過去の観戦記(1999年7月8月分)


8月28日(土) 京都3−1神戸 西京極 by 団長

 京都のカズを観に行った。さすがに西京極始まって以来の入りでほぼ客席は埋まった。いつもは数少ないマスコミ、メディアもカメラの大砲列である。前半は周囲の動きになかなか合わないカズだったが、後半に入って随所に往年のキレが出てきた。そして待ちに待った「ドカン」。あのバックステップを踏んでのヘッドはとても美しかった。あれはとても難しいヘッドなんですよ。93年10月21日、アメリカ大会予選の対北朝鮮戦。前半28分ラモスのフリーキックに合わせた1点目を思い出す。マークの中の極めて狭いスペースで、しかもピンポイントに合わせたボールは自分よりマイナスに飛んで来た。一歩かあっても二歩、わずかなバックステップから相手ディフェンスを振りきって、顎を思いきり引いて決めた「お手本ヘッド」だった。あれと同じ。

 2点目はごっちゃんゴール(死語?)とか言われてるけど、得点は得点。復帰第1戦目で2得点とは素晴らしいと思いました。試合後のインタビュウで「パスのスピードがクロアチアに比べて遅いと感じた」と言われてしまった日本のプレーヤーの皆さん、それでも彼をロートルと呼べますか?


8月28日 C大阪2vs3浦和(長居) by Fujita

 やったぁ!勝った!勝った!勝った!勝った!勝った!^^

 今日は選手もサポーターも勝ちたいという気持ちが出ていた。長かったぁ。前半3分コーナーキックをロボが押し込み先制。今日は行けるかもと思う一方、早すぎる時間帯に不安も。すると、直後にPKを与えてしまい振り出しに。その後は一進一退、滝田のスーパーセーブでなんとか失点を防いだ。お互いに足が止まり始めた後半25分にノブヒサが右サイドを駆け上がりそのままゴール! 30分には左から永井がゴール! 38分には不用意なバックパスから1点を返され、はらはらどきどき。

 試合終了と同時にみんな選手を迎えるために最前列にかけよった。感動的1勝。まだまだこれからだが、選手の気迫も感じられた。これから連勝街道まっしぐらだ!

 この日、スタジアムウエディングが行われた。13000人近い出席者(?)の前で、試合前には新郎新婦の始球式が、ハーフタイムには結婚の誓い・指輪交換・キスなどが行われた(*^^*)。もちろん浦和サポからも暖かい拍手が送られた。そして良い引き出物(勝利)をいただきました。ありがとう!


8月 9日 宝塚0vs2OKI(ユニバーサブ) by Fujita

 解散した日興などから大幅な補強を行ったOKI。DFは大部(元日興)と佐藤(元フジタ)を中心に安定。大部は前線にボールを供給し攻撃の起点にもなっていた。佐藤は最初、得意の左足の精度がなくミスも目立ったが、徐々に精度を取り戻し巧守に貢献した。
 先制したのはOKI。怪我の中断後、大部がGKに返したボールをGKがハンブルし2点目。これ以外にはあまり見所はなかった。佐藤の左足とスピードを活かすには、2列目がいいと思うが、守備の安定のために今は仕方がないかも。


8月 8日 田崎2vs1ベレーザ(ユニバーサブ) by Fujita

 神戸中央がW杯に向けた建て替えのため、神戸ユニバーサブでの開催。だが、観客席とピッチの間にはトラックなどがあり遠い。かなり観戦しにくい。
 追い風を計算し、ベレーザGKの頭を越えるループで田崎が先制。その後も追加点を得た田崎ペース。後半にベレーザが1点返すもそのままタイムアップ。
 今年から外国人選手が禁止になりレベルダウンは否めないが、去年までと選手が大幅に変わって勢力図も大きく変わりそうだ。親会社の景況をもろにくらって大変だが、今は我慢の時期。地道に強化を図り、次回のW杯・オリンピックを目指してほしい。


8月 7日 京都2vs1浦和(西京極) by Fujita

 今日の浦和は、前半の守備以外にいいところなし。前半30分FKをザッペッラが頭で押し込み先制。安定した守備からこのまま勝てるかと思われたが、後半足が止まった守備を振り切ってパウロに同点弾を決められた。終了間際87分には、同じようにDFを振り切ってまたもパウロに決勝弾を決められた。
 小野のいない浦和の攻撃にはチャンスらしいチャンスがない。ボールを持っても、京都の早い寄せに潰される。これで、崖っぷちランキング3位だ。もう後がないぞ! しっかりせい浦和!


