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NZで気づいたこと

非常に健康的？
NZのほとんどの家族が寝るのが早く、起きるのが早いです。
平均して寝る時間は10時でしょう。そして7時に起きるのがNZの一般的な家族ですね。土曜日、日曜日は少し遅めですか。
だから夜型生活が当たり前の日本人からしてみると非常に？？？である。
理由はNZという国を考えたら当たり前で、夕方5時にはほとんどの店が閉まり、テレビだって夜は11時を過ぎたら面白い番組なんてなんにもない。
その前に、ゴールデンタイムだって面白い番組なんて無いのですね。僕の唯一の楽しみが日本で言うロードショーつまり映画ですね。
だからホームステイを出て、日本人が多いフラットに移ると、フラット自体が日本のときと同じ夜行性の生活をしているところも多い。
でもやることが無いので、この退屈さに絶えられなくなる人が多いのも事実。何をするのかいつも考えて生活していました。
1年の海外生活とわりっきっているから我慢できるのかな？　

治安
ニュージーランドやオーストラリアは、日本でいわれているほど安全ではありません。
世界のほかの国に比べれば安全なのかもしれませんが、日本と比べると危険です。日本より安全な所はないのかもしれません。
　地区によってはかなり危険な所もあるし、危ない話も耳に入ります。安全な地区はありますが、それでも日本のように気を許すことができません。
新聞でもたびたび物騒なことが話題になります。また、車を燃やされた、頭を刺されたなどの被害に遭った日本人もいます。
夜中の1人歩きなど、危険を呼び寄せるような行為は謹まなければなりません。ニュージーランドは、世界で2番目に女性に対する犯罪が多いといいます。
もちろん、女性に限らず男性も夜中の1人歩きは危険であるに違いありません。車の中の見える位置に財布をおいて出かける、鍵をつけっ放しにして車を離れるなどもってのほかです。
　他にも、最近は、麻薬問題も取り沙汰されるようになり、高校生までもが大麻を使用、所持しているというニュースが最近も話題になりました。

公害
一般的に、ニュージーランドは、公害とは無縁であると思われており、公害を出す国に対して断固とした態度をとっています。
ですが、実際の公害、環境対策は日本より明らかに遅れています。
　例えばゴミ問題に限って見るとします。日本の場合は、かなりの地域において不燃物と可燃物の収集が行われており、不燃物の分別収集もかなり浸透してきていますが、
いまだに不燃物を可燃物も区別なく収集されていきます。電池や電球なども週たった1回しかないゴミの日に、同じゴミ袋に入れて出してよいのです。
　また、工場もないのに空気汚染が激しいです。これは、冬季に使われる暖炉のためです。冬季のひどいときには、数100m先でさえもかすんでしまうほどです。
一般的な住宅のほとんどには暖炉があり、みんなが寒くなると一斉に使うためにこのような問題が起こるのです。暖房器具が日本に比べて20年近く遅れているとはいえ、空気汚染に遭遇した日本人の多くは、この状況を打開するために何らかの措置が取られるべきだと思うでしょう。

約束
非常にゆったりと時間の流れるニュージーランドでは、「何時にどこどこへ来てください。」とか、「何時に電話して。」などという約束をしてもなかなか守られません。
　電話がかかってくるのでと思ってずーっと待っていても一向に電話がかかってこないことなどしょっちゅうです。
あまりにも遅いのでこちらから連絡すると、返事は決まって、「あぁ、今ちょうど電話しようと思ってたところ。」です。
最初は、「そうか。」と納得していましたが、慣れるに従ってみんな同じようにこの返事をするということに気付きました。
しかも本人たちは、少しも悪気がないような素振りです。彼らは、時間を守らないというよりも、時間通りにきちっと物事を行うという概念がないようです。
我々に限らず、ニュージーランドで生活していた人は皆同じような経験をしているようです。

個人売買
ニュージーランドでは不要になった物を個人売買によって売り買いすることが極めて盛んです。
誰がどんな物を売りたいかという情報は、週末の新聞のClassifiedのコーナーやCommunittie paperと呼ばれる個人売買専門の週刊誌から得ることができます。
このため週末の新聞は膨大な量があり、まるで日本の正月のような分厚さです。

物を大切にする
ニュージーランドでは日本では見かけないような古い車がたくさん走っています。
　この「古い物」というのは車に限った話ではなく、電気製品や日用品などありとあらゆる物を古くなってからでも大切に使っています。
我々の使っていたテレビももはや日本では見かけることも少なくなってきた大型のリモコンもないテレビでした。
また、人が1度使った物を繰り返し使うことは抵抗の大きい日本人もたくさんいると思いますが、ニュージーランドやオーストラリアではそんなことはお構いなしです。
それゆえ、再利用も盛んで、中古品の店もたくさんあります。個人同士での中古売買も盛んで、ガレージセールなどもしばしば目にします。
また、ものが壊れるようなことがあっても、すぐに買い換えたりはせずに、簡単な修理なら自分で行ってしまうという人も多いようです。
　日本は、一生懸命働いてお金を稼いで大量生産し大量消費する国ですが、ニュージーランドは全く逆で、あまり働かず、収入も少ないし物もあまりないが、
消費も少ないという国なのではないかと思います。

