茶 色 ちゃいろ
RGB #664422
CMYK C00 M22 Y44 K99
 
茶を染料として染めた布の渋色を“茶色”といったのが由来。

「四十八茶百鼠」は、江戸元禄時代以降に江戸庶民が生んだイキな色いろいろで、茶系統の色が48色、鼠色系統の色が100色もあった。
代表的な茶系に「白茶」「海老茶」「丁子茶」「梅茶」「柳茶」などがある。
海老茶、 丁子茶、 白茶色


茶色と緑茶

 お茶と言えば、日本ではグリーンティー(煎茶)が主流。茶色の由来は・・・?
茶の葉は、落ち葉や枯れ葉と同じく、干すと茶色くなる。日本のお茶も、江戸時代中期までは、干してから煎っていたようだ。すなわち、お茶は茶色だった。!(^^)!

 江戸時代中頃、宇治の製茶業者が蒸すことにより葉緑体の変化を抑える画期的な方法を考案。
以後、お茶の色は緑となった(^_^)v

 ウーロン茶は半発酵、紅茶は発酵させたもので、それぞれ特有の色や味わいをしている。

(2006/2/19、TAKA)

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