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(8)碧の曲玉

　今年のオシドリ池はどうもおかしい。元来オシドリは用心深いので、池の淵の薄暗い木陰に潜み、わずかな人の気配でも飛び去ってしまうのだ。（非常に撮影が困難！！）

　ところが年末にオシドリ池を訪れたときには、かなり接近しても逃げない（風が強かった？）。さらにしばらくすると、木陰から離れ10羽程度で編隊を組み移動し始めた。オオバンやカワウも合流している。この池では見かけないホシハジロは編隊を組み、中央付近を爆進。見たこともない水鳥の大パレードだ(*^_^*)（写真取り放題(^_^)v）

　何か起こるに違いない！と、新年再訪。藪中の秘密の撮影ポイントに潜んで観察・撮影。オシドリは、対岸の木陰でプカプカ浮かんでいる。近くでカルガモが２羽丸くなっている。薄暗くてハッキリしないが、緑っぽいやつが数羽･･･、オシドリじゃない、コガモ･･･？。薄暗くて双眼鏡でもハッキリしない。撮影して拡大してビックリ！！

　トモエガモ!(^^)!、まさかのトモエガモ(^_^)v（下右写真）、しばらくすると、10羽近くが編隊を組んで対岸付近を右左に移動のスペシャルサービス(*^_^*)（下中写真）　

　　　 　　　 　　　 　　　

オシドリの中に･･･(^_^)v		トモエガモ３羽		正面顔がそっくり(*^_^*)

　トモエガモ（巴鴨）：昨年東の方で１羽出現し、けっこう話題となった覚えがある。パッチワークのような顔が印象的。眼を中心に渦巻いているような模様があり、特に眼あたりは碧の曲玉の様に見える。

　トモエガモとオシドリの正面顔がそっくり（上右写真、左側トモエガモ・右側オシドリ）。ともにドングリを食べると言う共通点あり。

　巴：巴投げ、三つ巴等の回転・渦巻きの意。屋根巴瓦は、水流による火除け。巴の字体は、右回転の曲玉に見える？

（2018/1/9、TAKA）

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