どういう形で住むか?

ホームステイ
はじめにホームステイをするのはいいかもしれません。違った国の文化や習慣を直に体験できるからです。
ホームステイについてはあまりよい話しを聞いていないというケースが多くないでしょうか?
やさしい家族がほとんどです。嫌なところだったから話題になるだけです。酷いところもまれにありますが。
実際最後までとまどったことがあります。”食器を洗った後ゆすがないのです”そう、シンクに水をはり洗剤で洗うのですがそのまま食器網へ。
NZでは水は非常に貴重であまり使いません。シャワーも必要最小限のお湯だけで済ませます。
ホームステイをホテルなどと勘違いしている人が多いのも事実。
”食事がまずい””日本ではこうだった””洗濯はしなくてはならない”こういう事をいっているような人はそもそもホームステイには向きません。
ホストファミリー側だってどんな人が来るのか心配しています。変な人が来たら家族だって嫌がるということを忘れないでください。
我々は普通の生活をしている家族に入り込んでいくということを決して忘れないでください。
また、ホストファミリーは細かいところに気づいてくれない家が一般的です。
日本とニュージーランドの生活習慣や感覚の問題ですので、こればかりは仕方ありません。だから海外生活体験になるのです。
自分の事はすべて自分でしなくてはなりません。 日本ではないのです。私たちは海外生活体験をしているのです。


僕の滞在していたホームステイを紹介
7週間申し込みました。Cityからバスで3stage約30分のところにあってすごく静かでいいところでした。
家族はお父さんお母さんと4人の子供がいて、僕以外に4・5人ほどがホームステイしていました。チェコ・韓国・中国・タイ・台湾などいろんな国の人がいました。
でも、子供の相手をするのはかなり大変でした。本を読んだり、おもちゃで遊んだりと。
しかし、あまりにも良い家族でした。

フラットとは?
日本でいう所のアパートメント? しかし個人主義ではなく、部屋だけが個人用に与えられ、シャワー(NZの習慣上、通常風呂はない)やトイレやキッチンはすべて共同で使うというもの。
形式としては色々あり、日本のアパートのような建物のようなものから、フラットのように個人の一軒家の一室をフラットとして貸し出すような家までいろいろある。
ちなみにNZではこのフラットスタイルが一般的で、日本のように完全個人主義のアパートメントなどはそれほど普及していないし、非常に高い。


バックパッカーズ
ドミトリー(相部屋)中心の格安の宿のこと。日本では見かけないがNZでは一般的。
宿によって評価が分かれるのでできれば宿泊を決める前に内部や設備を見せてもらう方がいいかも。
また、たいていはキッチンやシャワーは共同で、また、ひとつのドミトリーで男女相部屋になることもまれでない。
世界各国の旅行者が集まるところなので、ルールやマナーに気を付けたい。


値段の相場
ホームステイは場所にもよりますが、Auckland近辺では、
週にNZ$180前後が平均相場。
フラットは週にNZ$90〜120が平均相場値段は安い所でNZ$70なんていうのもあるが、汚いのが一般的。
値段と比例すると考えた方がいいのではないでしょうか?ただなかにはラッキーがあるようです。そういう所は皆動かないから空きが出ないようです。
アパートメントは、週にNZ$250前後が平均的。ただしそれ以外に諸費用(水、電話、パワーなどのなど)の支払いが必要。
さらには家具も揃えなくてはならないところもあり、それらなどで非常に高くなってしまう可能性があります。
日本人はこの個人主義のスタイルを好む人が多いので、お金にゆとりがある人はアパートメントスタイルを好む人がいます。
バックパッカーズは、週にNZ$120〜180が平均相場。ドミトリーつまり相部屋だと安いけど、人間関係や神経質タイプの人にはちょっときついかも?

ニュージーランドでは、風呂の湯船(bathtub)に浸かるという習慣があまりない。

シャワーが一般的で、ホームステイをするにしても、バックパッカーズ等の宿に泊るにしても、ニュージーランドにいる間は、湯船に風呂にゆったりとつかるような機会はなかなかないと思っていた方がいい。

ホームステイのシャワーは5分以内?
NZのシャワーはちょっとくせ者。ホームステイの時にホストファミリーから「シャワーは5分以内」って言われました。
NZの給湯事情で一般家庭ではタンクにお湯を作り溜めしてそれを少しずつ使うシステムになっています。
そのため、日本の感覚でジャージャーとお湯を使ってしまうと、タンクが空になってしまって、次にお湯がたまるまで水しか出ないという事態になってしまう。

そんな給湯事情を知らないうちは、シャワールームに入ってから出るまでが5分だ言われていると思って、「そんな無理な!」と困惑したなんていう笑い話も聞く。
日本人にとって、入浴時間というのは、リラックスタイムという意味合いが強いと思う。だからこそ長風呂になったり、シャワーであってもお湯の感触を楽しむようにゆったりと浴びたりする。その点、NZでは、本来の入浴の意味 ―体の汚れを落とす― に主眼が置かれていると理解しておくといいかも知れない。体を濡らして、体・髪を洗って、流すという最低限の入浴行為に、実はそれほどの水量は必要ではない。

バックパッカーズやユースホステル
バックパッカーズやユースホステルであっても、基本的に給湯システムは変わらない。
もちろん普通よりタンクの容量は大きいので、一般家庭ほどは気にせず使えるものの、宿によっては遅い時間になるとお湯が出なくなってしまうところもある。
そのため、バックパッカーズではシャワータイムは早めに取るようにした方が間違いない。
また他の人のためにも、宿であってもお湯の節約は心掛けたい。
NZのバックパッカーズやユースホステルのシャワールームにはじめて入ると、すこし戸惑うかもしれない。
個室の扉を開けると、いきなりシャワーがあって、脱衣スペースや服を入れるカゴなどはなにもないことが多い。もちろん洗面器なんてものもない。
壁にフックがいくつかあるので、そこに脱いだ服や着替えをひっかけてシャワーを浴びることになる。

そこでちょっとした入浴テクニックをいくつか。
入浴には布製のトートバックがあると便利。片方のヒモを壁のフックに掛けて、カゴ代わりに使う。
スーパーのビニール袋でもいいけど、ある程度しっかりした布地の方が立体的に形がキープできてカゴがわりとして使い勝手が良い。

体を洗うタオルは、ナイロンで出来た垢擦りタオルのような吸水が少ないものが便利だ。タオル地のものだと水を吸いすぎて、洗面器を使わないNZでは石鹸分をすすぐのが難しい。バスタオルはかさばるので一切持たない。体を拭くなら、日本手ぬぐいを絞りながらで十分OKだし、あんな乾きの遅いものを使っていたら、翌朝移動のときも荷物のパッキングに困ってしまうではないか―。

以上、ニュージーランドの入浴・シャワーについて、思いつくことをつらつらと書いてみた。