クモの秘め事・・・  の巻

世の中、不思議なことばかり。
まだまだ、わかってないことばかり。

  

 然ですが、クモって知ってます?
空の上に、”ぷかぷか”浮いてる奴じゃなくて、脚が8本あって糸をびゅーーって吐くクモの方です。

よく、クモの子が、風に乗って移動したりしますよね。
クモの糸が、ほわほわと空中をさ迷ってたり・・・・
あれって、結構、嫌なものじゃないですか。
いきなり顔に引っかかったり、髪の毛に引っかかったりね。

他にも、隅っこの方に、クモの巣を作ったりね。
学校の便所の裏には、常に女郎蜘蛛がいました。

でっかくて、毒々しい色合でね。
大昔、私が中学の頃には、財布に刺繍までされて・・・

今では、あんまり見かけなくなりましたけどね。


でも、クモを見てると、1つだけ大きな疑問を抱くわけです。


クモって、クモの巣を張って、そこにかかった虫を食料として、生活を送ってるわけですよ。

蝶とか、小さな虫とかね。バタバタバタって引っかかって、
そのモガク振動で、「ふっ かかりやがった♪」って言いながら
ノソノソと食料に近づくわけですよ。

目はいっぱいついてるのに、座頭市気分なわけですよ。
(たぶんだけど・・・)

常に、網を張って、ずっとずっと食料が来るのを待つジミィ〜な奴
もっと機敏に働けよ!と言いたくなるような感じ。

で、疑問なんだけどね。


クモってクモの巣にずっと張りついてるのに、いつするの?


いつもいつもクモの巣にいるのに、子孫は繁栄してるじゃないですか。
って事は、どこかで出会って、どこかで※※※なわけですよ。

ずっと離れず、その場で待ちつづけてるのに、なんで??って思いませんか。

私が思うに、実はどこかで仲人がいるんですよ。
もう、年も取って、する事がないかのように、人と人をくっつけたがるおばさまが
いるように、クモの世界にもいるわけですよ。

お見合い写真を片手に、隣角のクモ雄さんと所と、クモ子さんの所を、行ったり来たりしながらね。

「この子は良い子よぉ〜〜〜 料理も出来るしね。頭もいいの!!」
とか言いながら、説得してるわけですよ。

でも、クモの世界って、メスグモは、用が終わると、オスグモを食べちゃうわけですよ。

オスグモの、クモ雄さんは、結婚なんてしたくもないのに、勧められるわけです。
そんなもん結婚したら、食べられちゃうんだもん。
1度の※※※で、ホントに昇天ですよ。

でもその誘惑に負けて、若い年頃のオスグモたちは、Hするんでしょうな。

そうやって、クモは繁栄していくのです。
そして、今年もまた、クモの子が飛ぶ季節がやってくる。
空を舞いながら・・・ いつかホントに昇天する日まで。