Computer

コンピューター編

モバイル接続
ＮＺではモバイル環境(携帯電話)でのＩｎｔｅｒｎｅｔ接続はまったく普及していません。
モバイル接続が可能な携帯電話は長期契約が必要な「月極め方式」の携帯電話のみで、その携帯電話は”最低契約期間が２４ヶ月です」。
つまりワーホリの期限の倍ですので購入できませんね。さらに途中解約すると、膨大な罰金を支払うシステムになっています。
しかし、WESTWINDなどのエージェントなどではレンタルの携帯に月々10ドルくわえるだけで使用可能です。しかし、入力は英語です。
日本と比べても明らかに通信環境はよくありません。
また、携帯の接続料金は日本よりも高いです。送受信に1通約 40cです。

コンピューター接続
海外へ持っていくなら英語力とコンピューターというぐらいです。メールをしたいからコンピュータを持っていくという人は多いです。
しかし、コンピューターに知識がある人が前提です。どうしてかというと、とにかくトラブルが多いのです。
”接続できない、昨日まで使えた”というのは日常茶飯事で日本のように簡単にはいかないです。
”盗まれた”話もよく聞きます。日本人が性能の良いノートコンピュータを持っているのは有名です。
僕が薦めるのは、メールがしたいだけなら、ＩｎｔｅｒｎｅｔCafeを使った方がいいでしょう。InternetCafeはＮＺでは普及していますので、ほとんどの有名都市ならあります。
また、最近はコンピューターを持ってきたせいでホームステイとの関係が悪くなってしまった人も日に日に増えてきています。
人様の家庭にお邪魔する身分で電話回線を占領するのはどうかと思います。僕の場合、家族が寝静まった頃、大体10時過ぎから使っていました。

携帯型コンピュータ接続
つまりWindowsやMacなどのノートパソコンではなく、WindowsCEやザウルスなどのモバイル端末のことですね。
答えから言うと”基本的には可能”です。僕の知り合いでもザウルスやモバイルギアを持って来て、内蔵モデムで接続してメールの送受信のみに使っていた人はいます。
しかしHP閲覧などはちょっとつらいようですね。やはり画面が小さいなどの限度があります。

InternetCafe
不安になるのが”日本語でメールが送受信できるかどうか？”ですね！
AucklandやChiristChurchなどのワーホリの人が多い都市には、たいてい日本語環境が使えるコンピュータが置いてあるInternetCafeがあります。
そこから日本語のメールを送受信することが可能です。日に日に日本語が使えるコンピューターが置いてあるインターネットカフェは増えています。
日本語環境が設定されていない英語版のコンピュータだと、日本語のメールは読めません。正確には文字化けするのです。　
なぜかというと、英語版のコンピュータは日本語という文字自体を持っていません。
InternetCafeの料金ですが、Aucklandなら60分・2・3ドルが一般的でしょう。(2002年6月現在)。かなり安くなっています。

世界中で便利なHotmail
ホットメールというメールアドレスを無料で提供してくれるという非常にありがたいサービスがMicrosoftより提供されています。
メールソフトが要らず、HP閲覧をするブラウザー上からメール送受信ができるという非常に便利なシステムですね！
メールはhotmail.comから送受信可能になり、メールソフトの設定などもなく、ブラウザからメール送受信するようになっているので非常に便利です。
無料メールサービスなので世界中で多くの人が使っています。また、世界中どこからでもインターネットにつながる環境さえあれば、メール送受信が可能という非常に便利なシステムです。
メールセットアップも最初の申し込みだけです。日本語は使用するコンピューターが日本語使用可能な環境なら使えます。
心配しなくても、ある程度有名な町ならインターネットカフェがあり、そのすべてがこのホットメールを中心に仕事として成り立っているのです。
従来のメールアドレスの送受信は、このホットメールアカウントにのPOP3システムを使えば可能です。(ただし、2002年7月中旬から有料)
100%可能という可能性はプロバイダによるので、日本で一回試してみたほうがいいでしょう。
これについてはプロバイダごとに違うので試す以外にありませんね。

