Hornetを飛ばそう

01/06/21


本日2001/06/21のHornet
ホイールストッパーを加工してアンチローテーションアームを作りました。
これは真鍮シャフトとセットで効果を発揮しそうです。

Schweizer 300のキャノピーをセットいたしました。また、テールフィンはカッターナイフで簡単に切れ、軽くて瞬間接着剤と相性が良い「クギが打てる」軽量の軟質発泡エンビ(1mm厚)を加工して取り付けました。
EP CONCEPTのSchweizer 300と並んで比べるとかなり小さいですがフライト時間は同等です。


本日2001/03/24の写真
やっと屋外のフライトに慣れましたが、固定ピッチは難しい♪
モーターはユニオンモデルの6V用に変更し、パワフルになりました。ピニオンとコントローラは純正のままでOKでした♪
MO‐07「NEWターボモーター(リード線、コンデンサー付き)」と言うものです。でも1200円は高い!
鶴田さん、スミマセン。


CircrossさんよりHornetを購入してもう一ヶ月になります。私なりに色々と細部にわたって調整して現在に至りました。
【仕様】
私は機体キットではなく、MS Hornet Full kit購入いたしました。
飛行重量:880mAhのNi-MHパックを搭載して305g
モーター:GraupnerSPEED300→ユニオンMO‐07(2001/03/24)
受信機:MS Receiver 40MHz(JETI -REX4)
コントローラ:MS Speed Controller 5A/BEC
サーボ:GraupnerC141 x 3
ジャイロ:MS Mofified CSM-180 Gyro

調整のポイント
@リンケージ
ボールリンクの渋さは、特にこのクラスのヘリには致命的ですので、全てのリンクが自由に軽く動くよう、調整しました。
これは4mmの樹脂製ボールなので、ボール側ではなくボールリンクの内側を研磨し、すり合わせ調整をいたしました。
Aバランス取り
メインロータのバランスを取ります。ブレードの軽い方にデカール等を貼り、メインローターのバランスをとりました。私は、10x70mm程度のデカールを貼って調整いたしました。
Bギャップ調整
各部がスムーズに動くか、確認をします。モーターピニオンの噛み合わせ、テールドライブシャフトとの噛み合わせ、テールギャボックスのベベルギャ、この3箇所の調整して、軽く回るようにします。異常音はその部分でかなりパワーロスしていると考えて間違いないです。
C重心調整
Ni-MHセルを移動させ、メインマスト位置あたりに重心が来るよう、バッテリーを固定いたします。
Dモーター慣らし
このHornetにはS300が載っています、このクラスのモーターは特に慣らしをするかしないかで、極端な場合は浮くか浮かないかというところの分かれ目になりますので、慣らしは重要です。
私はNiCD1.2Vでじっくりと慣らしています。フライト後のメンテナンスも効果的です。
私は、コントローラとモーターの接続にはコネクタを使用し、フライトのあとでモーターを少しずらせて空回し状態で慣らし調整が出来るようにしております。
E舵角の確保
私は最大舵角まで使えるよう設定しております。特に屋外で飛ばす場合には、いざと言う時に大舵が使えて墜落リスクを少なく出来ます。また、細かい舵が?打てるよう?、サーボは全て瞬間接着剤とコンベックスで固定いたしました。
Fミキシング
私はこのヘリにはミキシングは設定しておりません、普通の4CHのFM送信機で大丈夫です。
Gジャイロ
純正の圧電ジャイロを使っています。感度はハンチングが出ない最小感度の位置に設定しております。
H改造点
【ピニオンギャ】
テール駆動とモーターピニオンは共通で10Tが使われておりますが、テール駆動のピニオンギャは欠けやすく、私のもクラッシュで欠けてしまいました。代用品としてABCホビーから出でいる1/24カー用の10Tが使えるという事を販売元の鶴田氏から聞き、交換して使っています。純正のものと比較してピニオンギャに粘りがあり、以降全く欠けなくなりました。
【テールブレード】
私は主として屋外で飛ばすのが目的だったので、外乱によるテールコントロールが多めに必要だった為、テールブレードをS400用のグライダー用折りペラブレードを加工してギャボックスを左右反対にした取り付けてました。右ラダーが効きやすくなり効果的です。
【メインシャフトの固定】
鶴田氏に教えていただき、シャフト固定はストッパーを瞬間接着剤で固定せず、サーボ固定用のゴムブッシュで固定し、ハードランディングによってシャフトが下がり、テール駆動ギャが破損するのを防止しております。これは効果的です。
【スタビブレード】
ヘリの安定性向上と運動性の向上の為、才川氏のご協力によりアイソニックのスタビブレードに変更いたしました。これは良い♪
Iフライトのコツ
Hornetを飛ばす上でのコツですが、固定ビッチであるために通常のピッチコンヘリのように素直に浮上はしてくれません。
メインローターの回転を浮上直前まで上げて、その後右エルロンを少し当て気味に一気にスロットルを上げて40〜50cm浮かせると、あとはなんとかなりますが早め早めの当て舵が効果的です。
舵は若干遅れ気味に効いてきますので、オーバーコントロールにならないよう、注意が必要です。

J今後の改造
未定


本日のフライト(2001/02/25(Sun))
今日は雨降ったり、曇ったり、晴れたりの天気でグライダーは大サーマル状態でした。ただ、風が常時3〜5m/s、ピークではそれ以上あり、Hornetにはなかり辛い条件でした。今日は手持ちのNi-MH、580mAhセルを使い2フライトさせましたが、この強風でもなんとかフライト出来て、舵の効きもなかなかのものです。
まず、驚いたのは浮きの良さ、風の効果もありますが、一旦上がると悲しいかな「固定ピッチ」・・・なかなか降りてきません。
舵の効きにも慣れ、そのあたりを飛ばしましたが、多分この5m/sあたりがHornetの限界のようです。でも本日のフライトで、このHornetは少々の条件でも屋外フライトに問題ない事がよくわかりました。
ただ、屋外のフライトは注意が必要です。ハードランディングした時には、メインロータとかテールロータの回転が草とか土で一瞬に停まり、他の部分へのダメージが大きく、注意が必要です。
【驚きその1】
壊れない・・・・少々のハードランディングでも破損箇所はなく、ヒューズとなっているテールギャの噛み合わせ調整として、メインシャフトの上下確認をして、あとはスタビパーの捻じれを確認して即次のフライトOKです。墜落に近いのを一回、最後に経験しましたが、破損はほとんどなく、脚を構成しているカーボンロッドの接着剤外れだけでした。
【驚きその2】
よく飛ぶ・・・・Ni-MH、580mAhセルでも5分は余裕で飛んでおり、周りにいた友人も驚きの一言、「長いなぁ・・・よく飛ぶなぁ」