NZはどういう国?
南半球のニュージーランド、日本とは季節が逆の国。だからこそ南十字星や右巻の渦巻きなど新しい発見がある。
国土は日本の四分の三、そこには国立公園が点在し、国を挙げて自然環境の保護に取り組んでいる。
大都市でも車で1時間も走れば緑と羊の群に出会う。
アウトドアを楽しむもよし、マオリ文化に浸るのもよし、南半球の楽園での楽しみ方はいっぱいある。
リピーターの多いのもこの国の特徴だ。
地理
首都はウェリントン
ニュージーランドは日本から南東へ約9000kmの南半球に浮かぶ南北2島とスチュワート島をはじめとする周辺の島々からなる国です。
全長約1700km、最大幅約450kmと日本のように南北にながい地形をしています。
ちょうど日本の72%(本州と四国をあわせたくらい)の広さに相当します。268,670平方キロメートルで海岸線の長さは15,134kmです。
赤道を軸として、この国は日本とほぼ正反対の位置にあるため気候などの自然環境も日本と良く似ています。
氷河や火山、原生林などダイナミックな自然と伝統的な文化に育まれた大地は北欧で見られるような神秘的なフィヨルドから3,000m級の山々が連なるスイスアルプスのような山岳美、
環太平洋造山帯の一部である山々が海岸線と平行に連なり、その一部では今でも火山活動が見られます。
南太平洋の熱帯を彷彿させる気候風土、そして英国的な田園都市風景まで、この国には〜地球の箱庭〜とよばれるのにふさわしい魅力あふれる景色がいたるところに点在しています。
それと、世界で最初に1日が始まる国の1つとして知られています。
気候
南半球にあるこの島の緯度は日本のそれとほぼ同じで、そのため季節が正反対になります。
年間の気温差が8〜9度と小さく(東京22度くらい)日本のように明確な四季の変化は感じられません。一年を通して温暖な西岸海洋気候です。。
しかし一日の中に四季があるといわれるほど一日一日の気温差は大きく、そのため夏でも朝夕は長袖が必要な場合もあります。
全体を通じて降水量は冬季に多く、中でも南島西海岸の一部ではかなりの雨が降ります。しかしこの雨こそ西海岸の雄大な自然を造りだしているのです。
雪が見られるのは主に山岳地帯で、平地ではめったに降りません。そのため緑が一年中生き生きとしています。
暑くも寒くもない過ごしやすい気候です。とても快適な暮らしが送れるでしょう。
時差
夏には、サマータイムを利用しており10月の第1日曜日の午前2時から1時間針を進め、翌年の3月の第3日曜日の午前3時にまたもとの時間にもどります。
このとき日本との時差は4時間になります。(通常は3時間)
日本人にとっては暮らしやすい国の一つだと言える事ができます。
人口
ニュージーランドにはヨーロッパからの移住者、先住民族マオリ族など370万人が暮らしています。
人口の割合は、やはりイギリス系が多く、オランダ系やフランス系を合わせるとヨーロッパ系が87%を占めることになります。
マオリ族は9%。残りの4%はアジア系移住者と太平洋諸島系で構成されています。
しかし、ここ数年中国・韓国からの移住者がかなりの勢いで増しています。その結果、今年8月からNZへの永住権の規定が今以上に厳しくなりました。
公式の言語は一般に使われるのが英語でその他にマオリ語があります。
人柄は実に誠実で親切です。そのため治安が良く安心して旅をすることができます。
祝祭日
1/1 元日 New Year's Day、1/2 New Year's Holiday、2/6ワイタンギ・デー(建国記念日)4/13グッド・フライデー(聖金曜日)
4/15イースター(復活祭)4/16イースター・マンデー4/25アンザック・デー(軍事記念日)
6/4クイーンズ・バースデー(エリザベス女王誕生日)10/22レイバー・デー12/25クリスマス
12/26ボクシング・デー※グッドフライデーとイースターはキリスト教の歴によって毎年変わる