真空引き用バキュームポンプの製作 |
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できましたら画面はフルサイズでご覧になってください。
主翼・尾翼などを、グラス・カーボン貼りして真空引きする時のバキュームポンプを自作しよう!(はっきり言ってあまり使わない)
廃物利用なんです。(UPするのも恥ずかしかった・・・・・・・。)
材料は全て電気店とホームセンターで揃えます
多分、1,000円以内で自作できると思います
1 必要な材料 @ 小型冷蔵庫のコンプレッサー一式 (オゾン層を破壊しないように・・・・) (コンプレッサーとモータ用コンデンサーはセットです) A 金魚等の水槽へエアーを送るのに使用するホース (肉厚のあるものを3mくらいと薄いものを5mくらい) B 金魚等の水槽へのエアーを切りかえるバルブ(三叉) C 鉄ブタのついたビン D 真ちゅうか銅のパイプ少々(径4〜5mmくらい) (私はコンプレッサーに付いていた銅パイプをCUTして使用) E コンセントプラグとコード (冷蔵庫についているものを切り取りました) F 必要に応じて電源SW 2 製作に必要なもの @ 半田ゴテ+ハンダ A カッターナイフ B ビンのフタに穴をあけるドリル C 電気屋さんとただで交渉する勇気とずうずうしさ D 自宅に廃品を持って帰る勇気 D 気力 E ? |
@バキュームポンプの全体(前?から) 電気店からいただいてきた150Lクラスの冷蔵庫のコンプレッサーを流用しました。 コンプレッサーの中にはオイルが入っているので運搬時の取り扱いは要注意です。 右のピンク色した真空引きでつぶれないようにチューブは肉厚のあるものを使用し、先端に直径5mmのアルミパイプを装着。 左の黒くて長いチューブはブローバイの排気ホースで使用中は屋外に出します。 においが臭いので念の為。 ホース類は全て金魚用水槽のホースです。 |
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Aバキュームポンプの全体(上から) 右上のグレイのタンクはモータ位相用のコンデンサーです。 冷蔵庫からとりはずす時はセットで・・・。 まず、左から出ている黒いパイプが排気用右のピンクが吸入側です。 T字の部分が真空度の調整用バルブです。 Bの写真が拡大です。 2つのバルブを開け閉めして調整します。 オイルが戻る左側のバルブは前閉しない。 (モータが焼きつくのが心配でしたが、実際には大丈夫でした) |
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B真空度の調整バルブ オイルとブローバイガスの一部は左側の透明パイプから入り、上の黒いパイプに戻る。 真空引きされた空気は右のピンク色のパイプから入り黒いパイプに戻ります。 黒いパイプきコンプレッサーの吸引側に接続されています。 つまり左右のバルブを微妙に調整して真空度を調整します。 左のバルブは閉めても前閉しないように。 このバルブはホームセンターで売っている金魚用水槽のエアーバルブです。 |
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Cブローバイガス(オイル)の分離器 コンプレッサーの出口からは常時オイルの混じったエアーが出ています。 そのまま循環させてコンプレッサーに戻しても良いのですが、エアーが臭いのとオイルを戻してやる必要があるため、分離器を作りました。 材料は色からわかるように鉄のフタが付いた薬ビンです。(フタにパイプを半田付けするた) サイズ直径3〜5cmくらい |
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Dオイルの分離器の中身 3本の真ちゅうパイプが半田付けされています 左の2本はふたにツラで半田付けされており、コンプレッサーからの出力とエアーバルブ経由でコンプレッサーへの戻りです。 右の長い1本は排気用です。 オイルが溜まっても排出されないようになっています。 |
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Eポンプのテスト前 ポリカ製植物の活力剤の入れ物でテストしました。 ピンクのホースをつないでSWオン! 本当は中身が入っていたのですが、全て鉢の中へ・・・・・。一気に入れても結果は同じ? |
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Fポンプのテスト5秒後 約5秒でこの通り!まだまだ引いています。 吸引量は少ないですが、かなり強力です。 |
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Gポンプの威力 口で吸っても絶対このようにはなりません。 冷蔵庫用コンプレッサーは以前に連続運転をテストしましたが6時間はOKでした。 かなりコンプレッサー自体は熱くなりますが、その当時の我が家の冷蔵庫のコンプレッサーの方が熱かったのを覚えています。 念の為、作動中は近くに置いてやって下さい。 |
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Hオイルの循環状態 動作中の分離器からのオイルの戻り状況です私は専門家ではないのでよく解りませんが、多分スピンドル油かなにかです。(サラサラ) |