自作分光器

自作分光器

自作できる簡易分光器には、回折格子やCDを使用したものがありますが、いずれも覗き込むコンパクトなタイプ(覗き口が1cm角程度)で写真撮影ができません。
写真撮影のため、カメラレンズを差し込むタイプの自作分光器を作製しました。


必要なもの

設計図? 回折格子シート(アセテートフィルム 500本/mm)
※300×150mmでなんと4800円
カミソリ(スリットに使用 2枚の刃を向け1mm程度の隙間をあける)
テープ(黒の製本テープが光を通さない)
段ボールの箱・筒(カレンダー入れ)、墨

作り方

段ボール箱の内側を墨で塗りつぶす。
カミソリの刃2枚でスリットをつくる(隙間は1mm以下にする狭い方がシャープになるが暗くなる)。
8cm角の回折格子を貼り、レンズ用の筒を取り付ける。

※かなり暗いので、フィルムはISO400〜800、シャッター速度は1/60〜1秒程度。

(2002/1/12、TAKA)

白とは?(2)分光
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