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長時間パソコンのマウスを使う人、家事で腕をよく使う主婦、ゴルフやテニスなどのスポーツをしている人、物を掴んで移動する仕事に従事する人などに起こる肘の外側の痛みです。
肘の外側には、手首を伸ばしたり、指を伸ばす筋肉が付いています。この筋肉の使い過ぎで、上腕骨外側上顆に負担が掛かり、炎症を起こして痛みが出ます。テニス肘とも呼びます。
ゴルフのクラブやテニスのラケットを振る、長時間パソコンを操作する、タオルを絞る、物を掴む等の動作で、手関節や指を伸ばす筋肉の緊張が強くなり、肘の外側から腕の外側に痛みがでます。上腕骨外側上顆を押すと痛みます。  

      

離断性骨軟骨炎

小学生高学年に多いです。上腕骨小頭という部分の骨が軟骨と共にはがれてしまい、中等度以上の離断性骨軟骨炎では関節面が障害されるため、関節可動域の減少などの後遺障害を残すことが多い。まだ骨が幼弱なうちに過度の負荷がかかってしまうことが主要因とされる。

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