FAQ6
DC2におけるボリューム関係(組み合わせ)
- ○:特に問題なし。
- △:一部、問題あり。
- TYPE1-VSAM
- TYPE1-VSAMが存在する場合、処理後当該データセットへのアクセス時、障害が発生する恐れあり。(実際のボリューム容量とカタログ上のボリューム容量が異なるため。このへん、TYPE-2 VSAMになると問題なくなります)
- TYPE1-VSAMは、基本的に作成時と同じボリューム容量のボリュームにしか処理できません。(TYPE1-VSAMの宿命です。VSAMユティリティ(JSCVSUT)を使えば別ですよ)
- 論理VTOC
- ボリューム容量が変わりますので、論理VTOCユティリティ(JBYLVUT)を使用して、論理VTOCの再編成もしくは再作成をする必要があります。
- ×:処理不可
- 1:容量大=>小へのボリューム単位の処理は不可。
- 2:装置タイプが異なるので不可。
- ○:特に問題なし。
- △:一部、問題あり。
- 1:論理VTOC
- 表1の△と同じ
- 1:TYPE1-VSAM
- TYPE1-VSAMは容量の異なるボリュームへ処理できないので、TYPE1-VSAMを含んでいた場合、エラーになったような気が…。 (^^ゞ
- エラーにならなかった場合、表1の△と同じことがあります。
- 2:容量大=>小
- ボリューム容量が小さくなるので、ボリューム単位での処理ができませんので、DC2が自動的に全データセットを処理するようにします。
- (よって、VOL1(IPLレコードを含む)、VTOCおよび、論理VTOC(有効な場合)は処理対象から外されます。)
- このとき、出力先に同じ名前&属性のデータセットが存在しない場合は、エラーとなります。
- データセットが存在しない場合、自動割り当て(ALLOC=Y)の指示をしておけば、DC2が自動的に割り当てます。
- この場合、DI=Y(データセットの位置が異なってもよい)& PU=Y(満了日付を無視)を指示しておいたほうがいいでしょう。
- (IDSNオペランドでデータセット名を指定したのと同じことです)
- ×:装置タイプが異なるので不可。
- ○:特に問題なし。
- △:一部、問題あり。
- 1:TYPE1-VSAM
- 表2の△1と同じことがあります。
- ×:装置タイプが異なるので不可。