団長、ナンリの「ナンリーのサポーターズＰａｒａｄｉｓｅ！」は高松シティエフエム、「ＦＭマリノ」にて第二、第四金曜の０８：２０〜０８：３５放送中。みんな聞いてね。

　みなさんのご意見は必ずマイクに乗せますので、これからもどんどん投稿よろしく！待ってます。

※このコーナーでは前回放送分の内容を抜粋してお送りします。

　優子さんと二人でお送りしています。

サポパラ５月２４日号

なんり「ナンリーと」
Ｕ子さん「Ｕ子の」
ご一緒に「サポーターズパラダイス！」
なんり「みんなぁ！心の準備はいいかぁぁ！！！」

Ｕ：まずは先日発表された代表メンバーですが、ナンリーさんのコメントは？
団：私の予想した２３人のうち、３人外れでした。でも、秋田君にはさすがに驚きました。が、ゴンが入ることも俊輔が外れることも当たり！でした。　まずはその中村俊輔君ですが、やはり反響大きかったですね。彼自身は本来トップ下、つまり司令塔の位置を希望していたんですよ。しかしそこにはヒデがいる。そしてもうひとつは恐らくトルシエのみならず、彼のファン全員が少なからず心配していた俊輔の「フィジカル」面での心配が影響したんでしょうね。結局Ｗ杯後のＲマドリーへの移籍もここがネックでした。あと、左ポジションには小野君が帰ってきた。三都主も来た。そしてあの名波君も外れた、ということはこのポジションは特別厳しいフルイにかけられた、ということですね。確かに彼のセットプレー、ＦＫからの得点は大変精度の高いものですし、必要かも知れません。しかし今度の大会はＦＫだけで評価する基準では通用しなかった、ということです。
Ｕ：では秋田選手とゴン中山の「役割」って何になりますか？
団：二人とも前回の９８年のフランス大会、日本が本大会初出場を決めた大会に出場しています。それに皆さんご存知の通り、ゴンは唯一の９３年ドーハの戦士です。ベテランの加入は、この経験が特にメンタル面で大きな影響を与えます。・本大会臨戦体勢の強化　・プレーヤーとしてのティームへの影響、の大きな二つの効果が期待出来ます。彼らの出番は少ないか、ひょっとすると殆どない、或いは全くない可能性もあります。しかし大会期間中ティームそのものへ与える影響は恐らくそれ以上に大きなものがあるハズです。それを監督やスタッフは望んでいます。
Ｕ：なるほどね。で、今夜はスウェーデンとのテストマッチがある訳ですけど・・・スウェーデンってＷ杯に出てますよね。
団：注目点はいくつかあります。まず
　　・この期に及んで一時的にせよベストメンバーを組むのか。
　　・逆にこれまでにない、そして本番で試す新たな布陣を試すつもりか、
　　・新しい選手を、或いは新しいポジションを試すなら、監督はそれを敗戦のエクスキューズにするつもりか。
　　私は結果は問わない方が良いと思います。あくまでテストマッチなんで「まーた負けた」とか言って喜ぶのはマスコミだけです。それより私が心配しているのは、これ以上ベストメンバーでやると勝っても負けても世界中に日本の手の内全部さらけ出すのか！、ということです。本番直前にマジでやるのは日本と韓国くらいじゃないですか？まったく経験のなさ、っていうのはこんなとこに出るもんですね。なにしろ韓国の新聞は一昨日イングランドと引き分けて「決勝ト進出間違いなし！」ってやっちまったんですから。（笑）
　　さあ、もういちどまとめてみましょう。冷静な日本サポーターの皆さんは次のポイントに注意するときっと面白いですよ。
　　・フラット３はどうなっているか。（そのまま勝負してるか、手直しの跡が見えたか）
　　・ノルウェイ戦の反省点は修正されているか。中盤でのパスミス、そのフォロー、相手
　　　に対するプレスは適切か？大型プレーヤーへの対処策はとられているか？
　　・攻撃はバリエーションのあるものか、或いはそれを隠しているものか？
　　・個々人の持ち味を出しているゲーム運びか、或いはそれを隠しているものか？
　　　そう、ここにきたらもう得意なパターン、新たな作戦は絶対に隠しておかないといけま
　　　せん。その余裕が日本にあるかな？？？
Ｕ：さあて、出場各国が毎日ぞくぞくとキャンプ地に到着して大歓迎受けてます。なんかホントに盛り上がってきましたよね。
団：その通り！ホスト国の一国民としてとても嬉しいですよね。お向かいの岡山の美作町にもスロベニア来てます。もうそりゃ地元は大騒ぎさ、って感じ、羨ましいですね。世界一の「日本の心のおもてなし」でホスピタリティを発揮して欲しいです。Ｕ子さん、Ｗ杯が素晴らしいのは、この放送でも何度も言っていますが、五輪が市主催なのに対してＷ杯は国ですからね。こんなふうにほぼ日本全国に世界中の選手団がちらばる訳です。たくさんの日本の県市町村が世界中に告知される訳ですよ。トータルで試合会場の場所のみならず、こんなキャンプ地でも地元一般人との接点がとても広い。勿論非公開練習もありますが、長逗留です。さっそくＪリーグとの練習試合や地元高校ティーム、少年団との交流、そして市民レベルでの国際交流。この効果は凄いですよ。サポーターも続々来日してます。今はインターネットや国際交流も進んで、受け入れもあまり問題ないと思いますよ。おっと韓国ではさっそくフーリガンの強制送還第一号も発生。注意です。それはそうと、今夜サポーターズクラブ高松の東京支部長、藤冨氏がドイツ大使館主催の選手歓迎会＋壮行会に招待されていて、四国のサポーターにコメントを貰ってくることになっています。ＧＫのカーン主将を狙うと言っていましたから、次回楽しみにしててくださいね。
Ｕ：残念なことに四国では試合もキャンプもありませんけど、何か私たちが出来ることはないのかしら？
団：本屋さんに観戦ガイドブック山ほどありますから、是非好きな選手のいる国から探して下さい。それから対戦カードの結果予想。勿論、日本の試合は魂込めて応援することですね。それだけでももう立派にＷ杯に「参加」ではなく「参戦」していることになりますよ。
Ｕ：そしていよいよ来週金曜、待ちに待った「開幕」です。で、ナンリーさんの当面の予定はどーなってんですか？マリノの放送は大丈夫ですか？
団：３1日にソウルで開会式＆開幕戦。日本での開幕戦は翌日６月１日の新潟です。とりあえずこの試合、アイルランドｖｓカメルーン、そして翌２日の茨城でのアルゼンチンｖｓナイジェリアを観て来ます。その後５日のドイツｖｓアイルランド、これも楽しみにしているんですよ。その後はまたその都度・・・・移動先や現地からもどんどんレポートしますんで、絶対楽しみにしててくださいね。