藤子・F・不二雄
声◇大山のぶ代
ストーリー◆以前ドラえもんとタイムマシンで未来に行き、しずかちゃんとの結婚したことを確認したのび太だが、最近どうも不安になる。そこで再び未来に行き、結婚するその日を見ようとするが間違って前日に到着してしまう。ついでということでそのまま結婚前夜の新郎新婦の様子を覗こうとするのび太たちだった。
本気で面白そうと思って観に行った訳じゃありません(劇場に観に行った。23歳[当時]女一人で)。やはりドラーを名乗る以上このぐらいのチェックは入れるべきかと。TVアニメの方は全く見てませんが。メイン作品は『ドラえもん のび太の宇宙漂流記』でした。『結婚・・・』は、ドラえもんズと共にそろそろビデオ化の筈です。もうなったか?
確かTVシリーズでもこの話やったと思うが。で、相当感動した記憶があるんだが。記憶違いでなけりゃ。曖昧。
劇場版観ながら、原作との違いにチェック入れる自分を客観的に見て、「あ、自分もオタクになったのかな」と思った。そりゃ親も心配するだろう。う〜ん、原作のあるアニメって嫌いだ。絶対原作を越えてないもん。大人になってからドラえもん見ると、あ、藤子・F・不二雄たちは天才だったんだと分かるね。たかが子供向け漫画にあそこまでシニカルな要因平気で入れられるな、と。今頃の子供向けはおこちゃま漫画だもん。
で、劇場版。もう大人のび太君が優しすぎ。迷子の子猫を空港の飼い主まで届けたり(江口がしずかちゃんなら、こんなことにつきあわされるの嫌だ)、土手で寝転がって下敷きにしてしまったタンポポを支えたり。ご覧になったお母様方は安心してお子さまに見せられるでしょう。しかし、そんな小細工が作品をしょーもないものにしてるんだい。
ま、対象年齢を大幅に超えた江口が言うべきコトじゃないね。それにたぶんお母様方も気付いてらっしゃるでしょうから。
どうでもいいが、何で藤子不二雄、分裂したの? 仲悪かったの?
ジャック
ブエナ・ビスタ ¥16,000 114分
監督◇フランシス・フォード・コッポラ
出演◇ロビン・ウィリアムズ
ストーリー◆妊娠三ヶ月で、早産でもなんでもなく産まれた男の子。誰もが首を傾げたが原因が判明、彼は人の4倍のスピードで成長する奇病だったのだ。ジャックはそのまま成長、10歳なのに40歳の容姿を持ってしまう息子を母は表に出そうとしなかったが、意を決して普通の小学校に入学させることに。周りはもちろん困惑したが、子供たちは次第にうち解けあっていく。しかし、ジャックは気がついてしまった。人より早く成長すると言うことは、人より早く死ぬかもしれないと言うことに・・・。
よし、ツカミ作品をいくつか紹介したので、そろそろ江口の好きなヤツを紹介していく。
人から「何の映画がすき?」と聞かれたら、江口は真っ先にコレをあげる。コレを初めてみたとき、江口は号泣した。家族に気付かれないように、タオルを口に当てて、声を殺しながら泣いた。今も上の紹介文書きながら泣きそうだ。初めてだこんなの。コレまでは『天使にラブソングを・・・2』が江口ベストだったのに、軽く越えた。
江口はビデオを借りるとき、他のビデオに入ってる新作情報を見て借ります。で、『ジャック』は一見コメディでした。おっさんが屋根裏部屋で探検ごっこやったり、同級生に頼まれて校長先生のフリをしたり。だからそのつもりでみてました。そしたら、その「死ぬかもしれない」展開になって。ああもう、その後ジャックは自棄になったりするんですよ。で、すごく死に対して恐怖を感じてるんですよ。自分の10歳ぐらいの頃思い出してみようや、死ぬって凄く怖かった記憶無い? それをロビン・ウィリアムズ怪演。すごいやロビン(呼び捨て)。もうハマったね、江口。以来ロビンのファン。
CUBE
ポニーキャニオン ¥16,000 111分
監督◇ヴィンチェンゾ・ナタリ
出演◇モーリス・ディーン・ウィント
ストーリー◆気がつくと不思議な部屋の中に倒れていた男。四面の壁と床・天井と6つのドアがある。不思議に思いつつ隣の部屋に入るとトラップが作動、男の身体は立方体に切り刻まれてしまう。また別の部屋では別の男女が併せて5人。彼らはトラップの存在に気がつき、お互い協力しながら脱出をしようと行動を開始した。
なんか、話題作だったのに単館ロードショーで、映画フリークは大変だったそうな。香川でも一カ所で特別上映会開いて、それがすごい話題だったらしい。
で、ビデオ化になってようやく見れましたが、借りたのは日本語吹き替え版。いや〜〜〜〜。吹き替え嫌い〜〜〜。特にこの作品の吹き替え、変〜〜。本来ならそんな落ち着ける状況じゃないだろ? なんでそんな淡々と話してるんだ? という吹き替えだった。メジャーな声優が演ってたにも関わらず。
そんなわけで評価は中途半端。
