MTBのレースだ!の巻(その1 出発) 

2000.05.31

先日、5/27,28と、’00 リッジランナーカップ in 小田深山が開催された。
そのレースに出場したのだが・・・・

話は、金曜日(5/26)に遡る。

      が、キャンプチームの隊長がこんな事を言い出した。
     「あ〜 風邪引いた〜 背中が痛い〜」 
     年老いたおっさんの言い訳だと思っていたのに、どうやら本当に風邪を引いているようだ。
     挙句の果てに、こう言うのだ!!
     「明日のレース、棄権します。」
     何を寝ぼけた事を!!だっ。 しかし、本当に風邪を引いているのでは仕方ない。
     キャンプチームの隊員である「チャボ隊員」との共同説得にも効果はなかった。
     まぁ、明日の天気予報は雨。風邪をこじらせてもいけない。
     我々、キャンプチームは、泣く泣く隊長の参加を諦める事となった。
     しかも、今回に限り、仕事の都合とか、急用などで、更に3名が来れなくなってしまったのだ。
     これは、どうした事か。
     不吉な予感・・・

     一夜明け、土曜日。
     実にいい天気だ。最近の天気予報は外れる事が多い。
     梅雨入りだってそうだ。昔は梅雨入り予想だったのに、今は、梅雨入り報告だ。
     そんな簡単に明日の天気が当たるはずもない。
     やはり、私達の普段からの行いの結果だろう!!
     10:30 我が愛車に荷物を積みこみ、早速、チャボ隊員にTELをする。
     大佐 「あ〜 チャボ隊員、応答せよ。こちら、大佐。これよりそちらに急行する。」
     チャボ「あ〜 こちら、チャボ。家の前で待ってます。」
     それから、数分後、私は隊員の家に行き、荷物を積み込んだ。

     一応、天気予報の言う事も考慮し、最悪は車で寝てもいい様に、荷物は極力減らす事にした。
     しかし、キャンプである、キャンプチームがキャンプをしないで、キャンプチームと言えようか。
     荷物は減らしつつも、ちゃんと、テントや、タープ類。
     料理が出きる準備をし、出発する事になったのだ。
     大佐「よし、まずは我らがベースキャンプ地 SHOPまで行こう!!」

     SHOPに着くと、チャンピオンクラスに出場する3人が来ていた。
     実に大会のTOPクラスの人々である。
     一人は、過去幾度となく、チャンピオンの座に着き、年は40歳を過ぎたと言うのに、
     まったくの衰えを見せない、スーパーマン。
     そして、今やそのスーパーマンさえも凌ぐ早さを身につけた。若き獅子。
     実に、我がTEAM WINNERが誇るTOP集団だ。
     彼等は、当日(日曜日)の朝、ここを出発するらしい。
     私達は、キャンプチームだ。キャンプの為にも、ここは、今日出発しよう!!
     まぁ、ただ朝が弱いと言う話もあるが・・・・

     だって、朝の四時に出発なんて、3時に起きなくちゃいけないもん。
     それは、無理っす・・・・・

     よし、まずは、「ヴァーム」を買っていこう!!
        ここで、知らない人にも、わかるように説明しておこう。
        「ヴァーム」これは、決して怪しい薬でも、おかなしなドーピング剤でもなく、健康補助食品なのだ。
        今となっては、スーパーでも売られるようになってきており、知っている人もいるだろう。
        CMでも、マラソン選手だった、有森選手が使っていたらしい。
        180mlくらいの飲み物なのだが、効果はてきめん。
        運動の20分くらい前に飲むのだが、味はグレープフルーツ味。値段は250円
        好みもあるが、私は平気で飲める。(たまに、飲めない人もいるようだが・・・)
        気になる効果は、肝臓に蓄えられている「グリコーゲン」の消費を抑え、脂肪を燃やしやすくする効果がある。
        
        例えば、脂肪は30分運動すれば、燃え始めるのに対し、20分程度から燃え始める。
        ダイエット効果は抜群。脂肪が燃えるから、お腹が減りにくいと言う代物だ。
        運動しないと、効果はないが・・・・

     大佐「さて、準備も出来たし、出発しますか〜」

     じゃぁ、まずは買出しだ!!

     チャボ「今晩は、何を作るんですか?シェフ。」
     大佐 「そうだな〜 天気も現地に行かなくてはわからないだろうから、取りあえず、ダイエーに行こう!!」
     チャボ「了解しました。では、ダイエーに行きましょう!!」

     大佐「行きましょうって、俺の車だろ〜 まぁ、いいか〜」
     そう、心で呟きながら、私達の旅は始まる事となったのであった・・・・・
                                                           続く。