7月31日 観戦記 大塚2−3横浜(鳴門) by 三宅

 7月31日といえば長居でのオールスターではなく、鳴門での大塚FC対横浜FCの試合にいってきました。試合開始1時間前に競技場に到着。結構いいスタジアムでした。バックスタンドは芝生席でしたがゴール裏はイス席でしたし。バックスタンド中央には芸術的な聖火台もありました。土曜のナイトマッチということもあって観客数も2000人以上入ってました。

 横浜FC側のゴール裏にいって前回会ったサポ達にご挨拶。たくさん名刺を戴いたり写真を撮ったり撮られたり。

 さあ、試合開始。立ち上がりは大塚ペース。横浜はゴールポストに助けられてなんとか守っていたものの、オープンスペースを使われ失点。ただ大塚の選手がトラップの時にハンドでは?とういことでDFの動きが止まってしまいました。ゴール後主審が副審のほうに行ったのでハンドかどうか確認に行ったのかと思いきや、タッチラインぎりぎりまできて抗議していたリティ監督に注意に行ったのでした。「JFLの審判レベルが・・・」というのは開幕当初から言われてましたが、今回も「ん〜」と思いました。横浜にはPKのチャンスがあるもパベルが失敗。その後試合はどちらかといえば横浜ペースで前半終了。

 後半、なかなか得点できない選手と安定しない主審のジャッジに切れたリティ監督が初の退席処分。それから横浜の動きが良くなり有馬の得点、大塚が追加点を入れるも横浜も2点追加し逆転勝ち。試合後ゴール裏で歌って踊って楽しんできました。

 横浜FCサポのみなさん、天皇杯4回戦の丸亀で待ってます。


7月31日  総員花形選手東西合戦寸考

 7月31日長居オールスター戦。自分でも何を観に行ったつもりかもわからないままに、久々に大阪のサッカー狂の友人数人と足を運んだ。世代交代が叫ばれているA代表の面々、2次予選に意気込む若手、そしてJの大ぺテラン、遊んでる選手、やや真剣な選手、発動機全開の選手。色々なサッカーの中で、柳の怪我があった。釜本は「あんなゲームで怪我するな」と言っていたが、これは一体どーゆー意味なのか。所詮オールスター戦は「花相撲」なのか。ナイフ振り回せとは言わないが、長居オープン以来2番目という大入りのお客さまは決して廉くないチケットを買って来ている。みんな「選ばれた選手による見応えのあるエキサイトサッカー」を期待して来た人達である。私は柳沢が気を抜いて怪我をしたとは思えない。それでも尚一生懸命走る選手。明らかにボディコンタクトを避けている選手。笑いながらタラっている選手がいる。釜本さん、あなたは協会の重鎮の座にありながら、花サッカーで高い料金を取って、真剣勝負にこだわらず、尚怪我をした選手をなじるというのはどーも解せません。

 帰路、ホームで最後までプレーを諦めず、地元に大ファンの声援で決勝点をもぎ取ったモリシがなんと爽やかであったことか。でも他にも何人かの選手はよく頑張っていたし、ま、今の日本のオールスターってこんなもんなのかな、・・・・・なんとなくやっぱイイゲームだったとしよう、と思いこんで高松に帰ってきました。みなさん、どーですかね?

 今週のナンバーはみんな読もうネ:団長


7月31日 J-WEST3vs2J−EAST(長居) by Fujita

 スタジアムに着いておどろき。以外に入っていたからだ。大阪でこんなに入ったのは久しぶり。なのに選手はなぜか気が抜けていた。動きが遅い。数年前なら、”負けず嫌い”の外人選手が本気でぶつかり怒鳴っていたのに・・・。ギド(ブッフバルト)、ドゥンガなどだ。気の抜けた日本人選手に囲まれ、ピクシーがかわいそうだった。

 開始からしばらくはEASTの時間。前半だけでも3点くらいは取るチャンスがあったが、ことごとくはずしてしまう。後半開始からしばらくは、みなさんだらだらモード。WESTが先取点を決めてから、エンジンスタート。それまでほとんど消えていた中村が得意のループで同点に。直後、ピクシーのゴールで突き放すが、中村の2点目で追いつく。このまま終了で、2得点の中村がMVPかと思われたが、終了1分前森島がゴールゲット(ゴールとともに時計は90分に(ロスタイムがあと1分))。ラスト1分で森島がMVP。ホームの選手が活躍したのでまぁいいか。大阪が盛り上がるのであればね。

 中村は、後半の後半(?)よく頑張ったが、やはりピクシーとの差が歴然としていた。ピクシーからいろんなものを盗すめたかな。

 前半と後半の後半は面白かったのでとりあえず○。来年は気合いの入った外人選手に期待(もちろん”負けず嫌い”なら日本人選手でもいいが・・・がんばれ日本人!)。


7月11日 大塚1vs2デンソーVゴール(徳島) by fujita

 今日は相性のいいデンソーが相手。しかし、結構攻め込まれた。大塚は先制するも絶好の得点の機会を逃すと、後半には追いつかれてしまう。そして、Vゴールを決められた。

 先日、サポクも協力した鳴門競技場の改修が決まったようです。これで、大塚がJ2・J1を目指すためのハードは目処がついたわけです。あとは地元徳島の盛り上がりで大塚を動かしてください。