食器の洗い方
ニュージーランド人の食器の洗い方にはさすがに面食らいました。どういう方法かというと、シンクにお湯を張り、その中に皿をつっこみます。
そして洗剤を入れ、柄のついたたわしのようなもので皿を1枚1枚適当にゴシゴシこすります。そして皿を取りだし布巾で泡を拭き取り、これで完了です。
つまり、すすぎはせずに泡だらけの食器を拭くのみです。この柄のついたたわしが靴洗い用のブラシとそっくりで、これがまた不衛生感をそそります。
　色々な本を通じて噂では知っていましたが、実際見てみると驚きです。旅行中に、色々な人の食器の洗い方を見ましたが、この方法以外で洗っている人は見たことがありません。
　つまり、日本人のようにスポンジで几帳面に洗う人は皆無ということで、食器洗い用のスポンジなるものはあまり売られていません。あっても、妙に薄かったり柔らかかったりでかなり苦労しました。そして時には洗車用のスポンジを使ってみたり色々試したものです。

映画館のなぜ？
映画がなぜか非常に寒いのである。冬でも冷房が効いているかのように寒い。
だから、友達と映画を見に行こうと約束すると、みんな必ず上着を持ってくるのである。そうしないと、寒くて映画が最後まで見れない。
夏でも映画館は寒いので、映画を見に行く時は、必ず夏なのに上着を持っていくべきだ。

算数の不思議？
これは知っている人は知っているでしょう。KIWIは算数がまったく出来ない。足し算引き算ですら怪しい。
もちろん大学を出てDegreeを持っているいるような人は問題ないが、レジの人ですら信用してはならない。さらに銀行員も信用してはいけない。
しかし、お釣りが多く来る時もある。9割以上店がレジを導入しているので、計算ミスは滅多にないけどね。計算はきちんとしましょう！
KIWIは別にぼったくって儲けようという人など滅多にいないのである。本当に計算が出来ないだけである。
一部の中国系の店にはあるようだが・・・

制限速度
道路網は極めてよく整備されており、どんなに田舎に行こうがまっすぐに延びた道路が走っています。しかし、整備水準は低いので、走るとかなりうねりを感じます。
制限速度が100km/hということを考えると、日本的感覚では危ないと言えます。この制限速度100km/hと言うのは、人がいないところならどんなに道が細かろうが、カーブであろうが変わりません。
ある意味では、制限速度は出せるだけ、とも言えます。ただし、危なそうなカーブの前には、安全速度が書かれています。こ
の速度は、根拠ある数字で、これを超えると本当に危ないことが多いです。特に山道のカーブなどでは、ガードレールがほとんど装備されていないので、
制限速度云々よりも自分が本当に安全だと思う速度で走ることが大切です。

運転が下手？
バスに乗ってみればよくわかります。急ブレーキ・急ハンドルは当たり前。しかも、ぎりぎりになるまでブレーキを踏みません。
語学学校に行くのにバスを利用していたけど、慣れるまでかなり苦労しました。
NZの自動車免許の実技試験では駐車に関する実技がまったくありません。だから駐車技術は非常に下手である。
狭いところを運転なれている日本人からしてみたら信じられないほど駐車においてNZの人の車の駐車技術は下手である。
モタモタ、トロトロ、あら斜め？、そんなのあり？みたいな駐車は当たり前。駐車するのにバックから入れば出るとき楽なのにといつも思っていた。
街でよく見かける縦列駐車なんか一度駐車したら、後から来た車が前後ぴったりに付けるので出られないこともしばしば。
でも、日本人がNZでNZの免許を取るには筆記と実技の両方が必要です。

寿司なの？
NZには「すし屋」が非常に多いです。街ではよくSushi Barの看板を見かけます。非常に人気があり大きな町なら必ずすし屋が数件あります。
でも日本のすし屋とは違って、持ち帰り系を中心にしている店が多く、そうでないところは高いところです。
しかし、働いている人や経営者は9割以上が決まって韓国人です。なぜ？だから出てくる寿司も日本のそれとは明らかに違う。
また、ワーホリの人も多く働いているが、経営者や店員の多くが韓国人というのもなぜなのか？
さらにNZの人はその韓国風？寿司を日本の寿司と思いこんでいるようです。しかも、決まってアボガドが入っている。なぜ？
日本人の経営している居酒屋にごくまれにいけてる寿司屋がある。しかし、本当にごくまれです。僕の知る限り2･3軒かな。

閉店しないで！
NZの最大の町Aucklandでも、毎日夕方5時にはほとんどの店が閉まり、町は寂しくなり始める。夕方の5時となるとマクドナルドか24時間のコンビニなどくらいしか開いていない。
さらに土、日、祭日はそのAucklandの町の一番栄えているQueenSTでも6割以上の店が閉まっており町は閑散として、ワーホリの人が何かを探すように歩いているのが目立ちます。
現地人は祭日などに町に出るという習慣がありません。ビーチハウスに行ったり、家族とのんびり過ごすのが普通なのです。
だから休みには町を歩くのを楽しみにしている日本人にとっては観光客相手のお土産や程度しか開いていないAucklandの町は退屈らしい。
Aucklandでこれなのです。他の町はもうなにもありません。これがNZという国です。
だからこの退屈さに絶えられなくなたワーホリの人は現代的なオーストラリアに流れていくのですね。