小田深山リッジランナーキャンプの巻(その10 最後の聖戦) 


会式が終わり、待ちに待った「お楽しみ抽選会
今思えば、数々の戦利品をGETしてきた。

しかし、生姜焼きのたれ 1箱とか、海草サラダ 1箱とか。
処理に困るものは、極力避けたい。
その力を、特賞に一点集中したい。


司会進行役が替わると、いよいよ抽選会が始まった。

いつもと同じく、初めの方は、どうでもいいようなモノばかり。
ヘンテコな貯金箱なんて、いらないったらいらない。
焼き鳥のたれとかも、いらないったらいらないのだ。

司会「さぁー 次は、カール うすしお 1箱ですよー」

大佐「あぁー なんかさぁー やばい予感してきた。」
ちゃぼ「まだですよ。大佐。まだ、当てちゃダメです。」

しかし、嫌な予感の時ほど、当たる確立は高い。

司会「○○○番 ぺりかん大佐!」

大佐「あぁ〜〜〜 やっぱり。。。。。」

カールはおいしい。俺的にも大好き。
でも、1箱もはいらない。歯にくっつくし。

今思えば、これが、当選の始まりだった。。。

次々に当たっていく、どうでもいいもの。
いや、当たらないよりは、当たってくれた方がいい。
それには、間違いはない。
でも、当たって欲しいものは、テントであったり、キャンプ道具であったり、
MTBであったり、そんな感じなのだ。



司会「次はぁ〜 フライドチキンの素 1箱です。」
大佐「それもいらないです。」
ちゃぼ「僕もいらないです。」

司会「○○○番 えー ちゃぼさん。」
司会「どんどんいきますよー ○○○番 ぺりかん大佐!」

大佐・ちゃぼ「あぁ〜〜〜〜〜〜


フライドチキンの素1箱で、一体、何本のフライドチキンが作れると思うのだ。
1瓶でおよそ18本とすると、24本入りだから、432本。

216羽のニワトリが必要になるって事である。コケッ

それが2箱・・・・・

そのあと、ようやく当たったのが、小さなアウトドア用の椅子。

唯一の救いは、それだけである。。。。


こうして、カールや、フライドチキンの箱を小脇に抱え、抽選会は終了した。

抽選会の終了と同時に、小田深山の山にも、少しづつ静寂が戻ろうとしているのであった・・・