では、このサイトを学校教育とIT教育についてみなさんとともに考える場としたいと思っています。そして、ちょっと気恥ずかしいのですが、私 TAROSAN 個人と家族の趣味をみなさんにご紹介する場にもしていきたいと思います。

 私 TAROSAN は、小学校の教員です。勤務校では、現在、視聴覚・情報教育担当という校務を任されております。ということで、自然とコンピュータとの関わりが深くなり、授業の中でどのようにコンピュータをはじめ、IT機器をどのように取り入れるか、どのようにすれば子ども達が楽しく、かつ効果的に情報活用能力を身につけることができるか考えるようになりました。
 今や高校では「情報科」が設けられ、中学校には1人に1台、小学校でも2人に1台のパソコンが行きわたるようになってきました。
 しかし、私をはじめ、教職員のほうはどうでしょう。これまでは、「コンピュータを授業に使うなんて、そんなことできないわ・・・。」と微笑んで、のんきに言っていられましたが、今や、どの学校へ赴任してもコンピュータ室のほか、どの教室にもコンピュータがあり、そして、子ども達がいるのです。
 という私も、つい数年前まではそうでしたし、現在も先輩方や先進校の取り組みを追試したり、試行錯誤の毎日です。まだまだ未熟なことばかりで、オリジナルなのものはありません。ITCEなどの資格もありません。当サイトをご覧になった方は、「なんだぁ、こんなことしかやっていないのか。」と嘲笑されるかも知れません。ですが、敢えて、このサイトを立ち上げることで、誰でもが、コンピュータをもっともっと日常の道具として、効果的に授業に取り入れ、そのよさを生かしていこうと考えたのです。
 コンピュータは日常の道具になりつつあります。インターネットに接続し、自由にネットサーフィンをし、パソコンや携帯電話のメール機能で連絡を取り合っています。ゲームもオンラインゲームが中心となりました。デジタルカメラは、ものすごい勢いで各家庭に普及しています。

 平成14年度から「総合的な学習の時間」が全面実施となり、子ども達の活動の中では、もはや、コンピュータは、百科事典であり、また鉛筆やノートと同じ学習になくてはならない道具(ツール)になっています。最近は、表現活動や交流、学び合いの場ともなっています。
 教員の側から見ても、OHP(オーバーヘッドプロジェクター)や掛け図、提示教具と同じ、それ以上に便利な道具になります。工夫次第で、これまで不可能だとあきらめていたこともできる道具です。ゆくゆくは「こんな風にしたら、授業がもっと楽しくなるよ。子ども達の素敵な笑顔が見られるようになるよ。」と提案できるようになればと思っています。
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 さて、「TAROSAN」という名前の由来ですが、私が教職について間もない頃、担任をしていた子どもが、私のことを先生と言わずに「たろさ」と呼んでくれていました。それがとても気に入ったので,
メールアドレスにつけたのがきっかけです。
 教職15年以上を経た現在も、「初心忘るべからず」。あの頃の自分を忘れず、研鑽していきたいと考えています。
Tarosan's Story