虹の如くの巻(その16 診断) 
帰路に就く大佐一行。
その後日談が今明かされる・・・

 選会も終わり、ラーメン一箱と、生姜焼きのたれ一箱を抱えた我々・・・・
取り敢えず、車に荷物を積み、帰りの支度をする。

メンバー共々、帰路につく事にする。
来た道を、そのまま帰るだけだ。
その頃には、足の痛みもだいぶ和らいできていた。
これなら、何とか運転できるだろう。

ちゃぼ隊員は、レースにも出場したせいもあり、かなりのお疲れモードのようだ。
私はといえば・・・・そうでもない。
まぁ、当然であろうが・・・

朝霧の中を走ってきた山道を下っていく。
BGMには、再び、MR.BIGが流れている。
軽快なビートと共に、車も快適に進んでいく。

大佐「なぁ、ちゃぼよ・・・」
ちゃぼ「なんですかぁ〜?」
大佐「喉が渇いたぁ〜」

妙な会話の元、途中のスーパーの駐車場に止まる。
どうやら、今日はお休みのようだ。
人気の少ない駐車場でジュースを買う。
何となく、すがすがしい気分になってきた。

特に何の変化もなく、家路につくが、
変わった事といえば、BGMが「アニメタル」に変わり、二人熱唱した事くらいだろう。

♪聞こえるかぁ〜 聞こえるだろうぉ〜 遥かなぁ〜♪♪

どこかで見た光景だ!
前回も、アニメタルを聞きながら帰ってきたような・・・・
今回は、ちゃぼ嫁もいたのに、そんな事はお構いなし。

そして、当たった景品を分けるわけだが・・・・
大佐「取り敢えず、半分づつ分けて、後は各自で処分しよう。」
ちゃぼ「そうですね。仕方ないですよねぇ」

大佐ちゃぼ「はぁ〜」(-.-)

ラーメンは使える。置いておいても問題はないだろう。
しかし、生姜焼きのたれを6本も貰っても、どうしろと言うのだ!!

ここから、後日談になるわけだが、
当たった景品は、妹夫婦やいろんな所にお配りした。
ふっ さばくのなんて、簡単なものさっ(苦)

が、話はここで終わらない。

翌日、朝起きてから、非常に足が痛い。
堪り兼ねて、病院に行ったのだが・・・・・

先生「おぉ〜 腫れてるねぇ〜 どれどれ・・・・」

何と、右足に比べ、1.5cm〜2cm程度でかい!!

先生「ん〜 肉離れ!そして、筋膜の剥離!! 
                  捻挫!!だな。安静にしてなさい。」

どひゃ〜である。全治3週間のお達し。
しかも、治療は湿布しかないようだ。
それと、痛み止めの薬。
ここまで言われるとは、正直思ってもなかった。


あぁ〜 俺の足が〜

大佐の苦悩の一日は、こうして幕を閉じるのである
御香セットに入っていた、「定吉」
彼だけが笑い続けるのであった・・・・