Hotmailのメリット
①　無料でInternetCafeが非常に普及しているNZなら自由にメールの送受信が出来る。
　　 AucklandやChristChurchなどの大きな町なら日本語が使える環境になっている場合も多いので安心。
　　日本語環境が整ったコンピュータなら日本からの日本語のメールも読める。
②　ノートコンピュータを持ってこないで済む。別の言い方をすれば、荷物が減るし、盗難の心配もない。
③　世界中で使われている非常に有名なシステムであるから、世界を旅したときにもそのまま使える。
④　自分が契約しているプロバイダのPOP3メールの受信が出来る。これは非常に便利ですね。(ただし、2002年7月中旬から有料)
　　世界を旅していも、自分のメールアドレスについたメールの送受信がホットメールを通じて出来るのですから。
Hotmailのデメリット
①　日本語のメール送受信は日本語が使える環境のPCでないと出来ない。
②　ホットメールサーバーが時々ダウンする。つまり、ダウンしている間はメール送受信ができない。
③　しばらくの間使っていないと自動的に削除される。

コンピューターを持ってくる上でのインターネット接続問題
日本とは環境がまったく違います。設定から接続できないときの対処方法を知らないといらいらするだけです。
これは日本でも同じですが、ＮＺでは日本での対処方法が通用しないときがあるのです。
僕のようななれている人間でもイライラするような問題は時々起こります。

システムエラー問題
実はかなり多いのですが、”「起動できなくなった””接続が出来たり出来なかったりする””接続できるがメール送受信が出来ない」などなどなどなど書いていたらきりがないほどのトラブルにあっている人がいます。中にはＷｉｎｄｏｗｓ自体のシステムがおかしくなっており、システム自体の再インストールが必要なケースも多いのです。
自分で対処できないならコンピュータはただの鉄くずです。また、ＮＺにある日本人がやっているコンピュータ会社がありますが、その多くは非常に高い金額を取ります。(ここでは中傷になるのでその会社の名前は書きません)　　その反面、中にはまれにいい会社もありますが、ワーホリの人にとっては高額なのには変わりません。し、そんなことに悩むのはどうかと思います。

接続料金
日本のプロバイダをＮＺで使うと「ローミングサービス料」が通常1分・30円くらいで課金されます。(詳細は契約しているプロバイダにお問い合わせください)　
そうなるとちょっとしたメール送受信でもバカになりません。
また、ＮＺのプロバイダに加入すれば確かにかなり安く接続できるようになりますが、引越ししがちなワーホリで、どこでも接続できるほどいい場所にばかり住めるとは限りません。
ホームステイ、フラットと状況によっては接続できないのです。それで悩んでいる人が結構います。
僕は運がよかったかどうかはわからないけど、接続に苦労したことはそんなにありませんでした。
NZでのプロバイダの使用料はだいたい月20～30ドルです。通常、NZのプロバイダーはフリーダイヤルに接続するので電話料金はかかりません。

ハード的故障
機械的な故障が起きたらどうしようもないです。世界でサポートしているコンピュータもＩＢＭなどからは発売されていますが、全て英語でのサポートです。
また、壊れればその期間は使えないし、世界では片田舎のＮＺですから、交換するパーツがなくて輸入するのに時間がかかるなんて言うこともざらでしょう。

ソフト的故障
ソフトの故障なら最悪の場合、再インストールをすれば修復できます。そのためには、リカバリソフトやバックアップソフトを携帯しておくことが必要です。
知識がある人ならそう難しいことはありません。

盗難
最近は日本人がノートコンピュータを持ってきているのが有名になってきました。つまり、それ目当ての人間が徐々に出てきているのは事実です。
保管は自分できっちりするようにしましょう。

住宅問題
引越し先でコンピュータが使えないケースが多いのです。
モデムと回線の相性問題。(世界規格モデムでも起きます)
電話回線を使わせてもらえない。( 許可が出ない場合もあります)
今までは市内局番から電話していましたが、「08**」から始まる専用交換の番号からダイヤルするようになります。
そうしないと電話代がかかるのです。

インターネットを使うために必要なもの（コンピューター接続）
・パソコン（付属のCD・FD、説明書）
・モデム（内蔵、カードモデム）
・変圧器（240V対応であれば問題なし）
・コンセント変換器（O型）
・イギリス式の電話コンセント　　

　　　　　
　　　　　　変圧器・変換器　　　　　　　　　コンセント変換器