展開はありがちでした。真っ先にリーダーシップとって仕切たがるヤツがトラブルメーカーになって、一番足引っ張ってたのが一番役に立って。
この巨大なキューブがどこに存在してて、何故その建造物の真ん中の部屋にいて、どうやって入ったのか最後まで分からない。本当に脱出出来るのか? と見終わった後も引っ張ります。字幕版で見るべし。
しかし、“脱出モノ”ばっかりだ。好きなわけではないのに。
12モンキーズ
松竹 ¥15,000 130分
監督◇テリー・ギリアム
出演◇ブルース・ウィリス/ブラッド・ピット
ストーリー◆謎のウィルスにより人口の99%を失った近未来。残された人々は地下に潜り、ウィルスの謎を解明すべく、事件の発生した時代に、肉体・精神共に強靱と判断された一人の囚人を送り込む。任務が成功すれば終身刑を大幅に減刑。だが送り込まれたのは予定より更に6年昔。そこで彼は精神病扱いされ病院に強制入院となる。
初めてブラピ様を見ました。すげえ、かっこいい〜〜〜。なんか、レオ様と人気を二分する俳優と言われていたが。ブラピすてき〜〜〜。でも“人気が二分”じゃないね、“役割分担”だね。レオ様にこんな汚い役は出来んだろうし、ブラピにフィリップ(『仮面の男』でいたいけな子犬のような役)は出来ん。オンナの趣味によって人気が別れるんだろう。
えー、作品ですが。面白かったです、はい。130分と言う長さにも関わらずあっという間に見れました。ブルース・ウィリスが過去で精神病院に入ってそこで女精神科医と出会うんですが、過去と現在を行ったり来たりして、本当に自分が精神病なのか正常なのか混乱していきます。キーワードが随所に出てきますが、すっきりしていてヨイです。
ツッコミどころ。�@終身刑になるほどの極悪人をなぜいつまでも調査員にしておくんだ? でもブルース・ウィリスだから許そう。 �A逃亡中に変装しようとヅラをかぶるウィリス。怪しさ爆発。 �B‘12(twelve)’を‘twenty’と読んでた江口を誰か笑え。
恋する惑星
日本コロムビア ¥15,800 102分
監督◇ウォン・カーウァイ
出演◇トニー・レオン/フェイ・ウォン
ストーリー◆町中ですれ違った二組の男女のラブストーリー。一組目の男は先日恋人に振られたばかりの警察官。彼は踏ん切りをつけようと、5月1日の自分の誕生日を区切りに、それまで恋人が戻らなければ諦めようとする。そのためにその日に賞味期限が切れるパイナップルの缶詰を買い込んでいた。結局はその缶詰を一人で片づける羽目になるのだが、その前日に謎の美女と知り合い、ホテルへと・・・。
率直な感想は、「可愛い!!」でした。もう男も女も。あの音楽もいいね。男性なら1話目の、麻薬密売人の女との危険な一夜、女性なら2話目のバイト先によく来る警官への片思いが好きかも知れない。金城武、たしかこの作品で日本ブレイクしたと記憶しているが。今や日本のTVドラマにも平気な顔して出ているが。余談だが、彼のファンだという知人が金城を‘きんじょう’と読んでいた。
2話目のヒロインがフェイ・ウォンなんだが、警官相手に犯罪ぎりぎりをしている。不法侵入やら薬物混入やら。犯罪か。しかも手袋持参の確信犯だ。でもそんなことも許してやりたいぐらい可愛い。あのベリーショートヘアもいい。しかし一番いい味出してるのは、その四人が交錯するピタパンサンドの屋台の親父。
ブエノスアイレス
日本コロムビア 98分
監督◇ウォン・カーウァイ
ストーリー◆よりを戻してはまた喧嘩別れする一組のゲイ・カップル。今回もまたやり直そうと、アルゼンチンへイグアスの滝を見に行くことにした。しかし途中で車が故障、そんな些細な事でまたも喧嘩別れ。だが今回は事情が違う、ここまで来てしまって帰る旅費が無い。しかたなくブエノスアイレスで仕事に就き、それぞれが生活を始めていた。
苦痛でした。たった98分が。退屈。
もう見ていて鬱陶しい、一組のサディストとマゾヒストの痴話喧嘩を延々見せられる。そんなチンピラみたいな男さっさと捨てろよ、とか思うが、そうやって頼られるのが好きな人種が居るんだからしょうがないね。で、この‘攻’男が悪いのかと思ったらそうじゃなくて、‘受’男が悪いわけでもなくて。ワレナベにトジブタって関係。サイアクの関係だ。ゲイとかそういうの関係なく。普通のヘテロでも居るだろうし。でもそういうのが合ってる場合もあるんで、悪いとは言えないのが辛い。
ウォン・カーウァイ、このカメラワークが好きなんでしょうか? ちょっとスローモーションいれたりの。とっとと進行しろよ。
で、途中、厨房で働くシーンになるのだが、この辺りから食べ物がよく映る。そういや『恋する惑星』でも屋台が出たり、なんだか食べるシーンが目立った。わざとか? 香港映画界の流行か?