B4T−400

99/05/01
電動トーイング


以前に買っていたことをほとんど意識していなかったのですが電動機によるトーイングを行うためと押入から出して来て早速トーイング競技のミニクラスに使う機体ということで作り始めました。
サーマル工房製のNIPPI B4T−400です。サイズは10分の1で1.5mですが、なかなかスケール感があり、また製作も短期間に出来そうという事で製作開始です。
今回は今の所電動化せず、ピュアで飛ばそうと思っています、今のところ・・・・・・。
テクニカルデータ
全   長:800mm
全   幅:1530mm
主翼面積:22du
主翼翼型:S3021mod
全備重量:760g〜880g
メカ積みした現時点で560gです。あと重心が5mm後ろなので調整で約10g程度増加します。
使用メカ
送信機:FutabaFF8とFC28
受信機:R116F(72MHz)
サーボ:GWSNaro×5(^^;)
車輪の取り付けです。
実機のB4TはNIPPIにてピラタスB4をベースに複座に改造されており、複座のため肩翼ではなく中翼となり、引込脚が固定脚に改造されてるところがみそです。
まず、ABS整形された車輪・脚カバー一体のパーツを切り出し接着するのですが、せっかくですので車輪は回転するようにと改造しました。(この部分はサーマル工房さん出荷時点でFRP一体整形で出して欲しかった・・・・・・・・・・。)
1mmのベニアから前後の脚フレームを切出しBOXを作り車輪を入れピアノ線の車軸で取り付け、胴体下面をカットして前後に埋めこみサイレックスで接着して完了です。
脚カバーの取り付け
車輪がセンターにくるよう位置決めして瞬間接着剤で止めて完了です。
でもこのABSカバーと胴体の段差は気になりますし、安達氏の御指摘もありパテ埋めして塗装としました。
仮組み
脚カバーのパテ埋めと胴体全体のピンホール埋めが終わりサフェーサー吹いて仮組みしました。
このB4Tの特徴としては胴体上面後部からノーズにかけてのラインが「ウ〜ン・・・」良いです。
このB4Tは、他のグライダーが上空に上がると何の機体かわからないのとは違い主翼形状と飛行姿勢でB4とわかります。
キャノピーの取り付け
一番手間がかかり、また時間のかかるところです。
人形を塗装するのが大変でどうしようかと迷っています。
7色ほど塗料が必要です。どうしよう・・・・・・。
トーイングフックの取り付け
トーイング仕様とするためトーイングフックを取り付けます。
フック本体部分は5×12×15mmベニアブロックにピアノ線ガイド用の3mm横穴と曳航ワイヤー下から通る5mm程度の縦穴をあけ3mmリンケージパイプを接着し胴体にサイレックスで固定しました。
サーボはGWSのトルク1.4Kg/cmしかなかったのでそれを使用いたしました。
このサイズ(機体重量1Kg以下)ならテストしますとOKと思います。
フック用サーボの固定
リンケージはスムーズに動くようバルサブロックを胴体に固定してそのままサーボを差込んでホットボンドで点どめして完了です。
将来の?電動化?を考え全て底にフラットで搭載いたしました。
フック用サーボのCHは電動化した場合、モータオンと兼ねるため5CH(ギァチャンネル)を使用しました。
車輪の取り付け部
下からホイールユニットが出ていますが、もうこのままにします。
電動化した場合はここにニッカドを搭載いたします。
塗装後の胴体
手抜き20分で塗装した胴体です。
機体サイズを思わせないボリュームです。B4Tはこの角度が一番良いと思っています。(複座機は全て)
前輪の前に開いている穴がトーイングフック用の穴です。
機体全貌 その1
実機らしく撮りたいという事で本日(4/25)滑空場へ行き、腹ばいになっての撮影です。
全く10分の1とは思えないボリュームとスケール感です。
機体はまだ真っ白、人形も真っ白・・・・・・・・、この後の作業が嫌です。
機体全貌 その2
せっかくの機体です、スケールファン考えると許せないことですが、1機しかないNIPPIの実機カラーリングではなくシンプルなオリジナルデザインにしたいと思っています。(本当はカラーリングが嫌いなだけです)
ここまでの作業ですが、車輪周りに3時間、主翼サンディング完了迄で3時間、胴体下地処理から塗装までで3時間(乾燥時間は除く)、フィルム貼り4時間、トーイングフックリンケージ1時間、あとはエルロン・エレベータ・ラダーのリンケージとカラーリングを残すのみです。
まじめに作業して金曜の夜から土曜、日曜で完成するくらいです。